20202.28(FRI) TOPICS
「無謀? 知ったこっちゃない!」プロデューサー権限で羆嵐を指名!『WRESTLE SOUL VOL.04』出場選手インタビュー:藤村加偉
3月1日(日)に開催される『WRESTLE SOUL VOL.04』のプロデューサーを務めることになった藤村加偉。今回はそれぞれのカードの見どころ、そして自ら指名した羆嵐とのシングルマッチについても、その思いを聞いてみた。
──今回、3月1日に4回目の『WRESTLE SOUL』が開催されますが、加偉選手がプロデュースをすることになりました。前回のプロデューサーの頓所選手から指名された時はどのように思いましたか?
加偉 ビックリしたのが一番ですね。でも、やってみたいという気持ちはどっかにあったし、大変だろうなとは思ったんですけど、自分のやりたいカードを実現できる場でもあるので興味はありましたね。
──岩石選手プロデュース大会と頓所選手プロデュース大会は、他団体の選手との対抗戦が主軸になっていましたけど、今回はZERO1の北村選手が参戦するくらいで、他はW-1の選手同士の対戦となっています。これは何か意図があったのでしょうか?
加偉 他団体の選手のスケジュールの都合もあったんですけどね(笑)。ただ、『WRESTLE SOUL』はW-1の若手が主体になってやる興行だし、やはりW-1の選手同士で熱い闘いを見せるという原点に立ち返ってもいいんじゃないかなと思いました。そして、僕たち若手がW-1で上に上がっていくには、やはり先輩たちと闘うことが糧になると思ったんですよ。特に今回は、本田さん、仁木、そして僕という現在のW-1では一番下にいる選手たちが、先輩たちに挑むという構図に重点を置いてカードを組んでいます。
──わかりました。それでは1試合ずつ見どころを解説していただきたいんですが、まず岩石選手と一選手がシングルマッチで闘いますね。
加偉 タナカさんはビックリするぐらい真っ直ぐなプロレスをする。全ての物事に真っ直ぐですよね。対する一さんって曲がっているプロレスというか、普通のレスラーとは違った闘い方をするじゃないですか? でも、2月の後楽園大会ではハヤシさん相手に真っ直ぐな試合をしたんですよ。
──ここ数戦は真っ当な闘い方をしてますよね。
加偉 はい。だから、今の一さんとタナカさんがやるとどうなるんだろうって興味が湧いたんですよ。その激突を僕は見たい。それで組みました。ただ、それでも一さんは読めないところがあるので、どんな闘い方をするかわからないですけどね。
──好対照な2人ですよね。一選手は2.24豊橋大会で無法行為を働いている伊藤選手に拉致されてしまいましたね。
加偉 僕もセコンドで見ていたんですけど、「イヤだ、イヤだ」って言っていたので、自分の意思はないと思うんですよ。ただ、これをきっかけにまた曲がった闘い方に戻ってしまうのか? それとも真っ当なプロレスをするのか? 本当にわからないですけど、今の一さんとタナカさんの試合は見たいですね。
──続いては本田選手が稲葉選手に挑む試合なんですけど、この2人はこれまで一度も絡んだことがないそうですね。
加偉 今回のカードは選手の皆さんと相談のうえで決めたんですけど、本田さんから対戦したい選手として稲葉さんの名前が上がっていたんですよ。本田さんはW-1では無差別のベルトを狙う階級だと思うし、そういった意味でそのベルトを巻いたことがある前王者の稲葉さんと闘ってもらおうと思いました。W-1でいろいろな実績を残している稲葉さんと試合をしたら、何かつかむものがあるのかなと思います。
──本田選手は加偉選手にとって一番身近な先輩ですよね。なかなか初勝利をあげられない姿は、後輩から見ていてどう思われますか?
加偉 やっぱり身体がでかい分、上の大きな選手と当たる機会が多いし、それが結果が出ない要因だと思うんですよ。ただ、結果を出し続けてきた稲葉さんとシングルをやることで、絶対にそこにつながる何かをつかめると思います。こういう初対決を組めたのも、『WRESTLE SOUL』ならではかなと思うので。
──わかりました。そして、ZERO1の北村選手と馬場選手が一騎打ちを行います。前回の大会ではタッグマッチで闘っていますよね。
加偉 前回の試合は凄い熱がありました。バックステージコメントも見たんですけど、馬場さんは北村さんとプロレス総合学院で同期だし、絶対負けたくないという気持ちが強いと思うんですよ。僕も仁木と同期みたいな間柄だし、そういう相手との試合は自然と熱が生まれます。馬場さんと北村さんも間違いなく熱い闘いになりますね。
──2人の一騎打ちは2年前にACEの大会でやっているんですけど、その時は引き分けだったんですよね。
加偉 前回のタッグマッチは馬場さんが負けているから、馬場さんにしてみれば1敗1分ですよね。余計に負けられない気持ちは強いと思いますし、期待大の一騎打ちですね。
──続いては今回の大会で唯一、頓所&ペガソvs立花&仁木というタッグマッチが組まれました。これに関してはいかがですか?
加偉 トンペガタッグってこの世代では群を抜いているイメージがあるんですよ。
──本戦に入るとまだまだ結果は残せてない感じですけどね。
加偉 ただ、仁木もまだ勝利はないですし、立花さんという結果を出してきた先輩をパートナーになってもらうことで、仁木もいい結果を出せたらなと思って組みました。
──仁木選手は同期という感じですが、意識する相手ですか?
加偉 う〜ん、まあ僕自身はそんなに深くは考えてないですけど、負けられないなっていう気持ちはありますね。
──加偉選手と仁木選手の試合はいつも評判がいいんですよ。
加偉 それもやっぱり同期対決で、お互いに負けたくないっていう気持ちが強いから、そう見てもらえるのかなと思います。その仁木もまだ結果は出せてないですし、今年は飛躍しそうなトンペガ相手に結果を出してもらいたいなと思って、組んだカードです。
──では、最後にご自身のカードですけど、羆嵐選手との一騎打ちが組まれましたね。
加偉 これを発表してからいろんな声を聞いてます。「無理だよ」とか「無謀だよ」とかいろいろ言われてますけど、それも承知の上で組んだカードですからね。
──羆嵐選手には練習生時代からおもちゃのようにされていましたね。
加偉 毎試合、何かしらされてましたね。デビューしてずっと闘いたいと思っていたし、今回プロデューサーをするということで、自分で指名できるなら羆嵐だなと思いました。もうずっとやられているだけだったし、デビューして4戦目でタッグマッチで試合をしているんですけど、その時もセントーンを食らって負けているんですよ。ただ、僕はシングルマッチでやることに意味があると思っているし、やられたまんまでは終わらないよという気持ちですね。
──それだけ腹立たしい存在だということですよね。
加偉 でも、練習生期間はやられ続けていましたけど、それが「絶対にやり返してやる!」というモチベーションになったことも事実です。「無謀だ」って言われますけど、知ったこっちゃないです。この試合で絶対に目にもの見せてやりますよ!
──気合いが入ってますね! では、羆嵐退治を期待しております!
ー大会詳細ー
【大会名】
「WRESTLE SOUL Vol.04」3.1東京・GENスポーツパレス(新宿区)大会
【日時】
2020年3月1日(日)17時30分開始/17時開場
【場所】
東京・GENスポーツパレス4F WRESTLE-1道場
※住所:東京都新宿区百人町2丁目23-25
※当施設にはエレベーター等はございません。
※本施設は全館禁煙になります。
【対戦カード】
▼第1試合 シングルマッチ30分1本勝負
一 vs タナカ岩石
▼第2試合 シングルマッチ30分1本勝負
馬場拓海 vs 北村彰基(プロレスリングZERO1)
▼第3試合 シングルマッチ30分1本勝負
本田竜輝 vs 稲葉大樹
―休憩―
▼第4試合 タッグマッチ30分1本勝負
頓所隼&ペガソ・イルミナル vs 立花誠吾&仁木琢郎
▼メインイベント シングルマッチ30分 1本勝負
藤村加偉 vs 羆嵐
【入館料情報】
・入館料 ¥3,000(税込)
・FC会員入館料 ¥2,500(税込)(要会員証)
※当日のみ高校生 ¥500(要学生証)
※当日のみ中学生以下 無料(要学生証)
【チケット販売所】
・㈱GENスポーツエンターテインメント 03-6452-6815
・WRESTLE-1 Official Web SHOP http://shop.w-1.co.jp/
【お問合せ】
㈱GENスポーツエンターテインメント 03-6452-6815
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