20178.21(MON) TOPICS

カズ「新しい246を見せたい」近藤「勝ったら勝ったでプランがある」初代タッグ王者が満を持してタッグ王座戦線へ出撃!チーム246インタビュー!!

カズ「新しい246を見せたい」近藤「勝ったら勝ったでプランがある」初代タッグ王者が満を持してタッグ王座戦線へ出撃!チーム246インタビュー!!

8月11日に行なわれた後楽園ホール大会で、メインイベントでW-1タッグ王座を河野真幸&近藤修司組相手に防衛した土肥孝司&熊ゴローは次の挑戦者として、初代王者組でもあるカズ・ハヤシ&近藤のチーム246を指名した。タッグチームとして数々の実績を残してきた246だが、2人だけで組むのはこれが久々のこと。現在はW-1の社長と副社長としてもリング内外で忙しい日々を送るカズ&近藤にタイトルマッチを控えた現在の心境を聞いてみた。

 

 

──カズ選手と近藤選手のチーム246が久々に横浜文体でW-1タッグ王座に挑戦することになりました。これは近藤選手が8.11後楽園大会で河野選手と挑戦して土肥熊に負けたあと、246が逆指名されて決定したんですけど、リングに呼び込まれた時はどのような心境だったんでしょうか?

 

カズ・ハヤシ選手

「これはね、冷静に考えたら『この野郎!』ってなるはずなんですけどね(笑)。『顔じゃねえ!』って言いたいところですが、最近の土肥熊を見ていて僕は魅力のあるチームだなと思っているんですよ。お互いにないものを補えているし、それがいい感じでタッグとしていい方向に向かっているしね。あれはいいチームだなと思いますよ」

 

──魅力あるチームに成長してきていると。

 

カズ・ハヤシ選手

「かなり魅力のあるチームになってきましたよね。だから、そういう意味ではうれしい気持ちもありますけど、やっぱり『この野郎!』っていう気持ちはありますよね」

 

近藤修司選手

「まあカズさんの言うように頭にくる部分もありますけど、向こうはチャンピオンですからね。僕はチャンピオンは基本的に何を言ってもいいと思っているんで、そうきたかっていう感じですよね」

 

──なるほど。ただ、246としてベルトに挑戦したりするのは久々なんですよね。

 

カズ・ハヤシ選手

「2人で組むこと自体も初代タッグ王者となって、その後にベルトを落として以来じゃないですかね。」

 

──組むこと自体久々なんですね。ただ、現在はお二人とも社長と副社長としてリング外でもお忙しい日々を送っていらっしゃいます。カズ選手が近藤選手のことを「最強のビジネスパートナー」と表現してましたけど、リング外での連携を密にされていますから、例え2人だけのタッグが久々でも問題はないということですかね?

 

カズ・ハヤシ選手

「それは問題ないですね。こうやって一緒に経営に関する仕事をしている中で、改めてまったく違うものを持っているんだなというのを再認識できましたし、仕事をしていても楽しいですし、それはリング上でも通じることだと思うんですよ。まあ長く組んでいましたし、なんの問題もないですね」

 

近藤修司選手

「僕の役目は裏方面で言うと、カズさんをすげえ社長にすることだと思うんですよ。このプロレス業界で一番すげえ大社長にすることだと勝手に思っているんで、それを信念に動いてます。結局、最後に責任を取らなきゃいけないのはカズさんだし、そうしたら思いっきりやりたいようにやってもらえるようにサポートするが僕の仕事ですよ。そういう意識で動いてるんで、久々のタッグだろうがそれは問題ないですね」

 

──なるほど。ただ、せっかく社長と副社長がレスラーですし、選手たちに試合を通じて何かを教えることができるというのもいいことですよね。

 

近藤修司選手

「やりながら教えていくというのも大事ですよね。人を育てる上で、闘っていく中で『プロレスとはこういうものだ』と教えていくことも大きな括りで言えば社長業の中に入ってくると思いますからね」

 

──そういう部分では4月からの体制でW-1を運営していますけど、闘いの姿勢は伝えられているなというのは感じていますか?

 

カズ・ハヤシ選手

「ぶっちゃけ今は社長業の勉強のほうが忙しいから、そこの実感できてないかな(笑)。ただ、僕自身、社長をやっているからって選手として諦めたくないですし、選手じゃないと社長をやっていてもまったく意味がないと思ってやっているんで。だから、いざという時に自分の背中を見せられるようにはしたいなと思っていますね」

 

──ただ、闘いの姿勢を見せるという意味では、このW-1の年間最大のビッグイベントである横浜文体大会で、お二人揃ってタイトルマッチに出るというのは非常にいいタイミングだと思うんですけど、いかがですか?

 

近藤修司選手

「そうですね。結果的には土肥熊に呼び出されて挑戦するということになりましたけど、そういうタイミングだったのかなと思いますよね。社長と副社長になって約半年、たまたまかもしれないけど、ここで僕たちがまた組むのは運命だったのかなという気がしますね」

 

──さて、改めてチャンピオンチームの土肥熊についてお聞きしたいんですけど、カズ選手は先程魅力的なチームになってきているとおっしゃっていました。ただ、本日行なわれた会見の様子(8月19日の『W-1サマーフェスティバル』内での公開記者会見)の様子を見ていると、近藤選手が熊ゴロー選手に理不尽な理由で謝罪させたりとか、かなり手のひらで転がしている感じがしたんですけど、いかがですか?

 

カズ・ハヤシ選手

「わかんない(笑)。あいつらは、特に熊なんかわざとこっちに乗っかってやってる可能性はあるからね。だから、試合でも手のひらで転がせるかどうかはわからない。そもそも熊と違って、土肥ちゃんはうまいですからね。熊をうまく使ってますよね」

 

──近藤選手はどうですか?河野選手と組んで挑戦する前は熊ゴロー選手のことを「バカ」だの「豚」だのさんざんな言い方をしていましたけど。

 

近藤修司選手

「バカはバカだと思いますよ(笑)。豚は豚だと思いますし。ただ、自信を持っていますよね。精神的なものでしょうね。自信を持った豚ですよ。豚ですら、自信を持ったらなんとかなっちゃうっていうことですよね。だから、それだけのことをこなしてきたんでしょうね」

 

──何度もタイトマッチをやってますからね。

 

近藤修司選手

「うん。経験を積んできたことによって、そういう自信がついてきたのかなっていうふうには思いますね。だから、今日の会見でもなかなかスベらないんですよね(笑)」

 

──ああ、土肥選手が熊ゴロー選手にセントーンやらせたりしても、お客さんの反応は良かったですもんね。

 

近藤修司選手

「今までのあいつはスベる空気感があったんですけど、なんとなくお客さんを乗せちゃっていっているところに自信が伺えますね。今までだったらお客さんの前で本当にテンパって『どうしよう』なんて顔をしていましたけど、自信を持って、おいしいと思ってセントーンをやってますからね。そこは成長したなと思いますね」

 

カズ・ハヤシ選手

「だから、今の彼らは自分がやってきたことが自信につながっているわけだから、裏を返せば自信をなくさせるようなことをすれば勝てるわけですよ。それには新たな刺激を与えてやることですよね。つまり、彼らが見たことがないようなことをすれば慌てふためくと思うんですよ」

 

近藤修司選手

「ただ、攻略するのが難しくなってきたというのも感じます。熊のセントーンは当たったら終わり感がありますからね。それは土肥の垂直落下もそうですけど、食らったら終わり感がありますよ。ただ、さっきも言ったように豚は豚ですから(笑)。デブがスタミナがないのはわかってるんで、熊の腹を傷めつけて苦しませてやろうかなと思っています。あとは長い試合にしてしまうとか、走らせまくるとか、やりようはいっぱいあるんで」

 

──熊ゴロー選手のセントーンに関しては、リングの板が新しくなって硬くなってしまったと聞いたんですけど、食らったらきつくなってるんじゃないですか?

 

カズ・ハヤシ選手

「あいつ、ダイビングセントーンをやるたびに何十枚と板を割るから、リングを作る業者さんに絶対に割れない一番硬いのにしてくれって言ったら、ウチのリングが凄く硬くなっちゃってですね(笑)。たしかに食らったらヤバイけど、食らわなきゃいいだけの話なんでね。やっぱり、ウチラもこうやってもう一度組む以上は、土肥熊以外にもまだまだ魅力的なタッグがいるんだっていうのを見せないといけないですから。プロレスの流れって早いし、ウチら246を知らないお客さもいるかもしれないし、まだ見たことがない人にあいつのセントーン以上の衝撃を与えたいですよね」

 

──なるほど。せっかく組むわけですから、本当のタッグチームというのはこういうものだというのは土肥熊にもお客さんにも見せておきたいところですよね。

 

近藤修司選手

「それはありますよね。結局、タッグとしての力量はコンビネーションなんですよ。コンビネーションってツープラトンとかそういう話じゃなくて、一人が何かをしている時にもう一人が何をしているかが重要なんですよ。そこに彼らが気づいてるかどうかかなと思います。でも気づいているのは土肥だけなんですよ(笑)」

 

──もう一人は確実に気づいていないと(笑)。

 

近藤修司選手

「確実に気づいていない(笑)。ただ単に好き勝手にやっているだけですよ。でも、我々は2人ともわかっている。そこの差が出る試合になるのかなと思っています」

 

──わかりました。では、最後に改めて横浜文体に向けて意気込みをお願いできればと思います。

 

カズ・ハヤシ選手

「さっきも言いましたけど、246を見たことがない人もいると思うんで、新しい246をお見せすることを約束します」

 

近藤修司選手

「勝ってからですね。勝ってから、どうなっていくのか? 彼らもそう思っているでしょう。勝ってやりたい相手がいるとか言ってたんですけど、僕らも勝ったら勝ったでプランはあるよということです。どっちをお客さんは期待しているのか?そこを含めて勝ちにいきます」

 

「2017 プロレスLOVE in YOKOHAMA」

2017年9月2日(土)神奈川・横浜文化体育館大会 15時開始/14時開場

 

▼ステーキハウス寿楽 presents WRESTLE-1チャンピオンシップ 60分1本勝負

【第11代王者】芦野祥太郎vs【挑戦者】黒潮“イケメン”二郎

※第11代王者・芦野祥太郎、4度目の防衛戦。

 

▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ 60分1本勝負

【第10代王者組】土肥孝司&熊ゴローvs【挑戦者組】カズ・ハヤシ&近藤修司

※第10代王者組・土肥孝司&熊ゴロー組、2度目の防衛戦。

 

▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ 60分1本勝負

【第10代王者】アンディ・ウーvs【挑戦者】吉岡世起

※第10代王者・アンディ・ウー、初の防衛戦。

 

▼WRESTLE-1リザルトチャンピオンシップ 60分1本勝負

【第3代王者】立花誠吾vs【挑戦者】伊藤貴則

※第3代王者・立花誠吾、初の防衛戦。

 

▼UWA世界6人タッグ選手権試合 60分1本勝負

【第58代王者組】征矢学&NOSAWA論外&タナカ岩石(Pro-Wrestling ACE)vs【挑戦者組】河野真幸&MAZADA&火野裕士

※第58代王者組・征矢学&NOSAWA論外&タナカ岩石組、4度目の防衛戦。

 

▼スペシャル6人タッグマッチ

武藤敬司&鷹木信悟(DRAGON GATE)&グレート☆無茶(信州プロレス)vs藤波辰爾(DRADITION)&丸藤正道(プロレスリングNOAH)&桜島なおき(九州プロレス)

 

▼シングルマッチ

稲葉大樹vs児玉裕輔

 

▼タッグマッチ

頓所隼&皇壮馬vs三富政行&大家健(ガンバレ☆プロレス)

 

▼佐藤嗣崇デビュー戦 シングルマッチ

一(Pro-Wrestling ACE)vs佐藤嗣崇

 

―「2017 プロレスLOVE in YOKOHAMA」9.2神奈川・横浜文化体育館大会 詳細 ―

 

【大会名】

「2017 プロレスLOVE in YOKOHAMA」9.2神奈川・横浜文化体育館大会

 

【日時】

2017年9月2日(土)15時開始/14時開場

 

【場所】

神奈川・横浜文化体育館

 

【チケット情報】

・プレミアムシート(プレミアムグッズ付)¥15,000―完売

・リングサイド ¥7,000

・1階指定席 ¥5,000

・2階最前列席 ¥5,000―完売

・2階指定席 ¥3,000

※当日各席1000円UP

※当日のみ小中高ワンコインチケット¥500

※今大会では、レディースシート、ペアシート、アフターワンアワーチケットの販売はございません。

 

【チケット販売所】

・チケットぴあ(Pコード:594-330)TEL:0570-02-9999

・電子チケットぴあ http://t.pia.jp/(PC、モバイル共通)

・ローソンチケット(Lコード:33045 TEL:0570-000-732(※10~20時))

・イープラス http://eplus.jp/

・後楽園ホール5階事務所 TEL:03-5800-9999

・書泉グランデ TEL:03-3295-0011

・書泉ブックタワー TEL:03-5296-0051

・チャンピオン TEL:03-3221-6237

・㈱GENスポーツエンターテインメント 03-6452-6816

・WRESTLE-1 Official Web SHOP http://shop.w-1.co.jp/

 

皆様のご来場、お待ちしております!

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