20174.26(WED) TOPICS

「『自分に負けたらお前はどうすんだ?』っていう気持ちはありますね」5.4後楽園大会でタッグ王座挑戦の伊藤にジェラシー爆発!タナカ岩石インタビュー!!

「『自分に負けたらお前はどうすんだ?』っていう気持ちはありますね」5.4後楽園大会でタッグ王座挑戦の伊藤にジェラシー爆発!タナカ岩石インタビュー!!

2期生として半年間、プロレスラーとしてのキャリアを積んできたタナカ岩石。5.1ACE新木場大会ではプロレス総合学院2期生の伊藤貴則との一騎打ちに挑む。5.4後楽園大会では河野真幸とのタッグで王座挑戦と復帰して間もなくでビッグチャンスを掴んだ同期に対して、どのような気持ちを抱いているのか? 一騎打ちを控えた今の心境を聞いてみた。

 

──タナカ岩石選手、凄いリングネームですけど、これはどなたが考えたんですか?

 

タナカ岩石選手

「僕もよくわからないんですよ(笑)。ただ、お客さんからも『タナカ!』じゃなく『岩石!』って声をかけていただいてるので、覚えやすい名前なんだなって思っています。僕の本名は田中太嘉文なんですけど、覚えづらいらしくて」

 

──本名も立派ですけど、素敵なリングネームですよ。リングネーム通り岩石っぽいプロレスしなきゃいけないみたいな意識はありますか?

 

タナカ岩石選手

「そうですね(笑)。僕はあんまり器用ではないんで、不器用っていう意味ではリングネームに合っているのかなって気がします」

 

──頭突きをやりますけど、デビュー前から頭の硬さには定評があったんですか?

 

タナカ岩石選手

「いや、そういうわけではないんですけど、打撃はチョップやエルボーが多いじゃないですか? せっかくタナカ岩石っていうリングネームなので、みんなと違う何かが欲しいなと思って、頭突きをやるようにしましたね」

 

──ああ、いいですね。すっかりトレードマークっていう感じがしますよ。

 

タナカ岩石選手

「ああ、そう言ってもらえるとうれしいですね(笑)」

 

──デビューして半年が経ちましたけど、プロレスラーとしてどうですか?

 

タナカ岩石選手

「いやあ、まだ慣れてないです(笑)。日々修行の身なんで」

 

──でも、プロレスレスラーとして活動していく中で、「俺はプロレスラーなんだ」っていう実感が出てきたんじゃないですか?

 

タナカ岩石選手

「試合の直前になると毎回そういう気持ちが出てきますね。『これからお客さんの前で試合をするんだ』って。ただ、今はW-1のリングにもレギュラーとして出させてもらっていますけど、ファンの頃の気持ちも残っているんですよ。それがいいのか悪いのかはわからないんですけど」

 

──それはどういった気持ちなんですか?

 

タナカ岩石選手

「未だにプロレスが純粋に好きすぎて、週刊プロレスをまだ定期購読しているんですよ(笑)。時間さえあればWWEを観たり、YouTubeもプロレスの動画しか観てなかったり、DVDも全部プロレスばっかりで。そういうものしか観てないですね」

 

──プロレスしか観てない(笑)。

 

タナカ岩石選手

「観てないです(笑)」

 

──それは素晴らしいぐらいにプロレス漬けの生活ですね(笑)。

 

タナカ岩石選手

「そうですね(笑)」

 

──例えば試合会場に行って、「あ、武藤敬司がいるよ!」みたいになったりすることありますか?

 

タナカ岩石選手

「ああ、会場で選手の方たちに会うと『あ、昔テレビで観ていた人たちだ』とか凄い緊張します。今でも武藤さんと会場でお会いしたりすると、緊張してしまって」

 

──とはいえ、同じ選手という立場ですから、リングに上がれば意識も違うんじゃないですか?

 

タナカ岩石選手

「それはもちろんですね。例えば藤村さんとはシングルやタッグ、UWA6人タッグでのタイトルマッチなどで対戦する機会も多いんですよ。たしかに藤村さんはW-1の生え抜きの方ですから尊敬しているんですけど、試合となったら差を出したいという気持ちで闘っています。僕のほうが後輩ですけど、藤村さんよりも上にいってやるっていう気持ちを持って常に試合はしてますね」

 

──それはACEという団体に所属する選手として、W-1の選手に対するライバル意識があったりするんですか?

 

タナカ岩石選手

「ACEじゃなくて僕個人としてライバル意識は持っています。ACEみんなで上にいくっていう気持ちもありますけど、僕個人としての名前を上げたいっていう気持ちがあるんで。僕個人としての名前が上がったうえで、ACEの名前も上がったらなと思います」

 

──なるほど。そのACEが旗揚げされて約半年、いよいよ新木場1st RINGという会場で試合をすることになりました。岩石選手的にはどのように捉えていますか?

 

タナカ岩石選手

「ACEとして大きな一歩となりますよね。初めての外の会場での興行ですし、こっから本当のスタートなんじゃないかなと思っています。そこでファンが何を感じ取ってくれるのか? あとこれから外で興行を打つことを当たり前にしたいですね」

 

──ACEを団体として大きくしたいという気持ちもあるんですね。

 

タナカ岩石選手

「まだ全然小さいですけど、W-1の下部組織という状態になっているので、ちゃんとACEという名前だけでやっていけるようにしたいですね」

 

──そういう部分では同じ2期生の伊藤貴則選手との一騎打ちは非常に重要ですし、ACEのプロレスとはどういうものなのかを見せるにはうってつけのカードだと思います。どのようなお気持ちで臨みますか?

 

タナカ岩石選手

「伊藤は自分よりも先にデビューしているんですね。彼はまだ学院を卒業してない時点でデビューが決まっていたんですよ」

 

──それだけ期待された逸材だったと。

 

タナカ岩石選手

「ただ、学院生時代の練習では基礎体力にしろ、腕立て伏せにしろ、スクワットにしろ、自分のほうができたんです。それなのになんであいつのほうが先にデビューするんだっていう気持ちがありましたね。それは身体の大きさなのか、あいつに他に光る部分があるのかってずっと考えていて。でも、自分がデビューしたあとに伊藤はケガで3カ月ぐらい欠場したんですね。その間、自分はリザルトのトーナメントに出たり、UWAの6人タッグ王座に挑戦したり、現時点ではあいつよりも試合の経験を積んでいるという自負があります。だから、絶対に負けたくないです」

 

──いろいろな感情を持った試合になると。

 

タナカ岩石選手

「同期で同い年ですし、本当に負けたくない相手です。あいつはW-1の次の後楽園大会(5月4日)で河野さんと組んでタッグベルトに挑戦するじゃないですか? やっぱり『なんで?』っていう気持ちになりましたよね。復帰してまだなんの実績も残してないのにいきなりタッグのベルトに挑戦できる。本当に悔しい!」

 

──伊藤選手は岩石選手との一騎打ちのあとに大一番を控えているんですよね。これは岩石選手としては負けられないですね。

 

タナカ岩石選手

「はい。『自分に負けたらお前はどうすんだ?』っていう気持ちはありますね。自分が負けたとしても、自分のほうが存在感を放っていたら、『お前はそれでもいいのか?』っていうのはありますね。最近になって、名前を上げているのは間違いなく自分だという自負はあるので」

 

──なるほど。よそ見していると大変なことになるぞ、ということですね。

 

タナカ岩石選手

「はい。自分は伊藤が休んでいる間、何十試合もこなしてきて経験を積んでいます。もちろんデビューして1年も経たない若手ですけど、あいつがしてない経験を積んできたという自信があるんで。3月の後楽園大会でUWAの6人タッグ王座に挑戦しましたけど、自分の中で何かを掴んだ感覚があるんですよ」

 

──ほほう! それは普段の試合では感じられない違う何かを感じたということですか?

 

タナカ岩石選手

「うまく言葉に言い表せないんですけど、何かを掴んだっていう感覚があるんですよ。簡単な言い方をしてしまうと、プロレスが楽しくなったというか」

 

──プロレスが楽しくなった! 着実にプロレスラーとしてステップアップした実感があるということですかね。

 

タナカ岩石選手

「そうかもしれないですね」

 

──なるほど。新木場大会は1期生の立花選手と頓所選手の一騎打ちもありますし、注目されている女子の木村花選手も出場します。そういう中での2期生同士の一騎打ちですから、存在感を見せたいですよね。

 

タナカ岩石選手

「同じプロレス総合学院で学んできたとしても、1期生と2期生では違う気持ちがあると思います。だから、伊藤は敵であり、ライバルではありますけど、凄い試合をしたいんですよ。1期生が見て、『この試合は俺たちにはできない』って思えるような試合をしたいですね。俺たち2期生だからこそできる試合をしたいです」

 

──1期生に2期生のプロレスはこういうものだと見せつけたいと!

 

タナカ岩石選手

「はい。自分にはあいつが休んでいる間にたくさんの経験を積んできたという自信があるし、あいつはあいつでケガで泣いて悔しい思いをしていると思うんですよ。その気持ちをぶつけ合えればすげえ試合ができるんじゃないかなって思っています」

 

──それは楽しみですね! では、最後にファンにメッセージをお願いします。

 

タナカ岩石選手

「自分たちはプロレスラーになっていく過程で新弟子とか寮生活だとかそういう経験はしてないんですけど、素晴らしいプロの講師の方たちに教わったし、毎日練習しているし、今はプロのリングでデビューして試合をしています。間違いなくプロのレスラーだと思っています。色物として見られるかもしれないけど、プロレス総合学院出身者だからこういう選手が生まれたんだっていうのを見てほしいですね。まだまだ自分たちも未熟ですけど、ACEもそうだし、プロレス総合学院ってこんなに凄いところなんだ、新たなプロレスの時代を作る工場なんだよっていうことをこの大会を通して証明したいです」

 

「Pro-Wrestling ACE ―Vol.5―」

2017年5月1日(月)東京・新木場1stリング大会 19時開始/18時30分開場

 

▼シングルマッチ

立花誠吾vs頓所隼

 

▼シングルマッチ

一vs新井健一郎(DRAGON GATE)

 

▼シングルマッチ

木村花vs松本浩代

 

▼シングルマッチ

伊藤貴則vsタナカ岩石

 

▼タッグマッチ

進藤翔&渡辺壮馬vs木髙イサミ(プロレスリングBASARA)&阿部史典(スポルティーバエンターテインメント)

 

▼シングルマッチ

アンドロメダKENvs勝俣瞬馬(DDT NEW ATTITUDE)

 

▼ボラ・デ・アロス デビュー戦 シングルマッチ

ボラ・デ・アロスvs梶トマト(KAIENTAI DOJO)

 

―「Pro-Wrestling ACE ―Vol.5―」5.1東京・新木場1stリング大会 詳細―

 

【大会名】

「Pro-Wrestling ACE ― Vol.5 ―」5.1東京・新木場1stリング大会

 

【日時】

2017年5月1日(月)19時開始/18時30分開場

 

【場所】

東京・新木場1stリング

 

【入館料情報】

・最前列¥5,000

・自由席¥4,000

※当日各席500円アップ

※当日のみ小中学生¥1,000(要学生証提示)

 

【チケット販売所】

・㈱GENスポーツエンターテインメント 03-6452-6815

・WRESTLE-1 Official Web SHOP http://shop.w-1.co.jp/

・チケットぴあ(Pコード:835-688 TEL:0570-02-9999)

・電子チケットぴあ http://pia.jp/t(PC、モバイル共通)

・ローソンチケット(Lコード:35648 TEL:0570-000-732(※10~20時))

・イープラス http://eplus.jp/

 

【お問合せ】

㈱GENスポーツエンターテインメント 03-6452-6815

 

皆様のご来場、お待ちしております!

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