201412.1(MON) TOPICS
カズ・ハヤシ選手「ちゃんとリスクを背負ってこの大会に挑みなさい」。近藤修司選手「野上さんは人拓ってことで」。AKIRA選手「やりますけど、絶対に笑わないでくださいよ!」。征矢 学選手「僕はそんなことを言った記憶が無いですね~」。12月7日(日)大阪での WRESTLE-1 タッグチャンピオンシップ に向けて王者組(246)と挑戦者組(nWo)が記者会見を開催!
昨日(11月30日/日)の『WRESTLE-1 TOUR 2014 First Tag League Greatest ~初代タッグ王者決定リーグ戦~』【優勝決定戦】東京・後楽園ホール大会で、栄えある WRESTLE-1 初代タッグ王者に見事輝いたカズ・ハヤシ選手と近藤修司選手(チーム246)。そのカズ・ハヤシ選手&近藤修司選手と決勝戦で闘い、惜しくもベルトに手が届かなかったAKIRA選手&征矢 学選手(new Wild order)。
その両チームが、昨日の決勝戦から一夜明けた本日(12月1日/月)に弊社・(株)GENスポーツエンターテインメントにて揃って記者会見を開催。来たる12月7日(日)、大阪府立体育会館 第2競技場(BODY MAKERコロシアム)大会での両チームによる WRESTLE-1 タッグチャンピオンシップの開催を発表し、本一戦に向けて両チームの4選手がそれぞれ意気込みを語りました。本会見での4選手の発言と質疑応答は以下の通りです。
★王者組=「チーム246」 カズ・ハヤシ選手
WRESTLE-1 と言う歴史が浅い団体の中で、今回のタッグリーグ戦がどういったものになるのか? 皆さん始まるまでは未知数だったと思います。歴史が無かったので。ただ今回のタッグリーグ戦で、自分たちの、WRESTLE-1のタッグの闘いと言うものがどう言う風な闘いをしていくのか? と言うのを示せたんじゃないかなと思っております。WRESTLE-1 初代タッグチャンピオンになったからには・・・打倒!? 武藤敬司さん。あの人のチャンピオンベルトに負けないチャンピオン像と言うものを自分達二人で創っていこうと思っています。
★王者組=「チーム246」 近藤修司選手
厳しい闘いを勝ち抜いて、このベルトの初代チャンピオンになった訳ですが、嬉しいのは獲った瞬間までで、獲ったら今度チャンピオンとしての苦しさと言うのが、まぁ、チャンピオンは誰しもそうだと思いますけど、それが付いてきてます、もう既に。重さと言うか。ただ、昨日の試合で完膚なきまでに勝った相手が、会社に決められたとは言え、負けた人間がリマッチと言ってしまう。負けてすぐにリマッチと言ってしまう。征矢 学。どうかな?と思っています。彼らがリーグ戦が始まる前に公約した通り、征矢にはきっちりその髭を筆代わりに書き初めをしてもらう。これは決定事項なので間違いなくやってもらうんですが、またここで今回タイトルマッチが決まって、これで負けたら彼はどうするのかな? と言うのを今日は聞かせてもらいたいなと思っています。
★挑戦者組=「new Wild order」 AKIRA選手&征矢 学選手
▼征矢 学選手:昨日我々は決勝までいったんですけど、その決勝で負けてしまい、ただノガちゃんが今年48歳で、あそこまで頑張ってくれる、勝ちに拘ると言う試合を見せられてしまった以上、僕もやっぱりパートナーとしてはどうしても勝ちたいと。どうしても決勝でこのベルトを獲って二人で巻きたいと。昨日も凄くそう思ったんですが、負けてしまい・・・。
※ここで AKIRA 選手が口を開く。
▼AKIRA選手:でも昨日の試合で・・・
▼征矢 学選手:ちょっと話をしているので黙っててください! それで・・・結果負けたんですよ。結果負けたんですけど、僕は負けてないんですよ。ノガちゃんは負けたんです。だから僕は負けてないので、もう一度、チャンピオンがベルトを巻いた時点で、チャンピオンは誰の挑戦でも受ける・・・。
※ここで再び AKIRA 選手が口を開く。
▼AKIRA選手:まぁ、分かった分かった(征矢選手をなだめる感じで)。でも世の中はそういう受け取り方はしないんだよな。取り敢えずはチームとして負けたことは負けたんだと、そういう風に受け取っているからな。
▼征矢 学選手:僕は負けてないですよ! ノガちゃんが負けたんじゃないですか! 僕は負けてないので、チームとしては半分負けて半分生きてるみたいな、そういう状態なんですよ。分かりますか?
▼AKIRA選手:いや・・・まぁ・・・ん~、ですかね? まぁ、自分的には昨日の試合でこのタッグチームでやっていくことに感動しました。こいつとタッグを組めて良かったなと思ったんですけど、思ったんですけどね! 何か・・・大丈夫か!?(※征矢選手に向かって)
▼征矢 学選手:それよりも僕は(AKIRA選手が)昨日攻められたその足の方が心配ですよ。
▼AKIRA選手:いや、これは何とかするよ。もう試合が決まっている訳だから。
▼征矢 学選手:(AKIRA選手の足を指差して)何ですか? このオモチャみたいなのは? 何ですか?
▼AKIRA選手:一応な、装具を着けてるんだけど、オモチャじゃないよ(苦笑)。ちゃんとお前、整形外科で金を出して装具を・・・。
▼征矢 学選手:てっきりオモチャを着けてるのかと思いましたよ。
▼AKIRA選手:どういう趣味だよ! 俺!(苦笑)
▼征矢 学選手:一応心配してるんですよ。昨日、やっぱあそこまで・・・。
▼AKIRA選手:ああ、そうか。そう言うところがだからな、ホント感動するんだよな。ただな、「俺は負けてないよ」ってことを言ってもさ、カズさんとか近藤選手が納得するかな?って。
▼征矢 学選手:(チーム246の二人に向かって)納得してないですか?
▼近藤修司選手:僕らは昨日の試合で、やっぱり野上さんの頑張りを受けて、今度もう一回挑戦を受けると。別に征矢が「取られてないから」とかじゃなくて、もう野上さんの頑張りだけです。ですよね? カズさん!
▼カズ・ハヤシ選手:ハイ。僕も闘っていて凄い野上さんに刺激を受けたと言うか、人生観が伝わってきたと言うか、レスラーとしての目標と言うか、そういう風なものが野上さんから伝わったんですよね。まだまだ闘い続けなきゃいけないなって思ったし、そう言う風なスピリッツを凄く感じたので、だからまた野上さんとはやってみたいなと思ってます。
▼AKIRA選手:ありがとうございます。スッゲ~楽しみです。
▼近藤修司選手:僕らもまた野上さんとやれるのは凄く楽しみです。
▼征矢 学選手:まぁ、そう言うことですね。取り敢えずやりたいと。挑戦してOKだと。そういうことですよね? コンちゃん!? どうですか?
▼近藤修司選手:まぁ、まぁ。(挑戦を受ける)理由は別に(征矢)学をフォールしてないからってことじゃないことだけ分かってもらえれば。でも、この、一週間と言う短期間で、もう一度僕らは挑戦を受けると言うリスクを負う訳ですから、そちらにも何かしらのリスクを負ってもらいたい。僕らに負けたらどうするのか? ちゃんと学の口から言ってもらいたいです。
▼征矢 学選手:言っとくか? ノガちゃん、言っとくか?
▼AKIRA選手:ちょっと待てよ! そもそもお前が余計なことを言っちゃったからじゃないか!
▼征矢 学選手:何をでしたっけ?
▼AKIRA選手:負けたら髭に墨を付けて、今年を象徴する文字を書くって。
▼征矢 学選手:言ったんですか?
▼AKIRA選手:お前が言ったんだろ!(苦笑)。何言ってるんだよ!!(苦笑)。
▼征矢 学選手:いや、俺、言ってないですよ。
▼AKIRA選手:何だよ、お前!! 負けたらやるって言ってたじゃないか!
▼征矢 学選手:いや、負けてないですよ、僕!
▼AKIRA選手:出た!
▼征矢 学選手:負けてないですよ。だからやらないでしょ! そんなこと言いました? それに髭が生えてないじゃないですか? 野上さん!
▼AKIRA選手:俺じゃなくて(苦笑)、お前のその髭を墨汁に浸してって話だったじゃないか(苦笑)。
▼征矢 学選手:俺が言ったから俺がやるんですか?
▼AKIRA選手:でも負けてないと・・・。
▼近藤修司選手:それなら今度の挑戦は無かったことに・・・。
▼征矢 学選手:いや! アレですね。じゃぁ、もう、ノガちゃんも髭じゃ物足りないから、全身で打ち破るような、そんなものですよね? 気持ち的には。
▼AKIRA選手:俺? 気持ち的にはな。気持ち的にはそうだよ。俺たちは・・・。
▼征矢 学選手:墨汁を全身に浸して、それで人拓を作りますよ!
▼AKIRA選手:・・・・・。
▼征矢 学選手:ただもう、2度目ですから。いくらペナルティだろうが何だろうが言われても・・・。まぁ、負けなければ良いんですよ! 要するに。そういうことですよね?
▼AKIRA選手:まぁ~な。
▼カズ・ハヤシ選手:違うよ! 俺たちはこのベルトを賭けるから、あなた達も何かリスクを背負いなさいって話ですよ。「負けなければ良い」じゃなくて。ちゃんとリスクを背負ってこの大会に挑みなさいって話をしてるんですよ!
▼近藤修司選手:ここで宣言してもらいたい! それぐらいの覚悟を持ってもう一度来てもらいたい。俺らはそれぐらいの覚悟を持って挑戦を受ける訳だから。
▼カズ・ハヤシ選手:あとマスコミさんに書いてもらいたい。証拠ですよ、証拠。
▼征矢 学選手:ノガちゃんいくしかないな、もう。ノガちゃんが。
▼AKIRA選手:お前がそもそも言ったんじゃないか! まぁ、でも、ん・・・。じゃぁ、ちょっと真剣にやるか・・・。真剣に、そのあご髭に墨を付けて、今年一年を象徴する文字を書くと! 俺がお前を筆の様に抱き上げてこう・・・白い半紙に書くと。
▼征矢 学選手:からの?
▼AKIRA選手:からの・・・? わたしですか?
▼征矢 学選手:多分そうですよ。
▼AKIRA選手:・・・分かった! 人拓だな!? お前は昨日の試合で助けてくれたし、俺はお前を一人にしない! おれもやるよ! その代わり! もし負けたら俺たち真剣に。お笑いじゃなくて真剣にやることだから。だから見てる、立ち会う人たちも絶対笑っちゃいけない! そう言うルールにしようぜ!
▼近藤修司選手:分かりました! じゃぁ、野上さんは人拓ってことで。これで僕らも気持ち良く、それなりの覚悟を持って大阪大会に・・・。
▼征矢 学選手:人拓する時に墨を被って、コーナートップからムササビボディプレスでそのままバチャって(笑)。
▼AKIRA選手:お前、何か前衛アートみたいだな。
▼近藤修司選手:じゃぁ、それでいきましょう! 俄然僕らもやる気が出てきました。それでいくそうです。
◆質疑応答
--結局征矢選手はリーグ戦が始まる前に言った髭のペナルティはやるんですか? やらないんですか?
▼近藤修司選手:それはやってもらいます!
▼カズ・ハヤシ選手:それはもう決定事項です!
▼近藤修司選手:公式戦が始まる前の公約でしたから!
▼カズ・ハヤシ選手:それはそれです!
--征矢選手は全く納得していない感じですが?
▼征矢 学選手:僕はそんなことを言った記憶が無いですね~。聞いてます?
--(記者)僕も聞きましたよ。
▼征矢 学選手:可笑しいな~。まぁ、言ってしまったのならやるしかないですよね。ハイ。
--AKIRA 選手に確認ですが、墨を被ってコーナーに上って、ムササビプレスをやって人拓を創るというのは、ご本人としては宜しいのでしょうか?
▼AKIRA選手:やりますよ。やりますよ! やりますけど、絶対に笑わないでくださいよ!
--今回のタイトルマッチに向けて征矢選手は何か対策を講じますか?
▼征矢 学選手:対策を考えると言うよりかは、Wildって言うのはリングに上がって、それで瞬時に対応できる能力、野生の本能って言うんですかね、そういうのが昨日は少なからず衰えていたのかなと。それをもう一度研ぎ澄ます為に、ノガちゃんと山に籠りたいなと。もう一度 Wild パワーを、Wild エキスを注入して。
▼AKIRA選手:もう、その通りだと思うので。お互いに感性を研ぎ澄まして対応できるようにしたいですね。そう言った準備を作り上げて、タイトルマッチに臨みたいなと思います。
--王者チームは昨日はAKIRA選手を攻撃の的に絞っていましたけど、次は敢えて征矢選手を狙いにいくといったようなことはありますか?
▼カズ・ハヤシ選手:今回のリマッチが決まった元々の発端である征矢 学は狙っていきたいなと思っています。
▼近藤修司選手:僕らは基本的にはみんなが思っているよりも非情だと思うので、一週間後に野上さんの足がどうなっているのかと言うことも大体想像がつくので・・・。まぁ、そう言うことです。
◆『WRESTLE-1 TOUR 2014』大阪府立体育会館 第2競技場(BODY MAKER コロシアム)大会
▼日時=12月7日(日)18:00 試合開始/17:00 開場
▼会場=大阪府立体育会館 第2競技場(BODY MAKER コロシアム)
★WRESTLE-1 タッグチャンピオンシップ/60分1本勝負
カズ・ハヤシ&近藤修司 “チーム246”【王者組】
VS
AKIRA&征矢 学 “new Wild order” 【挑戦者組】
※初代王者組・カズ・ハヤシ&近藤修司組、初の防衛戦。
※12月7日(日)『WRESTLE-1 TOUR 2014』大阪府立体育会館 第2競技場(BODY MAKER コロシアム)大会の詳細はこちら!