20186.1(FRI) TOPICS
「社長である前にレスラーであるので、獲っていきたい」今年の『W-1 GP』はツーデイズ! 出場8選手も発表!2年ぶり出場のカズはGP制覇に自信!!■WRESTLE-1記者会見
6月1日(金)、都内・GSPメディアセンターにて、WRESTLE-1のカズ・ハヤシ社長が記者会見を実施。毎年恒例の『WRESTLE-1GRANDPRIX2018』の出場選手を発表した。今回も昨年に引き続き8選手参加でトーナメントによって優勝が争われるが、ワンデートーナメントだった昨年から今年は7月1日の小田原アリーナ大会と7月18日の後楽園ホール大会のツーデイズで行なわれる。1回戦の4試合は小田原大会、そして準決勝と決勝戦に関しては後楽園ホール大会で開催される。
出場選手は全8名。カズ・ハヤシ、近藤修司、河野真幸、土肥孝司、黒潮“イケメン”二郎、芦野祥太郎、伊藤貴則、そして6.13後楽園大会で行なわれるW-1チャンピオンシップ、征矢学vs羆嵐の敗者が残り1枠に入る。
また、優勝者は今年もW-1の年間最大のビッグイベントである9.2『2018プロレスLOVEinYOKOHAMA』のメインイベントにて、W-1チャンピオンシップへの挑戦権が与えられることになった。
カズは2016年以来のトーナメントエントリーだが、「社長である前にレスラー。落ち着いた姿は見せられない。こういうの(タイトル)も獲っていきたい」と文体のメインに向けて気合い満点。かつて全日本プロレス時代には『チャンピオン・カーニバル』で名だたるヘビー級レスラーを撃破して、準優勝した実績があるだけに、「僕の勝ってやろう的な精神はむちゃくちゃ上がっていく」と体格差によるハンデを気にしていない様子だった。
トーナメントの中では闘ってみたい相手として前W-1王者の芦野祥太郎、そしてリザルト王者の黒潮“イケメン”二郎の名を上げて、両者に興味津々。団体を引っ張る立場として、「背中を見せていく」と意気込んでいた。
カズ・ハヤシ社長のコメント
「今年も『WRESTLE-1GP2018』の開催が決定しました。今年は7月1日小田原アリーナ大会、7月18日後楽園大会のツーデイズトーナメントで優勝者を決定いたします。またトーナメント優勝者は、『2018 プロレスLOVEinYOKOHAMA』横浜文化体育館大会にて、W-1チャンピオンシップへの挑戦も決定しました。是非、『WRESTLE-1GP2018』にご期待ください。なお、トーナメントの組み合わせに関しては後日発表させていただきます。そして出場選手を発表させていただきます。トーナメントに出場するのは8選手でして、カズ・ハヤシ、近藤修司、土肥孝司、黒潮“イケメン”二郎、芦野祥太郎、伊藤貴則、そして6月13日後楽園ホール大会での征矢学選手vs羆嵐選手の敗者、どちらかがエントリーすることになります。7月1日小田原大会では第1回戦の全4試合が行なわれ、7月18日後楽園大会では準決勝、決勝となっております。トーナメントの概要は時間無制限1本勝負で行ない、ルールに関しては通常のプロレスルールを採用。以上です」
【質疑応答】
──エントリーされたメンバーを見て、どのような感想をお持ちですか?
カズ まあ今のW-1を象徴するメンバーが揃っているかなと思います。
──カズ社長もメンバーに入っていますけど、優勝したら年間最大のビッグマッチのメインに立つことになりますが、選手としての意気込みはいかがですか?
カズ やっぱ社長である前にレスラーであるので、そういうのも獲っていきたいなと。落ち着いた姿を見せられないなというのがあるので、背中を見せるじゃないけど、武藤イズムと言いますか、ずっとそうやって引っ張っていく姿を見せてくれたので、僕もそうやって落ち着かずいきたいですね。
──優勝すればW-1チャンピオンシップへの挑戦が決まるわけで、今このタイトルは征矢選手が持っていますが、このベルトに関して見ていてどのような感想を持っていますか?
カズ やっぱり新しいものなので、なかなかどういうふうなベルトだって色をつけるのは難しいと思うんですよ。その短期間の中で今までのチャンピオンはいろいろな歴史と自分の思いを乗せて、だんだんいい色に、W-1らしい色、W-1の象徴に相応しい色になってきたなと思います。
──まだ出場が決まってない、征矢選手と羆嵐選手ですけど、どちらにトーナメントに来てほしいという希望はありますか?
カズ そういうのはないですね。どっちにしろ上がっていくためには最終的にもそうだし、闘わなくてはいけないので、どちらがトーナメント、どちらが横浜文体で待つかは僕にとっては関係ないところですね。
──このトーナメントにエントリーされた選手は、シングルを頻繁にやっているわけでもないですけど、当たりたい選手とかいらっしゃいますか?
カズ いや、確かに。まあ過去のことを考えると、近藤選手とずっとやってきた仲というか、縁というものがあるんですけども、その近藤選手以外はみんな癖を持った非常に面白い、言えばやりづらい選手ばかりなので、みんなやってみたいなというのがありますね。特に言えば、芦野選手。あと黒潮選手。この2人はやってみたいなという、トーナメントの中で当たりたいなというのはありますね。
──ツーデイズのトーナメントという形式では、何が勝ち上がるうえでのキーポイントになりますか?
カズ 勝ち上がるためには1日2回勝たなきゃいけないんですけども、この手のルール場合は作戦を持って、どこかで自分をセーブして決勝に進んでやろうと考えてしまうということが多いんですけど、自分の場合は今までの経験上ではほぼ1回戦に全力を出しちゃいます。それで上がれないんだったらしょうがないという感じなので、僕のやり方はそんな感じですかね。それで決勝で勝てるかどうかはわからないですけど。基本的に負けてるんだよね(笑)。
──組み合わせはどのようにして決めるんですか?
カズ 抽選で決定したら発表するようになります。
──昔、全日本プロレス時代に『チャンピオン・カーニバル』で決勝戦まで行ったことがありますが、今回また無差別の闘いに挑むことになりましたけど、自信はいかがですか?
カズ ありますね。特に身体がでかくて、僕にないものを持っている人が対戦相手だった時は、僕の勝ってやろう的な精神はむちゃくちゃ上がっていきますので。得意? 自分の潜在能力を高めるのはこういうふうな無差別のほうが凄い好きですね。