20176.30(FRI) TOPICS
「僕が見ているのは文体のメインですね」優勝候補が強気の優勝宣言!7.2ACE新木場大会インタビュー④──伊藤貴則
ACEにあって一際大きな身体と空手の実績を持っていることで注目を浴びている伊藤貴則。W-1のリングでも河野真幸とのタッグでW-1タッグ王座を戴冠した。現在は丸腰になってしまったものの、『W-1 GP 2017』出場者決定トーナメントでは優勝候補の筆頭格。強気でならすこの男は、2度目のACE新木場大会を前にどのような心境でいるのか? 話を聞いてみた。
──ACEとして2回目の新木場大会が間近に迫っています。現在はどのような心境ですか?
伊藤貴則選手
「もう一回新木場でできるのはうれしいことですよね。1回目が良かったから、2回目もやろうっていうことになったと思うんで」
──でも、1回目の新木場大会から伊藤選手を取り巻く環境もガラリと変わりましたよね。W-1のタッグのチャンピオンベルトを取った(6.24横浜大会で陥落)ということもあるんですけど、この約2カ月というのはどのような期間でしたか?
伊藤貴則選手
「本当にガラリと変わった期間でしたね。W-1のタッグチャンピオンにもなって、防衛戦にも勝ちましたし、W-1の強い人たちとの闘いが続いているんですけど、自分的にはこの2カ月は順調っていう感じですね」
──デビューしてからケガで欠場している期間もありましたけど、そういうブランクも埋められたという感覚はありますか?
伊藤貴則選手
「まあ埋めた埋められたっていう意識は自分の中にはないですけど、遅れていた分は取り戻せたというか、今できることをやってそれが一歩ずつ順調に来ている感じですよね」
──順調という言葉が出ていますけど、それはデビューしてから自分が思い描いていた通りに進んでいるっていう感じなんですか?
伊藤貴則選手
「まあそれ以上にうまいこといってますよね(笑)。ケガで休んでいた時期もあったんで、復帰してからは自分の想像よりは全然順調に進んでいますよ」
──今回の新木場大会では7月12日にW-1の後楽園大会で行なわれる『W-1 GP 2017』の出場者決定トーナメントが開催されます。伊藤選手もエントリーされましたが、このトーナメントについて、どのようにお考えですか?
伊藤貴則選手
「まあ、予選なしで出たかったですけどね。ACEだけで固められたトーナメントで勝ち上がっても、予選の勝者みたいな形で出ることになるわけじゃないですか?こっちはタッグチャンピオンにもなっているんでね」
──チャンピオンなら普通に『W-1 GP』にエントリーされていてもおかしくないだろうと。
伊藤貴則選手
「そうですね。予選に参加するという部分では、若干不服はありますね」
──なるほど(笑)。相変わらず強気でいいですね。ところで、1回戦の相手は1期生の頓所選手になりました。頓所選手にはどのような印象をお持ちですか?
伊藤貴則選手
「頓所選手……眼中にないですね」
──眼中にない(笑)。
伊藤貴則選手
「はい。このトーナメントに出るACEの選手の中で、自分が一番楽に1回戦を勝ち上がれると思っている相手は頓所さんですね。だから、頓所さんに関しては眼中にないです。タナカ岩石はずっと自分に突っかかってきて、この間、タッグのチャンピオンシップでも闘いましたし、あいつは現状UWAのベルトを持っているし、いい感じで来ていると思うんですよ。立花さんに関してもW-1王者の芦野さんと組んで、地方の大会でも芦野さんの前哨戦のパートナーとして闘っていますからね。そこで強い相手とずっとやっているわけじゃないですか?立花さんはベルトこそ持っていないけど、凄い力を秘めていると思うんですよね。そうやってみんなががんばっている中、頓所さんはずっと前座というか第1試合、第2試合しかやってないんで眼中にないです」
──では、1回戦の突破は当たり前だと。
伊藤貴則選手
「当たり前ですね。対策とか全然考えずに試合に臨んで、勝ち上がりたいと思っています」
──本当に眼中になさそうですね。決勝戦は立花選手と岩石選手の勝者とやることになるんですけど、どちらの選手と闘いたいですか?
伊藤貴則選手
「自分の願望は立花さんです。タナカ岩石はここ最近ずっとやってたし、タッグのチャンピオンシップでやったんでもういいだろうと。立花さんはシングルとかではやったことがないんで、一度1vs1で闘ってみたいという気持ちがあります」
──今回のトーナメントの1回戦は2試合とも1期生vs2期生という組み合わせじゃないですか? 決勝戦でもその組み合わせになる可能性もありますけど、そこは意識されますか?
伊藤貴則選手
「自分は1期生だろうと2期生だろうと、たとえこのトーナメントに3期生が入っていようとなんとも思ってないです。どんな相手だろうとやるだけです。1期生だとか2期生だとか、そんな意識はまったくないです」
──現状では2期生の2人はベルトを取りましたし、それに対して1期生は悔しい思いをしていると思うんですけど、そこもどうでもいいという感じですか?
伊藤貴則選手
「ああ、まったくどうでもいいですね。ACE同士での対戦だとかもまったく意識してないんで。自分はW-1の上の人たちとやりたいという気持ちしかないんですよ。自分が唯一この『W-1 GP』に出る選手で闘ったことがないのが近藤さんなんですよ」
──『W-1 GP』でのACE選抜選手の1回戦の相手は近藤選手になりますよね。
伊藤貴則選手
「はい。他の選手は地方とかでも闘ったことがあるんですけど、近藤さんだけは一度も闘ったことがないんで、勝ち上がって近藤さんと闘いたいです」
──なるほど。すでに『W-1 GP』の1回戦の相手を見据えているわけですね。ちなみに『W-1 GP』を勝ち上がると9.2横浜文体で芦野選手のW-1チャンピオンシップに挑戦することができるんですが、伊藤選手もやはり視線はそこに向いていますか?
伊藤貴則選手
「トーナメントに出るからには目指すところはそこしかないんで。『W-1 GP』に出る人は身体がデカい人ばかりだし、経験も豊かな人たちばかりなんで、そこに出て闘うことは自分にとってマイナスなことは一つもないですよね。だから、近藤さんに勝って、準決勝では願望で言うとパートナーの河野さんともう一度シングルでやって今度は勝って、最後に決勝で勝てたら一番うれしい形ですけどね」
──タッグチャンピオンになったこともあって、W-1の上位の人たちとの闘いが続いているじゃないですか? そういう闘いを経験している中で、『W-1 GP』に出てもやっていけるという手応えを感じていますか?
伊藤貴則選手
「手応えというか、タッグのベルトを取ってから、自信がグッとついたんですよ。今は誰との試合であろうが、負ける気でリングに上がることはないですね。負けん気だけはドンドン出していけたらいいなと思っています」
──なるほど。伊藤選手はもう新木場を飛び越えて、その視線は文体に向いているんですね。
伊藤貴則選手
「そうですね。僕が見ているのは文体のメインですね」
──わかりました。では、改めて2度目のACE新木場大会に向けて、意気込みをお願いします。
伊藤貴則選手
「まずは新木場に来てもらって、ACEのトーナメントと、そして他の試合も見てもらいたいですね。それでACEっていう団体っていいなっていうのをその目で確かめてもらいたいです」
「Pro-Wreling ACE ―Vol.6―」
2017年7月2日(日)東京・新木場1stリング大会 18時30分開始/18時開場
▼第1試合 シングルマッチ 30分1本勝負
一vsGO浅川(KAIENTAI DOJO)
▼第2試合 WRESTLE-1 GRAND PRIX 2017 出場者決定トーナメント1回戦① 時間無制限1本勝負
頓所隼vs伊藤貴則
▼第3試合 WRESTLE-1 GRAND PRIX 2017 出場者決定トーナメント1回戦② 時間無制限1本勝負
立花誠吾vsタナカ岩石
▼第4試合 シングルマッチ 30分1本勝負
アンドロメダKENvsヤス・ウラノ
▼第5試合 シングルマッチ 30分1本勝負
皇壮馬vs梶トマト(KAIENTAI DOJO)
― 休 憩 ―
▼第6試合 シングルマッチ 30分1本勝負
木村花vs井上貴子(LLPW-X)
▼メインイベント WRESTLE-1 GRAND PRIX 2017 出場者決定トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負
トーナメント1回戦①の勝者vsトーナメント1回戦②の勝者
―「Pro-Wreling ACE ―Vol.6―」7.2東京・新木場1stリング大会 詳細―
【大会名】
「Pro-Wreling ACE ―Vol.6―」7.2東京・新木場1stリング大会
【日時】
2017年7月2日(日) 18時開場/18時30分開始
【場所】
東京・新木場1stリング
【チケット情報】
・最前列¥5,000
・自由席¥4,000
※当日各席500円アップ
※当日のみ小中高生 ¥1,000(要学生証提示)
【チケット販売所】
・㈱GENスポーツエンターテインメント 03-6452-6815
・WRESTLE-1 Official Web SHOP http://shop.w-1.co.jp/
・チケットぴあ(Pコード:835-688 TEL:0570-02-9999)
・電子チケットぴあ http://pia.jp/t(PC、モバイル共通)
・ローソンチケット(Lコード:34168 TEL:0570-000-732(※10~20時))
・イープラス http://eplus.jp/
【お問合せ】
㈱GENスポーツエンターテインメント 03-6452-6815
皆様のご来場、お待ちしております!