201812.27(THU) TOPICS
「一番の強敵」(芦野)「覚悟の質量が違う」(T-Hawk)1.5後楽園大会で芦野vsT-Hawk、正式決定! ■2018.12.27WRESTLE-1記者会見①
12月27日(木)、都内・GSPメディアセンターにて、WRESTLE-1が記者会見を実施。1月5日(土)の後楽園ホール大会において、芦野祥太郎vsT-HawkのW-1チャンピオンシップを行うことが正式に決定したことを発表した。
昨日の後楽園大会のメインイベントにおいて、EnfantsTerriblesvs#STRONGHEARTSの中で激突した両雄だが、11.23後楽園大会に続いて激しくぶつかり合った。試合は芦野がCIMAをアンクルロックでタップアウトさせて終わったが、試合後にはT-Hawkが芦野が保持するチャンピオンシップへの挑戦を表明。芦野もその場で受諾し、本日正式に決定に至った。
会見の中で芦野は、「今までタイトルマッチを行なってきた中で一番の強敵」とT-Hawkを評価。これまではCIMAに対して矛先を向けていたが、それも昨日の勝利で一段落。現在はT-Hawkに集中しているようだ。
一方のT-Hawkも芦野を「素晴らしい選手。僕の打撃に応えられる選手」と評価した上で、「覚悟の質量が違う。その差を見せつけた上で勝ちたい」と気合いを入れていた。
W-1の2019年一発目の大会で組まれたW-1と#STRONGHEARTSの頂上対決。同世代の両雄が団体とユニットの誇りを懸けて激突する!
【選手コメント】
T-Hawkのコメント
「まずチャンピオンシップを迎えるにあたって、今まではチームvsチームという対抗戦という構図でしたけど、今回は1vs1ということで。僕個人としてもチームの代表としてもの凄く気合いが入っているというのはありますし、チャンピオンの芦野選手も素晴らしい選手だと思うので、僕はしっかりと#STRONGHEARTSの代表としてしっかりとした覚悟を持って無差別級のタイトルに挑みたいと思っています」
芦野祥太郎のコメント
「今までタイトルマッチを行なってきた中で、一番の強敵だなと正直思っています。このベルトは他団体の人間と俺自身がやることがなかったので、ここで必ず勝たないと今対抗戦、1勝2敗ですね。それも含め、シングルで負けることの意味、勝つことの意味っていうのはもの凄くW-1にとってな重要になってくると思うので、必ず防衛して、W-1をさらなる高みに持ち上げたいなと思っています。あと個人的にはCIMAからタップを奪って、もっとくるのかなと思ったら、あのまま引き下がったので、ここはもう若い人間で今のプロレスを見せることがプロレス界にとっても大事なことなのかなと思っています」
【質疑応答】
──ここまでの闘いでかなり激しくやり合ってきたと思うんですけど、お互いの印象を教えてください。
T-Hawk 僕は今まで試合してきた中で僕より体重もあって身体の厚みのある選手とやることが少なかったので単純に打ち合いだったりとかタックルであったりとか、そこは重さがある分、一発一発が身体にドシンとしたものがあって、僕はそういうぶつかり合いというのがプロレスの根本であると思っているので、そういった意味ではタイトル云々もあるんですけど、単純に楽しみではあるし、凄くバランスの取れた選手であると思いますね。だからこそ必ず勝ちたいという思いが強いです。
芦野 チョップがめちゃくちゃ痛いですね。あとは自分より何が上回っているのかなと考えた時にスピードだったり、瞬発力的にはかなりいいものを持っていると思うので、そこで試合の中で足元掬われないように地に足をつけていきたいと思っています。
──意外にもクリーンな会見でお互いにもっと憎しみ合っていたりするのかなとか思ったんですけど、なぜそんなにクリーンなんですか?
芦野 思った以上にクリーンにきたのでクリーンに返しました。あとは#STRONGHEARTSは対抗戦としてやっていますけど、#STRONGHEARTSというよりは一レスラー、一ライバルとして見ているのがでかいですよね。#STRONGHEARTSで気に食わないのはCIMAですよ。あれはもうしゃべったりああだこうだやっているのでそれが気に食わないだけであって、ここはしっかりとしたプロレスでやっていきたいのであえてクリーンにやっています。
T-Hawk まあ今の言葉を聞いて、ちょっとCIMAのことをああだこうだ言うのは気に食わないですけど、歳もほぼ一緒ですし、例えば先程も言わせてもらいましたけど、僕の打撃に対して応えられる選手はほとんどいないと思うんですよ。だから、このW-1無差別のベルト、本当にチームを代表して取りに行っているので、何回も同じことを言いますけど、もちろん芦野選手にもずっとこのベルトを守ってきた覚悟はあると思うんですけど、僕はその覚悟の質量が違うと思う。その差を見せつけた上で勝ちたいと思っています。
──T-Hawk選手は昨日の試合で目の前でCIMA選手がタップを取られたということについてはどのように思われていますか?
T-Hawk 単純に対抗戦ということで素直に悔しかったのはありますし、ウチの大将が取られてしまったんでこっちとしては黙っているわけにはいかないんで、その思いはタイトル戦にぶつけたいと思っています。
──芦野選手はCIMA選手にこだわるところがあったと思うんですけど、昨日勝ったことで今はもうT-Hawk選手一人に意識が向いているという感じでしょうか?
芦野 決まった以上は向かわざるを得ないですよね。もっとああだこうだ言うとは思ったんですよ、CIMAが。何も言わなかったので。あの場面でベルトの話を持ち出すというのは臭いを嗅ぎつける選手だなと感じましたね。
──T-Hawk選手はベルトを取ってどうしたいとかありますか?
T-Hawk 僕ら#STRONGHEARTSは毎試合毎試合が背水の陣なので、そこは取ってからチームで方向性は決めていきたいと思っています。
──お互いに自分が相手より上回っていると思う部分を教えていただけますか?
T-Hawk 攻防云々ではなくて、覚悟という部分では絶対に負けたくないんで。そこは強く出していきたいと思っています。
芦野 レスリングの技術は負けないでしょう。そこを全面に押し出して、いつもセオリーである足攻めから勝機を見出していきたいと思っています。動かせない、動けないっていうふうにするのが自分の強みであると思っているのでそこですかね。