20183.6(TUE) TOPICS

「クルーザーは第2代のチャンピオンだったのが悔しかった」栄えある第1回の『CRUISER FES』優勝で雪辱へ!アンディ・ウーインタビュー

「クルーザーは第2代のチャンピオンだったのが悔しかった」栄えある第1回の『CRUISER FES』優勝で雪辱へ!アンディ・ウーインタビュー

元クルーザーディビジョン王者であり、今回の『WRESTLE-1 CRUISER FES 2018』の優勝候補の一人でもあったアンディ・ウー。順当に決勝戦まで駒を進めることができた。対戦相手は1月8日の後楽園大会で自身の窮地を救ってくれたアレハンドロ。マスクマン対決となったこの記念すべき第1回の決勝戦に向けて、アンディはどのような気持ちで臨もうとしているのか? 話を聞いてみた。

 

 

──初めて開催されたクルーザーの祭典『CRUISER FES』において、アンディ選手は元王者ということもあり、本命という見方をされていたと思うんですが、決勝戦まで進んだという結果に関してはどのように思われていますか?

 

アンディ そのつもりで参戦していますからね。決勝戦まで来て、初めて『CRUISER FES』ですから。

 

──ここからがようやく本番だということですね。ここまでの試合を振り返ると、1回戦は因縁のドランク・アンディでした。とりあえずこれまでの抗争に関して、ケリをつけられたんですかね?

 

アンディ いや、結構ダメージを負わされたので、悔しい気持ちは残ってますね。しかも、ヒザをやられたんですけど、ヒザが痛すぎて、マスクを取り返すのを忘れてしまったんですよ。

 

──奪われていたマスクはあと1枚残ってましたもんね。

 

アンディ そうなんですよ。終わったあとに、「そういえばあいつがマスクを持ったままだな」と気付いて。

 

──では、宿題が残ってしまったという感じですね。

 

アンディ そうです。うっかりしてました。だから、この決着は持ち越しですね。

 

──まだまだ続行だということですね。そして準決勝はタイトルマッチをやったこともあるMAZADA選手でしたね。

 

アンディ 全日本プロレス時代から何十回、何百回とやってきている相手ですけど、体力的に疲れたというよりは読み合いで疲れたという感じですね。

 

──2月18日の清水大会での試合をしたわけですけど、場外に出て撹乱されたりと、相変わらずのインサイドワークに長けた部分を見せつけていましたね。

 

アンディ 想像してたんですけど、未だにどうくるかわからない部分が多いんですよ、MAZADA選手に関しては。

 

──シングルマッチだけでも結構やっているので、それなりに手の内はわかっているのに、すべてを読みきれないという感じですか?

 

アンディ そうなんですよね。反則とかしてくるなと思ったらクリーンにやってくるし、今日はクリーンに試合してくるのかなと思ったら、反則してくる。でも、試合をしていても楽しいですね。

 

──それは同じ反則をしてくるにしても、ドランクとは違うと。

 

アンディ ドランクを含めてEnfants Terriblesの連中は欲の塊ですよね。人を引きずり下ろしてやろうっていう私情を絡めてやってくるから、MAZADA選手のそれとは種類が違いますね。MAZADA選手の場合はテクニックですからね。だから、金的攻撃をされながらも「うまいな〜」とか思っちゃったりすることがあるんですよ。そこでくるかっていうタイミングでやってきますからね。

 

──レフェリーのブラインドをついての反則も立派なテクニックですからね。

 

アンディ そういうことですね。

 

──そして、決勝戦の相手はアレハンドロ選手になりましたけど、これはアンディ選手的には予想していた相手ですか?

 

アンディ 予想もしてましたし、この顔合わせになったらおもしろいなという思いもありました。第1回目の『CRUISER FES』の決勝が……まあアレハンドロが若いかどうかはわからないですけど(笑)、おそらく若い者同士の対戦になったし、NEW ERA同士でやることになったんで、結果的にこの組み合わせになってよかったと思います。NEW ERAについては近藤さんがいろいろ言ってますからね。

 

──NEW ERA批判を展開していますよね。

 

アンディ いろいろ言っていますけど、ベテラン軍はベルトは持ってませんから。結果として今回だってNEW ERAで決勝戦をやるわけですからね。

 

──ここらでNEW ERAの力を見せてやりたいというところですね。

 

アンディ いや、見せたいのは自分の力ですね。僕はNEW ERAとイコールなんで。

 

──NEW ERA=アンディ・ウーということですか?

 

アンディ いやいや、自分のために力を尽くしますけど、それが結果的にNEW ERAのためになればという考え方ですね。NEW ERAのため、というのはなんか違う気がするんですよね。結局、自分がいなかったらプロレスも何もないわけで。人のためにとか考えるよりは、自分のためにしていることが人のためになっている、それが僕の中ではパーフェクトなんですよ。

 

──結果的にアレハンドロとの試合がいい試合になって、それがNEW ERAの力を示すことになれば、それでいいと。

 

アンディ それでいいです。もちろん勝つのは僕ですけどね。

 

──なるほど。アレハンドロ選手とはタッグを組む機会が多かったですけど、間近でその闘いぶりを見ていて、実力的な部分ではどのように感じていらっしゃったんですか?

 

アンディ 十分にあるんじゃないですかね。決勝まで来るかなと思ったんですけど、やっぱり来ましたし。特にあのDDTには気をつけないといけないですね。体力があってもあの一発を食らったらキツイでしょうから。勢いもありますし、決勝戦で対戦するのが楽しみですよ。

 

──ルチャのベースを持っている選手ですけど、どういう印象を持たれていますか?

 

アンディ ザ・ルチャドールという感じですね。僕もメキシコでルチャは習得してきましたけど、その概念を捨てたいなという感じでやっているので。

 

──ルチャの概念を捨てたい? アンディ選手の中でルチャというのはどういう位置づけなんですか? もちろん一番の基礎にあるベースは中国拳法なんでしょうけど、ルチャもアンディ・ウーというレスラーを構成する大事な要素の一つですよね。

 

アンディ そうですね。中国拳法に融合できるように、いろいろなものを取り入れているんですよ。ルチャ、アメリカのプロレス、日本のプロレス、それぞれを取り入れつつ融合させる。だからこそ、それぞれの概念自体は捨てていかなきゃいけないんです。

 

──そこが100%ルチャベースであるアレハンドロ選手との違いですね。

 

アンディ ルチャは僕の中では自己表現をするツールの一つなんで、そこまでこだわる必要性は感じていません。ただ、あのDDTは危険でしょうね。僕もまだ食らったことがないんですけど。

 

──あの技で助けてもらったことはありますけどね。

 

アンディ あの時はありがたいなと思ったんですけど、今となってはそんな技を使うんじゃねえっていう感じですね(笑)。ただ、第1回目の『CRUISER FES』ですから、優勝します。

 

──やっぱり第1回に優勝すれば歴史に名を刻めますもんね。

 

アンディ 前にやったクルーザーの初代王者を決めるトーナメントでは1回戦で負けてしまったんですよ。クルーザーは第2代のチャンピオンだったのが悔しくて。どうせなら初代が欲しかったというのがありますよね。だから、今回の第1回の『CRUISER FES』は絶対に優勝したいです。

 

──あと、MAZADA選手から問題提起があった試合順の問題ですけど、アンディ選手はどのように考えていらっしゃるんですか?

 

アンディ それは僕らにも責任があるかなとは思っています。会社にそこの位置に組ませた責任があるなと思います。

 

──では、今回の決勝戦で、来年からは会社が安心してメインや後半の試合で組めるような試合を見せたいということですね。

 

アンディ そうです。だから、ファンの方もアンディ・ウーvsアレハンドロの決勝戦をまばたきしないようにして見ていてください。

 

 

ー 大会詳細 ー

 

【大会名】

「WRESTLE-1 TOUR 2018 TRANS MAGIC」3.14東京・後楽園ホール大会

 

【日時】

2018年3月14日(水)19時開始/18時開場

 

【場所】

東京・後楽園ホール

 

【対戦カード】

▼スペシャル8人タッグマッチ 60分1本勝負

武藤敬司&浜亮太(大日本プロレス)&SUSHI&宮本和志(和志組) vs 河野真幸&大和ヒロシ&中之上靖文(大日本プロレス)&KAI

 

▼WRESTLE-1チャンピオンシップ 60分1本勝負

【第11代王者】芦野祥太郎 vs 【挑戦者】征矢学

※第11代王者・芦野祥太郎、8度目の防衛戦。

 

▼『WRESTLE-1 CRUISER FES 2018』トーナメント決勝 時間無制限1本勝負

アンディ・ウー vs アレハンドロ

 

▼UWA世界6人タッグ選手権試合 60分1本勝負

【第61代王者組】土肥孝司&熊ゴロー&伊藤貴則 vs 【挑戦者組】NOSAWA論外&MAZADA&FUJITA

※第61代王者組、土肥孝司&熊ゴロー&伊藤貴則、5度目の防衛戦。

 

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負

稲葉大樹&吉岡世起&黒潮“イケメン”二郎 vs カズ・ハヤシ&近藤修司&土方隆司

 

▼タッグマッチ 30分1本勝負

佐藤嗣崇&近野剣心(ダブプロレス) vs 児玉裕輔&ドランク・アンディ

 

▼シングルマッチ 30分1本勝負

立花誠吾 vs 三富政行

 

▼タッグマッチ 30分1本勝負

木村花&安納サオリ(Actwres girl’Z) vs 万喜なつみ(Actwres girl’Z)&関口翔(Actwres girl’Z)

 

▼シングルマッチ 15分1本勝負

頓所隼(Pro-Wrestling ACE) vs 馬場拓海(Pro-Wrestling ACE)

 

【チケット情報】

・特別リングサイド¥7,000

・リングサイド¥5,000

・指定席¥4,000

・レディースシート¥3,000 ー 完売

・ペアシート¥7,000 ー 完売

※当日各席500円UP、ペアシートは1,000円UP

※当日のみ一般立見¥2,500、小中高ワンコインチケット¥500 ならびに試合開始一時間後より、アフターワンアワーチケット¥2,000を販売いたします。

 

【チケット販売所】

・チケットぴあ(Pコード:594-330)TEL:0570-02-9999 http://t.pia.jp/

・ローソンチケット(Lコード:34516) TEL:0570-000-732(10~20時) http://l-tike.com/sports/wrestle_1/

・イープラス http://eplus.jp/

・後楽園ホール5階事務所 TEL:03-5800-9999

・書泉グランデ TEL:03-3295-0011

・書泉ブックタワー TEL:03-5296-0051

・チャンピオン TEL:03-3221-6237

・焼肉Dining610(ロクイチマル)池袋東口 TEL:03-6915-2112

・㈱GENスポーツエンターテインメント TEL:03-6452-6815

・WRESTLE-1 Official Web SHOP http://shop.w-1.co.jp/

 

皆様のご来場、お待ちしております!

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