20178.18(FRI) TOPICS
「火野くんが何を考えているかは知りませんけど、転がってきたチャンスを逃す手はない」9.2横浜文体で唐突にUWA挑戦が決定!河野真幸インタビュー
8月11日の後楽園ホール大会に来場し、征矢学たちとのやり取りの中でUWA世界6人タッグ王座に挑戦することになった火野裕士。その場にいたMAZADAを強制的にパートナーに選び、あと1人を探すということになっていたが、翌日には河野真幸がチームに加わることが発表されていた。唐突なUWA挑戦になった河野の心境はどのようなものなのか?話を聞いてみた。
──UWAの世界6人タッグ選手権を9.2横浜文体でやることが決まりました。火野選手とMAZADA選手とトリオで挑戦することになりましたけど、これは8.11後楽園大会のリング上で火野選手と征矢選手のやり取りでタイトルマッチをやることが決まってしまって、パートナーのいない火野選手が誰かを探すということになったんですよね。そして、リング上で強制的にMAZADA選手が決まり、あと1人をどうするかっていう話だったんですけど、結局河野選手になったんですね。
河野真幸選手
「いやあ、メインで負けたあとの控え室で火野くんに声をかけられたもんでね(笑)」
──まあ、大会まで日もないし、近藤選手はカズ選手と一緒にW-1タッグ王座に挑戦するっていうことがリング上で決定してしまったので、残る選手で実力的なことやキャリア的なことを考えると自ずと河野選手っていうことになったんですかね(笑)。
河野真幸選手
「それはあるでしょうね。あと、僕は岩石担当でしょ?」
──岩石担当?
河野真幸選手
「火野くんはいきなり挑戦してこいって言ってきた征矢の担当でしょ?で、MAZADAさんはNOSAWAさん。ということは、残る岩石を誰が担当するか?前の2つが五分だとすると、岩石を倒せば勝ちになるわけですからね」
──なるほど(笑)。そこで岩石選手を確実に倒せそうな人間をチョイスした結果、河野選手になったんですね。
河野真幸選手
「そうでしょう。と、僕は推測していますけどね(笑)。あくまで僕の推測です。実際に火野くんが何を考えているかは知りません。でも、僕的にも転がってきたチャンスを逃す手はないですからね。ここでベルトを獲ればまたW-1の最前線に行くチャンスだし。この間W-1タッグで失敗しましたから、UWA6人タッグでもう一度最前線にいけるようにがんばらないと」
──まだまだ最前線から引くつもりはないと。でも、タッグのタイトルマッチはいかがでしたか? 土肥熊とは3回目のタイトルマッチでしたよね。
河野真幸選手
「また調子に乗らせてしまいましたよね、彼らを。ただ、熊のセントーンはきついなあ。あれだけ俊敏に動くとは思わなかった。普段からあれぐらいは動けバカ野郎! って感じですけどね(笑)。いやあ、やられましたなあ。チームとしてちゃんと機能していましたからね。だから、戦前に思っていた若さゆえの悪いところではなく、いいところが出てしまいましたね。なんか勢いでいけるっていうのを感じちゃいましたね」
──勢いで押し切られたっていう感じなんですか?
河野真幸選手
「噛み合った時の爆発力は凄いなと思いましたね。土肥にしても熊にしても」
──でも、このままでは引き下がれないということですよね。
河野真幸選手
「若い世代の障害物としては彼らの手かせ足かせになっていかないといけないですよね。すんなりと世代交代してもおもしろくないですから。まあ、ちょっとここのところ負けてるんで、すぐには言えないですけど、引き下がりはしないですよ」
──まずは6人タッグのほうで実績を作っていこうと。
河野真幸選手
「そう。これは転がってきたチャンスなんで、もらえたチャンスに対して藁にもすがる思いでしがみついて努力しますよ」
──今回、火野選手とMAZADA選手のトリオですけど、これはどういうトリオですか?端から見るとかなり強力なトリオですよね。元W-1王者が2人いて、もう1人は元クルーザー王者というトリオですからね。
河野真幸選手
「うまくハマれば強いチームになりそうですけどね。MAZADAさんが司令塔になって、僕ら2匹の猛獣を使うというね。だから、MAZADAさんが黄門様なら、僕らは助さんと格さん」
──ああ、そういうイメージがありますか。
河野真幸選手
「なんとなくそういう感じになりそうじゃないですか?MAZADAさんは頭がいいし、司令塔となって指示を出してくれれば僕は動きます(笑)。勝てる戦略を与えてくれればね。MAZADAさんとは遡ればブードゥー・マーダーズで一緒でしたからね。当時はいろいろアドバイスももらったし、ヒールとしての仕事も教わりましたよ。そういう部分でも信頼しているんで」
──信頼して動けると。火野選手とはあまり組んでいるイメージがないですけど。
河野真幸選手
「特に接点はないですね」
──帰ってきたらリアル・デスペラードがなくなっていたとぼやいていましたね。
河野真幸選手
「あ、僕はデスペラードですからね。リアルのほうじゃないですから」
──ああ、河野選手がデスペラードから追放されて、それからリアル・デスペラードになったんですよね。
河野真幸選手
「でも、リアル・デスペラードさんもKAZMA SAKAMOTOが辞め、土肥が熊と組み始め、NOSAWAさんも東京愚連隊があるという状況で、呼ばれてきたけど火野くんもひとりぼっちということになっちゃいましたからね」
──なるほど。王者組に対してはどのようなイメージがありますか?
河野真幸選手
「どこかのモロパクリで学ジャパンとか言ったり、無茶苦茶なチームですよね。3人が3人とも言っていることが無茶苦茶ですからね。分析しづらいですよ。僕としては征矢と会見をするだけで大変だから。あいつの言っていることはいちいちツッコミどころしかないし、横にいる岩石もよくわからない」
──岩石選手はそれほどしゃべる人ではないですけどね。
河野真幸選手
「吠えてるっていうイメージしかないから」
──床や木に頭を打ち付けて。
河野真幸選手
「そうそう。頭の細胞を自分で殺してね。あんなことしてたらバカになっちゃうよ。NOSAWAさんはNOSAWAさんで裏でいろいろ考えて動いてそうだし、一筋縄ではいかない曲者感があるじゃないですか?だから、3人が3人とも面倒臭い」
──だけど、その面倒臭い3人ですでに3度の防衛をしていますよ。
河野真幸選手
「だから、チームとしては強いんでしょうね。うまく機能しているっていうことですからね。ちゃんとそれぞれが役割を果たして、勝利につなげている。負けられないね」
──では、こちらのチームの強みはなんですか?
河野真幸選手
「寄せ集め(笑)。でも、みんなキャリアがありますから合わせられますよね。3人が3人とも普段通りやれば勝てるような気がしますけどね。火野vs征矢、MAZADAvsNOSAWAという図式がある中で、俺が岩石を相手にどれだけ貯金を作れるかによってチームの貯金も作れるから。頭突きだけには注意して。あとクルクル回ってやる関節技ね」
──岩石選手はブラジリアン柔術やってましたからね。でも、まだデビューして1年経ってないですけど、力をつけてきたという実感はありますか?
河野真幸選手
「あいつはちゃんと練習していますからね。僕の考えでは上手いとか下手とかよりも、練習をきちんとしていることが大事だと思うんで。きちんと練習している奴は下手くそでも僕は認めます。まあ、ACEの奴らも三富くんとかにいろいろ言われて大変らしいけど、練習はしっかりしています。だから、合同練習でも『お前らナメられんなよ!』って特訓中ですよ」
──なるほど。河野選手も若手の障害物になったり、教える立場になったり大変ですね。
河野真幸選手
「ただ、そうやって教えることによって昔、先輩に言われたことや師匠のケンドー・カシンさんに言われたことを思い出すんですよね。若手の奴らを見たり、あるいは闘ったりしている中で、忘れちゃいけないことを日々思い出している37歳ですよ」
──ただ、今回の文体は若い人たち同士のタイトルマッチも多いですけど、このUWAは岩石選手以外はベテラン勢が集まっているわけですから、一味違う試合を見せてほしいですね。
河野真幸選手
「オッサンにしかできない試合もありますからね。そこはがんばりますよ。文体で終わるお話もありますけど、文体から始まるお話もありますから。僕も文体からお話を始められるようにがんばります」
「2017 プロレスLOVE in YOKOHAMA」
2017年9月2日(土)神奈川・横浜文化体育館大会 15時開始/14時開場
▼ステーキハウス寿楽 presents WRESTLE-1チャンピオンシップ 60分1本勝負
【第11代王者】芦野祥太郎vs【挑戦者】黒潮“イケメン”二郎
※第11代王者・芦野祥太郎、4度目の防衛戦。
▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ 60分1本勝負
【第10代王者組】土肥孝司&熊ゴローvs【挑戦者組】カズ・ハヤシ&近藤修司
※第10代王者組・土肥孝司&熊ゴロー組、2度目の防衛戦。
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ 60分1本勝負
【第10代王者】アンディ・ウーvs【挑戦者】吉岡世起
※第10代王者・アンディ・ウー、初の防衛戦。
▼WRESTLE-1リザルトチャンピオンシップ 60分1本勝負
【第3代王者】立花誠吾vs【挑戦者】伊藤貴則
※第3代王者・立花誠吾、初の防衛戦。
▼UWA世界6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
【第58代王者組】征矢学&NOSAWA論外&タナカ岩石(Pro-Wrestling ACE)vs【挑戦者組】河野真幸&MAZADA&火野裕士
※第58代王者組・征矢学&NOSAWA論外&タナカ岩石組、4度目の防衛戦。
▼スペシャル6人タッグマッチ
武藤敬司&鷹木信悟(DRAGON GATE)&グレート☆無茶(信州プロレス)vs藤波辰爾(DRADITION)&丸藤正道(プロレスリングNOAH)&桜島なおき(九州プロレス)
▼シングルマッチ
稲葉大樹vs児玉裕輔
▼タッグマッチ
頓所隼&皇壮馬vs三富政行&大家健(ガンバレ☆プロレス)
▼佐藤嗣崇デビュー戦 シングルマッチ
一(Pro-Wrestling ACE)vs佐藤嗣崇
―「2017 プロレスLOVE in YOKOHAMA」9.2神奈川・横浜文化体育館大会 詳細 ―
【大会名】
「2017 プロレスLOVE in YOKOHAMA」9.2神奈川・横浜文化体育館大会
【日時】
2017年9月2日(土)15時開始/14時開場
【場所】
神奈川・横浜文化体育館
【チケット情報】
・プレミアムシート(プレミアムグッズ付)¥15,000―完売
・リングサイド ¥7,000
・1階指定席 ¥5,000
・2階最前列席 ¥5,000
・2階指定席 ¥3,000
※当日各席1000円UP
※当日のみ小中高ワンコインチケット¥500
※今大会では、レディースシート、ペアシート、アフターワンアワーチケットの販売はございません。
【チケット販売所】
・チケットぴあ(Pコード:594-330)TEL:0570-02-9999
・電子チケットぴあ http://t.pia.jp/(PC、モバイル共通)
・ローソンチケット(Lコード:33045 TEL:0570-000-732(※10~20時))
・イープラス http://eplus.jp/
・後楽園ホール5階事務所 TEL:03-5800-9999
・書泉グランデ TEL:03-3295-0011
・書泉ブックタワー TEL:03-5296-0051
・チャンピオン TEL:03-3221-6237
・㈱GENスポーツエンターテインメント 03-6452-6816
・WRESTLE-1 Official Web SHOP http://shop.w-1.co.jp/
皆様のご来場、お待ちしております!