20158.3(MON) TOPICS

プロレスについてあらゆることが学べる「プロレス総合学院」開校!―2015.8.3記者会見

プロレスについてあらゆることが学べる「プロレス総合学院」開校!―2015.8.3記者会見
プロレスについてあらゆることが学べる「プロレス総合学院」開校!―2015.8.3記者会見プロレスについてあらゆることが学べる「プロレス総合学院」開校!―2015.8.3記者会見プロレスについてあらゆることが学べる「プロレス総合学院」開校!―2015.8.3記者会見

本日、都内GSPメディアセンターにて2015年より開校が決定した「プロレス総合学院」についての記者会見が行われた。会見には武藤敬司校長、高木三四郎CEO他、講師としてカズ・ハヤシ選手、近藤修司選手、大和ヒロシ選手、中之上靖文選手が出席し、コメントを発表した。なお講師は前述の4選手他、AKIRA選手も担当するが本日は欠席となった。

 

―以下選手コメント―

 

武藤敬司校長

「念願であったプロレスラー養成学校です。実はですね、思えば1990年代半ばぐらいに、当時新日本プロレスに所属していた頃にですが、こういう学校をやりたいという事もあって、代々木アニメーション学院の校長とある程度まで学校をやる話は進んでたんですけど、あまりにも俺が未熟であったりあまりにも漠然としていてそれが頓挫しまして。そこでまた高木CEOと組むことによって漠然としていたものがちゃんと彼によって具体化してくれるという事で、嬉しい限りです。これからプロレス界のためにもより多くの優秀な人材を育てていきたいと思います」

 

高木三四郎CEO

「私はCEOに就任させて頂いて、一つの目標でもあったプロレスの本当に専門的な学校というものをですね、今回の総合学院という形で無事にスタートすることが出来ました。今正直かなりの多団体時代とあって、ローカルを含めると50~60団体くらいある中で、実は各団体でまちまちの指導方法だったり育成だったりは結構難しいもので。やっぱり即戦力を生み出していくこういった学校機関というものは、絶対にプロレスのレベルを上げていく上でも必要なのではないかと自分は思っていまして。特にこのGENスポーツパレスはリングも常にありますし、各トレーニング場もありますし、レスリングマットもあるといった最高の環境で。こういった中で学校をやりたいという気持ちがありまして今回スタートすることになりました。本当にコーチの皆さんも本当に経験豊富で様々なジャンルに精通している方々ばかりだと思います。こういったコーチに指導して頂いて、卒業した後はいろんな団体に斡旋することも幅広い交流をしているので可能となっております。そういった事とかも一つの売りに出来るのではないかと。必ずしもWRESTLE-1がやっている学校ではあるのですけども出ていく先は、もちろんいい人材がいればWRESTLE-1の方でピックアップするという事も可能ですし。また学校主催のイベントなんかもやっていこうと思っています。こういった形で学校を卒業してもプロレス活動をやっていけるという事も一つの売りにしていきたいと思っていますので、本当に理想の良い形での学校が出来たと自分では思っています」

 

講師陣コメント ※AKIRA選手は欠席ですがコメントが届いているため掲載いたします。

 

AKIRA選手

「前の団体の時に選手を育てた経験もありますので、そのような事からスポーツ経験のない方もプロレスラーに導くノウハウは持っています。そのあたりを活かして皆さんを育てることが出来ればいいなと思っております。また僕が俳優としての経験もあるので、近年のプロレスではそういった表現力も要求されるため、そのあたりのみんなの腕を磨いてもらえるといいかなと思います。なので表現力といった部分では僕の得意分野として担当させて頂ければと思います。よろしくお願いいたします」

 

近藤修司選手

「講師を務めることになりました近藤修司です。あまり表に出ていない話なのですが、実はこう見えて各団体で優秀な選手をコーチングしているキャリアがあります。名前は言いませんが、現在でも活躍している選手が何人かいます。この新しくできた学校で更に優秀な人材を育てていけたらと思います。と共に、昔レスラーになりたいと思って社会に出た社会人や、これからレスラーになるんだって思っている学生。仕事や学校に行きながら通える、実現が出来るというところだと思うので、老若男女じゃないですけど間口を幅広く募集しております。その個人に合わせたカリキュラムで必ずレスラーにさせたいと思います」

 

カズ・ハヤシ選手

「レスラーになるためには凄く敷居が高いと言いますか、やっぱり入門テストを受けて寮に入るとなると、今の仕事を辞めてとか、高校生活終わって卒業したらすぐ入るとか大学生活終わったらすぐ入るというような、人生を賭けるのに凄く迷うというところが大きいと思います。ですが今回は学校という事でですね、何か自分でやりながら変えられるというか。その中で自分の良い所、ここだったら伸ばせるんじゃないかというところを通いながら見つけて伸ばして。色々な広い所からプロレスラーとして育成が出来るのでもっともっと今よりいいレスラーが生まれてくる環境になってくるのではないかと思います。僕自身も期待している学校になりますので、よろしくお願いいたします」

 

大和ヒロシ選手

「WRESTLE-1の大和ヒロシです。今までですね、デビューしてから8年。色々な、皆さんご存知の通りの経験を積んできております。その経験を積む中で本当にいろんな方々に教わりながら、色々な方法論を持たせて頂いておりますので、その方法論を持ってしてですね、半年間という最短でプロレスラーになれる道を私なりに今模索中でございます。なのでその模索した完成品を皆さんにお届け出来るように、是非ともプロレス学校に入学して頂ければと思います」

 

中之上靖文選手

「講師を今回やらせて頂くことになりました中之上靖文です。自分なんかが講師をやっていいのかなという気持ちもありますが、今まで教えて頂いたことや経験したことを生徒たちに教える、伝えていければいいかなと思っています。よろしくお願いします」

 

―以下質疑応答―

 

Q.従来のWRESTLE-1の新弟子募集というのは、この学校に入学するという事が前提になるのでしょうか?

 

高木三四郎CEO

「いや、今の段階ではそれは別で考えてはいます。ただもしかしたらこの学校に入学するのが最短の道になるという事もあるかもしれないです。その本人の素質次第ではありますが。ただ、門戸を開いていきたいと思っていますので、いろんな人材が集まってきやすい環境を作っていきたいと思っているのと、どうしても卒業した人達みんながみんなWRESTLE-1に入るということもありませんので、そこはあくまでも自由にしたいと思っています。なので今回、そこは全く別のことだと捉えて頂ければと思います」

 

Q.この学校ならではの指導方針などはあるのでしょうか?

 

武藤敬司校長

「基本的には才能が有るやつ無い奴、千差万別来ると思うけど全員ちゃんとしたマニュアルだけは教えようとは思っていますね」

 

Q.上限は何人くらいと考えていますか?

 

高木三四郎CEO

「来ていただけるなら来ていただけるだけ全部ですね。あまりにも多すぎたら考えますけど。まぁいきなり100人とか来ちゃったらどうしようかと思いますけど(笑)まぁまぁ来ていただけることに関しては全然ウェルカムなので。別に年齢的な制限も、まぁ下はありますけど上はないので。本当に志半ばで諦めちゃった人とかそういった事でも構わないですし、あとは女性の方でも対象にしていますので」

 

Q.女性も対象という事ですが、女性のコーチを着けるという事もありますか?

 

高木三四郎CEO

「今の段階では無いです。あくまでもWRESTLE-1のコーチがベースになっています」

 

Q.武藤校長や高木CEOが講師や実際の実技ではなく、講義などで関わるという事はあるのでしょうか?

 

武藤敬司校長

「まぁゆくゆくは時間があったりして必要ならば」

 

高木三四郎CEO

「僕は多分教えられるのはギャラの賃上げの交渉とかそういった事しかないので(笑)あとでも興行の、こういった風に行われているんだよ、的なことなどは特別的な部分でちょっと触れたりすることはあるかもしれないですね」

 

武藤敬司校長

「俺が教えられるのは逆に初期段階じゃなくて、ある程度完成してきたところにどう魂を吹き込むかっていう作業ですね。ゆくゆくはこの学校がある程度土台がちゃんとしっかりして来たら今度は海外版。外国の留学生をとるような学校ができたらね。これも一つの目標にしております」

 

Q.今回は1期生という事ですが、2期生以降は半年ごとに募集するというお考えですか?

 

高木三四郎CEO

「そう考えています」

 

Q.道場だけではなく、例えばプロレスの興行の仕組みを勉強するような教室を使った授業が行われる日もあるのでしょうか?

 

高木三四郎CEO

「そうですね。あと実習というか体験としてリングの搬入とか設営、撤収なども総合的に教えていければと思います。今やっぱりプロレスラーって試合だけじゃない部分も出て来るので。じゃあそういった時にリングの設営方法や撤収方法を知っていればより団体側もピックアップしやすくなると思いますし。そういった総合的なことも教えていければと。なのでレフェリー的な講習やリングアナウンサーの講習も考えていますし、本当に全般ですね」

 

Q.将来的にはコースが分かれたりすることもあるのでしょうか?

 

高木三四郎CEO

「そうですね、将来的には、ですね。ただ色々なことに対応していかないとこの世の中やっていけないと思っていますのでひとまずはプロレスに関わるあらゆることを教えていければと。だから意外に、あ、こういう事もやるんだ、こういう事もするんだ、っていう様なことが増えて来ると思うんですよね。だからプロレスラーやプロレスの興行がどうやって形成されていくかという事を知るいい機会だと思います」

WRESTLE-1 OFFICIAL GUIDE