20176.22(THU) TOPICS
「もうW-1のタッグチームと言ったら、土肥熊だっていうふうにしたい」6.24横浜大会でW-1タッグ王座奪還へ!土肥熊インタビュー!!
5月4日の後楽園ホール大会でのW-1タッグチャンピオンシップで、急造チームの河野真幸&伊藤貴則に敗れ、まさかの王座陥落となった土肥孝司&熊ゴローの土肥熊。しかし、熊ゴローのアピールにより、6月24日の横浜ラジアントホール大会でのリマッチが決定した。地元・横浜での奪還を誓う土肥と前回の不覚を取り返そうと躍起になっている熊ゴローの意気込みをお届けする。
──さて、6月24日の横浜ラジアントホール大会でのW-1タッグ王座のリマッチが間近に迫ってきましたが現在はどのような心境ですか?
熊ゴロー選手
「いよいよ来ましたね! あれは僕らのベルトですからね。レンタルしてるだけですから延滞料金たっぷり付けて返してもらいますよ。あのベルトは僕らが持っていてこそ、輝くベルトなんです」
土肥孝司選手
「そうなの?(笑)」
熊ゴロー選手
「なんで疑問を持つんですか! お客さんだってそれを望んでいるんですよ。みんな僕たち土肥熊がW-1のナンバー1タッグチームだって思ってますよ!」
土肥孝司選手
「なんでお前はタッグになると強気になるんだよ(笑)」
──とにかくタッグには自信があるんですよね(笑)。
熊ゴロー選手
「ありますね。僕たちは生粋のタッグ屋なんで」
土肥孝司選手
「嘘つけ! いつからタッグ屋になったんだよ(笑)」
熊ゴロー選手
「タッグ屋ですよ! 僕らにはタッグの才能があるんですよ」
──そんな生粋のタッグ屋が5月の後楽園ホール大会では急造チームに負けてしまいましたよね。
熊ゴロー選手
「まあまあ、人間なんで失敗はありますよ。躓くときもあるんです。でも、横浜ではサクッと勝ちますよ。前回は僕がやられてベルトを持っていかれたんで、必ず自分が取り返します。だから、孝司さんもサポートしてください」
土肥孝司選手
「俺頼みかよ(笑)。まあ、このあとには『W-1 GP』もあるし、この間はW-1チャンピオンシップのタイトルマッチもあったんで、横浜文体ぐらいまではシングルに専念しようと思っていたんですけどね」
熊ゴロー選手
「それはおかしいでしょう! タッグのベルトを持ってグランプリに出れば、もしかしたら僕らは2回戦で当たるかもしれないんですよ? それでどっちかが優勝して、横浜文体でW-1チャンピオンシップを取ったら二冠ですよ。あ、孝司さんはリザルトもあるから三冠だ!」
土肥孝司選手
「そうだね(笑)」
熊ゴロー選手
「だから両方集中しないとダメでしょう」
土肥孝司選手
「まあ、横浜は楽勝だよ。気を抜くわけじゃないけど、前回のタイトルマッチでだいたい相手のことはわかったからね」
──ちなみに前回のタイトルマッチで河野&伊藤組に負けてしまった敗因はなんだったと思いますか?
熊ゴロー選手
「僕がダメだと思ったのはちょっともらいすぎたなって」
──相手の攻撃を。
土肥孝司選手
「いやいやスタミナ不足ですよ。自分では増量とかって言い方をしますけど、ただ単に太っただけですからね」
熊ゴロー選手
「いや、そんなことないですよ! 鍛錬している時の使用重量が物語っていますから。この1年で全部20キロぐらい重くなってますからね、ベンチプレス以外は」
土肥孝司選手
「こいつベンチプレスは上がんないんですよ(笑)。でも、伊藤という存在は驚異でしたね。ただ、データがなくて試合も観たことがなかったっていう部分が大きいんで」
──デビューしてケガをして、あまり経験がない中での挑戦だったので、たしかにあまりデータはない状態ではありましたよね。
熊ゴロー選手
「河野さんのサポートも凄かったですね。いいところで出てきて、伊藤にうまくやらせるというね。でも、2度目はそうはいかないよと。そうだ! 2人とも俺のセントーンにビビってるんですよ」
──そう言えば熊ゴロー選手はこの試合に負けたらセントーンの使用を禁じられているんですよね。
熊ゴロー選手
「はい、伊藤の野郎が言ってきたんで。セントーンTシャツの着用も禁止なんですよ。まあ、俺はいいですよ。その2つを懸けましょう。じゃあ、お前は何を懸けるんだって。お前はベルトしか懸けてないじゃないかって」
土肥孝司選手
「いやチャンピオンだし、ベルトを懸けてきたらいいんじゃないの?(笑)」
熊ゴロー選手
「ダメですよ! 懸けるものの数が大事なんですよ」
土肥孝司選手
「でも、本当にセントーン禁止でいいの? お前のいい技はセントーンしかないじゃん」
熊ゴロー選手
「いや、封印されることはないです。僕らが勝つ! やる前に負けること考えるバカはいないですよ!」
土肥孝司選手
「でも、ここ最近、お前のセントーンで板が割れ続けてるから、会社的には封印してもらったほうがいいよな」
熊ゴロー選手
「それは会社が悪いんじゃないですか! 前は割れてなかったんですから。材質が悪くなったんですよ」
──それは会社が経費をケチって安い板を使っていると言いたいんですか?
熊ゴロー選手
「えッ……? そこまでは言えないですけど(笑)」
土肥孝司選手
「この前の清水大会でも割ってしまって、予備の板がない状態なんですよ。ハヤシ社長も怒っていましたよ」
熊ゴロー選手
「いやいや、僕らで勝って、会社にはいい板を買ってもらいましょうよ。そうなればハッピーエンドで7月12日を迎えられますよ」
土肥孝司選手
「ハッピーなのはお前だけじゃねえかよ(笑)」
──まあ板問題はカズ社長に解決していただくとして、王者組の河野&伊藤組に関してですけど、一度闘ってみて感じは掴めたとおっしゃっていましたけど、現状ではどのような印象を受けてますか?
熊ゴロー選手
「伊藤は凄いですね。あの試合では確実に僕のことを殺しに来てましたね。カカト落としを食らった時、マットに顔面がぶつかってすげえ衝撃だったんですよ」
土肥孝司選手
「でも、俺らが望んでいるヘビー級同士の迫力のある試合になるし、今俺らが対峙して一番おもしろいのはあの2人ですからね。だから、俺らは今回ベルトを取り返して、最低でも今年中はずっと持ち続けますよ。もうW-1のタッグチームと言ったら、土肥熊だっていうふうにしたいし。まあ、秋にはタッグリーグがあるらしいけど、こいつとは出ないですけどね(笑)」
熊ゴロー選手
「出た! 前にもそんなことを言ってましたよね。『佐藤と出る』って」
土肥孝司選手
「佐藤っていう練習生がいるんですけど、デビューしてたらそいつと出たいですね。だって、チャンピオンが出たら勝つに決まってんじゃん。そんなのおもしろくないよ」
熊ゴロー選手
「じゃあ、タッグリーグでは発展的に解消して、それぞれ別のパートナーと出るっていうことですか? だったら、俺は誰と出たらいいんですか?(笑)」
土肥孝司選手
「いいよ、俺と出たいんだろ?(笑)」
熊ゴロー選手
「そりゃそうですよ! 強いチームで出たほうがいいに決まってるんですから! もったいぶらないでくださいよ!」
土肥孝司選手
「だから、なんなんだよ、このタッグになると強気になるのは(笑)」
──でも、そんな強気の熊ゴロー選手ですけど、王者組に挑戦を表明する時にUWA世界6人タッグ王座を取ったから挑戦する資格があるだろうと言っておきながら、そのベルトを清水で落としちゃったんですよね?
熊ゴロー選手
「ああ、たしかに!」
土肥孝司選手
「たしかにじゃねえよ(笑)。まあすべてはさっき言ったスタミナ不足が原因です」
熊ゴロー選手
「いや、チャンピオンが気づかなければそれでいいんで、黙っておいてください」
土肥孝司選手
「みんな気づいてるよ(笑)。でも、土肥熊というタッグには手応えを感じているんですけど、問題点を上げるとしたら熊ゴローのスタミナと人間性ですね」
熊ゴロー選手
「人間性はお互い様でしょう(笑)。まあ、とにかくやってやりましょうよ!」
土肥孝司選手
「なんだかんだ言って、リングに上がれば心は通じ合っていますから。リングから降りれば心は離れ離れになりますけど(笑)」
──リング上だけのお付き合い(笑)。
熊ゴロー選手
「リングを降りると主人と下僕になるんで(笑)」
──でも、土肥選手の地元ですからいいところを見せたいですよね。
熊ゴロー選手
「そうそう! ベルトを取って、サタデーナイトフィーバーですよ」
土肥孝司選手
「あ、そうだ。試合後にイベントをやるんですよ。BAR045というプロレスバーでやりますんで、皆さんぜひ! お前は連れて行かないけど(笑)」
熊ゴロー選手
「いやいや僕もベルトを持って行きますよ!」
──横浜でベルトを取って、美味しいお酒をみんなで飲みましょうと。
土肥孝司選手
「タッグベルトをみんなで触ってもらってね。まあ、真面目な話、タッグに関してはここで負けたら次はないですからね。必ずベルトを取り返して、今年中は俺らがずっとタッグベルトを持った状態でタッグリーグも優勝しますよ」
熊ゴロー選手
「東京スポーツ制定プロレス大賞最優秀タッグチーム賞もいけますよ! もらいたいじゃないですか、あれ」
土肥孝司選手
「プロレスラーになったからにはな。お金も名誉ももらえるから」
熊ゴロー選手
「夢がありますね、プロレスって! アハハハハ!」
──まあその青写真のためにも横浜でのベルト奪還は必須になってきますね。
熊ゴロー選手
「はい! ベルトを取り返すぞぉ!」
「WRESTLE-1 TOUR 2017 OUTBREAK」
2017年6月24日(土)神奈川・横浜ラジアントホール大会 17時30分開始/17時開場
▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
NOSAWA論外&ジェイ・フレッディーvsアンディ・ウー&三富政行
▼第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負
近藤修司&黒潮“イケメン”二郎vs立花誠吾(Pro-Wrestling ACE)&皇壮馬(Pro-Wrestling ACE)
▼第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負
カズ・ハヤシ&頓所隼(Pro-Wrestling ACE)vs征矢学&タナカ岩石(Pro-Wrestling ACE)
▼第4試合 シングルマッチ 30分1本勝負
芦野祥太郎vs児玉裕輔
― 休 憩 ―
▼第5試合 シングルマッチ 30分1本勝負
稲葉大樹vs吉岡世起
▼メインイベント WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ 60分1本勝負
【第9代王者組】河野真幸&伊藤貴則(Pro-Wrestling ACE)vs【挑戦者組】土肥孝司&熊ゴロー
※第9代王者組・河野真幸&伊藤貴則組、2度目の防衛戦。
―大会詳細―
【大会名】
「WRESTLE-1 TOUR 2017 OUTBREAK」6.24神奈川・横浜ラジアントホール大会
【日時】
2017年6月24日(土) 17時30分開始/17時開場
【場所】
神奈川・横浜ラジアントホール
【チケット情報】
・最前列 ¥7,000
・リングサイド¥5,000
・指定席¥4,000
※当日各席500円UP
※当日のみ小中高ワンコインチケット¥500を販売致します。
【チケット販売所】
・チケットぴあ(Pコード:594-330 TEL:0570-02-9999)
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