201510.28(WED) TOPICS
「本来のスタイルを解き放つ」翔太と組むことでKAIはどう変化する!?
8月よりWRESTLE-1に参戦している翔太選手と、その翔太選手とタッグを組む機会が増えているKAI選手にインタビューを行った。KAI選手も翔太選手もファン時代に多種多様な団体を観戦していたこともあり、翔太選手のWRESTLE-1参戦時から非常に意気投合している模様。はたして両選手は今後に対してどのような事を考えているのか?
―早速ですが、お互い組んでみた手応えはいかがですか?
KAI選手「なんか初めての感じが全然しないですよ」
翔太選手「やっぱり似たようなものを観てきているからですかね」
KAI選手「匂いがね。初めて会った日からなんていうのか、違うとは感じなかったというか、自然となんかね」
翔太選手「体格もジュニアとヘビーでバランスがいいというか、均一がとれてる感じもしますよね」
KAI選手「あと俺はある意味こういうタイプのレスラーとはなかなか出会ってこれてないんで。勉強になってます」
翔太選手「まぁリッキー・フジか翔太か、ですからね(笑)セクシーストーム!」
KAI選手「あの歌って入場するの最高だったよね(笑)」
翔太選手「斬新でしたね」
KAI選手「あれを最初にやったのはリッキーさんだからね。最近は歌ってないのかな?」
翔太選手「私生活までアメリカンですからね。スゴイですよ」
KAI選手「そうそう。一緒に巡業回らせてもらったことがあるんだけど、すごかった」
翔太選手「リッキーさんはカレー屋に行ってカレーが出てきた時に、日本人だったら普通に「いただきまーす」っていうじゃないですか。でもリッキーさんはまず「ワァ~オ!」って(笑)」
KAI選手、爆笑
KAI選手「さすがだね。やっぱり有刺鉄線の上でブレーンバスターされてただけあるね」
翔太選手「はい。さすがネグロ・カサスとJカップ、両国で試合してるだけのことあります。インディー背負ってましたから」
KAI選手「あれは本当にロッケンロールだったね」
翔太選手「だからWRESTLE-1の中で、誰がこんな会話出来るんだって。ここのタッグしかできないでしょ?」
KAI選手「出来ないよ(笑)本当にいない」
翔太選手「だからこんな会話ができるんだから自然と意思疎通もできるってことですよ」
KAI選手「もともと浜口ジムの時代からこんな話出来る人いないよ」
※以降しばらく過去に観ていた団体の話が盛り上がる。
―非常にディープな話ですね。
翔太選手「ディープですね。この会話ができるっていうところが共通点ですから」
―こういった話ができるから一緒に組んでやっていこうと思ったのでしょうか?
KAI選手「まぁでもあと、俺のタイトルマッチの時に唯一セコンドについてくれたのが翔太だったっていう」
翔太選手「KAIさんのセコンド誰もつかないから。いつも一人ぼっちじゃないですか。僕もWRESTLE-1、小山で初めて出させて頂いた時、控室誰も知っている人がいなくて。その中で唯一今のリッキーさんの話みたいなのをKAIさんがしてくれて。あぁやっぱりこういうプロレス愛が…」
※再度、過去に観ていた団体の話で盛り上がる。
翔太選手「まぁこんな話をして、唯一WRESTLE-1のバックステージで気が許せる瞬間があったので。これはもうKAIさんがタイトルマッチをやるのであればセコンドにつこうと。なんで誰もいないんですか?」
KAI選手「わかんない」
翔太選手「やっぱりこの会話についてこれないからですか?だめだなぁ、みんな」
※さらに再度ここで過去に観ていた団体についての話で盛り上がる。
―ベストパートナーが見つかったという事でしょうか?
翔太選手「やっぱりWRESTLE-1の中で戦っていくのであれば身体の小さい僕だけでは辛いので。その中でKAI選手と組んで戦えるというのは心強いです」
―翔太選手にお聞きしたいのですが、KAI選手の旗を作られていましたが、それにはどういった意味があるのでしょうか?
翔太選手「KAIさんが言った事を言葉にしているだけですから。誰が何と言おうがWRESTLE-1のエースはオレだ!と」
KAI選手「俺そんなこと言ったかな?(笑)」
翔太選手「いや、言ってましたよ!(笑)それをなんか周りのみんなが、いや違うだろ、みたいな空気出すから、そんなことないだろ、と。やっぱり人間、思いを込めて文字にすると具体化、具現化しますから。10.9の3WAYもあそこで勝っていればタイトル挑戦出来てたんですから。そこを少しでも後押しできればと思って。そういえばあの日も結局僕しかセコンドいなかったですね」
KAI選手「いなかったね」
―あの旗はその思いが込められた旗という事ですね。
KAI選手「魂込めて」
翔太選手「魂を込めて白い布に黒いスプレーで書いたんです」
―では今後お二人は組んでいくに当たり、何を目指していこうとお考えですか?
翔太選手「まだ我々負けて負けてが続いているんで」
KAI選手「たしかに負け続けているんで結果を残さなきゃいけない」
翔太選手「あとやっぱりKAIさんがエースだという事を…でもなんかあれですね、皆がエースって言っているから自分もエースにならないといけないって当初思ってなかったですか?」
KAI選手「いや、みんなは言ってなかったと思うけど…あれ?言ってたかな?」
翔太選手「KAIさんの中で、前の団体からの流れで自分がエースにならなきゃいけないって思いがあったから今のKAIさんがいると思うんですけど、でも本来やりたいレスラー像って違うんじゃないですか?」
KAI選手「フリースタイル」
翔太選手「やっぱりエースが主役っていうのを意識しているから、やらなきゃいけないっていう責任感が強くなりすぎちゃっているんじゃないですか?」
KAI選手「…そうだな。意識しすぎてるのかもね。これはもう一旦意識を解き放った方がいいのかもしれないな」
翔太選手「コスチュームとかも今赤いタイツとかで」
KAI選手「結構ボロボロになってきてるんだよな」
翔太選手「やっぱりエースだからっていう。主役は“赤”じゃないですか。でももう思うままのスタイルでやった方がいいんじゃないですか?」
KAI選手「この間も大仁田さんと組んで。あの時ストリートファイトでやったんだけど、やっぱり自分が見て育ったものだからしっくりきたんだよね」
翔太選手「ニコプロで見ましたよ!コメント凄かったです、良い!って。なんかいつもと違うっていっぱい書かれていたんですよ。僕も映像見てて、あれ?なんか違う!って。解き放たれて見えてたんですよ」
KAI選手「まぁあれが本来のスタイルというか、自然のスタイルだったのかな」
翔太選手「ちょっと一回、今ベルトもないし、挑戦とかも決まっていないですよね?だったらもう思った通りのままのスタイルでやればいいんじゃないですか?」
KAI選手「確かにいい機会だしね。それが一番いいかもしれないな。ナチュラルスタイルで。ストリートナチュラルスタイルで(笑)」
翔太選手「ちょっとそういうKAIさん出していきましょうよ。次組む時ぐらいから」
KAI選手「そうだね、出していくか。じゃあ俺らの目標はまずそういうところを出していくところから!翔太もなんか出した方がいいんじゃない!?」
翔太選手「僕ですか!?僕はもうだいぶコスチュームはリッキーさんに…」
※この後、過去に観ていた団体の話は延々と続いた…
現在のWRESTLE-1では確かにKAI選手に賛同する選手は見受けられない。そんな中での翔太選手の後押しがKAI選手には非常に心強いと感じられた。まずは10.31後楽園ホール大会、しがらみから解き放たれたKAI選手の姿に注目だ。
「WRESTLE-1 TOUR 2015 UPDRAFT」
2015年10月31日(土)東京・後楽園ホール大会 18時試合開始 / 17時開場
▼第1試合 シングルマッチ 30分1本勝負
中之上靖文vs村瀬広樹
▼第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負
田中稔&TAJIRIvsMAZADA&土肥孝司
▼第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負
アンディ・ウーvs大和ヒロシ
※※この試合はノンタイトル戦となります。
▼第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負
KAI&翔太(ガッツワールド)vsKAZMA SAKAMOTO&NOSAWA論外
― 休 憩 ―
▼第5試合 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
黒潮“イケメン”二郎&吉岡世起vs藤波辰爾&LEONA
▼第6試合6人タッグマッチ 30分1本勝負
カズ・ハヤシ& AKIRA&熊ゴローvs河野真幸&近藤修司&芦野祥太郎
▼メインイベント WRESTLE-1チャンピオンシップ 60分1本勝負
【第6代WRESTLE-1チャンピオンシップ王者】征矢学vs【挑戦者】浜亮太
※第6代王者・征矢学、初の防衛戦。
―「WRESTLE-1 TOUR 2015 UPDRAFT」10.31東京・後楽園ホール大会 詳細―
【大会名】
「WRESTLE-1 TOUR 2015 UPDRAFT」10.31東京・後楽園ホール大会
【日時】
2015年10月31日(土) 18時試合開始/17時開場
【場所】
東京・後楽園ホール
【席種】
・特別リングサイド¥7,000
・リングサイド¥5,000
・指定席¥4,000
・レディースシート¥3,000
・ペアシート¥7,000
※当日各席500円UP、ペアシートは1,000円UP
※当日のみ一般立見¥2,500、小中高ワンコインチケット¥500ならびに試合開始1時間後より、アフターワンアワーチケット¥2,000を販売致します。
【チケット販売所】
・チケットぴあ(Pコード:594-330)TEL:0570-02-9999
・電子チケットぴあ http://pia.jp/t (PC、モバイル共通)
・ローソンチケット(Lコード:37534TEL:0570-084-003)
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・後楽園ホール5階事務所 TEL:03-5800-9999
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