20195.6(MON) EVENT
お寺とW-1の異色コラボで町おこし!『奉納プロレス IN 開雲寺』は大盛況!!
5月6日(月・祝)、WRESTLE-1が栃木県下野市石橋にある開雲寺にて、『奉納プロレスIN開雲寺 石橋にプロレスが来る!-石橋に賑わい戻し祈願-』を開催した。
石橋の町おこしの一環として、開雲寺とW-1が異色のタッグを結成して行なわれたこのイベント。心配された天候も開始時には晴れ渡り、快晴の中での奉納プロレスとなった。
最初に行われたのはキッズたちのレスリング体験教室。アンディ・ウー、アレハンドロ、ペガソ・イルミナルというマスクマン3人が先生となって、リング上で子どもたちに前転や側転、さらにはロープワークなどを指導。一緒になってプロレスを体感してもらうというコーナーだ。
そして今回行なわれた試合は3試合。まず、第1試合には近藤修司と河野真幸のベテランタッグが登場。若手の頓所隼&タナカ岩石を相手に胸を貸した。近藤と河野は、頓所を何度もボディスラムで叩きつけ、岩石にはチョップやエルボーをお見舞い。最後は河野が頓所をクロスフェイスで押さえている間に、近藤がランサルセからの逆エビ固めで貫禄の勝利を飾った。
第2試合にはアンディとアレハンドロのタッグに獅龍が加わり、マスクマントリオを結成。タッグ王座挑戦を巡って奇妙な三角関係にある征矢学&立花誠吾&エル・イホ・デル・パンテーラのトリオと激突した。獅龍がいることもあってルチャ色の強い試合となったが、征矢がそのドジっぷりを存分に発揮。アームホイップで獅龍たち3人を投げたと思ったら、ついでに立花とパンテーラも投げてしまったり、アームブリーカーを味方の立花とパンテーラと知らずに何度も見舞っていためつけたりするなど、チームの足を引っ張りまくる。あまりに失敗が続き、試合中にもかかわらず泣き出す始末。最後は征矢に戸惑わされまくった立花が集中砲火を食らって、アンディに3カウント負けを喫した。
メインイベントは稲葉大樹&土肥孝司&ペガソが登場。芦野祥太郎&児玉裕輔&羆嵐のEnfantsTerriblesと6人タッグマッチで対戦。EnfantsTerriblesはお寺にもかかわらず、得意の場外乱闘を仕掛ける。稲葉たちもこれに応じたため、境内を所狭しと6人の屈強なレスラーたちが暴れまわる展開となった。試合は集中砲火を食らっていたペガソが巻き返しを図り、児玉のマッドスプラッシュを自爆させて形勢逆転。稲葉の延髄斬り、土肥のラリアット、ペガソの変形のみちのくドライバーが次々と児玉に炸裂。最後もペガソが必殺のファイヤーバードスプラッシュで児玉から3カウントを奪った。
試合後、このイベントを主催した開雲寺の住職と「石橋に賑わいを戻し隊」の方々もリングに上がり、来年以降も『奉納プロレス』の開催を希望。境内には飲食ブースも出店するなど、お祭りのような賑わいとなり、下野市石橋の町おこしとしても大いに盛り上がった大会となった。