2017年11月大会

平成29年11月5日(日)~平成29年11月19日(日)

201711.18(SAT)

「Pro-Wrestling ACE ― Vol.8 ―」東京・GENスポーツパレス4F(新宿区)大会
開催日:2017年11月18日
時間:17時開始/16時30分開場
場所:GENスポーツパレス4F WRESTLE-1道場
住所:東京都新宿区百人町2丁目2-23-25 ※当施設にはエレベーター等はございません。 ※本施設は全館禁煙になります。
TEL:03-6452-6815
アクセス:

第一試合
シングルマッチ
    • 馬場 拓海

    • 進 祐哉

  • 8分26秒
  • フェイスロック

まずはレスリングの攻防からスタート。腕の取り合い、グラウンドとじっくりとした攻防を繰り広げる。進はキャメルクラッチで傷めつけ、さらに馬場の背中にはサッカーボールキック。続けて首4の字固めでスタミナを奪いにかかる。これを逃れた馬場は進の挑発に応じてエルボーで反撃。コルバタで投げ飛ばしてみせる。さらに串刺し式のニーを叩き込むと、トップロープからミサイルキック! しかし、進は延髄に一撃蹴りを叩き込むと、PKで胸板を蹴飛ばし、キャメルクラッチからクロスフェース。さらにブレーンバスターと大技攻勢だ。そして、最後はフェイスロック! 粘った馬場もこれでギブアップを喫した。

進祐哉のコメント
「ACE、何回か参戦てもらっているんですけど、宝の宝庫だと思っているんで。1年前に対戦した選手なんかW-1でタイトルマッチに絡んでますからね。本当に宝の宝庫だと思います。だから馬場選手も次やる時、成長した姿を見られると思うんで、ドンドン当たっていきたいですね」


馬場拓海のコメント
「プロレスラーとして3回目の試合なんですけど、全然違うなっていうのを身体で感じさせてもらいました。僕はまだまだこれからだと思っているんで、もっともっとがんばって勝てるレスラーになりたいと思います」

第二試合
3wayマッチ
    • アンドロメダKEN

    • ボラ・デ・アロス

    • 寧々∞D.a.i

  • 10分4秒
  • ムーンサルト→体固め

「オカマ2人なら私一人で十分倒せる」と自信満々のボラだが、ゴングと同時に2人に攻め込まれる。しかし、ボラはなぜか冷静だ。マントを付け直してもう一度試合を再開するが、それでも2人にいいようにやられっぱなしだ。3人揃ってのヘッドロックはボラが最後尾に回らず途中に割り込んで、台無し。2人からストンピングの制裁を食らってしまう。劣勢だと思ったボラは金を取り出してアンドロメダを買収。これでACE組2人は寧々に襲いかかる。しかし、寧々は2人まとめてドロップキックで蹴散らすと、アンドロメダには股間に顔面をこすりつけて制裁。アンドロメダは臭気が凄いのか、むせ返ってしまう。それでもドロップキック、プランチャと反撃を試みたアンドロメダ。寧々に強烈な一撃を食らわせたが、自身のダメージも深く両者とも場外でダウン状態となってしまう。これをチャンスと見たボラは2人をリングに上げて、2人まとめてブレーンバスターを仕掛ける。しかし、逆に投げ飛ばされてしまったボラ。それでもダブルラリアットで寧々とアンドロメダを蹴散らし、再びブレーンバスターへ。だが、案の定、またもや投げ飛ばされてしまう結果となった。ボラを排除したアンドロメダは寧々にその場飛びのムーンサルトプレス。しかし、3カウントを奪うにはいたらず。寧々はカウンターのフライングニールキックで反撃すると、アンドロメダにはフライングボディプレスを投下。最後はボラをムーンサルトプレスで沈めて、3WAYマッチを勝利で飾ったのだった。

寧々∞D.a.iのコメント
「なんかもっとできた気もするけど、ああいう土俵だったら自分の畑なんで、絶対負けないし、もっと遊べばよかったみたいな(笑)。あとオカマナメんなよってところです。ありがとうございました」

アンドロメダKENのコメント
「クソ! クソー! あともうちょっとで取れるところだったのに、ふざけやがって、ボラ・デ・アロス! 美味しいところまで持ってきやがって。あと一歩だった。また今度シングルやりたいですね。寧々さんのほうですね。ボラはもういいですね。おにぎりでお腹いっぱいです」

ボラ・デ・アロスのコメント
「結果は私が3カウント取られたけど、トーラルで見たら誰が沸かしていたかって話だよ。そんなの今日の客に聞いてみろ。本当の勝者はわかってるはずだ。もう一回やらせろ。もう一家やたたら10秒で勝てる、10秒で」

第三試合
女子プロレス提供試合
    • 志田 光

    • ライディーン鋼

  • 7分40秒
  • ランニングニー→片エビ固め

まずは志田が先手を奪うが、ボディスラムで持ち上げようとしても持ち上がらない。ファイヤーマンズキャリーで持ち上げようと試みるが、一度持ち上げても鋼のあまりの重みに潰されてしまった。こうなると鋼のペース。カナディアンバックブリーカーで傷めつけ、コーナーへの串刺し式ラリアットを連発だ。志田も延髄斬りから反撃を仕掛けるが、カウンターのラリアットでダウン。ならばとエルボーで攻め込む志田だったが、サイドバスターで叩きつけられるなどなかなか反撃に移れない。そんな志田に鋼はトップロープからリバーススプラッシュを2連発。そして、トドメとばかりに今度はリングに向かう形でトップロープへと上がった。しかし、志田もこれを許さず。自らコーナーに上がって雪崩式のブレーンバスターだ。これでダメージを負った鋼に最後はランニングニー2連発で3カウントを奪った。


志田光のコメント
「いやあ、痛かった。やっぱり体格は凄い武器だなというのを改めて思いました。なんか持ち上げるのも一苦労だし、疲れるし、それだけで体力が削られるし、キャリアは私のほうがあるかもしれないけど、油断できない相手だなとも思いました。やっぱり体格のある人の試合はOZでアジャ・コングだったりを相手しているので、そこをどう闘うのかも常に考えているので、そういうところで負けるわけにはいかないなと思いました。ちょっと見てくださいよ。白いコスチュームが真紫なんですよ。これ落ちるの? 凄いムカつく。凄い嫌だ。これだけは残念すぎて。せっかく買ったのにこれだけ凄い嫌な気持ちです。でも、JWPでもないし、私の出ているところでもないこのACEっていう場所でシングルできたのは新鮮だったし、楽しかったです」

ライディーン鋼のコメント
「重さは私のほうがあるけど、早いですね。私のほうが大きいので動きがついていけないです。でも、ACEは初めてでドキドキワクワクでしたね。またぜひお願いします」

第四試合
シングルマッチ
    • 皇 壮馬

    • カズ・ハヤシ

  • 12分13秒
  • ファイナルカット→片エビ固め

11月5日の後楽園大会でW-1を追放された皇が、カズという高い壁に挑む。序盤、グラウンドでカズに苦しめられた皇だが、素早い動きでカズにドロップキックを食らわし、さらに低空のドロップキックを膝に叩き込んでペースを握る。グラウンドでカズの左膝に集中攻撃を加えて、傷めつけていく。しかし、カズは強烈な逆水平チョップで反撃。さらにヘッドロックからレフェリーの目を盗んでパンチを食らわすという反則殺法も駆使する。今日のカズは厳しい。パンチ、張り手、さらに顔面に膝を落とすなど、心を折るような攻撃を加えていく。しかし、皇の心も折れない。カズにコルバタ、さらにトペ・コンヒーロ、ミサイルキックという大技攻勢で攻め込む。カズのファイナル・カットも回転エビ固めに切り返し、十字架固めでカズを追い込んでいく。エルボーアタックでなぎ倒し、ライトニングスパイラルも決めてみせた。しかし、カズは沈まない。すぐさま反撃に移ると、皇の顔面を蹴り上げ、ハンドスプリング式のハイキック。最後はファイナルカットで叩きつけて、3カウントを奪った。試合後、マイクを握ったカズは「僕はW-1追放になったからと言って、プロレスラーの夢を諦める存在じゃないと思っているんです。その中で皇選手は自分の口で自分の進路を決めました。日本でやるのは今日が当分最後。近日、彼はメキシコに行きます。メキシコに行って、今までやってきたことをぶつける覚悟で行くそうです。寂しくなるよね。でも、一度きりの人生だから、僕は皇を応援したい。そして、またこのリングに返ってくるのを楽しみにしています」と皇のメキシコ行きを発表。マイクを渡された皇は、「スーパースターになって帰ってきます。帰ってきたらまた応援よろしくお願いします」と力強くファンに誓ったのだった。

カズ・ハヤシ&皇壮馬のコメント
カズ リング上で言ったとおりですね。皇選手から自分の口でメキシコに行きたいと。彼は若いですから。殻に閉じこもっているよりも、僕は応援したい。どこ行こうが、僕ができることはメキシコのルートであったり、アメリカのルートも紹介しますけど、そういうのは彼がプロレスラーとして光るものがあるから、一緒にやってきた仲間だから。やっていきたいです。がんばってもらいたいです。
皇 ハヤシさんからたくさんの次の道を案を出してもらって、自分はその中からメキシコに行きたいと思ったので、行きたいと言いました。日本じゃ体験できないことをメキシコで体験して、絶対強くなってでかくなって、またこのリングに上がりたいと思います。ありがとうございました。

第五試合
シングルマッチ
    • 頓所 隼

    • 下村 大樹

  • 11分41秒
  • ドラゴンスープレックスホールド

DNAの下村はACE初登場。頓所と同世代同士の一騎打ちだ。頓所が先手を打って、アームドラッグ、サッカーボールキックを決めれば、下村も負けじとキャメルクラッチで傷めつける。コーナーに詰めて肩口に乗っかったり、膝を入れたりと攻撃の手を緩めない。さらに下村はリング中央で逆片エビ固め。これを頓所は必死に逃れると、相手に蹴り足を掴ませての延髄斬りで反撃。続けて、打点の高いドロップキックで追撃だ。頓所は下村をコーナーで逆さ吊りにしてからドロップキックで顔面を撃ち抜くと、続けてトップロープからミサイルキックと大技を連続で放つ。一方の下村はスワンダイブ式のラリアットを発射して頓所をなぎ倒す。さらに下村はトップロープからスワントーンボムを発射だ。しかし、頓所はこれを避けて、逆にランニングニーを炸裂させる。一進一退の攻防を続ける両者は意地の張り手合戦。これに押され気味になった下村はスクールボーイを仕掛けるが、頓所もスモールパッケージで応戦。キックを叩き込んでから、最後はドラゴンスープレックスで3カウントを奪った。

頓所隼のコメント
「おい、DNA! やり足りねえよ、こんなもんなのか? DNAの他の奴ともっともっと闘ってやる! そして、俺が勝つ!」

下村大樹のコメント
「同世代で年も近くて、デビューも近い頓所選手に、ACEvsDNAの対抗戦でもあったのに負けてしまって悔しいですね。でも、これで終わりじゃないと思っているんで。俺と頓所選手、そしてDNAとACE、まだまだ続くと思うんで、またACEに出て、向こうがDNAに出てもいいし、またガンガンがやり合いたいと思います。ありがとうございました」

第六試合
タッグマッチ
    • タナカ 岩石

    • 瀧澤 晃頼

    • 佐山 駿介

  • 12分19秒
  • スレンテン

ACEvsASUKA PROJECTの対抗戦。まずは前回一騎打ちをした岩石と佐山が先発で攻防を繰り広げたあと、瀧澤が一を捕獲。ASUKA組は一を孤立させて、順繰りにいたぶっていく。しかし、一はドロップキックを放って脱出。代わった岩石は得意の頭突きで一気に流れを変える。さらにACE組は連係攻撃で流れを掴むと、2人揃って関節技に捕らえる。しかし、佐山がこれを脱出すると、瀧澤が一の動きを止めて、佐山がブレーンバスター。さらに一をコーナーで攻撃し、瀧澤がスワンダイブ式のボディプレスを投下するなど、大攻勢を始める。岩石も入ってきてエルボーで反撃。佐山の蹴りをかわしてバックドロップをお見舞いだ。しかし、すぐさま瀧澤がドロップキックで岩石を排除。一にもドロップキックを決めると、キャメルクラッチに捕獲した。なんとか逃れた一だが、瀧澤のニーリフトを食らうと、続けざまに頭を飛び越してのフェイスクラッシャーを被弾。最後は監獄固めと羽折固めの複合技、スレンテンに捕まり、ギブアップを喫してしまった。マイクを握った瀧澤は、「ACEのメインでASUKA PROJECTが勝ったぞ! 負けてばっかりで一個返しただけど、もっとバチバチやって、しのぎ削っていければと思います。ありがとうございました」と挨拶。岩石、一と握手をかわした。敗れた岩石と一は涙を流しながら、「立花さん、伊藤が抜けたけど、俺は諦めない。これからもACEをよろしくお願いします」と挨拶し、興行を締めくくったのだった。


瀧澤晃頼&佐山駿介のコメント
佐山 やっと1勝できました。やりがいが合ってめちゃくちゃ楽しいです。これからもっとやり合うのもOKですし、組むのもOKですし、もっともっとACEのリングに上がっていろんな人と対戦していきたいと思いました。瀧澤さんとは初めてのタッグだったんですけど、やっと1勝を掴めたのでホッとしてます。
瀧澤 ありがとうございます!


タナカ岩石&一のコメント
岩石 負けました。それに変わりはないです。だけど、ACEはこれから残ったメンバーで、新しく入ってきたメンバーで続けるって誓ったんで、ACE、これからもやっていきますよ。このまま負けてたまるか。残った人間で引っ張っていくからな!
一 ACEもそうですけど、自分もまだ本当に小さくて弱い存在ですけど、このACEというまだ小さくて弱い団体と供に大きくなっていきたいと思います。

WRESTLE-1 OFFICIAL GUIDE