20156.21(SUN) TOPICS
船木誠勝選手、田中 稔選手、TAJIRI選手 試合後コメント@6月20日（日）千葉・富津市総合社会体育館大会
◆船木誠勝選手
▼船木誠勝選手：何か無事に終わってホッとしましたね。
※ここに黒潮“イケメン”二郎選手が登場。
▼船木誠勝選手：（黒潮選手と握手をしながら）ありがとうね。
▼黒潮“イケメン”二郎選手：ありがとうございました。
▼船木誠勝選手：これからはお前だから。
▼黒潮“イケメン”二郎選手：ハイ！
▼船木誠勝選手：絶対だよ。約束ね。約束だよ！ 分かった？
▼黒潮“イケメン”二郎選手：ハイ！
▼船木誠勝選手：いつかまた来るから。その時にはちゃんとスターになってろよ。トップになっとけよ。分かった？
▼黒潮“イケメン”二郎選手：ハイ！
▼船木誠勝選手：良し！（記者に向かって）約束しました。これでトップになれなかったら嘘つきになりますよ。（黒潮選手に向かって）頑張れよ！
▼黒潮“イケメン”二郎選手：頑張ります！
▼船木誠勝選手：涙を拭いて明日からまた頑張る！
▼黒潮“イケメン”二郎選手：ハイ！
▼船木誠勝選手：明るいのがお前の取り柄なんだから。
▼黒潮“イケメン”二郎選手：ありがとうございました！
※黒潮選手はここで引き揚げる。
――最後は愛弟子（黒潮選手）と付き人（大和ヒロシ選手／大和選手は【全日本プロレス】時代に船木選手の付き人を一時期務める）とのチームでした。
▼船木誠勝選手：そうですね。今日は（試合中に）コーナーに控えていて二人もそうなんですけど、相手チームも含めて全員の動きをあらためて何か見入りながら試合をしていましたね。何か良い、明るい試合でWRESTLE-1らしい試合だったなって思いました。自分は凄く楽しめました。まぁ、最後に花が来るとは思わなかったので。いつもの感じで今日は大和が締めて終わって帰るのかなって思ってたんですけど、花が来たので「アラ？ やられた！」って（笑）。でも嬉しいです。ハイ。【全日本】の時も含めると6年ですよね。一緒にやってきた選手たちがいるので。何かアッと言う間の6年でしたけど、いざ離れるとなると何でこう寂しくなるんですかね？ まぁ、人間なので。いつ敵になるか味方になるか分からないから私生活ではあまり付き合ったりしないで、感情を入れないようにこの6年間はやってきたんですけど、それでもやっぱり、やっぱり同じリングにずっと居たっていうことで何か同志的な気持ちになるんですね。いつまで経ってもやっぱり別れは寂しくて。この先またどこで再会するかっていうのは本当、神のみぞ知るですね。だけどそういう運命であればまた戻って来ることもあるでしょうし。絶対これで終わりっていうのは何となくですけど言い切れないですね。それがプロレスの世界なので。まぁ、とにかく“イケメン”を半年間みっちり鍛えたので、本当にもう（イケメン選手に）芯は入りました。あとはもう彼の努力で。経験を積んで、強い選手とドンドン闘って、負けても良いからチャレンジ、チャレンジで。強いヤツと闘わないと強くならないですから。そうやって自分を大きくしていって、1年後は必ず“イケメン”がメインに立ってるっていう、それぐらいの選手になって欲しいですね。それが自分の最後の言葉です。ありがとうございました！
◆田中 稔選手
今日が最後の（吉岡世起選手とのタイトルマッチに向けた）前哨戦で、あとは7月4日の新宿FACEを待つだけなので。そこまでにキッチリ調整して。ガンガンきても良いよ。完璧に弾き飛ばしてやるから！ このスットコドッコイ!!
◆TAJIRI選手
――今後は出場会場を限定したスポット参戦になります。
▼TAJIRI選手：そうですね。これまで20年以上プロレスを一生懸命やってきて、プロレスは仕事でもあるけど僕の中では「道」、空手道とか書道とか、そういう捉え方をしているものなんですよ。仕事は勿論大事で、生きていく上で必要なんだけど、仕事という意識で今まで社会に出てから何かをやってきたのではなくて、全て「道」っていう概念でやってきてて。それで次に新たにもう一つの「道」が見えていて。鍼灸っていう。3年前から学校に通って、国家試験にも受かって。そして動き始めて。新しい道に移り出すって言ったらアレなんだけど、勿論まだプロレスもやるし。そういう生き方、生き様っていうのを見せていくのも広義でプロレスラーの役目だと僕は思っているので。だから今回こういう決定を下しました。