20182.15(THU) TOPICS

「負けるようなことがあれば、若手でやってきたことがすべて崩れる」 芦野、ベテランの逆襲阻止に気合い!■2018.2.15WRESTLE-1記者会見④

「負けるようなことがあれば、若手でやってきたことがすべて崩れる」 芦野、ベテランの逆襲阻止に気合い!■2018.2.15WRESTLE-1記者会見④
「負けるようなことがあれば、若手でやってきたことがすべて崩れる」 芦野、ベテランの逆襲阻止に気合い!■2018.2.15WRESTLE-1記者会見④「負けるようなことがあれば、若手でやってきたことがすべて崩れる」 芦野、ベテランの逆襲阻止に気合い!■2018.2.15WRESTLE-1記者会見④

2月15日(木)、都内・GSPメディアセンターにて、WRESTLE-1が記者会見を実施。3月14日(水)に開催される後楽園ホール大会で、芦野祥太郎vs征矢学のW-1チャンピオンシップが正式に決定したことが発表された。昨日の後楽園大会ではタッグマッチで激突した両者だが、勝利した征矢が芦野に挑戦表明。これを芦野が受諾したことにより、芦野の8回目の防衛戦が3カ月ぶりに行なわれることになった。会見中、征矢は芦野たちEnfants Terriblesの手段を選ばぬ闘いぶりに関して、「ああいう暴力的な行為はチャンピオンとして相応しくない」と自論を展開。それに対し、芦野も「この業界は勝つことが正義。負けたら何も言えない」と反論するなど、両者とも静かなテンションで火花を散らしていた。また芦野は、「文体でのイケメンとの試合よりも気合いが入っている。負けるようなことがあれば、若手でやってきたことがすべて崩れると思っている」と、世代間の闘いであることも強調。「俺は俺なりにやってきたことを3月14日のリングで証明したい」と約1年歩んでいる防衛ロードの成果を見せつけることを宣言していた。

 

 

【選手コメント】

 

征矢学のコメント

「自分の中でいろいろ悩み、模索をしていた時期があったんですが、周りにいるAKIRAさんをはじめ、岩石に思いというか、気持ちというか、思いやりで自分の中に一本の道ができまして、ようやく時間はかかりましたが、ベルトに挑戦しようかなと。もう一度ベルトを巻いて、W-1を変えていきたいなと心から思いました」

 

芦野祥太郎のコメント

「昨日リング上で挑戦表明をされたので受けました。僕は以前、やりたい人間としかタイトルマッチはやらないと言ったんですけど、受けたということはそういうことですね。やりたい人間がでてきたと。僕の中ではやっときたなという感じですね。ずっとNEW ERAとやっていておもしろくない。主張のない人間たちとやっていて。今、やっとこうして、昔の征矢学が戻ってきたのかなと。僕の中ではある意味、文体でのイケメンとの試合よりも気合いが入っていますね。ここで負けるようなことがあれば、若手でやってきたことがすべて崩れると思っているので。あいつらのためにとは言わないですけど、俺は俺なりにやってきたことを3月14日のリングで証明したいと思います」

 

 

【質疑応答】

 

──芦野選手はずっと征矢選手に対して厳しい言葉を投げかけていたと思うんですけど、挑戦を受けるということは昨日試合をしてみて、挑戦者に相応しいという手応えがあったんでしょうか?

 

芦野 以前からなぜこの人はチャンピオンシップの路線に絡んでこないんだろうという不満は持っていましたね。NEW ERAじゃないだろうと。それこそ今NEW ERAとやってますけど、河野、近藤、あの人たちも一緒ですよね。副社長にいたっては他団体のリーグ戦に出ているんで、それをW-1でも気合い入れてやってほしいなというところですね。

 

──征矢選手は軸ができたということなんですけど、ここでベルトに挑戦しようと思ったのはなぜなんですか?

 

征矢 AKIRAさん、岩石の気持ちというものが自分の心に届いたというのが一つ。もう一つはこの時期、2月に他団体の話になるんですけど、全日本プロレスさんでKAIが挑戦して、新日本プロレスでSANADAが挑戦した。次、大日本プロレスで中之上が挑戦するんですよ、ベルトに。みんな同じ釜の飯を食べて、切磋琢磨してきた仲間だと思っているので。その仲間が挑戦者として名乗りを上げているのに自分がいかないわけにはいかないのかなと。そういう気持ちにもなったし、一番は自分に自信がなかった部分があったのかもしれないです。それを破らないといけないと。自分ためではなく、もしかしたらAKIRAさんとか応援してくれる人のために何か恩返しじゃないですけど、そういうものを周りの人にしていかなければいけないのかなと。自分の精一杯をベルトにぶつけたいなと思っています。

 

──征矢選手は昨年の5月に芦野選手に挑戦されていますけど、その時と比べて現在のチャンピオンとしての芦野選手はどのような印象を持たれていますか?

 

征矢 デビューして3年でここまでの地位を作り、元々持っているポテンシャルは相当高いと思います。自分が3年の時に何していたかと思うと差もありますし、プロレスの才能は凄く評価しています。ただ、やっぱり彼のスタイルなのかわからないですけど、チャンピオンだったらチャンピオンらしく。昨日の自分の同じチームのメンバーに暴力を振るう。そういった行為は相応しくないんではないかと。これはあくまでも俺の自論ですから。そういうイデオロギーというか、気持ちはあります。

 

──暴力的な行為はチャンピオンとして相応しくないという言葉がありましたが、どのように思われますか?

 

芦野 僕らは俺らのやり方でいいんですよ。かわいがりです。

 

──征矢選手の髭を切ったのもかわいがりだったと。

 

芦野 あれは彼(立花)の独断ですね。俺は関わってないです。試合前に自分やりたいことあるんでって言うから、じゃあ好きにやればと。ベルトを持っているユニット……そういうことは特に意識はしてないですね。タイトルマッチで勝てば。勝つことが正義なんですよ、この業界は。負けたら何も言えないです。ただそれだけです。

 

3.14東京・後楽園ホール大会の詳細はこちら

WRESTLE-1 OFFICIAL GUIDE