20176.7(WED) TOPICS
「チャンピオンチームは僕のセントーンに非常におそれをなしている」負けたらセントーン封印の危機にもどこ吹く風の熊ゴロー!──2017.6.7W-1会見②
続いて会見に登場したのは6月24日の横浜ラジアントホール大会でW-1タッグ王座をかけて再戦することが決定した河野真幸&伊藤貴則vs土肥孝司&熊ゴローの4人だ。「負けたら熊ゴローはセントーン禁止」という条件付きでゴーサインが出たこのタイトルマッチに向けて意気込みを述べた。
【選手コメント】
河野真幸選手
「昨日後楽園で伊藤と無事に初防衛したあとに、コメントスペースに熊ゴロー選手がやってきて、ちょっと意味がわからないけどもとりあえず挑戦したということを言ってて、うるさいのでカタをつけようかなと思っていますね」
伊藤貴則選手
「河野さんが言ったことと一緒で昨日の試合後に熊ゴローさんがずっと裏でやいやい言ってきて、自分の代名詞のセントーンを負けたら一生使わないとかけてくれたんで、それを理由に今回試合を承諾しました」
熊ゴロー選手
「昨日チャンピオンチームに挑戦を受諾していただいたんですけど、僕はTシャツを着るなとかセントーンをするなって言われたんですけど、チャンピオンチームは何もかけてないんですよ。これはどういうことですか? 何もかけてないんですよ。僕だけですか? 伊藤選手」
伊藤貴則選手
「いや、僕らはベルトをかけてるでしょ? ベルトに挑戦したいからセントーンとTシャツを理由にしただけであって、僕らはこれをかけているじゃないですか?」
熊ゴロー選手
「でも、ベルトしかかけてないから。僕はセントーンTシャツと自分の技、セントーンをかけているんですよ。何かかけるべきじゃないんですか?」
伊藤貴則選手
「だから、その2つを理由にこのベルトに挑戦するんでしょ? その2つをかけないなら挑戦受けないですよ」
熊ゴロー選手
「いやいやもう決まったから。もうひとつ賭けないと、あなた。俺たちが勝ってそのベルトをもらったら、伊藤選手、あなたはTシャツ着用禁止でございます」
伊藤貴則選手
「いやいやダメです」
熊ゴロー選手
「なんでですか? パートナーの河野さんはどう思いますか?」
河野真幸選手
「いやいやパートナーの俺もいいけど、お前のパートナーはいいのか? 土肥くんに聞くけど、こいつはこのベルトが土肥熊のベルトだとかずっと訳のわからないことを言ってたんだけど、いいの?」
熊ゴロー選手
「俺たちのベルトでしょ?」
土肥孝司選手
「とりあえずメインの前にいきなりいなくなったと思ったら俺に相談せずにこんなことをやっていたっていう。うん、じゃねえよ(笑)。まあ、そんなにお前がタッグで取り返したいならいいけど、本当にセントーンかけるんだよな? お前からセントーンなくしたら何もないからよ。大丈夫か?」
熊ゴロー選手
「それぐらいの覚悟を持っているっていうことですよ。だから、伊藤選手にも2つ」
土肥孝司選手
「俺はそれはどっちでもいいんだよ(笑)」
熊ゴロー選手
「いいじゃないですか。やりましょうよ」
土肥孝司選手
「一応タイトルマッチでさ、向こうはベルトをかけているわけだからさ。お前は本当にセントーンをこれで負けたら禁止でいいの?」
熊ゴロー選手
「封印しますよ。会社に迷惑かけちゃってるんで」
土肥孝司選手
「そうだよ。給料から天引だよ。何枚割ったんだよ、板。4枚ぐらい?」
熊ゴロー選手
「昨日で6枚目でしたね。皆さんの試合の進行を妨げてしまいました」
土肥孝司選手
「お前が負けたほうが会社的にはいいって言うことじゃん」
熊ゴロー選手
「いやいや、それはちょっと違う。またちょっと違う。勝って、俺らは俺らでベルトを取って、会社は会社で。材質の問題だから。まつ毛ついてますよ(と言いながら、土肥の顔についたまつ毛を取る)」
土肥孝司選手
「とりあえずね、これは土肥熊のベルトだということでそれでいいか?」
熊ゴロー選手
「はい」
土肥孝司選手
「まあ一応前チャンピオンでリマッチもしてないので、リマッチ権を行使させてもらうということで挑戦します。そして必ずベルトを取ります」
熊ゴロー選手
「お願いしま~す!」
【質疑応答】
──チャンピオンチームはセントーンを警戒しているところはあるんですか? 板を割るという威力があるわけですけど。
河野真幸選手
「特に警戒はしてないですね。ただ僕は会社のためにもこいつからセントーンを奪わないと。昨日も第1試合が終わった段階であの変な間。イベントとしてはよくないと思うので。そして彼からセントーンを奪うことでW-1がよくなるなら没収するしかないかなと。だからたぶん会社の上の人は僕らをバックアップしてくれると思いたいです」
──土肥選手は昨日の試合がメインでああいう結果になったわけですけど、気持ちの切り替えはいかがでしょうか?
土肥孝司選手
「いや、そんなでてきないですよね。でも、こいつが勝手にやってたんで、しょうがないっていう(笑)」
熊ゴロー選手
「感傷に浸っているヒマはないんですよ」
土肥孝司選手
「感傷には浸ってねえだろう(笑)」
熊ゴロー選手
「ダメですよ。すぐ切り替えるんですよ。切り替えて俺たちのベルトを……」
土肥孝司選手
「おまえ、試合じゃない時以外、元気いいんだよ」
熊ゴロー選手
「何を言ってるんですか!」
土肥孝司選手
「突っかかるなら芦野ぶん殴れよ」
熊ゴロー選手
「いやあ、目の前にいたんですよ、護衛が。護衛がいたんですよ」
土肥孝司選手
「マジか?(笑)」
熊ゴロー選手
「あいつが邪魔しやがって、クソガキ、この野郎!」
土肥孝司選手
「クソガキって言って、芦野のほうが歳上だったんだろ?」
熊ゴロー選手
「歳上だった。間違えちゃった」
土肥孝司選手
「まあ、昨日の試合は同世代同士ということで、入場してきた時にお客さんの期待感も凄い感じて、芦野に防衛してほしい人もいただろうし、僕にベルトを取ってほしい人もいたと思うんですけど、もちろん悔しいですし、試合内容に満足してるっていうことはないんですけど、気持ちのいい試合だったかなとは思います。ただ、僕が一応W-1の中で最後の砦的な感じで望んだタイトルマッチで負けて、また芦野の鼻を伸ばしてしまったので、トーナメントは俺が優勝してその落とし前をしっかりつけようかなと思います」
──この組み合わせでは一度タイトルマッチをやられているわけですけど、改めてお互いのチームの印象をお願いします。
伊藤貴則選手
「まあ、チームワークは向こうのチームのほうがあると思うんで、そこはまた僕と河野さんで練習して、この試合までに上回ってまた勝利したいですね。チームワークが上というのは認めます」
河野真幸選手
「まあ今の会見の会話を聞いててもそうですけど、チームワークがいいのか悪いのかわからないんですけど、僕らが勝つのも負けるのもキーパーソンになるのは熊ゴローだという気がしますね。こいつが空回りしてくれれば、チームワークを乱してくれれば俺らが勝てるだろうし、こいつが土肥くんの言うことを聞き始めたら危険かなと思いますけど。土肥くんがこの熊ゴローをうまく操縦できるかどうかにかかってるんで、そこをうまくやらせないように僕らは攻略していきたいなと思います。そして同じカードで2回勝てば二度と俺らのベルトだと言わせないように黙らせたいと思います」
熊ゴロー選手
「チャンピオンチームは僕のセントーンに非常におそれをなしているので、バンバンセントーンを当ててやろうと思っています。実はこの2人、僕のセントーンにビビってるんですよ。だから取り上げようとしているんですよ。そう思いますよね?」
土肥孝司選手
「え?(笑)。そうかもしんない」
熊ゴロー選手
「いや、僕は2人が嫌で嫌でしょうがないセントーンをバンバン食らわしてこのベルトを取りたいと思っております。だから印象はセントーンにビビっている2人」
土肥孝司選手
「まあ単純にデカいですよね。土肥熊が望んでる激しいぶつかり合いみたいな試合はできる相手なんで、前回もそういう感じでしたけど。ただ、前回、一応熊ゴローに託した感じで負けてしまっているので、そこをどうしようかなという感じですね。毎回最後僕がとっても何も生まれないんで。ねえ? お願いしますよ」
熊ゴロー選手
「任せてくださいよ」
土肥孝司選手
「いや、お前任せてくれって、『がんばります!』『やります!』ってそればっかりだろう」
熊ゴロー選手
「前回とは違いますよ。次は違いますよ。大丈夫ですよ」
土肥孝司選手
「まあもしかしたら僕の独りよがりになっちゃうかもしれないし、熊とチームワークをしっかりして最後に熊に託すのか? わかんないですけど。できる?」
熊ゴロー選手
「できます。7:3じゃダメなんですよ」
土肥孝司選手
「何、7:3って」
熊ゴロー選手
「誰かに言われたじゃないですか? 土肥熊は7:3だって。土肥孝司が7で熊ゴロー3だって」
土肥孝司選手
「俺は9:1だと思っているけど」
熊ゴロー選手
「それちょっと言い過ぎじゃないですか? それは言い過ぎですよね。フィフティ・フィフティが合わさった時に100になるんですよ。いや、タッグだから無限の可能性があるわけですよ」
河野真幸選手
「うん? なんで?」
熊ゴロー選手
「タッグだから。だから、50+50=100じゃなくて、それが1000とかになるんですよ」
河野真幸選手
「いや、それ小学生に聞いてみろよ」
熊ゴロー選手
「いや、まだ小学生はわかんないですよ」
河野真幸選手
「いや、なんで50+50が1000になるか説明しろよ」
熊ゴロー選手
「それはいろんなものがあるんですよ」
河野真幸選手
「何があるんだよ」
熊ゴロー選手
「あるんですよ。パワーとか……まあまあまあ! それは試合を見ればわかりますよ」
河野真幸選手
「どの試合だよ」
熊ゴロー選手
「僕らの試合ですよ。全国のチビっ子たち、僕らの試合を見てください。わかりますから。50+50の正解が100じゃなくて、1000にも10,000にもなるから」
河野真幸選手
「お前それをテストに書いたらバツもらうぞ」
熊ゴロー選手
「それは算数だから」
河野真幸選手
「全国のチビっ子にどう責任を取んだよ」
熊ゴロー選手
「いえいえ俺らが勝ったら100にも1000にもなるから」
河野真幸選手
「100なの?」
熊ゴロー選手
「いやいや、100になるかもしれないし、それ以上になるかもしれない」
河野真幸選手
「なんで?」
熊ゴロー選手
「それは俺にもわかんないですね」
河野真幸選手
「わかんないのかよ!(笑)」
土肥孝司選手
「説明しろよ(笑)」
熊ゴロー選手
「でも、そういうことなんですよ、タッグっていうのは。無限の可能性があるんですよ、無限。これになるんです。だから会場に見に来てください」
──あと熊ゴロー選手が体格的に大きくなってきているようなきがするんですけど、前回のタイトルマッチ以降、どれぐらい体重増えてるんですか? まあ、前回だけじゃなくてもここ半年ぐらいで増えてるんですか?
熊ゴロー選手
「まあ筋トレとかは前からやってたんですけど、デビューしてからバーンと5キロ10キロ増えて、ここ半年ぐらいで7キロ増えて、今117キロぐらいあると思います」
土肥孝司選手
「嘘だよ。120キロあるだろう」
熊ゴロー選手
「いえいえ120はないですよ」
土肥孝司選手
「こいつちょっとサバ読むんですよ。体重多いほうがいいじゃないですか? いや120はないですねって」
熊ゴロー選手
「120はなかなか超えないです」
土肥孝司選手
「不摂生の塊なんですよ」
熊ゴロー選手
「ええ!? 人のこと言えないじゃないですか? 毎日飲んでる」
──河野選手、先程芦野選手がトーナメントを勝ち上がってきてほしい選手として河野選手の名前を出されていましたが、どう思われますか?
河野真幸選手
「ああ、チャンピオンの逆指名が? じゃあやります。グランプリ出なくていいですか?」
──いや、勝ち上がってきてほしいという表現だったので(笑)。
河野真幸選手
「チャンピオンがいいっていうなら僕やりますけども。文体じゃなくても8月の後楽園でも僕はやりますよ。チャンピオンがやりたいなら、僕もやりたいんでいつでも大丈夫です。組んでください」
リングの板を割り続けるために会社からも迷惑がられている熊ゴローのセントーン。しかし、本人にしてみれば磨き上げてきた必殺技をそう簡単に封印するわけにはいかない。果たして、ベルトを取り戻し、セントーンを死守することができるのか?
「WRESTLE-1 TOUR 2017 OUTBREAK」
2017年6月24日(土)神奈川・横浜ラジアントホール大会 17時30分開始/17時開場
▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ 60分1本勝負
【第9代王者組】河野真幸&伊藤貴則(Pro-Wrestling ACE)vs【挑戦者組】土肥孝司&熊ゴロ―
※第9代王者組・河野真幸&伊藤貴則組、2度目の防衛戦。
―「WRESTLE-1 TOUR 2017 OUTBREAK」6.24神奈川・横浜ラジアントホール大会 詳細―
【大会名】
「WRESTLE-1 TOUR 2017 OUTBREAK」6.24神奈川・横浜ラジアントホール大会
【日時】
2017年6月24日(土) 17時30分開始/17時開場
【場所】
神奈川・横浜ラジアントホール
【チケット情報】
・最前列 ¥7,000
・リングサイド¥5,000
・指定席¥4,000
※当日各席500円UP
※当日のみ小中高ワンコインチケット¥500を販売致します。
【チケット販売所】
・チケットぴあ(Pコード:594-330 TEL:0570-02-9999)
・電子チケットぴあ http://pia.jp/t (PC、モバイル共通)
・ローソンチケット(Lコード:33904 TEL:0570-000-732(※10~20時))
・イープラス http://eplus.jp/
・後楽園ホール5階事務所 TEL:03-5800-9999
・㈱GENスポーツエンターテインメント 03-5937-1515
・WRESTLE-1 Official Web SHOP http://shop.w-1.co.jp/
皆様のご来場、お待ちしております!