201811.28(WED) TOPICS
ジャイアンvsスネ夫!?12.26後楽園大会でペガソが近藤＆土肥のタッグ王座に初挑戦!!■2018.11.28WRESTLE-1記者会見①
11月28日（水）、都内・GSPメディアセンターにて、WRESTLE-1が記者会見を実施。次回12月26日（水）に開催される後楽園ホール大会の一部対戦カードを発表した。
会見にはW-1タッグチャンピオンシップの王者チームである近藤修司＆土肥孝司、そして同大会でそのタイトルに挑戦することが決定したカズ・ハヤシ＆ペガソ・イルミナルが出席。タイトルマッチに向けての意気込みを述べた。
11.17千葉大会で負傷欠場から復帰したばかりペガソは対戦相手である土肥に食ってかかっており、遺恨が発生。その後、11.25本庄大会でも両者は激しくやり合っていたが、ペガソが土肥からフォール勝ち。パートナーのカズと共にタッグ王座への挑戦をぶち上げていた。
会見の席上で土肥は前回の防衛戦の相手である征矢学＆稲葉大樹より「ジャイアンっぽい」と言われたことを持ち出し、ペガソを「マスクの下から出ている顔はちょっとスネ夫っぽい」と挑発。「もっと来い」と激しくぶつかってくることを要求していた。
また、その他に11.23後楽園大会で激突したEnfantsTerriblesと#STRONGHEARTSが今度は10人タッグマッチで対戦することも発表された。メンバーが4人のEnfantsTerriblesには前回CIMAに裏切られてしまったトンドコロ隼が加わり、芦野祥太郎＆児玉裕輔＆羆嵐＆新井健一郎＆トンドコロというチーム編成。一方の#STRONGHEARTSサイドはCIMA、T-Hawk、エル・リンダマンに加え、前回の後楽園大会でスパイであることが発覚した吉岡世起、そして新しいOWEの中国人選手であるロジャーが加わる。芦野とCIMAの初激突にも注目が集まる。
【選手コメント】
カズ・ハヤシのコメント
「12月26日、後楽園大会でタッグのベルトに挑戦することになりましたカズ・ハヤシとペガソです。もうこれはタッグタイトルがそこにあるというだけで、僕たちの中では感情ですね。特に土肥選手に対する感情ですかね。そういうものが私たちの中に湧き上がっているので、それをぶつけられたらと思います」
ペガソ・イルミナルのコメント
「復帰してから土肥選手と試合することが多く、その中でタッグベルトを持っている土肥選手から自分が勝ったということはタッグタイトルに挑戦できるのかなと思っています。ハヤシさんと組んでタッグリーグ出場しましたが、結果は頂点に立つって言ったんですけど立てなくて。でも、このようなチャンスが回ってきたからには絶対にこのベルトを取ります」
土肥孝司のコメント
「タッグ選手権防衛戦決まりました。まあ俺が一回負けたんで、ここは正々堂々と受けようかなというところなんですけど、特にペガソ・イルミナルに関してはそれ相応の覚悟を持って12月26日に臨んできてほしいと思います。一応前回の挑戦者にジャイアンチームとかジャイアンタッグみたいに言われたんですけど、ペガソ・イルミナルのマスクの下から出ている顔はちょっとスネ夫っぽいんで、当日はひれ伏すんじゃないかなと思います」
近藤修司のコメント
「久しぶりに社長とタイトルを賭けて闘う楽しみもあるんですが、まあペガソという未来のある若い人間とこれまたタイトルを賭けて闘える。どれほどの実力を図る意味でも。一切僕らは彼を下に見てないし、同じ目線で闘うので、そのつもりでスネ夫がジャイアンにどれぐらい来れるのかっていう仮想ドラえもんの闘いがここで見られると思うので、楽しみにしています」
【質疑応答】
──チャンピオンチームのお二人はペガソ選手に対してどのような評価を持っていらっしゃるのでしょうか？
土肥 彼が復帰してから僕がずっと対角線にいて、どんな感じなのかなと思って、小突いたじゃないですけど、こっちはガンガンいったのを返してきたんで、今までのペガソ・イルミナルとは違った気持ちでまた復帰してきたのかなというのはありました。もちろん華もありますし。ただ、こんなところで簡単にベルトを落とすわけにはいかないので、もっと来いっていう感じですかね。
近藤 副社長的にはペガソ、大いに期待をしているところです。が、いざ個人的な選手として見ると、もっと人生懸けてプロレスやれよ。もっと腹くくって来いよ。もっとできるだろう、お前っていう感覚がもの凄い強いです。
──チャンピオンチームからは覚悟という言葉が先程から結構出てくるんですけど、闘っていてまだそのへんが定まっていないのを感じるんでしょうか？
近藤 姿勢でしょうね、全てにおいての。私生活もそうでしょうし、練習とかでも身体を見てもわかる通り、どれぐらい大きくなっているか。多分もうW-1に参戦してから何カ月か経っているところで、どれぐらいの変化が見せられているのか？ もっといけるんじゃないっていう期待の裏返しでもあります。
──近藤選手の中ではペガソ選手にどういうレスラーになってほしいとかありますか？ 既存のレスラーでもいいんですが、あったら教えてください。
近藤 既存のレスラーはありますけど、それを植え付けるのもあまりいいことではないかなと。どちらかといえばイチロー式ですよね。イチロー式に育ってもられば。オリジナリティを高めてもらえればいいんじゃないですかね？ まあ、そこにも至っていない感じですね、まだ今は。とりあえずそこに至ってくれよっていう。この試合で何かを見つけてもらえればいいかなと。だから、我々は下にも見ないし、同等に闘うということです。
──ペガソ選手は芦野選手に敗れたあと、どれだけ自分の中で気持ちを入れかえて闘っていますか？
ペガソ 芦野選手の無差別挑戦して負けて、自分の中で全てが足りなかったのかなと思っています。復帰したからにはこのベルトに挑戦するのをきっかけにまた上のほうに上がってきたいなと思っています。
──カズ選手はパートナーとして組んでいて、ペガソ選手の成長ぶりをどのようにご覧になっているのでしょうか？
カズ 彼の引きの強さというか、なかなかレスラー人生を歩んでいても、全て順風満帆にいくわけではないんですけど、全てチャンスが降ってくるように来る。それをものにしようとする。その力というか天性のものを感じますね。
──カズ選手は土肥選手に対する感情についておっしゃっていましたけど。
カズ 今見ていてわかるじゃないですか？ 結局、下に見ているわけですよ。たくさんのお客さんの前で負けたにもかかわらず。で、ジャイアンとスネ夫だって？ 結局、下に見ているわけじゃないですか？ そのスネ夫に敗れたんですよ、ジャイアンは。タイトルマッチでも彼がまた降ってくるこのチャンスをまた掴み取ってくれる。そういうものを期待しています。いや、違う。ウチら二人で取りに行きます。
──ペガソ選手はチャンピオンチームに下に見られていると感じますか？
ペガソ そうですね。下に見られてるのかなとは思うんですけど、まあ下に見られていようがそんなのは関係なしに全力で倒しにいきたいと思います。