20184.1(SUN) TOPICS
「W-1を大きな池にするには僕という窓口が必要」4.3新木場大会でDNAの勝俣と再戦!黒潮“イケメン”二郎インタビュー
現在リザルト王座を保持し、他団体に積極的に打って出ている黒潮“イケメン”二郎。4.3新木場大会ではDNAの勝俣瞬馬との一騎打ちが決定した。昨年の8月のDDT両国大会での再戦となったカードだが、イケメンは何をテーマにこの試合を臨もうとしているのか? 「誰がなんと言おうとW-1のエースは俺だ!」と言ってはばからないこの男の闘いと言動には常に注目が集まる!
──今回の4.3新木場大会でDNAの勝俣瞬馬選手とシングルマッチを行なうことになりました。勝俣選手とは昨年のDDTの両国大会で一騎打ちをされていますけど、今回はその再戦ということになりますよね。イケメン選手から見て、どのような選手なんでしょうか?
イケメン う〜ん、なぜここで勝俣とのシングルなのか? 会社がどう思って組んだのかわからないカードですよね。僕に自分でテーマを作れという謎かけなんでしょうか? ただ、彼とは同じ25歳の同い年だし、認めたくないけど……顔はイケメンだな、と。
──ということは、「イケメンにしか挑戦させない」と公言しているリザルト王座を懸けて闘う資格がある選手ということですね。
イケメン 僕的にはそう思っていますね。まず、僕がこのカードが組まれて考えたのは、最近DDTに出る機会が多いじゃないですか?
──先日の3.25両国大会でもスーパー・ササダンゴ・マシン選手と闘われていますよね。
イケメン はい。僕がDDTにカチッとフィットしたのは去年の8月の両国大会なんですけど、その後、『D王GP』というリーグ戦に出たりとか、上のほうの人たちと闘っているんですよ。そのきっかけを作ってくれたのが勝俣なので、もう一度どこかで絡めないかなと思っておりました。今回ここで勝俣と試合が組まれたので、原点回帰じゃないけど、また新しい何かを生み出せたらなという気合いの入り方をしておりますね。まあ、タイトルマッチにしてもよかったんですけど、先に立花の野郎が絡んできたので今回はノンタイトルになりましたが、勝俣とまた何かを生み出したいですよね。
──なるほど。最近は希望されていた外の団体での闘いが多くなっていますけど、イケメン選手的には臨むところという感じなんですか?
イケメン やっと希望していたことが形になりつつあるなと。僕が外に出ることによって、W-1にお客さんを引っ張ってこれればなというのがそもそも考えていたことだったんで。ただ、やってみないとわからないものですね。
──何か問題でもありましたか?
イケメン 他団体に出まくっているじゃないですか? そうすると、W-1じゃなくても僕を見られるなって思っている人もちらほら出てきているみたいなんですよ。
──それは団体的にはよろしくないですね。
イケメン よろしくないです。まあ、これはやらなきゃわからなかったことなんですけどね。そういう見方があるんだなとわかりました。だから、引くところは引く。でも、ここは出たほうがいいなというタイミングでは外に出ると。いくら外に出ていても、僕の心はW-1にありますから。
──でも、この1年、W-1での闘いや他団体での闘いによって、プロレス界に名前を売ったなという実感はありますか?
イケメン 自分のことなんでわからないんですよね。でも、今はがむしゃらに出るべき時期かなと思っています。身体中痛いですけどね。
──あるいはイケメン選手が外に出ることによって、他団体の選手を呼び込みやすいというメリットもありますよね。
イケメン そうなんですよ。僕がW-1の窓口になればいいなと思っておりまして、今のW-1は小さな池なのかもしれない。でも、それを大きな池にするには僕という窓口が必要だという解釈で動いてます。だからこそ、「W-1にイケメンあり!」ということを知らしめる必要性があるんですよね。それが今回の勝俣戦のテーマでもあります。
──なるほど。ただ、どこの団体に出ても、W-1でも、現在のイケメン選手の試合となると、お客さんの歓迎ぶりや盛り上がりは常にアベレージとして高いですよね。
イケメン 確かに。こう見えて、会場の雰囲気によって試合の進め方も変えているんで、しっかりとしたプロレスをしている自分もいるんですよ。その一方で、DDTでは意外とお客さんの空気を読まずに試合をしたりとか。とにもかくにも、僕はW-1に必要なワンピースだと思っていますので、単純に会社のためになればなと思って動いているわけです。会社からの信用は選手の中で一番ないけど(笑)。ただ、今年も契約更新したし、W-1に身を埋める覚悟でやりますよ。
──そこまでの覚悟を持っていましたか。今年の2月に伊藤選手からリザルト王座を獲りましたけど、そういう考えがあっての行動だったんですか?
イケメン 僕にも無差別に絡んでほしいという声もあるんですけど、稲葉がリザルトを獲って上がれるかって言ったらそうじゃないと思うんですよね。稲葉とかは無差別とかに突っかかっていかないといけない人物だし、そうじゃないと上に上がれない人物っているじゃないですか? 僕はW-1の人間一人一人が上がっていかないといけないと思っているんで。今のリザルトを獲っても誰も上がらないですよ、僕以外の人間は。だったら、僕が持っているべきかなと。伊藤が持っていても光らないし、じゃあ俺がリザルトをエンターテイメント色の強いベルトに変えてみようかなと。そうしたら、立花というキャラクター野郎が挑戦表明してきたじゃないですか?
──なんだかんだ言いつつ、心がイケメンだという理由で挑戦を認めさせましたね。
イケメン これは僕の思う壺なんですよ。あとはエンターテイメント色の強いプロレスもできるDDTの選手とこのベルトを懸けてやっていけば、おもしろくなっていくんじゃないかなと思います。ましてや、DDTと接点を持っている僕が持っているほうがベルトの可能性が広がると思うんで。
──他の選手だと扱いきれないですよね。
イケメン そういうことですよ。立花とのタイトルマッチもありますけど、今回の勝俣との試合はその第一歩になります。僕もDDTに上げてもらって知名度を上げてもらったので、DDTの選手にもこのベルトで知名度を上げてもらうという感じで活用していきたいですね。
──では、勝俣戦はベルトは懸けられないですけど、リザルト王座のプロモーションの一貫でもあるということですね。
イケメン そうですね。それと同時にW-1のプロモーションでもあるわけです。そして、最後に一言だけ言いたいんですけど、誰がなんと言おうとW-1のエースは俺だ!
ー大会詳細 ー
【大会名】
「WRESTLE-1 TOUR 2018 CHERRY BLOSSOM」4.3東京・新木場1stRING大会
【日時】
2018年4月3日(火)19時00分開始/18時30分開場
【場所】
東京・新木場1stRING
【対戦カード】
▼第1試合 タッグマッチ30分1本勝負
タナカ岩石(Pro-Wrestling ACE)&馬場拓海(Pro-Wrestling ACE) vs 三富政行&大谷譲二(ガッツワールド)
▼第2試合 シングルマッチ30分1本勝負
佐藤嗣崇vs MAZADA
▼第3試合3wayマッチ30分1本勝負
児玉裕輔vs 立花誠吾vs ドランク・アンディ
▼第4試合 シングルマッチ30分1本勝負
黒潮“イケメン”二郎vs 勝俣瞬馬(DNA)
ー 休憩 ー
▼第5試合 タッグマッチ30分1本勝負
吉岡世起&頓所隼(Pro-Wrestling ACE) vs アレハンドロ&大和ヒロシ
▼メインイベント キャプテンフォールイリミネーションマッチ45分1本勝負
稲葉大樹&土肥孝司&熊ゴロー&アンディ・ウー&伊藤貴則vs 近藤修司&征矢学&カズ・ハヤシ&河野真幸&NOSAWA論外
※フォールor ギブアップor 反則or オーバーザトップロープにより脱落。キャプテンが負けとなったチームが敗北となる。
【チケット情報】
・最前列プレミアムシート ¥6,000
・リングサイド ¥5,000
・指定席 ¥4,000
※当日各席500円UP
※当日のみ小中高ワンコインチケット¥500を販売致します。
【チケット販売所】
・チケットぴあ(Pコード:594-330)TEL:0570-02-9999 http://t.pia.jp/
・ローソンチケット(Lコード:33541)TEL:0570-000-732(10~20時) http://l-tike.com/sports/wrestle_1/
・イープラス http://eplus.jp/
・後楽園ホール5階事務所TEL:03-5800-9999
・㈱GENスポーツエンターテインメントTEL:03-5937-1515
・WRESTLE-1 Official Web SHOP http://shop.w-1.co.jp/
皆様のご来場、お待ちしております!