20201.23(THU) TOPICS
テーマは挑戦! 大会プロデューサー・頓所隼が見どころを解説!! 『WRESTLE SOUL Vol.03』出場選手インタビュー:頓所隼
1月25日の『WRESTLE SOUL Vol.03』をプロデュースした頓所隼が、大会の見どころを語る。それぞれのカードをどのような意図を持って組んだのか? そして、どのような思いが込められているのか? 自身のカードを含め、話を聞いてみた。
──1月25日の『WRESTLE SOUL Vol.03』が間近に迫ってきましたけど、頓所選手はプロデューサーとしてどういうコンセプトでカードなどを考えたんですか?
頓所 まずは挑戦ですね。例えば、本田をZERO1のチャンピオンに挑戦させたり、その他の選手も他団体の選手や、同期でも先に走っているような選手に挑むという構図でカードを組みました。あとは、単純に僕が見たいと思った気持ちを、そのままカードに反映していますね。
──わかりました。では、一つずつ試合の見どころを語っていただきたいんですけど、まずお話にあった本田選手はZERO1の岩﨑選手と試合をします。岩崎選手はNWA UNヘビー級王座を持っている(取材当時)選手ですよね。
頓所 岩﨑選手は清水大会に参戦したことがあるんですけど、本田よりも1年キャリアが上なんですよ。身体も大きいので、本田にはその岩﨑選手とバチバチした試合をしてほしいなと思って組みました。
──本田選手はデビューして1年以上経ちますけど、まだ自力での勝利がありませんよね?
頓所 成長しているとは思うんですけど、それがまだ結果として出てこない。そういう現状打破のきっかけにしてほしいなと思って、岩﨑選手との試合を組んだんです。ファイトスタイルも似ているし、他団体のチャンピオンなので、本田も思いっきりぶつかっていけると思うんですよ。ここで何かを掴んで、W-1の本戦の大会の結果につなげてほしいですね。もちろん、勝利も期待しています。
──わかりました。では、次はタッグマッチで岩石&馬場vs伊藤&北村というカードはどんなところを期待しているんでしょうか?
頓所 まず、岩石とパンクラスの伊藤さんはいつもじっくりとしたグラウンドの攻防をやり合うじゃないですか? それを僕が見たいというのが組んだ理由の一つです。W-1の横浜大会を中心にこの2人はずっとやり合っていますし、その続きを『WRESTLE SOUL』でもやってほしいなって思いました。あと、馬場とZERO1の北村選手はプロレス総合学院で同期なんですよ。確か2年前に一度ACEでシングルをやっていて、引き分けているんですよね。まだ、2人ともデビューしたばかりだったんですけど、その時の試合が結構おもしろかったんですよ。時が経って、2人とも成長していると思うし、北村選手とは僕は学院時代に絡んではいないんですけど、ZERO1での活躍というのはよく耳にしているので、また続きを見せてほしいですね。
──馬場選手はちょっと燻っているイメージがありますね。
頓所 試合数が少ないですからね。本人も試合をしたいんでしょうけど、なかなかチャンスがない中で、経験を積んで今後に活かしてほしいという気持ちで同期との試合を組みました。相手に同期の人間がいれば、本人もモチベーションが上がると思うんですよね。
──なるほど。ここまでは対抗戦という形ですけど、続いては立花vs一というW-1の同期同士のシングルマッチが組まれました。頓所選手とも同期の2人ですよね。
頓所 同期なんですけど、この2人は本当によくわからない人たちですね。2人ともキャラクターが凄いので、混ぜ合わせたらどうなるかなと思って、単純に組んでしまいました。
──去年はお互いに長期間欠場していましたけど、立花選手は復帰してからトップ戦線で活躍してますけど、一選手は第0試合での出場が続いていたりと、キャラクター以上にリング上も対照的ですよね。
頓所 一のキャラクターはよくわからないんですけど、あの訳のわからなさで立花に勝ってほしいですね(笑)。まあ、本人たちはどう思っているのか知らないですけど、キャラクターの比べ合いもこの試合の見どころの一つだと思っていますから。
──同期の立場から見て、この2人のキャラクターに関してはどう思われているんですか?
頓所 僕には無理ですね(笑)。絶対にマネできないし、それぞれ唯一無二の存在だと思います。そのキャラクター対決にも注目してください。
──わかりました。それから、昨年の『冬フェス』でも行われた加偉vs仁木のシングルマッチも組まれました。こちらも同期対決ですね。
頓所 はい。『冬フェス』の時の2人の試合が非常におもしろかったんですよ。もう何回でも見てみたいっていう試合でしたし、それはお客さんもレスラーも関係者も、あの場にいた人たちはみんなそう思ったと思います。単純にもう一度見てみたい試合でしたし、僕のプロデュースする大会を盛り上げてもらう意味でも、またやってもらおうと思って組みました。
──前回は加偉選手が勝って、現在開催中の『CRUISER FES』出場権を獲得しました。先輩の立場から見て、2人からはライバル意識みたいなものを感じることはありますか?
頓所 それは練習中の姿を見ていても感じますね。とにかく2人とも元気がいいし、「ザ・若手」という感じの選手なので、今回の試合も期待しています。あと、他団体の選手との闘いもある中で、「これぞW-1の若手!」という試合を2人に見せてもらいたいという気持ちもあるんですよ。お互いに高めあっていると思うし、それを見せることができる2人だと思うので、25日には心に秘めているライバル心を爆発させてほしいですね。
──わかりました。では、最後に頓所選手ご自身の試合についてお伺いします。下村選手とは約2年前にACEでシングルマッチをやっていますよね?
頓所 やりました。その時は僕が勝っています。今回、大会をプロデュースするにあたって、自分の対戦カードをどうするかって考えた時に、ファンの人からもいろいろと意見を聞いたんですよ。その時に名前があがった一人が下村選手で、僕の頭の中にもACEでやった試合が残っていたんですよね。凄く楽しかったですからね。
──それほど手が合う試合だったんですか?
頓所 そうなんですよ。まあ、年齢も一つ違いで、デビューは同じ年の同じ月ですからね。非常に似通ったキャリアを積んでいるので、やりがいがある選手ですね。
──当時は対戦してみて、どういう印象を受けましたか?
頓所 動きが速い選手なんですけど、ここぞという時はがっちり来るんですよ。結構、バチバチとした攻めもある選手ですね。ただ、2年前よりもお互いに成長しているとは思うので、今回はいったいどうなるのか? そういった期待感もあって試合をお願いしました。自分で言うのもなんですけど、これからプロレス界をお互いに背負っていかなければいけないと思うので、ライバル心を持ってぶつかりたいですね。
──なるほど。では、今回改めて自分で組んだカードを見て、おもしろい大会になりそうだなと思いますか?
頓所 いやあ、めっちゃおもしろい大会になると思いますね(笑)。最初はプロデュースするなんて考えたこともなかったんですけど、実際に第2回の大会を岩石がプロデュースしているのを見て、凄くおもしろいと感じたんですよ。「俺もプロデュースしてみたいな」って思ったんで。だから、岩石に今回のプロデュースを振られた時は願ったり叶ったりだったし、楽しんでプロデュースできたなと思っています。だから、絶対におもしろい大会になると思います。
──岩石プロデュースよりもおもしろい大会になりそうだなという自信はありますか?
頓所 それはもちろん! 負けないですよ。みんな気合いを入れてやってくれると思うので、凄い試合がいっぱい見られると思います。まあ、初プロデュースということで、いろいろ不安な部分もあるんですけど、当日はその不安も吹き飛ばしてくれるような試合ばかりになるはずなので、皆さん、ぜひ見に来てください!
ー大会詳細ー
【大会名】
「WRESTLE SOUL Vol.03」1.25東京・GENスポーツパレス大会
【日時】
2020年1月25日(土)17時30分開始/17時開場
【対戦カード】
▼第1試合 シングルマッチ20分1本勝負
本田竜輝 vs 岩﨑永遠(プロレスリングZERO1)
▼第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
タナカ岩石&馬場拓海 vs 伊藤崇文(パンクラスism)&北村彰基(プロレスリングZERO1)
▼第3試合 シングルマッチ20分1本勝負
一 vs 立花誠吾
―休憩―
▼第4試合 シングルマッチ20分1本勝負
藤村加偉 vs 仁木琢郎
▼メインイベント シングルマッチ20分 1本勝負
頓所隼 vs 下村大樹(プロレスリングBASARA)
【場所】
東京・GENスポーツパレス4F WRESTLE-1道場
※住所:東京都新宿区百人町2丁目23-25
※当施設にはエレベーター等はございません。
※本施設は全館禁煙になります。
【入館料情報】
・入館料 ¥3,000(税込)
・FC会員入館料 ¥2,500(税込)(要会員証)
※当日のみ高校生 ¥500(要学生証)
※当日のみ中学生以下 無料(要学生証)
【チケット販売所】
・㈱GENスポーツエンターテインメント 03-6452-6815
・WRESTLE-1 Official Web SHOP http://shop.w-1.co.jp/
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