20142.9(SUN) TOPICS
2月15日(土)東京・後楽園ホール『TNA世界ヘビー級選手権 挑戦者決定トーナメント』出場4選手記者会見~田中 稔選手、KAI選手~
2月7日(金)に(株)GENスポーツエンターテインメント(東京都港区)にて、【WRESTLE-1 TOUR 2014 WEST SIDE STORY】“開幕戦”2月15日(土)東京・後楽園ホール大会で行う『TNA世界ヘビー級選手権 挑戦者決定トーナメント』出場4選手(船木誠勝選手、中之上靖文選手、田中 稔選手、KAI選手)による記者会見を行いました。
本会見での田中 稔選手並びにKAI選手のコメント及び質疑応答は以下の通りです。
★KAI選手
先ずはこのトーナメントに自分が出場する経緯について、自分は納得していないんですけど、【TNA】の世界ヘビーのベルトに挑戦したかったので、結果的にトーナメントへの出場権を得ることができたことには感謝しています。今年に入ってこれまでまだ勝ち星がありません。でも勝ち星が無いということを前向きに捉えて、失うものは何も無いし、怖いものは何も無いと思っているので。隣にいる田中選手にもシングルで2度負けていますが、次は「3度目の正直」という言葉があるように、「3度目の正直」で田中選手に勝って、決勝は中之上か船木選手、どちらが上がってきても俺は正面から闘って、倒して、勝って、【TNA】の世界ヘビー級への挑戦権を勝ち取りたいと思います。
★田中 稔選手
【TNA】に関しては8年前、【新日本プロレス】の後藤洋央紀と一緒に2人でオーランドの【TNA】に行きまして、その時は『X DIVISION』のベルトが欲しいという思いでずっとやっていました。そして今回こういう接点ができて、このトーナメントにも選ばれて、そして3月の両国でヘビーのベルトを獲れば、また8年ぶりにアメリカに行ける、【TNA】に行けるなという気持ちが強いですね。とにかく今回のトーナメントの4人の中で間違いなく【TNA】に対する想いと言うのは俺が一番強いと思います。トーナメントのメンバーの中で俺が一人だけジュニアですけど、それでも獲りにいきたいなと思っています。
◆質疑応答
--KAI選手は今年に入って結果がついてきていないという状況にありますが、その点についてご自身ではどう思っていますか?
KAI選手:ん~、何て言うんだろう・・・・・「負の連鎖」って言うんですか? 一回負けちゃうと・・・・・今その中に入っちゃってるかなと言うか。自分がその“負け”ばかりを意識してたので、結果的に意識が“負け”になってたのかなって。でももう、ある意味吹っ切れたので、これからは前向きに。今はもう負けることは意識していなくて、勝つことだけを意識しているので大丈夫だと思います。
--KAI選手から見ると「3度目の正直」になりますが、田中選手からすれば「2度あることは3度ある」ということになると思います。
田中 稔選手:そうですね。まぁ、一昨日から風邪をひいて、今ちょっと頭がボ~ッとしていて自分でも何を言ってるのか良く分かってないですけど(笑)。まぁ、今、絶不調と言えば絶不調なんですが(笑)、取り敢えず【WRESTLE-1】では珍しいじゃないですか。今回みたいに前もって対戦カードが発表されるのって。だから試合に向けての気持ちの持っていき方もこれまでと違うし、当日発表ではない分、闘いは既に始まっているので。今日も風邪をうつしにきましたから(笑)。皆さんも明日気を付けてください(笑)。闘いは既に始まっています。
--先ほど船木誠勝選手から「勝ち上がってくるのは田中選手ではないか」との発言がありましたが、それについてはいかがですか?
田中 稔選手:嬉しいですね。僕は【TNA】に対する思い入れもそうですけど、遡れば18歳の時に【藤原組】に入って、その時の試験官が船木さんで。それでその後に【藤原組】を一度辞めたんですけど、その時も「練習についてこれないんだったら辞めろ」っていう船木さんの一言で辞めることになって。ちょうどその日に『週プロ』さんの取材が来てたんですよね。僕が公園の隅でぶっ倒れてる時に船木さんが取材を受けてたんですけど。その後にその取材が掲載された『週プロ』さんを見た時に、船木さんの記事の中に「今日も一人新弟子が辞めちゃいました(笑)」っていうのがあって。それが間違いなく僕だって分かる訳ですよ。新弟子のことだから他の人は分からないかも知れないけど、僕には分かるんですよね。でもそれがあったから俺はもう一回プロレスラーになって、船木さんと試合をして、いつかこの人に勝って見返してやるんだっていう想いでプロレスをやってきた。だから俺が今プロレスラーとしているのも船木さんのあの一言が全てなので。【TNA】に行きたいという気持ちもそうだし、18歳の時にメラメラと燃やしていた「船木さんに勝つんだ」という想いも実現できるチャンスですよね。お互い決勝に上がれればですけど。でも嬉しいですよね。船木さんは俺にとって今プロレスをやっている上でスペシャル中のスペシャルな存在の方なので。そういう方がそう言ってくれているのであれば、決勝に上がって船木さんと闘って、そこで勝ったら・・・・・。爽快でしょうね。18歳の時の自分の気持ちを考えたら。
--KAI選手が今回のトーナメントに出場する経緯の中でも“マッチメーカー”の征矢(学)選手と一悶着ありましたが、そういう“マッチメーカー”の言動をKAI選手はどうご覧になっていますか?
KAI:無茶苦茶ですよね(苦笑)。でも僕はトーナメントに出場したかったので、結果的にそうなったことには感謝してますけど。まぁ、ああいう風に簡単に変えちゃったりとか・・・・・。元々僕は認めてないですからね。“マッチメーカー”とか。学が“マッチメーカー”って。【WRESTLE-1】が旗揚げして、もう5ヵ月が経とうとしていますけど、自分たちは【全日本プロレス】というところを辞めて【WRESTLE-1】というものを作り上げてきたので。そこに遅れてやって来て、急に「“マッチメーカー”だ」って上からものを言われても「そうですか」っていうのはおかしなことだと思うので。まぁ、あいつが今後どこで復帰するのかは分からないですけど、何だったらこのトーナメントが終わった後に何時でも良いので復帰戦の相手をしても良いかなって思ってますけどね。散々上から人にものを言ってきたのだから、じゃぁ試合でも言ってみろと言いたいですね。
--昨年の11月に真田聖也選手が【TNA】の世界ヘビー級王座に挑戦してそれを獲得できなかったのですが、今回このトーナメントに優勝して3月2日の両国大会でベルトを獲ることができればKAI選手の方が真田選手より“上”ということを明確に示すことができますよね。
KAI選手:そうですね。まぁ、でも、今【WRESTLE-1】にベルトというものが無い訳じゃないですか。だからこの【TNA】世界ヘビー級のベルトを獲れば【WRESTLE-1】の中の地位とかも明確になってくる訳だし。このベルトには“世界”という言葉が付いてますからね。世界にも名を馳せられると思うし。このトーナメントに優勝して、3月2日の両国でベルトを獲りたいですね。
◆『WRESTLE-1 TOUR 2014 WEST SIDE STORY』2月15日(土)東京・後楽園ホール
18時30分試合開始/17時30分開場
★TNA 世界ヘビー級選手権 挑戦者決定トーナメント1回戦/60分1本勝負
船木誠勝 VS 中之上靖文
★TNA 世界ヘビー級選手権 挑戦者決定トーナメント1回戦/60分1本勝負
KAI VS 田中 稔
★TNA 世界ヘビー級選手権 挑戦者決定トーナメント決勝戦/時間無制限1本勝負
[船木誠勝 VS 中之上靖文]戦の勝者
VS
[KAI VS 田中 稔]戦の勝者
★TNA 世界タッグ選手権 挑戦者決定戦/60分1本勝負
[カズ・ハヤシ&近藤修司]組
VS
[DESPERADO選抜選手2名]組
★TNA X DIVISION選手権 挑戦者決定戦/時間差バトルロイヤル
※出場選手、出場人数は未定
◆『WRESTLE-1 TOUR 2014 WEST SIDE STORY』
2月15日(土) 18:30 東京・後楽園ホール
【席種】
・特別リングサイド¥7,000
・リングサイド¥5,000
・指定席¥4,000
※当日のみ一般立見¥2,500、小中学生立見¥1,000を販売致します。
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・チケットぴあ(Pコード:594-330) TEL:0570-02-9999
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・イープラス http://eplus.jp/
・後楽園ホール5階事務所 TEL:03-5800-9999
・書泉グランデ TEL:03-3295-0011
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・チャンピオン TEL:03-3221-6237
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