20196.5(WED) TOPICS
リザルト王座、正式に返上。 カズ社長が怒りの会見!
6月5日(水)、都内・W-1の事務所でカズ・ハヤシ社長が記者会見を実施。羆嵐の申し出により、リザルトチャンピオンシップの返上が正式に発表された。
今回の返上は羆嵐本人の申し出により決まった。羆嵐は昨年、同王座への挑戦が決まった時から不満を漏らしており、チャンピオンになってからもベルトをぞんざいに扱うなど、王者らしからぬ振る舞いは目に余るものがあった。そして、『W-1 GP』開幕を前に勝手に封印を宣言。カズ社長もその申し出を受け入れたものの、その勝手な行動には怒りが収まらない。
会見でカズ社長は、「プロレスラーであるからにはやはりチャンピオンベルトというものに敬意を持ってほしい。心技体を考えるとチャンピオンに相応しくない選手」と羆嵐の行動を批判。さらに「金輪際、彼がリザルトのベルトに挑戦するということはない」とその資格の剥奪を宣言した。
今後のリザルト王座の扱いについては未定だが、「歴史を作り上げるというような意気込みを持った選手、それこそこのベルトを一番にしてやろうというような選手たちで闘ってもらいたい」と、同王座を争うに相応しい選手たちで決定戦を行う見込みだ。
カズ・ハヤシ社長のコメント
「羆嵐選手のほうから連絡がありまして、リザルトチャンピオンを返上をしたいということなので、リザルトチャンピオン、現チャンピオン不在という形で返上を認めました」
【質疑応答】
──これは素直に返上を認めたということなんですか?
カズ 素直でもなんでもないですね。プロレスラーであるからにはやはりチャンピオンベルトというものに敬意を持ってほしいし、このベルトを大切にやってきてたそれぞれの思いっていうんですか? そういうものを全てひっくるめて、歴史をひっくるめてのチャンピオンだから、非常にそういう考えだったら資格はないと。心技体を考えるとチャンピオンに相応しくない選手だなと思います。
──本人からはどういう理由で返上したという申し出があったんですか?
カズ 普通に返上という部分だけで、置いていかれたんで。多分、彼の思いとしては『W-1 GP』で優勝目指し、無差別のベルトを目指したいというところがあるのかなと僕なりに感じてたところでしたし、そういうのは感じます。
──わりと勝手に返上してきたということですか?
カズ そうですね。
──それに対して会社としては懲罰じゃないですけど、そういうことは考えていらっしゃるんですか?
カズ 資格はないので、金輪際、彼がリザルトのベルトに挑戦するということはないでしょうね。ハッキリ言ってこのリザルトのベルトを懸けて闘ってきた気持ちはわかってもらいたいですね。様々な選手が挑戦したきたし、チャンピオンという名のもと、リザルトの試合というものを作り上げてきたというのがあるので、そういうことを考えると返上というのは口に出せないはずなんですけどね。
──今後、このベルトというのは新王者決定戦なり考えていることはありますか?
カズ 全然まだそういうふうなものは考えてないですけど、リザルトに今まで挑戦してきた人たちのプライドはあると思うので、自然と湧き出てくるんじゃないかなとは思います。
──カズ社長としてはこのベルトをどういう選手に巻いてもらいたいですか?
カズ 特にこういう返上というふうなことをされてしまったので、この歴史を作り上げるというような意気込みを持った選手、それこそこのベルトを一番にしてやろうというような選手たちで闘ってもらいたいなと思います。