201410.9(THU) TOPICS

「自分の知らない引き出しとかも出てきてくれたりするんじゃないかって、」 2014年10月9日(木) 武藤敬司選手 記者会見

「自分の知らない引き出しとかも出てきてくれたりするんじゃないかって、」 2014年10月9日(木) 武藤敬司選手 記者会見
「自分の知らない引き出しとかも出てきてくれたりするんじゃないかって、」 2014年10月9日(木) 武藤敬司選手 記者会見「自分の知らない引き出しとかも出てきてくれたりするんじゃないかって、」 2014年10月9日(木) 武藤敬司選手 記者会見「自分の知らない引き出しとかも出てきてくれたりするんじゃないかって、」 2014年10月9日(木) 武藤敬司選手 記者会見「自分の知らない引き出しとかも出てきてくれたりするんじゃないかって、」 2014年10月9日(木) 武藤敬司選手 記者会見

昨日(10月8日/水)の『WRESTLE-1 TOUR 2014 初代王者決定トーナメント』東京・後楽園ホール大会から一夜明けた本日。WRESTLE-1 Championship 初代王者の座を射止めたデスペラードの河野真幸選手に、リング上から初防衛戦の相手に指名された武藤敬司選手が、(株)GENスポーツエンターテインメントにて一夜明け会見を行いました。本会見での武藤選手の発言並びに質疑応答は以下の通りです。

武藤敬司選手

昨日の現場のノリと言うか、売り言葉に買い言葉でこうやって30周年のイベントでタイトルマッチが決まってしまいましたけど、一昼夜考えた中でなかなかなかなか現場と違った自分がいて、まぁまぁ不安がいっぱいと言うか、30年やってきた中でプロレスのリングってそう甘くないって言うのも知ってたりして。でもたまに覗かせる強気の自分もいたりしてですね、取り敢えずまだ11月1日(土)までは時間が少しありますので、一生懸命練習をして、不安を自ら払拭して、それでタイトルマッチに臨んで。あらためて考えたらやっぱり俺が立ち上げた WRESTLE-1 のベルトに俺の名が無いと言うのも可笑しいなと。11月1日(土)の30周年の自らの興行でもあることだし、自分で自身の華を添えたいと思います。

質疑応答

--記念興行では過去の闘いに特化したりすることも多々あると思いますが、今回、WRESTLE-1 の今の闘いに出ていくことになりました。そのことに関してはいかがですか?

▼武藤敬司選手:もしかしたら、もしかしたらもしかしたらもしかしたら、もう少し逃げるマッチメイクも可能だったかも知れないですけど、敢えてね、まぁTPOが合致した部分もあるんだけど・・・。本当にそう先のことを考えられない中でちょうど良い区切りだし、ここは一発30周年と言う名前もあることだし、本当に全身全霊でこの30年間に培ってきた自分の全てを出すことができる一日になれば良いかなって思ってますね。

--トーナメント開催前に武藤選手は船木選手とTAJIRI選手の勝った方が優勝するのではないかと予想していました。その予想から言えば昨日の河野選手の優勝は想定外だったと思いますが?

▼武藤敬司選手:船木はある意味、これが船木って言う部分で言ったら、彼は変えてこないからね。これが船木だって言う部分を。それをTAJIRIとか河野は自らが変えて攻略法を考えて、河野の場合はそれが上手くいったと言うところで勝ちに繋がったのではないかと思います。

--トーナメントを通して河野選手の闘いぶりをご覧になってどのような印象をお持ちですか?

▼武藤敬司選手:先ず結果を見たら、あいつが想定していた流れに全てが乗ったなって。最初から俺を意識した試合をしていたし。昨日のメインもそうだったな。あいつは多分想定内のことをして勝ち取ったんですよ。自分が描いた、彼自身が描いた通りになったんだよね。きっと。

--昨日初代チャンピオンになった姿を見て、河野選手にチャンピオンに相応しい部分と言うのは感じましたか?

▼武藤敬司選手:基本的には心・技・体が揃っている人にチャンピオンになって欲しい。まぁまぁ、河野にはそれが無いとは言わないけど・・・。彼の発言はたまに正論だったりもしてるしね。良いじゃないですか。彼がチャンピオンで。

--先ほどの会見で河野選手は武藤選手を倒して最前線から追い出す、武藤選手をベルトには絡ませないと言ってました。

▼武藤敬司選手:まぁ、自分自身最前線でやっているつもりはなかったけどね。この WRESTLE-1 を立ち上げてからは。要は引退だどうとかこうとか、そんなものはそんなに恐れず、もし俺が勝ったとしてベルトを奪取したその先のことも考えていないし(笑)。まぁ、そこで全て終わっても良いぐらいの・・・20周年をやって25周年をやって30周年とやっていく中で、35周年と言うのはもう考えてませんよ。

--タイトルマッチにあたって心・技・体の体の部分に心配があるのではないかと思いますが、そのあたりをタイトルマッチまでにどうやって折り合いをつけていきますか?

▼武藤敬司選手:今はまだ不安で不安で非常に・・・まぁ、不安しかないですよ。心・技がもし揃ったとしても体が無いと、脳の指示通りに体が動かないとどうしようもないですから。ただプロレスを30年やってきた中で、それでもどうにかなると言う様な、自分の知らない引き出しとかも出てきてくれたりするんじゃないかって、自分自身に賭けていると言うか、自分が培ってきたこの30年の全てをぶつけて、やってきたことの中で今は思い出せないことにも賭けたりとかして、やるからには勝ちを狙っていきたいと思います。

自身の30周年記念大会「HOLD OUT」(11月1日@東京・両国国技館)で、デスペラードの“首領”河野真幸選手が保持する WRESTLE-1 Championship の王座奪取に挑む武藤敬司選手。第二代王者誕生か!? それとも初代王者の初防衛か!? “チャレンジャー”武藤敬司選手のその闘いぶりに是非ご期待ください!

※武藤敬司デビュー30周年記念大会「HOLD OUT」11/1(土)両国国技館大会一部対戦カードはこちら

WRESTLE-1 OFFICIAL GUIDE