- 第一試合
- シングルマッチ
- 7分1秒
- みちのくドライバー→体固め
レスリングの攻防からスタートしたこの試合。馬場がアンドロメダをレッグロック、ヘッドロックで苦しめていく。しかし、アンドロメダはドロップキックで逆襲。ボディスラムで叩きつけてから、「いくぜ〜」と叫んでその場飛びのムーンサルトプレスも決めてみせた。その後、アンドロメダはエルボーで攻め込むが、馬場もエルボーで反撃。エルボーアタックで倒すと、みちのくドライバーで叩きつけて3カウントを奪った。
馬場拓海のコメント
「よっしゃ! プロになって初めての勝利。めちゃくちゃうれしいです。でも、やっぱり身内の闘いに勝っただけなんで、もっと他団体の選手、W-1の上の選手と闘って勝てるようになりたいと思います」
アンドロメダKENのコメント
「まあ今回はACE同士の闘い、どんな形であろうと3カウント入ったのは入ったんで。どうこう言うつもりはない。後輩に負けるのは悔しいですけど、アンドロメダKENはアンドロメダKENの闘いをしていきます」
- 第二試合
- シングルマッチ
- 8分5秒
- スクールボーイ
前回の再戦。ボラは前回盗んだ政宗マスクで登場。しかし、マントを前に回されたりと、序盤から政宗に翻弄されてしまう。さらにアンクルホールドに捕まったボラ。だが、身体を回転させてこれから逃れると、なんとエプロンサイドからダイブ。政宗をダウンさせてみせた。しかし、神林レフェリーに背中を叩かれて、「あ〜ッ!」と悲鳴。「お前も敵か」と難癖をつけ始めた。その後、ボラは政宗マスクを「こんなものいらねえ」と叫んで脱ぐと、コーナーから不細工な体勢でのダイビングショルダータックルを発射。さらにロープ間を何度も往復してのボディプレスを炸裂させた。そして、政宗のマスクを剥ぎにかかるボラ。神林レフェリーの制止にも耳を貸さず、マントで覆いながら政宗のマスクを剥いでしまった。「取った!」と得意気にアピールするボラ。だが、政宗はボラに返してもらったマスクを既に装着。ファンにアピールするボラを背後から急所攻撃で悶絶させると、スクールボーイで3カウントを奪ったのだった。
政宗のコメント
「なんだあいつ。やればできるじゃねかよ。今回はあいつのことを認めてやるよ。次やんの? 次? おい、次は考えておくからな」
ボラ・デ・アロスのコメント
「前回はマスク剥がされて、今回は金的だよ。何だあいつは。ああ痛え。まともにやったら勝てねえだろうから、ああやってやるんだろうけど、今度はマントを取られたよ」
※ここで政宗が登場。
ボラ おい、なんだ! 今は俺の時間だろう!
政宗 お前、前回よりはよくやったな。と言うか、お前は磨けば光る原石だ。教える人がいれば、お前はこの団体、ACEのトップになれるぞ。もし教えてもらいたかったら、俺にLINEしてこい。とりあえずブロックしておくわ。
ボラ どこまで本気かわかりませんけど、とりあえずLINEしたいと思います。住所も送ってもらって、マントも送ってもらいたいと思います。
- 第三試合
- タッグマッチ
- 12分6秒
- クロスフェース
グラウンドで渡り合った兼平と瀧澤。続く佐山は兼平に対して打撃で攻め込んでいく。それに対して兼平も打撃で対抗。お互いに背中にサッカーボールキックをぶち込み合い、チョップで渡り合った。続く岩石はエルボードロップで佐山をいためつけ、キャメルクラッチへ。これが逃げられると、兼平と一緒にチョップと頭突きを佐山に交互にぶち込んでいく。劣勢が続いた佐山だったが、兼平の首に延髄斬りを叩き込んで瀧澤にタッチ。瀧澤は素早い動きで兼平を翻弄していく。それに対して対して兼平は強烈なニーリフトをぶち込んで瀧澤の動きを止める。さらにブレーンバスターの体勢から前方に落とし、続けてニーリフトだ。兼平は瀧澤を三角絞めに捕らえ、さらに腕ひしぎへとつなぐ。カットに入ってきた佐山には岩石がアームロックだ。だが、ここは佐山が逃げ出して瀧澤を救出。その瀧澤は岩石のダブルアームスープレックスをこらえると、佐山とのコンビネーションで岩石を追い込んでいく。ASUKA組のコンビネーションに追い詰められた岩石。しかし、佐山を逆にバックドロップの体勢に捕まえることに成功。瀧澤がカットに入ってくるが兼平が排除。その間に岩石は佐山を投げてから、クロスフェース! これが決まって岩石がギブアップ勝ちした。
タナカ岩石のコメント
「前回シングルで負けた兼平さんと組んで、前々回のASUKAの佐山さんにリベンジ。願ってもないカードでした。もう少しだけやりたかったのが正直なところですけど、ACEも10回続いているんで、もっと20回、30回いけるように精進していきますよ。まだまだ未来を託されるぐらい上げましょ。そして佐山さん、もう一回あんたとやりたいです。瀧澤さんとももう一回。そして兼平さん、タッグ組んでくれたありがとうございました。もっとACEは上にいきますよ」
兼平大介のコメント
「前回シングルでやった岩石選手と組ませていただいて、岩石選手は身体が大きいんで、やりやすいし、違う団体とかでもタッグを組むことができたら組みたいですね。柔術の動きを取り入れたりとか、前の試合では見られなかった技もあったんで見られて新鮮でしたし、うれしかったです。佐山さんと瀧澤さんもやってて楽しかったので、また違うところで試合しましょう」
佐山駿介のコメント
「岩石選手に2回とも負けて、もう一回、もう一度岩石選手とやりたいです。次は必ずリベンジしたですね。クソ! 次は必ずリベンジします」
- 第四試合
- タッグマッチ
- 18分3秒
- リストクラッチ式ノーザンライトスープレックスホールド
先発の頓所と大谷はグラウンドでじっくりとした攻防を展開。続く最上は下村の前にポケットに手を突っ込んだまま登場。これを下村はドロップキックで打ち倒す。しかし、続く頓所が捕まってしまう。大谷から強烈なチョップを食らった頓所は最上の手によって場外へ。すぐさま大谷が追い打ちをかける。さらに下村も最上に場外でやられて、流れは大谷&最上組へ。ローンバトルが続く頓所は最上の逆片エビ固めに悶絶だ。しかし、頓所はやっとのことでロープブレイクを果たすとエルボーで反撃。「効かねえなあ〜」と余裕をかます最上を徐々に追い込み、カーッとなって突っ込んできたところにカウンターのドロップキックを炸裂させてみせた。これでタッチを受けた下村はスワンダイブ式のラリアットを繰り出す。しかし、最上にケンカキックでの反撃を許してしまう。続く大谷とはチョップ合戦で張り合った下村だが、大谷のミサイルキックを被弾。だが、頓所がこれを盛り返す。ドロップキック、ミサイルキックと大谷に決めると、スイング式DDTも炸裂させてみせた。大谷も譲らず、頓所のドラゴンスープレックスをこらえるとジャーマンスープレックスで反撃するが、頓所も引かない。入ってきた大谷と最上の同士討ちを誘い、大谷には延髄斬りだ。そして、下村が最上を引きつけている間に勝負に出る。だが、大谷は頓所をエルボーアタックで打ち倒すと、最後はリストクラッチ式のノーザンライトスープレックス。頓所から3カウントを奪ったのだった。
最上九のコメント
「初めてのACE参戦ですけど、楽しかったですよ。勝ったし。俺が勝ったんじゃないけど、次機会があったらギブアップないし、3カウントを獲って俺の入場曲で帰ります。あと大谷さんは気にしてましたけど、頓所? それはわかりませんけど、気にしてた頓所に勝てたからよかったんじゃないですか? 最高の気分です。ありがとうございました」
大谷譲二のコメント(メイン終了後)
「さっきリングで全部言っちゃったんですけど、光珠とはニコイチ、2人で一つということで今日は光珠が負けちゃったから、光珠の負けは俺の負けなんで、頓所とシングルやって、ケリをつけます。4月1日ではないけど楽しみにしていてください。ありがとうございました」
頓所隼のコメント
「今日はタッグマッチで大谷に負けたけど、俺はまだまだ諦めてねえぞ。次、いつでもどこでもいいよ。大谷とシングルやらせろ。あとなんか試合後、蹴ってきた下村? 組んだから握手でもしようと思ったけど、なんで蹴っ飛ばしてきたんだよ、下村。気になるねえ」
下村大樹のコメント
「3回目のACE。大谷のチョップ痛いですわ。ムカつきますね。でも、それ以上に頓所、いやACE、弱いでしょう。まだまだでしょう。DNAのほうが強いから」
- 第五試合
- シングルマッチ
- 10分18秒
- クチナシ→片エビ固め
序盤からフロントキックで蹴飛ばし合うなど、激しい展開。一がエルボーアタックを食らわせれば、竹田はエプロンに一を出してそこにスピアーという荒業だ。場外に落ちた一は竹田にボディスラムを食らってしまう。しかし、リングに戻るとドロップキックで反撃。延髄斬りを食らわせると、さらにドロップキックで追い打ちをかけていく。そして必殺のSTFへ。渾身の力で絞り上げた一だが、これが逃げれてしまう。逆に竹田はすぐさまブレーンバスターで反撃。座り込む一に対して低空のドロップキックで顔面を打ち抜いてみせる。一も丸め込みで竹田の動きを止めにかかる。竹田のスピアーを食らっても立ち上がり、エルボー合戦へ。竹田にジャーマンで投げられても立ち上がり、ブレーンバスターで反撃だ。そして、最後は変形のデスバレーボム(クチナシ)で3カウントを奪ったのだった。
試合後、マイクを持った一は竹田に向かって、「同じ世代として、ライバルとしてやっていこぜ」と呼びかけた。竹田もマイクを持つと、「あんた好きだよ。もっとお互いに成長していきましょう」とエールを送りあったのだった。しかし、続いてマイクを持った頓所は、俺はまだ負けっぱなしだよ。このままじゃ終われねえよ。次、4月1日、ACE大会で俺とシングルだよ。どうだ。やろうぜ」と大谷に一騎打ちをアピール。大谷も「俺は一も頓所も嫌いだよ。ただ、俺たちニコイチは光珠の負けは俺の負けなんだよ。やってやるよ!」と受諾した。しかし、4月1日は所属するガッツワールドの大阪大会が入っているとのことで、「4月1日はダメだけどやってやる」と日時は指定せずに一騎打ちすることを宣言した。さらにここにDNAの下村も登場。この日タッグを組んだ頓所に噛みつき、「パートナー連れてきてやってやるよ!」と次回のACE大会でACEの1期生コンビとのタッグマッチを要求。次回4月1日の大会ではACEvsDNAの対抗戦は実現するのか。
一のコメント
「やっと勝てた。竹田くんとはこの先闘ってもいいし、組んでもいいと思っていて。ただ、DNAの下村さんが来て、パートナー連れてくるって言ってたんで、僕と頓所で迎え撃ってやります」
竹田光珠のコメント
「一さん、前にやってタッグとかだったんですけど、勝てたんでちょっと余裕あって、そこにつけこまれた感じかなと思うんで。でも、なんか一さんも言っていましたけど、同世代でバチバチやれて成長に繋がると思うので、今日はいい試合できてよかったです」