20154.20(MON) TOPICS
アントニオ小猪木氏が語る、ザ・グレート・カブキ選手&グレート・ムタ選手&TAJIRI選手のタッグの見所とは!?
5月5日のWRESTLE-1後楽園ホール大会にて、ザ・グレート・カブキ選手、グレート・ムタ選手、TAJIRI選手がタッグを結成するに当たり、往年のプロレスファンであり自身も西口プロレスで闘うアントニオ小猪木氏にその見所や期待するところなどをインタビューした。
Q.5月5日の後楽園ホール大会にてザ・グレート・カブキ選手、グレート・ムタ選手、TAJIRI選手がタッグを結成しますが、この3選手が揃うという事について感じるものを教えてください。
アントニオ小猪木氏
「まず印象は、アメリカで成功した人たちのジャパニーズドリームトリオなんじゃないかという印象で。6人タッグですよね?間違いなく面白いですよ!」
Q.では公私共にお世話になっているとおっしゃっています、ザ・グレート・カブキ選手について教えて頂けますでしょうか?
アントニオ小猪木氏
「僕が語っていいような立場ですかね?(苦笑)なんか申し訳なく感じます。カブキさんから学んだことは本当にいっぱいあって。まだ西口プロレスがここまで来る前、長州小力も小猪木もテレビに全く出る前にカブキさんが出場してくれたんです。その時は試合じゃなくヌンチャクの披露だったんですけど、偽物だらけのパロディの団体にカブキさんのテーマが流れたら偽物が出て来ると思うじゃないですか。そんな中で本物が出てきて。そりゃもうスゴイ歓声でしたよ。その後、なんでこんな知らない西口プロレスに出てくれたのか聞いたら「みんながちゃんと俺に挨拶に来てくれてちゃんとやっている奴らなんだと思った。俺いろんな団体みてるわけよ。でいろんなテリトリー回ってるわけよ。もう会場に入ったらどんなもんかっていうのはわかるから」と。確かにそうですよね。全日本時代は年間250試合ぐらい?アメリカのテリトリーでやってるときはそれこそへましたら次は呼ばれないっていう日々でしょ?そういう意味ではメジャーもドインディーも出てるわけですし、いろんな試合も経験している。そういうのもあってのカブキ選手のキャリアである訳ですよね。以前飲みに行った時も「小猪木ちゃん、技じゃないからプロレスは。侍いるでしょ?一流の侍は刀出してぶん回す?一撃で仕留めるでしょ?プロレスも同じだから。技いっぱい出せば出すほど三流、五流だから」って。本当にすごいですよ。一言では表せないですけど強いて言うなら職人ですよね。心の師匠です」
Q.ではグレート・ムタ選手についてはいかがでしょうか?
アントニオ小猪木氏
「やっぱりすごいなって思ったのが、ザ・ニンジャ?スーパーニンジャ?の時、もともとのグレート・ムタになる前身の時は一若手の武者修行という感じだったのですけど、グレート・ムタになってWCWで大活躍っていうのをスポーツ紙で読んで。当時の日本プロレス界ってやっぱり序列の世界で。猪木さんがいて、坂口さん、藤波さん、長州さん、前田さんなどがいて。それがその記事をみて、武藤敬司ってついこの間までヤングライオンだったじゃんって。それがフレアーと互角に渡り合う?スティング?向こうのエースとメインを闘う?そんな情報がバンバン入ってきて。なんで急に?みたいな。でもファンの時は日本に帰ってきたら普通のヤングライオンだろって思いもあって。でもある時グレート・ムタの初期の海外武者修行の写真・映像が出てきて。凄くアウトローなんですよ。一匹狼って感じがして凄くかっこよかった。そりゃ人気出ますよ。だから帰ってきてから武藤敬司と二面性をやっていたのはファン心理として少しさみしくて。アメリカで一匹狼でわたり歩いているグレート・ムタをみたいなって思いは今でもあります」
Q.ではTAJIRI選手についてはいかがでしょうか?
アントニオ小猪木氏
「やっぱり大日本プロレス時代に東京ドームで素晴らしい試合やったでしょ?対抗戦かなにかで。あれで一躍世界的な自分のポジションをつけて。やっぱりTAJIRIさんも独特のムーブ。要は技じゃない部分。カブキさんもグレート・ムタの代理人の武藤敬司選手も対戦経験がありますけど、TAJIRI選手との対戦は無くて。でもそういう部分を凄く大事にしているんじゃないかな。芝居とかコントでもよく言う「セリフが点」ならプロレスは「技が点」ですよね?セリフを言いました、がゴールじゃなくて自分の感情を肉付けして初めて芝居になる。プロレスもただ技を出せばいいわけじゃないと思うんです。技が点だったらその点をいかにつなげて勝利を掴むか、というところを大事にしている選手なんじゃないかなというイメージですね。点を結びつける線を大事にしている選手」
Q.ではこの3選手がタッグを組んだ試合はどのような試合になると思いますか?
アントニオ小猪木氏
「おそらくこれ面白いのが、対戦相手が未定というのもあるけどこの3選手が組むってだけでお客さんは見たいと思うだろうし、見る価値はあると判断すると思いますよ。そして相手が決定した時のワクワク感+この3選手内での戦い。この3人の中での対決が一番面白いかもしれないですね。きっと考えて毒霧を吹かないとダメですよね。対戦相手がどうとかではなくこの3人の横並び対決ですね。いつ誰がどのタイミングで毒霧を吹くか。誰が最初に吹いて、誰が最後に吹くのか。もしくは同時に吹くのか。5月5日の子供の日には、子供たちがワクワクするような試合を見せて欲しいですね」
自身もプロレスが好きで今でもトレーニングをし、西口プロレスで試合を行っているアントニオ小猪木氏。この3選手について語る小猪木氏のその表情からはこのタッグの試合が非常に楽しみであることが伺えた。5月5日のこどもの日は、プロレスを観始めたばかりのファンも往年のプロレスファンもその世界観を余すところなく感じて頂きたい。
「WRESTLE-1 TOUR 2015 TRIUMPH」東京・後楽園ホール大会
2015年5月5日(火・祝) 18時試合開始/17時開場
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ 60分1本勝負
【第4代王者】鈴木秀樹vs【挑戦者】浜亮太
※第4代王者・鈴木秀樹、初防衛戦
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョン初代王者決定トーナメント準決勝① 時間無制限1本勝負
田中稔vsエル・イホ・デル・パンテーラ
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョン初代王者決定トーナメント準決勝② 時間無制限1本勝負
カズ・ハヤシvs大和ヒロシ
―大会概要―
【大会名】
「WRESTLE-1 TOUR 2015 TRIUMPH」東京・後楽園ホール大会
【日時】
2015年5月5日(火・祝) 18時試合開始/17時開場
【場所】
東京・後楽園ホール
《チケット販売情報》
【席種】
特別リングサイド¥7,000
リングサイド¥5,000
ガールズシート¥5,000
指定席¥4,000
※ガールズシートは西側ひな壇になります。
※ガールズシートはGSE事務所、WRESTLE-1 Official Web SHOP、会場での販売のみとなります。
※当日のみ一般立見¥2,500、小中学生立見¥1,000を販売致します。
【チケット販売所】
・チケットぴあ(Pコード:594-330)TEL:0570-02-9999
・電子チケットぴあ http://pia.jp/t (PC、モバイル共通)
・ローソンチケット(Lコード:38557)TEL:0570-084-003
・イープラス http://eplus.jp/
・後楽園ホール5階事務所 TEL:03-5800-9999
・書泉グランデ TEL:03-3295-0011
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