20169.5(MON) TOPICS
「負けたら戻ってしまう。それだけは避ける」新世代の王者・稲葉大樹の覚悟と責任!
9月18日(日)東京・後楽園ホール大会で、KAI選手との“リマッチ”に臨む無差別級王者・稲葉大樹選手に話を聞いた。まさかのリマッチとなった初防衛戦を前に、稲葉選手はどのような気持ちでいるのだろうか。
―改めてKAI選手とのリマッチが決定しましたが、今の心境を教えてください。
稲葉大樹選手
「正直文体で今出せるものは、あの試合で出せるものは出し尽くしての勝ちだったので。なので次の防衛戦まであまり間が無いじゃないですか。その短い期間で同じKAIさんっていうのは何て言うんですかね…正直気持ちの部分でもモチベーションでも試合の組み立てでも難しいですよね。いかに卍にもっていくかっていうのも他の人が挑戦者の方がアイディアが何個か浮かんできますけど同じ人だと…。考え抜いてのアレだったので、もう一回ってのはキツイですよね。同じことは通用しないと思うので」
―なるほど。今KAI選手はしきりに稲葉選手の勝利は“マグレ”と言っていますが、そのことについてはいかがでしょうか?
稲葉大樹選手
「まぁ前哨戦負けが続いてて、一回直接もとられてますから。タッグで、ですけど。でもなんかチャンピオンらしからぬというか。チャンピオンって勝って当たり前っていうのがなんかあるじゃないですか。なのに負けているっていうのはそう言われてもしょうがないっていうのもありつつ、それじゃダメだっていうのもありつつ…って感じですね」
―前哨戦というお話がありましたが、8.27大阪大会ではUWA世界6人タッグ王者として、それこそ9月18日の挑戦者のKAI選手、そして村瀬広樹選手、翔太選手組を迎え撃ち、見事防衛を果たしました。
稲葉大樹選手
「あれはアンディさんと村瀬がきっかけで。まぁ村瀬がKAIさんと一緒にやりたいって言ったのかよくわかんないですけどやるってなって。会見にも入ってきてなんかやってましたけど、あの試合に関しては僕はあんまり。アンディさんと村瀬の戦いで、たまたまKAIさんのチームが来ただけで。UWAの時はそりゃ当然KAIさんを意識しましたけど、そこまでガッツリってわけでもなかったですね。UWAの時はとにかくUWAのベルトをしっかり防衛するっていうのが一番でしたね」
―ではリマッチという状況である以上、先ほどご自身もおっしゃっていましたが同じ戦い方では難しいと思われますが、何か対策や準備している事などはありますでしょうか?
稲葉大樹選手
「勝つなら今のところ僕は卍だと思っていますので、卍にもっていかなければダメだと思っていますし、チャンピオンになったから今すぐ僕が強くなってボコボコにできるって訳ではないし。たぶん戦い方自体はこの前と同じような形になるとは思うのですが、そこで何かまたチャンスが来るはずなので、それをモノにしていきます。一番怖いのはKAIさんのペースに知らない間にもっていかれる事。攻めようと思った時に外でいろいろやられたりセコンドの翔太さんとか三富さんとかと…なんか知らない間にペースを持っていかれるのには本当に注意しないといけないですね」
―わかりました。では最後に王座戦に向けての意気込みをお願いいたします。
稲葉大樹選手
「せっかく自分がWRESTLE-1変えていくって言って文体で獲ったベルトなので、またKAIさんに負けたら戻っちゃう。この勢いを止めずに。今クルーザーは児玉さんが持っていて吉岡さんが挑戦する、これは同じ世代の中でベルトを争える良い雰囲気ですから。僕が負けたらまた無差別のベルトは戻っちゃいますからね。それだけは避けたい。そう思っています」
9月18日(日)東京・後楽園ホールで初防衛戦が決まった新世代の王者・稲葉大樹。しかもそれがまさかのリマッチ。確かに8.11横浜文体後の試合でKAIに敗北を喫したため、再挑戦を受け入れるのはしょうがない。しかしリマッチが決まった後の前哨戦でもダッグマッチではあるが直接負けるのはいかがなものか。挑戦者の言う“マグレ”が信憑性が帯びてくる。だがそんな中でも王者は力強く言った。「WRESTLE-1変えていく。」この言葉を口にしたからには稲葉には“マグレ”ではなく本当の実力である事を証明してもらいたい。それが真に、そして稲葉の覚悟の芯である“WRESTLE-1の変革”に繋がると信じて―
「WRESTLE-1 TOUR 2016 3rd ANNIVERSARY」
2016年9月18日(日)東京・後楽園ホール大会 12時開始/11時開場
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ 60分1本勝負
【第9代王者】稲葉大樹vs【挑戦者】KAI
※第9代王者・稲葉大樹、初の防衛戦。
▼第7代WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ王者決定戦 時間無制限1本勝負
カズ・ハヤシ&鈴木鼓太郎vs近藤修司&“brother”YASSHI
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ60分1本勝負
【第5代王者】児玉裕輔vs【挑戦者】吉岡世起
※第5代王者・児玉裕輔、初の防衛戦。
▼シングルマッチ
土肥孝司vs火野裕士
▼シングルマッチ
黒潮“イケメン”二郎vs河野真幸
▼シングルマッチ
葛西純(FREEDOMS)vs熊ゴロー
▼8人タッグマッチ
大和ヒロシ&アンディ・ウー&立花誠吾(プロレス総合学院1期生)&頓所隼(プロレス総合学院1期生)vs村瀬広樹&藤村康平&翔太(ガッツワールド)&進藤翔(プロレス総合学院2期生)
▼プロレス総合学院2期生デビュー戦 タッグマッチ
NOSAWA論外&MAZADAvs伊藤貴則(プロレス総合学院2期生)&デニス篠原(プロレス総合学院2期生)
―大会詳細―
【大会名】
「WRESTLE-1 TOUR 2016 3rd ANNIVERSARY 」9.18東京・後楽園ホール大会
【日時】
2016年9月18日(日)12時開始/11時開場
【場所】
東京・後楽園ホール
【チケット情報】
・特別リングサイド¥7,000
・リングサイド¥5,000
・指定席¥4,000
・レディースシート¥3,000
・ペアシート¥7,000
※当日各席500円UP、ペアシートは1,000円UP
※当日のみ一般立見¥2,500、小中高ワンコインチケット¥500ならびに試合開始1時間後より、アフターワンアワーチケット¥2,000を販売致します。
【チケット販売所】
・チケットぴあ(Pコード:594-330)TEL:0570-02-9999
・電子チケットぴあ http://pia.jp/t (PC、モバイル共通)
・ローソンチケット(Lコード:31662 TEL:0570-084-003)
・イープラス http://eplus.jp/
・後楽園ホール5階事務所 TEL:03-5800-9999
・書泉グランデ TEL:03-3295-0011
・書泉ブックタワー TEL:03-5296-0051
・チャンピオン TEL:03-3221-6237
・㈱GENスポーツエンターテインメント 03-5937-1515
・WRESTLE-1 Official Web SHOP http://shop.w-1.co.jp/
皆様のご来場、お待ちしております!