20192.11(MON) TOPICS
「やる前から負けること考えるやつあるか!」昭和生まれの曲者が虎視眈々と賜杯を狙う!『CRUISER FES 2019』出場者インタビュー⑦:MAZADA選手
昨年に続き『CRUISER FES』に出場することになった元クルーザー王者のMAZADA。1回戦は2.16足利大会でエル・イホ・デル・パンテーラと対戦することが決定した。W-1のリングで台頭する若手たちを老獪なインサイドワークで翻弄しているMAZADAが、このトーナメントでも「やる前から負けること考えるやつあるか!」と虎視眈々と優勝を狙っている。
──今回の『CRUISER FES』なんですけど、前回と少しメンバーも変わりました。ベテランのMAZADA選手から見てどのような印象を受けますか?
MAZADA さらに若返りましたよね。トンドコロだって20歳ぐらいですよね?
──まだ19歳ですね。
MAZADA 19? だから、自分の子供ぐらいの年齢の人と同じトーナメントに出るわけですよね。40過ぎてるのは自分とハヤシさんぐらいですか?
──そうなりますね。
MAZADA これはオッサン連中負けてらんないですね。せっかく出るんですから、負けてらんないですね、昭和世代も。ほとんど平成生まれですよね?
──ギリギリ吉岡選手が昭和生まれですけど、あとは平成生まれですね。
MAZADA ただね、若いだけで登ってきたような奴はプロレスあるあるでたいていポカしますから。一通りみんなとやってきているから誰に気をつけるとかっていうのもないし。唯一リンダマンぐらいですかね、やってないのは。なんかおもしろいことやってますよね。まあ、いいと思います。ドンドン新しい人が出てくるのは。それがW-1の売りみたいになってきているじゃないですか?
──そういう中でMAZADA選手の1回戦の相手はエル・イホ・デル・パンテーラになりましたね。
MAZADA あいつのメキシコでのちゃんとしたデビューの相手って自分なんすよ。
──そうだったんですか!
MAZADA ダイナマイト・キッドっていう名前のマスクマンでやってたんですけど、その相手をしたのが自分だったりするんで。あいつその頃まだ15か16ですよ。自分なんかあいつのお父さんとやっていたような世代だったんで。メキシコのちっちゃなローカル団体だったんですけど、お父さんから「今日は息子をお願いします」って言われて(笑)。パンテーラもガッチガチになって試合していたのを覚えていますよ。それから10何年経って、日本語もあんなに上手になったし、やりたいことをリングでできるようになったので楽しみでしょうがないですね。
──なるほど。成長する過程をずっと見てきたんですね。
MAZADA そうです、そうです。TAJIRIさんのところにいた時も髪切りマッチやって自分負けたんすけど、その時だって日本のプロレスをまったくわかんない状況でやっていた感じだったので。それがW-1に来るようになってみんなと練習して日本のスタイルというかW-1のスタイルも覚えながら、人のいいところをものにしながらいいところだけ取っていって、今のパンテーラになりつつあるわけですから、楽しみですよね。
──なるほど。ちなみに対抗ブロックの選手で決勝戦で闘いたい相手はいますか?
MAZADA アレハンドロがまた調子こき出してるじゃないですか? そういうところですよ。空元気丸わかりみたいな。そこを申し訳ないけど、ベテランみたいなことを言わせてもらうと叩き潰してやりますよ。もう一回地の底に沈めてやります。
──去年はこの『CRUISER FES』で優勝したんですけど、おっしゃるようにその後一気に地の底に沈んだ感じはありましたよね。それが年末から河野選手に噛み付いて再び急浮上してきましたけど。
MAZADA 覚えていますよ。トーナメントの1回戦で児玉に勝って、アレハンドロの生涯で一番いい試合だったんじゃないですかね? その後は客が納得しない勝ち方をしてたまたまポンポン上がっちゃって、5月に自分らとやることになるんですけど、UWAのトリオの選手権を。そこで優勝したこともなかったことにしてあげたんですけど、また空元気で調子こき出してますからね、は〜い。また調子こいて上がってくりゃいいじゃんって。
──決勝戦でお灸をすえてやると。
MAZADA もちろんですね。あとはトンドコロにしても凄くがんばってると思うんで。#STRONGHEARTSが来てから自分の考えが変わったというか、ぬるま湯から脱出できた感は凄いと思いますね。あの子は凄く得していると思います。名前が変わろうが何しようが、目立つチャンスをもらっていても、目立つことができているのは本人の技量のうちなんでね。やっていることはそんなに変わってないと思うんですけど、それって考え方一つだと思うんで。それは凄く評価しなきゃいけないところだと思いますね。吉岡くんにしてももの凄いチャンスだと思うんで。あのチーム自体実績があるのかわかんないようなチームでも、CIMA自体はもの凄い選手じゃないですか? それにいっちょ噛みできるのはもの凄い得だし、こんなチャンス逃したら絶対ダメだと思うんですよ。だから、みんな上がるべき人たちですよね。
──意外にも若い選手を評価されているんですね。
MAZADA 客入りが物を言っているじゃないですか? 後楽園にしたら、毎月の対戦カードがおもしろいからだろうし、それで選手が一生懸命やっているのが見えるからちょっとずつ集客が増えてきていると思うんですよ。#STRONGHEARTSのおかげっていうのは嘘つけないところであるわけですけど、それを抜いてもちょっとずつ増えてきている現実があったりすると思うので、それは凄くがんばっているんじゃないですかね?
──なるほど。では、その若い選手ががんばっている中、優勝する自信はございますか?
MAZADA あのう、あれですよ。やる前から負けること考えるやつあるか! ってアントニオ猪木が言ってましたけど、自分もオッサンで今は窓際みたいになっているんで(笑)。査定試合だと思って、毎回毎回全力でやりますよ。
──わかりました! では、ベテランの力も大いに期待しております!
ー大会詳細ー
【大会名】
「WRESTLE-1 TOUR 2019 W-IMPACT」2.16栃木・足利市民プラザ小ホール大会
【日時】
2019年2月16日(土)17時30分開始/17時開場
【場所】
栃木・足利市民プラザ小ホール
【対戦カード】
▼「WRESTLE-1 CRUISER FES 2019」トーナメント1回戦③30分1本勝負
エル・イホ・デル・パンテーラ vs MAZADA
▼「WRESTLE-1 CRUISER FES 2019」トーナメント1回戦④30分1本勝負
アレハンドロ vs トンドコロ隼
▼6人タッグマッチ30分1本勝負
河野真幸&征矢学&稲葉大樹 vs 芦野祥太郎&児玉裕輔&羆嵐
▼6人タッグマッチ30分1本勝負
カズ・ハヤシ&ペガソ・イルミナル&KAMIKAZE vs 近藤修司&アンディ・ウー&佐藤嗣崇
▼タッグマッチ30分1本勝負
黒潮“イケメン”二郎&立花誠吾 vs 吉岡世起(#STRONGHEARTS)&進祐哉(FREEDOMS)
▼シングルマッチ30分1本勝負
タナカ岩石 vs 本田竜輝
【チケット情報】
・最前列プレミアムシート ¥7,000
・リングサイド ¥5,000
・指定席 ¥4,000
・ステージA席 ¥5,000
・ステージB席 ¥4,000
・自由席 ¥3,000
※当日各席500円UP
※当日のみ小中高ワンコインチケット¥500を販売致します。
【チケット販売所】
・チケットぴあ(Pコード:594-330)TEL:0570-02-9999 http://t.pia.jp/
・ローソンチケット(Lコード:34106)TEL:0570-000-732(10~20時) http://l-tike.com/sports/wrestle_1/
・イープラス http://eplus.jp/
・㈱GENスポーツエンターテインメントTEL:03-6452-6815
・WRESTLE-1 Official Web SHOP http://shop.w-1.co.jp/
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