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プロレス総合学院2期生卒業試合リポート

プロレス総合学院2期生卒業試合リポート
プロレス総合学院2期生卒業試合リポートプロレス総合学院2期生卒業試合リポートプロレス総合学院2期生卒業試合リポート

本日、都内WRESTLE-1道場にてプロレス総合学院2期生の卒業試合が開催された。

 

なお、プロレス総合学院・校長の武藤敬司選手をはじめ高木三四郎CEO、講師のカズ・ハヤシ選手、近藤修司選手、稲葉大樹選手、芦野祥太郎選手が2期生の卒業試合を見守った。

 

―試合結果―

 

▼第1試合 エキシビジョンマッチ 3分

△小林卓哉(時間切れ引き分け)渡辺健介△

 

オープニングマッチは惜しくも卒業認定とならなかった小林卓哉と渡辺健介の3分間のエキシビジョンマッチ。試合開始後は両選手ともこの半年間で培ったグラウンドの技術で互角の攻防を見せる。一進一退の展開をみせるが互いになかなか決め手がないまま時間切れ引き分けとなるも、今後の可能性を十分に見せる内容の濃いエキシビジョンマッチとなった。

 

▼第2試合 シングルマッチ 15分1本勝負

○頓所隼:プロレス総合学院1期生(4分48秒 逆エビ固め)田中太嘉文:プロレス総合学院2期生

 

続いてのシングルマッチは卒業認定を受けたプロレス総合学院2期生の田中太嘉文と、約半年前にデビューしたプロレス総合学院1期生の頓所隼のシングルマッチ。前半はやはりグラウンドの攻防でお互いに牽制しつつ探り合いといったところ。しかしながらやはりキャリアに勝る頓所がペースを掴む。要所要所で返す場面も見受けられるがやはり先輩の意地で頓所が勝り、最後は逆エビ固めで搾り上げギブアップ勝利を手にした。

 

▼第3試合 シングルマッチ 15分1本勝負

○児玉裕輔(9分19秒 変形リバースDDT→片エビ固め)習田紘晶×

 

3試合目はこちらもデビューが決定したプロレス総合学院2期生・習田紘晶とWRESTLE-1クルーザーディビジョン王者であり講師の一人でもある児玉裕輔の試合。試合は、習田は大きな声を出し気迫のこもったエルボーを放つもなかなか児玉に大きなダメージを与えるには至らず、逆に“もっと来い!”と激を飛ばされる。途中、丸め込みなどで追い込む場面も見せたが、やはり百戦錬磨の王者、最後は変形のリバースDDTで習田を沈めた。

 

▼第4試合 シングルマッチ 15分1本勝負

○立花誠吾(7分19秒 胴締めチキンウイングアームロック)デニス篠原×

 

第4試合はプロレス総合学院1期生の立花誠吾と先日の後楽園ホール大会でデビューを迎えたデニス篠原選手の一戦。序盤はやはり半年以上の経験のある立花が技術で押し込むが、中盤以降その体格を生かしたデニスもやり返し、一進一退の攻防。だが徐々に立花の腕への1点攻めが効果を発揮し、最後には胴締めのチキンウイングアームロックで立花がギブアップ勝ちを納めた。

 

▼第5試合 シングルマッチ 15分1本勝負

○アンディ・ウー(11分1秒  足四の字固め)進藤翔×

 

メインイベントは講師の一人であったアンディ・ウーと8月27日の大阪大会でデビューし、すでにWRESTLE-1でも数試合行っている進藤翔の一戦。序盤はやはりグラウンドの攻防となるも、アンディがその実力差を見せつける形に。中盤になると進藤もドロップキックなどで返し始める。しかしそこからアンディの厳しい足攻めにあい、持ち前の軌道力を奪われてしまう。しかしそれでもコーナーポストからのボディプレスなどで気合の反撃を見せる。だがやはりアンディとの実力差は大きく、最後は足四の字固めに沈んだ。

 

全試合終了後、武藤敬司校長による卒業証書授与式が行われ、その後2期生を代表して進藤翔による挨拶ののち、卒業試合は終了した。

 

以下、リング上での武藤敬校長コメント

 

武藤敬司校長

「半年間の皆さんの努力、試合を通じて感じることが出来ました。たぶん、2期生という事もありうちの講師陣も慣れてきてのもあって、まとまっている試合が多かったです。後はですね、皆様の受け皿として“ACE”という組織を作りましたので、そっちの方では本当に実戦。パイロットじゃないけどフライトの時間が長ければ長いほどプロレスもうまくなる。なのでとにかく実戦をこなして未来のスターになってください。卒業、おめでとうございます!」

 

今日デビューしたプロレス総合学院を卒業した選手と1期の卒業生である立花誠吾選手、そして頓所隼選手を中心とした新団体「Pro-Wrestling ACE」が11月12日(土)に旗揚げ戦を迎える。それが決定している中での武藤校長の“実戦をこなしてスターに”という言葉は、今日の2期生の大きな希望となるだろう。勿論簡単な道ではない。だからこそ今日が終わりではなくスタートという事を絶対に忘れずに次のステップでの活躍する事を期待したい。

 

最後に、プロレス総合学院2期生の皆様、約半年間の学院生活、本当にお疲れ様でした。

 

そして修了、おめでとうございます。

 

―プロレス総合学院2期生 卒業試合出場選手プロフィール―

 

◆氏名:小林 卓哉(コバヤシ タクヤ)

・身長/体重:170cm/70kg ・生年月日:1988年1月29日 

・出身地:群馬県前橋市

 

◆氏名:渡辺 健介(ワタナベ ケンスケ)

・身長/体重:173cm/69.5kg/・生年月日:1997年8月4日

・出身地:東京都江東区

 

◆氏名:田中 太嘉文(タナカ タカフミ)

・身長/体重:177cm/83kg ・出身地:埼玉県上尾市

・生年月日:1993年10月3日

 

◆氏名:習田 紘晶(シュッタ  ヒロアキ)

・身長/体重:170cm/74kg/・出身地:兵庫県朝来市

・生年月日:1995年9月30日

 

◆氏名:進藤 翔(シンドウ ショウ)

・身長/体重:175cm/67kg ・出身地:千葉県松戸市

・生年月日:1990年8月25日

 

◆氏名:デニス 篠原(デニス シノハラ)

・身長/体重:178cm/96kg ・出身地:東京都世田谷区

・生年月日:1995年5月11日

 

◆氏名:伊藤 貴則(イトウ タカノリ)※右肩負傷のため欠場

・身長/体重:180cm/115kg ・出身地:大阪府大阪市

・生年月日:1993年9月20日

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