20149.4(THU) TOPICS
『WRESTLE-1 チャンピオンシップ』初代王者決定トーナメント出場 吉岡世起選手 イギリス遠征報告会見
先々月の7月20日に単身イギリスへ渡り、同国の【オールスターレスリング』で海外武者修行に励んだ吉岡世起選手。約40日間のイギリス遠征で30試合に出場し、昨日(9月3日/水)に無事帰国しました。その吉岡選手が、弊社・(株)GENスポーツエンターテインメントにてイギリス遠征報告記者会見を本日行いました。本会見での吉岡選手の発言は以下の通りです。
★吉岡世起選手
▼7月20日からのイギリス遠征に関して。
イギリスのオールスターレスリングで1か月半の間に約30試合してきました。途中色々トラブルもありましたが、何とか30試合を終えて戻って来ました。学ぶことが多かったです。ブリティッシュ・ライトヘビーのベルトはディーン・オールマークに負けて落としてしまったんですが、それでも収穫はあったと思います。
▼9月22日(月)東京・後楽園ホール大会で行われる【WRESTLE-1 チャンピオンシップ】初代王者決定トーナメント一回戦でのvs大和ヒロシ戦に関して。
22日の後楽園ホールでは初代王者決定トーナメントの一回戦で大和(ヒロシ)さんと闘います。僕のWRESTLE-1のデビュー戦の相手が大和さんだったのですが、それ以来となるシングルマッチです。(デビュー以降)イギリスにも行ってTNAのベルトにも挑戦して、僕が1年間でどれだけ成長したのかを大和さんに見せたいです。イギリスに行っている間も、WRESTLE-1の情報は見ていましたが、色々動きがあってもどかしかったです。トーナメントでベルトができると聞いて、ベルトを獲りたいと思っているので、22日の後楽園では勝って優勝できるように一戦一戦、闘っていきたいと思っています。
◆質疑応答
--現地では色々な場所を回っていたのですか?
▼吉岡世起選手:イギリスのリバプールの近くに拠点があって、8チームくらいあり、チームごとに色々と回っていました。チームによっては1日2試合することもあります。僕のチームは1日1試合が多かったです。週に5試合、オフが2日という感じでした。
―先ほど言っていたトラブルとは何ですか?
▼吉岡世起選手:言葉が通じなかったり、凸凹のリングでラダーマッチをやって膝を痛めたり、風邪を引いたりと小さいトラブルが色々ありつつ、でも楽しくやらせてもらいました。
―ディーン・オールマーク選手とのタイトルマッチはどのような試合でしたか?
▼吉岡世起選手:普段やっている試合と違って、じっくりとしたレスリングでした。イギリスはキャッチレスリングのイメージが強かったんですが、実際行って試合をしてみたら、僕のチームだけかも知れないですがどちらかと言うとキャッチレスリングと言うよりはアメリカンスタイルなプロレスでした。でもディーンとのタイトルマッチはレスリング主体のじっくりした試合でしたね。
--タイトルマッチでの敗因は?
▼吉岡世起選手:相手の引き出しの多さですかね。レスリングもそうですけど、技の引き出しがとてつもなく多い選手でした。最後の決め技は逆さ押さえ込みで負けちゃったんですが、それもちょっと(自分が)やられていてどうなってるか分からない間にやられちゃった感じがしましたね。
--日本で最後に試合(今年7月6日・両国国技館大会)した時に膝を怪我してその後に海外遠征に行ったと思いますが、その後の膝の状態はいかがですか?
▼吉岡世起選手:大分回復してからイギリスに行きましたが、ラダーマッチや他の試合をしていく中でまた痛めてしまったりしたので完全に回復したは言えない状況です。でも試合自体はできます。
―明後日(9月6日/土)に大阪で試合がありますが、相手がZERO1勢で、昨日に日高(郁人)選手が会見で『吉岡世起は顔じゃねえ」と言っていました。そのことについてはどう思いますか?
▼吉岡世起選手:僕もネットで見たんですけど、ちょっとそこに関しては納得がいかないですね。近藤さんとのタックでZERO1に乗り込んで試合をしている時は、バカバカ蹴らせてもらって、最終的に近藤さんがですけど、3カウントを取って勝っているので。その後もZERO1との対抗戦では存在感を示せたと思っています。まだ僕を認めてないのかと、見てくれてないのかという感じが悔しいですね。イギリスに行っている間にフラストレーションが溜まっているので、明後日の大阪でそれをぶつけようと思ってます!
--イギリス遠征での収穫とは具体的にはどのようなことですか?
▼吉岡世起選手:短期間で30試合と言うのは初めての経験でしたし、普段は試合をしないような選手と試合をしたことですね。向こうの選手はみんな自信を持っていて、自己アピールの仕方や、お客さんへのアピールの仕方も凄かったですね。試合の中でいくつか新しい技も試せたので、僕の中でも引き出しが増えましたね。それをいつ使うかは分からないですけど、自分がここだ!と思った時に開ける引き出しが増えたと言うことが収穫ですね。
--WRESTLE-1と違ってデータがない選手、何をしてくるか分からない選手との対戦が続いたと思いますが、その点はいかがでしたか?
▼吉岡世起選手:当日まで試合のカードを知らなかったりとか、全然知らないことだらけで行ったので、対応力がついたと思います。
--日本とイギリスのプロレスの違いをどう感じましたか?
▼吉岡世起選手:チームによって特色があるみたいなんですが、僕がいたチームはWWEとかのアメリカンスタイルでした。遊園地とかでの試合が多かったので、子どもにもアピールしながらのプロレスでした。ディーンとの試合だとレスリングをきっちりやって、グラウンドの攻防を重視したり。普段やっているプロレスとは違う感じでした。
--トーナメント一回戦で闘う大和選手とはどう闘おう考えていますか?
▼吉岡世起選手:大和さんだからこうしようとかは特に考えていないですね。直属の先輩でもありますし、デビュー戦の相手でもありますし、自分の今できるプロレスをぶつけていきたいです。自分がデビューの時からどう変わったかを大和さんにぶつけたいです!
--ベルトそのものに対する思いは?
▼吉岡世起選手:WRESTLE-1に対する思い入れが強いので、初代王者を決めると言う闘いは僕にとってはもの凄く強い思いがあります。一若手ではありますが、僕が優勝すればWRESTLE-1の未来が少し変わってくるかなと思うので、このベルトを獲りたいです。
※吉岡世起選手が近藤修司選手とタッグを組んでZERO1の日高郁人選手&菅原拓也選手との対抗戦に臨む今週末の9月6日(土)大阪・BODY MAKERコロシアム大会の詳細はこちらをご覧ください。
※吉岡世起選手が初代王者決定トーナメントの一回戦に臨む、9月22日(月)東京・後楽園ホール大会の詳細はこちらをご覧ください。