20187.19(THU) TOPICS
近藤「土肥は一番成長する可能性が高い選手。イケメンは腐っている」新コンビ・近藤&土肥がイケメン&弾丸コンビのタッグ王座に挑戦!■2018.7.19WRESTLE-1記者会見②
7月19日(木)、都内・GSPメディアセンターにて、WRESTLE-1が記者会見を実施。8月11日(土)の後楽園ホール大会でW-1タッグチャンピオンシップとして、黒潮“イケメン”二郎&田中将斗vs近藤修司&土肥孝司の一戦を行なうことを発表した。会見には王者チームからイケメンが、挑戦者チームからは近藤と土肥が出席している。
昨日の後楽園大会で、『W-1GP』の決勝戦を闘った土肥だったが、芦野祥太郎に敗北。そこに近藤が「まだチャンスがある」と声をかけてきたことで、このタッグの挑戦が決定した。急造タッグである近藤&土肥だが、両者とも「田中将斗しか見えてない」とイケメンを無視。また、近藤が会見に遅刻してきたイケメンを咎めたり、「腐っている」と指摘したために、イケメンは怒り心頭。終始ふくれっ面での会見となり、会見後のフォトセッションでもそっぽを向くという有様だった。
一方で近藤は新たなパートナーとして選んだ土肥を「一番成長する可能性が高い選手」と高評価。タッグ王座獲りに自信を見せていた。
※時間になってもイケメンが会見場に現れない。
近藤 始めちゃおうぜ。あいつ来ねえし。
※司会がしゃべりだしたところで、ようやくイケメンが会見場に登場。
近藤 遅えんだよ。遅刻だろ。
イケメン (ムッとして席に着きながら)遅刻してませんから。
土肥 遅刻だよ。
【選手コメント】
土肥孝司選手のコメント
「昨日、トーナメントで負けました。それでやはりW-1のビッグマッチ、2カ月後に控えているのに当面目標がなくなってしまったということで近藤さんに声をかけてもらい、このような形でチャンピオンチームも受けてくれたということなので、これもチャンスだと思って、この1回きりのチャンスを勝ち取って文体に向かいたいと思います。この試合に関しては黒潮“イケメン”二郎、グランプリにおいて決勝で当たりたいということを言われていて、正直僕もやりたかったですけど、上がってこなかったし、僕も負けてしまったんで。ただ、このタッグタイトルマッチでは確実に田中将斗だけ見て試合をしたいです」
近藤修司選手のコメント
「W-1グランプリ、昨日決勝戦があったわけですけど、決勝に上がった土肥はきっともの凄い悔しい気持ちでショックだろうと思うんですけど、外から見ている限りでは土肥の成長を肌で感じる。ここで決勝まで行った勢いを殺してしまう、負けたショックで。それももったいないのかなと。今の彼だったら、全然ベルトに絡む権利がある。そこで自分をなくさないためにも僕は声をかけたわけですけど、まあおもしろいタッグになると思います。対戦相手に関して言えば田中将斗しか見えてないんで、一点狙いでいきます」
黒潮“イケメン”二郎
「(ムッとしながら)何もかもが納得がいかないですね、何もかもが。何もかもが! 何もかもがですよ。もちろん、昨日、決勝にすら行けなかったグランプリの自分の不甲斐なさ、そこにももちろん納得いってないし、田中将斗しか見えてない。土肥孝司、田中しか見てない。近藤修司、田中しか見ない。もうその時点で俺の勝ちですよ」
【質疑応答】
──近藤選手は前から土肥選手に対して声をかけたり、気にかけたりしていたところがありましたけど、選手としてどういう評価をされているのでしょうか?
近藤 悪く言ってしまえば発展途上なんですけど、良く言えば伸びしろがまだまだあるというか。僕が教えてきてもらったプロレスを彼に教えてあげたいというところで、まだまだ成長する。もしかしたら一番成長する可能性が高い選手だと思っているんで。
──成長するというのは精神面なのか、それとも肉体面なのか、プロレスのことなのか?
近藤 全てじゃないですかね。なんとなく見ている限りではゴルフと一緒です。一番最初に基礎というか、一番基礎として長くやるべきところを結構早い段階で自己流ショットを身に着けていってしまっている感があるので、矯正みたいなもんですよ。ゴルフのスイングの。違ったものが見えてくるし、そっからさらにアレンジもできるし。精神面で言ったら一つ負けても次諦めない、腐らない、ということが大事だと思うんですよ。前向きに。育てると言うか、成長してもらったらいいかなと。
──土肥選手は近藤選手からかなり育てると言うか、伸ばしてあげたい気持ちが強いみたいですけど、どのように思われますか?
土肥 正直、僕もプロレスをデビューしてか誰かに師事をしたことがないので、ここでデビューして6年経って、また新たに近藤修司というプロレスラーのエッセンスを自分の中に取り込むいいきっかけなのかなと思います。このタッグに関してとても可能性を感じています。
──近藤選手、去年イケメン選手と組みましたけど、どちらが可能性を感じていますか?
近藤 まず今の感じを見ればわかると思うんですけど、すでに腐っている感じが出ているんで。なんにしても人生はそんな感じだと思うんですけど、腐ったりしたらなかなか成長ってないと思うんですよ。若い時って多分、そういうことが多いと思うんですよね。そこに救いの手を差し伸べてくれる先輩だったり大人、こういう人たちの言うことを聞けるか、素直に受け入れるかどうか。そこが違うんじゃないでしょうかね? イケメンはかなり自分の我が出てきているので、本能で行くレスラー。それはそれでいいと思うんですよね。それとは別にちゃんと指示を仰ぐとか、いろんな上のエッセンスをもらうとか、そういうことができるおも一つのレスラーとしての成長だと思うので、それはタイプ別で。一つだけ確実に言えるのは腐ったらおしまい、腐ったら負けだと言うことです。諦めない。
──イケメン選手、今腐っているような精神状態なんでしょうか?
イケメン そう見えます? 俺のどこが腐っているの? 全然わからない。自分で言うのもなんですけど、俺ほどのイエスマンはいないと思いますし、俺ははっきり言って一つも腐ってない。腐ってるって、昨日の試合もそうだし、ずっとイケメンやってきているけど、腐ったことは……。そう見えているならいいですけど。まあでもこのベルトを俺が持っていて、田中さんとのタッグで。後楽園でタイトルマッチできるというのはチャンスとかそんなんじゃなくて、まあ見ていてください。
──新たに誕生した近藤選手と土肥選手のタッグチームですけど、どのようなチームになると思われていますか?
イケメン 普通ですね。普通。