201910.13(SUN) TOPICS
「まっすぐに堂々と挑戦をしたい」岩石プロデュースの11.9『WRESTLE SOUL』とは!〜タナカ岩石選手インタビュー
9月28日に開催された第1回の『WRESTLE SOUL』。若手主体の道場マッチとなったこの大会の試合後、タナカ岩石が次回大会をプロデュースしたいと名乗りを上げた。果たして岩石はどのような大会にしようと思っているのか? 話を聞いた。
──9月28日に開催された第1回目の『WRESTLE SOUL』なんですが、やってみていかがでしたか?
岩石 僕たち若手自身の熱がもっと欲しかったなというのはありましたね。僕自身もそうなんですけど、第1回目ということで楽しみなところはあったんですよ。ただ、試合が終わってマイクでしゃべった時に「まだまだこんなもんじゃないだろう」っていう思いがありました。あとは自らが進んで何かをやらなきゃいけないなという思いにも駆られたんですよ。そこも含めて次は「僕にプロデュースをやらせてください」と手を挙げさせてもらいました。
──第1回はどちらかと言うと組まれたからやったという部分があったと。
岩石 そうなんですよ。
──でも、W-1が自分たち若手のために用意してくれた舞台だというのは感じているんですか?
岩石 感じますね。若手へのチャンスを与えてくれたはずですし、それを団体が用意してくれるなら乗るしかない。だから、自ら進んでやるしかないという気持ちですよね。
──そして2回目の『WRESTLE SOUL』は11月9日に開催されます。どのようなプロデュースを考えているんですか?
岩石 すでにこういうカードでやりたいということで、会社には全カードの案を提出してあります。交渉はこれからなのでまだ決定したわけではないですけど、僕が自信を持って出せるカードを揃えました。これは僕から若手たちへの挑戦状ですね。
──挑戦状!
岩石 はい。僕が出したものに対して、どう応えてくれるのか? そこを見てみたいです。そして、僕自身のカードはずっと気になっていて、やりたかった選手がいるんですよ。その方にオファーをかけております。これは僕にとっても挑戦なんですよ。もちろん僕がプロデュースする大会なのでお客さんの入りも気になるんですが、周りの目を気にせずにやりたいんです。「挑戦」ってそういうことだと思うんですよね。
──つまり岩石プロデュースの『WRESTLE SOUL』のコンセプトは「挑戦」ということですね?
岩石 そうです。だから、試合の勝敗に関しても勝算があるとは思ってないし、お客さんから見てもW-1の若手側に勝算はないだろうと思うようなカード案になっています。でも、勝敗がどうであれ、僕はここで挑戦をしたいんです。客入りに関してもハッキリ言って勝算はないです。でも、この与えられたチャンスの中でまっすぐに堂々と挑戦をしたいです。そういう気持ちが詰まった大会にしようと思っています。
──若い選手たちの間で『WRESTLE SOUL』について、何か話はしているんですか?
岩石 特にしてないです。ただ、今回のカードを決めるに当たって、とりあえず彼らには「誰とやりたいのか?」とか意見は聞きました。そういうの含めて僕が考えたカードですね。提出したカードに関してはハヤシさんも「結構いい」と言ってくれました。
──それが実現するかどうかはこれからだと思うんですけど、カズさんもそうやって若手が自主的に動ことを望んでいたと思うんですよね。
岩石 そうですね。ハヤシさんが僕らのことをどう思っているのかわからないですけど、一応W-1の未来っていう形じゃないですか? なので、この時点から僕らがどういうものを見せるのか、多少なりとも期待はしてくれていると思うんですよ。それに対して僕らも何かしらの形をハヤシさんには見せたいですね。それが挑戦ということですね。
──今年は土方選手と一連の絡みがありましたけど、そこから自身がワンステップ前に進みたいという気持ちがあって、今回の大会プロデュースという考えにつながったんですか?
岩石 それもあります。もちろんタッグリーグに出られなかった悔しさもあるんですよ。過去2年間は出場していましたからね。でも、土方さんとああいうことがあって、結果的に今の自分につながっているんですけど、いつまでも隣にいてもらうわけにもいかないですし、甘えてもいられないんですよ。そこからさらに一歩踏み出す。その気持ちの表れが今回僕が希望した選手につながります。もし、この対戦が実現するなら、一旦今の僕にピリオドを打ちたいですよね。
──現時点の自分から一歩進むための最終試験のようなものだと捉えているんですか?
岩石 自分で課した試験ですよね。でも、このカードが実現するならば、悔いを残さず僕は前に進むことができます。
──今回は岩石選手がプロデュースしたいという声をあげましたけど、これに他の若い選手も続いてほしいと思っていますか?
岩石 もちろんです。今回は僕から他の若手に対して問いかけをしますけど、他の選手たちも僕に対して問いかけてほしい。どんなカードでもいいです。僕はそれにしっかりと応えたいです。そうやってお互いに成長していきたいですね。
──あと道場での試合になるんですけど、かつてACEでもこの会場で試合をしていました。やはり岩石選手にとっても思い入れのある場所になるんじゃないですか?
岩石 普段住んでいる場所ですし、練習してる場所でもあるし、W-1に所属する前にACEの時に試合をしていた場所であります。だから、思い入れがあるのはもちろんですけど、普段いるこの場所が試合になるとガラリと雰囲気が変わるんですよ。お客さんがいるだけで風景がガラリと変わる。そこで試合をするとなると、特別な感情が湧き上がってきますよね。だから、道場で試合をするということは凄く意義のあることだと思うし、普段いる場所だから誇りも持てるし、凄く気持ちも高まります。
──この2回目が成功するかしないかで、次回以降への試金石となりますよね。
岩石 だからこそ、人の目を気にすることなく挑戦をしたいんですよ。勝算はどうであれ、根拠のない自信はありますし、次に託せるものは絶対に残せると思います。自分自身、今回のプロデュースは胸を張って提供できるものだと思っていますから。
ー大会詳細ー
【大会名】
「WRESTLE SOUL」11.9東京・GENスポーツパレス大会
【日時】
2019年11月9日(土)17時30分開始/17時開場
【場所】
東京・GENスポーツパレス4F WRESTLE-1道場
※住所:東京都新宿区百人町2丁目23-25
※当施設にはエレベーター等はございません。
※本施設は全館禁煙になります。
【入館料情報】
・入館料 ¥3,000(税込)
・FC会員入館料 ¥2,500(税込)(要会員証)
※当日のみ高校生 ¥500(要学生証)
※当日のみ中学生以下 無料(要学生証)
【チケット販売所】
・㈱GENスポーツエンターテインメント 03-6452-6815
・WRESTLE-1 Official Web SHOP http://shop.w-1.co.jp/
【チケット販売】
・WRESTLE-1 Official Web SHOP (https://shop.w-1.co.jp/products/detail.php?product_id=1161) にて販売。
【お問合せ】
㈱GENスポーツエンターテインメント 03-6452-6815