2019年9月大会

2019年9月1日(日)〜2019年9月29日(日)

20199.28(SAT)

「WRESTLE SOUL」9.28東京・GENスポーツパレス大会
開催日:2019年9月28日
時間:17時30分開始/17時開場
場所:東京・GENスポーツパレス4F WRESTLE-1道場
住所:東京都新宿区百人町2丁目23-25
TEL:03-6452-6815
アクセス:
JR大久保駅 徒歩約5分

第一試合
シングルマッチ30分1本勝負
    • アンディ・ウー

  • 9分49秒
  • スモールパッケージホールド

 一は力のこもったエルボーでアンディからダウンを奪うと串刺し式のエルボーアタックを連発。「いくぞー!」と叫ぶとコーナーに振り返されたところからジャンプしてドロップキックだ。そしてブレーンバスターを放った一。
 だが、アンディは一がカバーに来たところをクルックヘッドシザースで切り返す。足で一の頭部を締めにかかるアンディ。さらにDDT、ミサイルキックで追撃だ。だが、一はアンディのブレーンバスターをスモールパッケージで切り返す。
 アンディも切り返そうとするが、一ももう一度フォールに行くなどスモールパッケージホールドのままの攻防が続く。一度離れたところで一がアンディに突進。アンディはこれを逆さ押さえ込みで切り返すと、スモールパッケージに切り替えて勝利を奪ったのだった。

アンディのコメント
「道場マッチということもあって普段は飛んだり華麗な技をやってますけど、原点に戻って一つ一つの技を大事に。相手も相手で負けてられないんでね。次後楽園、またCIMAと当たると思うんで、今日やった一つ一つの技を大切にCIMA、返り討ちにします」

一のコメント
「アンディさんとシングルマッチ、自分にはないテクニックを凄い持っていて、今日やっててアンディさんのテクニックをものにして、次僕が5カウントぐらい押さえ込めるぐらいの力を持って押さえ込みに行きたいと思います。次は勝ちたいですね。ありがとうございました」

第二試合
シングルマッチ30分1本勝負
    • ペガソ・イルミナル

    • 本田 竜輝

  • 10分5秒
  • 変形のみちのくドライバー→片エビ固め

 開始早々ペガソに勢いよく攻め込む本田はエルボードロップを投下。さらにストンピングで攻め立て、ヒップトスで投げ飛ばしてみせる。そしてセカンドロープからダイビングエルボードロップを放った本田。
 ペガソはこれを自爆させると、逆にダイビングフットスタンプを炸裂させ、低空ドロップキックで顔面を撃ち抜く。さらにストンピングで追撃するペガソ。本田もエルボーを放って必死に反撃。その本田の背中にフットスタンプを炸裂させたペガソはコーナーにもたれかかったところにも背中にドロップキックだ。
 本田の反撃も断ち切ってグラウンドに持ち込めばクロスフェース。一方的に本田を攻め立てる。しかし、エルボーアタックでようやく反撃した本田はブレーンバスター。さらにノーザンライトスープレックスを放つと逆エビ固めにペガソを捕獲する。
 ペガソがこれを逃れて、ソバットで反撃してきても張り手で断ち切ってジャーマンを放った本田。しかし、ペガソは突進してくる本田を蟹挟みで倒してロープにもたれかかったところを背中めがけてダブルニーアタック。
 さらにダブルニーアタックをもう一発炸裂させると、変形のみちのくドライバーで本田をマットに串刺し。最後はリストクラッチ式で変形のみちのくドライバーを繰り出し、本田から3カウントを奪ったのだった。

ペガソのコメント
「俺はW-1の道場上がりじゃないけど、今日道場で初めて試合してみて、めちゃくちゃ楽しかったです。俺もまだまだ全然人のこと言える立場じゃないけど、若手とやる時はもっともっと高い壁になれるようにもっともっと努力していきます」

本田のコメント
「道場マッチでW-1のトップ戦線で闘っているペガソ選手とシングルマッチでチャンスだったのに何も結果残せない自分が悔しいです。もっともっと練習して次は何か爪痕残せるようにがんばります」

第三試合
タッグマッチ30分1本勝負
    • 稲葉 大樹

    • 頓所 隼

    • 土肥 孝司

    • タナカ 岩石

  • 22分25秒
  • 極反り卍固め

 先発はタッグリーグでタッグを組む稲葉と土肥。序盤はグラウンドの攻防となるが、すぐさま両者意地剥き出しのエルボー合戦。さらにフォール合戦に移るも、両者一歩も譲らない。続いては頓所と岩石が対峙。
 岩石はグラウンドの攻防に頓所を引きずり込むが、頓所はすぐさま素早いロープワークからドロップキックを放ってみせる。しかし、譲らない岩石はすぐさまヘッドバットで反撃だ。続いてタッチを受けた土肥は顔面を踏みつける。
 さらに土肥は頓所をコーナーに叩きつけるなど荒っぽく攻め立てる。窮地に陥った頓所。ボディスラムで叩きつけられるとすぐさま稲葉がカットに入るが、土肥はすぐに排除。代わった岩石はマウントから腕ひしぎだ。
 稲葉のカットは土肥が排除。さらに代わった土肥も頓所の腕を攻め立ててからフェースロックだ。稲葉の救出を今度は岩石が妨害する。しかし、頓所は自力でロープエスケープ。そして土肥にコーナーに振られたところを体勢を入れ替えてミサイルキックでようやく稲葉にタッチだ。
 稲葉は勢いよく土肥に攻め込み、ショルダータックル、ブレーンバスターで追い込んでいく。そしてタッチを受けた頓所も先程のお返しとばかりに反撃。コーナーに上がって再びミサイルキックを狙う。
 しかし、土肥はロープを揺らしてこれを妨害。続く岩石が串刺し式のスピアーから水車落としを炸裂させる。だが、ここで稲葉が救出に入ってくる。土肥と岩石を同士討ちにすると土肥にはバックドロップ。岩石も反撃してくるが、頓所が延髄斬りだ。ならばと土肥が頓所をスパインバスターで叩きつけるが、その土肥に稲葉がフライングショルダータックルを炸裂させる。
 そして稲葉は頓所からタッチを受けるとエルボーで攻め立てブレーンバスター。岩石もグラウンドに持ち込んで腕ひしぎに捕獲してギブアップを迫る。しかし、頓所がカット。その頓所を土肥が場外に排除すると稲葉にもラリアット。そして岩石が払い腰で続く。
 しかし、これを返した稲葉は卍固め。土肥がカットに入るが、頓所が場外に排除する。その間に稲葉と岩石はエルボー合戦。岩石が押し込んでいくが、稲葉は延髄斬りからブルーサンダーだ。
そしてコーナートップからダイビングヘッドバットを投下した稲葉。
 ジャーマンスープレックスで追撃すると、トドメの卍固めへ。グラウンドに引きずり込んでガッチリと固めて岩石からギブアップを奪ったのだった。

 試合後、うなだれたままの岩石に稲葉が声をかけ、マイクを握らせる。岩石は、「これだけ聞かせてください。今日の『WRESTLE SOUL』どうでしたか? かつては皆さんのようにリング上を見てた自分がたった3年のペーペーですけど、やる側になって奥深さ……ただ負けただけの悔しさじゃなくていろんな意味での悔しさをここんとこずっと感じています。そして今いろんな意味で悔しいです。いつまでも若手若手っていう言葉に甘えてられないんだよ。だからこそこの『WRESTLE SOUL』という若手中心となったこのリングで上に上がっていくしかない。そのためにも自分が動きたいと思います。W-1、会社! いいですよね? 動いていいですよね! 次回の『WRESTLE SOUL』、11月9日、土曜日です。この2回目の『WRESTLE SOUL』、自分がプロデュースして行ないます。僕らがもっと上に行くためにこのタナカ岩石が若手という言葉に甘えず、自分から進めていかなきゃいけないと思います。勝手にやります。誰がなんと言おうと勝手にやります。だから、11月9日、来てください! ぜひ見に来てください!」と次回大会を自身がプロデュースすることを予告。最後は「ガンガン、岩石!」と観客たちと一緒に絶叫し、『WRESTLE SOUL』を締めくくったのだった。


頓所のコメント
「今日は初めての道場マッチということで、これで満足しちゃいけないんですけど、お客さんの入りも良くて。でも、若手が主体となっている大会なので、若手が道場マッチで結果を残してW-1の本戦でも上に行けるようにみんなでがんばりたいと思います」

岩石のコメント
「今日第1回が行なわれて、試合が終わっていろんな意味で悔しさがあって、このままじゃいけないから、自分も若手という部分で甘えていられないから。タッグリーグに出られない悔しさもあるから。だから第2回は自分からやりたいと、プロデュースしたいと、試合だけじゃなく、興行そのものをプロデュースして率先してやりたいという気持ちが出てきた。負けた身だけど、いつまでも黙ってらんないから。自分自身ももっともっと欲を出していかないと生き残れないし、殻なんか破れないから。だから第2回は自分がやります。もっと見に来てほしい。自分を見て欲しい。それだけです」

WRESTLE-1 OFFICIAL GUIDE