20148.12(TUE) TOPICS
「すべてが全く真逆。人生で最後の船木さんとのシングルマッチになるんじゃないかな。」~TAJIRI選手会見
本日、TAJIRI選手がWRESTLE-1事務所で会見を開催。
8月5日から3連戦でアメリカ・TNAニューヨーク大会に参戦を果たし、久しぶりに海外で“世界のTAJIRI”を魅せつけたTAJIRI選手。
「すごい組織だった。」とTNA参戦の感想を語った。
そして、8月16日山形大会から始まるツアー「WRESTLE-1 TOUR 2014 FLASHING SUMMER」、新設されるWRESTLE-1チャンピオンシップ初代王者決定トーナメントに向けても意気込みを語った。
次期シリーズ、そしてトーナメント1回戦であたる船木誠勝選手に対して「すべてが全く真逆。人生で最後の船木さんとのシングルマッチになるんじゃないかな。」と語り、「今のお前には日本で果たさなければならない使命がある。今お前の近くにあるベルトは何としても獲得するのだ。」とアメリカで神からのお告げを受けたと言うTAJIRI選手がWRESTLE-1初代王者に向け動き出した。
TAJIRI選手
「TNAって僕は行ってみるまで全然どんな団体か本当正直知らなかったのんですけど、オファーをもらったことが過去3回あるんですけど、実は全部断っていたんです。なんでかって言うと、あのWWEを辞める時に向こう3年間TNAに上がらないでくれって○○に言われたんですね。それで一応約束を守っていまして、今回こういう機会がありまして初めて行ってみました。行ってみてたまげましたね。すごい組織だったんですよ、これが。こんな事を言っている時点で田舎者なんですけど。すごいに決まっているんですけどね。世界中が応援しているんだから。言ってみれば世界で2番目の団体なのはもう間違いないところで。そしてですね、向こうがすごいとか自分のアメリカでやった今更の感想だとかそんなのはどうでもよくて、それよりもたった2か月後です。PPV、TNAの。日本でやるって、これえらい事じゃないかって。もうそれを思って帰ってきました。」
Q.どういう部分で世界を実感しましたか?
TAJIRI選手
「バックステージ、会場の雰囲気がWWEとほとんど変わらないんですよ。使っている会場の規模は違うんですけど、そこにギュッと凝縮されているスタッフのしゃべらずとも伝わってくるこの人はプロレス的にレベルが高いなという雰囲気がWWEと変わらないんですよ。」
Q.リング上ではどうでしたか?
TAJIRI選手
「元WWEのトップだった人がこんなにいるんだってビックリしたんですよ。
トミー・ドリーマー、ダッドリーズ、ハーディボーイズ、ミスターーケネディ・・裏方にはアル・スノーなんかもいたりして、皆さんご存知ないかもしれないんですけど、WWEの裏の部分のあるポイントを牛耳っていたすごい人がTNAにいてびっくりしてしまって。
リングが六角形なんですよね。一時期違ったんですけれども、最近また戻したらしいです。あれ、日本ではどうなるんでしょうね。非常にやりにくいんですよ。方向感覚が違っちゃうんですよ。振られてもどっちに行っていいか一瞬迷うんですよ。なので振られても走れなかったですね。あんまり器用な方じゃないんで。」
Q.真田選手はTNAではどうですか?
TAJIRI選手
「みんなから非常にかわいがられていました。そしてグレート・ムタの真田版、グレート・サナダっていうキャラクターに変身してですね、まだまだ戸惑っていて消化しきれていない部分があったんですけれども、まずそういうものを与えられてる部分でみんなよりも一歩先に進んでいる部分がありますよね。」
Q.今後もTNAからオファーがあれば参戦したいですか?
TAJIRI選手
「こういうすごい組織に行くと色んなものを思い出すんですよ。その感覚を日本に戻ってくると忘れちゃうんで、忘れかけた頃にどんどん行ってですね、自分をあるラインにキープしておきたいと思いましたね。」
Q.9月のトーナメントの意気込みを?
TAJIRI選手
「TNAで行われたテレビ収録の会場が、マジソンスクエア・ガーデンと同じ通りに立っているんですね。バディ・ロジャースからアントニオ・ロッカからプロレスの神々が住まわれているプロレスの聖地ですよね。その日の夜夢を見たんですよ。夢なのかプロレスの神様のお告げなのか分からないのですが、僕にこう言ったんです。「アメリカで育ったTAJIRIよ、今のお前には日本で果たさなければならない使命がある。」その使命はマスコミには言うな、と言われました。「その使命を果たすためには、今お前の近くにあるベルトは何としても獲得するのだ。そうして発言力をまして、お前はその使命を果たすのだ。」という使命を神様から与えられたんですよ。だからみんなは「ベルトを獲るのは自分だ」と言っていますけど、僕は逆になぜ獲るのかその理由を言いました。だから僕は絶対に獲らなきゃいけないんです。」
Q.1回戦の相手が船木さんですがいかがですか?
TAJIRI選手
「僕は生意気を言っちゃいますけど。周りからこいつ生意気だって言われても全然かまいませんけど、船木さんとTAJIRIで、この試合が優勝決定戦と思っています。」
Q.事実上は決勝戦ということですか?
TAJIRI選手
「だと僕は思います。他の人は絶対そう思わないでしょうけどね。」
Q.武藤さんも先日の会見でまったく同じことをおっしゃっていました。
TAJIRI選手
「それは嬉しいですね。じゃあなんでこの試合が一回戦になっちゃったんですかね。分けた方が良かったんじゃないですか?けどね、船木さん以外に、もしかしたらこの選手と当たっても事実上の決勝かなという選手が1人だけいますね。それが誰かは言えません。」
Q.決勝戦で当たるかもしれない選手、もしくは戦いたい選手はいますか?
TAJIRI選手
「船木さんに勝ってしまえば、片目をつむって戦う感じですね。大口を叩かない事で有名な僕がここまで言うということはそ、相当自信があるということですよ、皆さん。」
Q.船木選手というのはどういうタイプの選手ですか?
TAJIRI選手
「船木選手はTAJIRIとすべてが全く真逆ですね。人間性も真逆だと思うんですよ。
おそらくそう簡単にシングルが組まれる二人ではないと思うんですよ。こういうトーナメントでもない限り二人がシングルで戦うシチュエーションてなかなかこないと思うんですよ。生き様が真逆なんで、交わることがないと思うんですよ。生き様がリンクしないところでいきなり試合をしても面白くないと思うんですよね。だからなかなか交わることがないと思うんですよ。だからこれが人生で最後の船木さんとのシングルマッチになるんじゃないかなと思うんですよね。最初で最後っていう。過去を振り返っても俺とは生き様がリンクしない人とは1回戦っただけで終わったりとかしてるんですよ。他にもKAI選手、征矢選手、大和選手、吉岡選手、後楽園、面白そうですね。」
Q.秘策はありますか?
TAJIRI選手
「普通にプロレスのルールがなければ、俺は3億パーセント船木さんには勝てないですよ。プロレスのルールを最大限に活用してフル活用して勝つという方法を探すんじゃないかな。船木さんも当然そうしてくると思っているんじゃないかな。次期シリーズも船木さんとよく当たるんだな。札幌の初日の船木&田中VS TAJIRI&AKIRAってすごいマッチメイクですね。」
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