「WRESTLE-1 TOUR 2018 TRIUMPH」
平成30年5月2日(水)〜平成30年5月27日(日)
- チケット
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【チケット情報】
・特別リングサイド¥7,000
・リングサイド¥5,000
・指定席¥4,000
・レディースシート¥3,000
・ペアシート¥7,000
※当日各席500円UP、ペアシートは1,000円UP
※当日のみ一般立見¥2,500、小中高ワンコインチケット¥500 ならびに試合開始一時間後より、アフターワンチケット¥2,000を販売いたします。
【チケット販売所】
・チケットぴあ(Pコード:594-330)TEL:0570-02-9999 http://t.pia.jp/
・ローソンチケット(Lコード:33700)TEL:0570-000-732(10~20時) http://l-tike.com/sports/wrestle_1/
・イープラス http://eplus.jp/
・後楽園ホール5階事務所 TEL:03-5800-9999
・書泉グランデ TEL:03-3295-0011
・書泉ブックタワー TEL:03-5296-0051
・チャンピオン TEL:03-3221-6237
・焼肉Dining610(ロクイチマル)池袋東口 TEL:03-6915-2112
・㈱GENスポーツエンターテインメント TEL:03-6452-6815
・WRESTLE-1 Official Web SHOP http://shop.w-1.co.jp/
【チケット販売日】
ファンクラブ先行受付を3月8日~3月11日の期間にて受付。
3月14日後楽園ホール大会で会場先行販売。
3月15日より一般販売。
ACEvs三富レボリューションに新展開。三富が師匠と呼ぶMEN’Sテイオーとのタッグで岩石&大谷のACE&HEAT-UP若手連合軍とタッグ対決だ。まずは学生プロレス時代の先輩後輩の間柄である三富と大谷の対戦でスタート。この間までタッグを組んでいた大谷だが容赦なくショルダータックルで吹っ飛ばす。一方の三富もアームドラッグで投げるなど一歩も譲らない。続いてはテイオーと岩石の激突だ。テイオー相手に腕を取りにかかった岩石だ。しかし、テイオーの巧みな切り返しでロープ越しに腕をいためつけられると、三富とのダブルショルダータックルも浴びてしまった。それでも若手軍は三富を捕獲。大谷がチョップでいためつけ、岩石もボディスラムで叩きつける。しかし、三富は延髄斬りを放って逆転。タッチを受けたテイオーは大谷をパワースラムで叩きつけ、カットに入ってきた岩石のヘッドバットを誤爆させる。そして、三富を呼び込み、2人揃って滞空時間の長いブレーンバスターを披露してみせた。だが、大谷はロープを交差して走ってのスタナーを三富に炸裂させる。続く岩石もヘッドバットを炸裂させていく。三富がやり返してきても、カウンターの払い腰だ。だが、代わったテイオーのコブラツイストに捕まる。さらにブレーンバスターの体勢から首を捻られ、ワンハンドバックブリーカーを被弾。そして再びコブラツイストからグラウンドコブラ! 岩石はたまらずタップアウトしてしまったのだった。
岩石&大谷のコメント
岩石 ダメだ、本当にダメだ、俺は。ダメだ、ダメだ!
大谷 ヘッドバット……あれちゃんと武器にすればいいと思うんですけど、ああクソ! 悔しい! MEN'Sテイオー。雲の上の存在ですよ。
三富&テイオーのコメント
三富 今日ありがとうございました。というわけで、今日俺が呼んできた刺客、そして関東学生プロレス連盟の神、テリー・ファック、MEN’Sテイオーこと大塚武生選手。
テイオー おい!(と、言いながら三富の頭を引っ叩く)。
三富 実はお願いがあって。僕はW-1にずっと上がってるんですけど、若い選手に負けてちょっと居場所がないかなと思って。
テイオー それは私生活に問題があるんじゃないか?
三富 まあ私生活にも問題はあるけど、勢力を伸ばしていきたい。勢力ってこっちの勢力ですよ? 精力じゃないですよ?
テイオー じゃあ、三富メンバーと呼ばなきゃいけないな。
三富 だから、今日はエッチなパンツ持ってきました。ここに3Pって書いてある。今2人なんだけど、3Pでこれを履いて、NEO MEN’S CLUBやりたいんですよ。大日本プロレスで一世を風靡したMEN’S CLUBに憧れていて、いつかは一緒のリングに立ちたいと思っていたんですよ。W-1だけではなくプロレス界でお声がかかるなら。W-1は若い選手がいるから、若いエキスを吸っていきましょう。
熊ゴローに裏切られた土肥に辛辣な言葉で批判を繰り広げた近藤が6人タッグで対決。先発を買って出た土肥と近藤は逆水平チョップ合戦を展開し、開始早々から激しい攻防が繰り広げられる。佐藤もカズに強烈に蹴り上げられてもエルボーアタックで立ち向かう。しかし、カウンターのキックでダウンすると、代わった鼓太郎にはドロップキックを被弾。エルボーでやり返しても、すぐさまお返しのローリングソバットが飛んでくる。そして、再び近藤が登場。ダメージを負っている佐藤を座らせると、ドロップキックを食らわせる。だが、佐藤も再び出てきた鼓太郎をカウンターのボディスラムで叩きつけて逆転。代わった土肥はショルダータックル、ボディスラムで近藤、カズ、鼓太郎を次々と蹴散らしていく。しかし、鼓太郎にアルゼンチンバックブリーカーを脱出され、ドロップキックでお返しを食らう。それでも近藤に串刺し式のラリアットを被弾し、さらにカットに入った河野とまとめてを食らわされてしまった。ここから近藤組はトレイン攻撃、鼓太郎のハンドスプリング式エルボー、619、カズのハンドスプリング式延髄斬り、近藤のランサルセと土肥に集中砲火。だが、この窮地を救ったのは佐藤だった。近藤にカウンターのエルボーアタックを食らわせて土肥を救出。両軍入り乱れる中、土肥も息を吹き返し、近藤をラリアットでなぎ倒してみせた。ところが、ここでなんと試合に関係ない熊ゴローがイスを持って登場。背後から忍び寄り土肥をラリアットでなぎ倒すと、河野、佐藤、カズと無差別でイス攻撃。さらに倒れた土肥にもイスを連打だ。やりたい放題の熊ゴローはソフト今井レフェリーも場外に放り投げる。そして、食って掛かった佐藤をエルボーで蹴散らすと、レフェリーがゴングを鳴らし、無効試合が告げられたのだった。
試合後マイクを持った佐藤は、「おい! 熊ゴロー! どうしちまったんだよ! おかしいだろ!土肥さん、あいつやってやりましょう! ここまで来たら土肥熊復活とかそういうことじゃないですよ!」と熊ゴロー討伐を土肥に訴えたのだった。
近藤のコメント
「いい加減土肥も悔しいだろう。悔しいだろうって。さらけ出せ。理想と現実はあるよ。でも、さらけ出すしかないんだよ。俺はこの位置でずっと待っている。お前が判断しろ。俺の敵になるのか俺を味方にするのか? お前から発信しろ」
土肥&佐藤のコメント
土肥 あいつはまたそそのかされてやってんじゃないかと思ったんだけどよ、あいつ一人で出てきたよ。あんなことしてくるんだったらよ、俺に喧嘩売ったっていうことだな? おい、俺を切れさせたらどうなるかわかってんのか? なあ、佐藤。あいつは変わんねえよ。
佐藤 もう熊ゴローさんじゃないですよ。さんづけはいらない。
土肥 デビューした時から変わってねえ。熊ゴローだよ。いつも誰かの下にいんだろう。あいつの口から俺を裏切った、稲葉を裏切った明確な理由が出てこないで、上にいきてえとか抽象的なことばっか言って。芦野の下にいんじゃねえよ。もう土下座しても組まねえからよ。
佐藤 僕もリング上でやってやるって言ったんですけど、シングル初勝利はまだ上げてないです。これを機に僕自身も絶対変わります。そして次の試合から変わった姿を見てください。
体格差はあるが、蹴りを得意とする者同士の対戦。土方に顔を張られた伊藤はミドルキックを連発。アキレス腱固めに捕獲する。だが、土方はその体勢から張り手。伊藤も一歩も譲らず張り手で返していくが、土方は頭突きを食らわし黙らせる。さらに前後からサッカーボールキック。続けてコーナーに振ってからハイキックを炸裂させる。だが、伊藤はフライングニールキックで逆転。先程のお返しとばかりに座った状態の土方を前後から蹴り飛ばし、コーナーへ。フロッグスプラッシュを投下する。さらに伊藤は得意のジャーマンの体勢に入る。だが、土方はこれを脱出するとカウンターのハイキック。さらにランニングジャンピングハイキック、垂直落下式ブレーンバスターを連続で放ち、フィッシャーマンズバスターの体勢だ。だが、伊藤も譲らない。すぐに体勢を入れ替えると、高角度のバックドロップで土方をマットに叩きつける。ここから両者お互いの蹴り足を掴んで張り手を交互に打ち込む。さらに張り手とハイキックをお互いにぶち込むが、競り勝ったのは伊藤だ。土方を強引にバックドロップで叩きつけてみせる。ところが、土方はフォールに来た伊藤の腕を掴んでアームロック! そして、腕ひしぎ逆十字固めに移行する。万事休すかと思われた伊藤だったが、なんとかロープブレイク。しかし、土方はその腕を蹴り飛ばし続けて攻撃の手を緩めない。さらに顔面を蹴飛ばした土方。これを伊藤がキックアウトするとヒザをぶち込み、最後はフィッシャーマンズバスター! ベテランの貫禄を示して、伊藤から3カウントを奪ったのだった。
伊藤のコメント
「ああ、勝てなかった。でも、最近の試合の中で一番おもろかった。あんだけバチバチやられて。俺にはこっちのほうが合ってる。今日は負けたけどめちゃくちゃ楽しかった。もう一回やらせろ。バチバチできるベテラン。俺はバチバチやるほうが楽しい。今日は楽しかった」
土方のコメント
「俺よりも身体が大きくて、運動神経が良くて、非の打ち所のない選手だと思います。ただ。それを踏まえたうえであえて苦言を呈するのであれば、まず彼の一番の不幸は彼を叩き潰す先輩がいなかったことじゃないんですかね? あと器用さがあるがゆえにデビューした若手が潰される、ボロ雑巾のようにされるという、恥をかかずにレスラー人生を歩んでいると思います。あれだけ大きな身体があるんだから、もっと迫力ある試合ができるはずなのに、もっと強い自分でいられるはずなのに、中途半端な器用さに頼ってプロレスしている。プロレスは十人十色です。いろんなスタイルがあっていいし、それぞれの考え方のどれが間違いとか正しいとは言いません。でも、少なくとも伊藤に言えるのは今のお前は間違っています。試合をしてカッコ良く勝って満足してはいけない。人ができない技ができるかもしれない。それで満足してはいけない。その技を見たお客さんがどう思うのか? それを見てやってほしい。俺は華があるわけじゃないし、スターでもない。でも、心がけていることがあります。俺の張り手を見たお客さん、蹴りを見たお客さんたちに心の中の嫌いな奴にそいつを殴ってると思ってもらう。俺の試合を見たらスカッとして帰ってほしい。俺には殴ることと蹴ることしかできません。それでも自分のプロレスが間違いだとは思ってない。こうすることがベストだということが20年かかって見つかったからです。伊藤は若い。キャリアが浅い。まだまだやれるよ。そうした答えにお客さんがどう反応したのか? あいつが本気になったら誰も勝てないよ。気持ちの使い方が下手なだけでしょう。所属でもない私が言うのもおかしいけど、あなたより経験積んでいるから、ぜひお気軽にお声がけしてください。こうした役目で僕がW-1に呼ばれていると思うので、私が出し惜しみすることなく教えます。以上です」
序盤からEnfants Terriblesに捕まってしまった頓所。児玉はニヤニヤとしながら、コーナーで控えるクルーザー王者の吉岡にエルボーを食らわせて挑発する。ドランクのサーフボードストレッチ、児玉のブレーンバスターが頓所に炸裂。だが、頓所もドランクに蹴り足を獲らせての延髄斬りで逆転。ようやくタッチを受けた吉岡はドランクをコーナーに追い込みドロップキックで顔面を打ち抜く。しかし、ドランクに蟹挟みで倒されると、ロープにもたれかかったところを児玉に蹴り上げられる。さらにタッチを受けた児玉からバックエルボー、バックドロップを被弾する。だが、吉岡はミドルキックで反撃。これをニヤニヤと受けた児玉はカウンターのドロップキックでお返しだ。ならばと吉岡もラ・ミスティカですぐさまお返ししてみせた。続いて出てきた頓所は児玉をエルボーで殴り倒すと、コーナーから飛んできたドランクも下からのドロップキックで撃墜する。さらに児玉にはスイング式DDTを食らわせた頓所。だが、ドランクにケプラーダを放った吉岡はセコンドの岩石に誤爆。鉄柱攻撃で動きを止められると、その間に児玉の足を固めての変形DDT、マッドスプラッシュが炸裂し、3カウント負けを喫したのだった。
試合後、珍しくマイクを握る児玉。「おい、チャンピオン! お前、刺激が欲しいんだってな? 俺とやろうよ」と、吉岡にクルーザー王座への挑戦をアピールだ。そして、「児玉裕輔、児玉裕輔、おせえよ。お前、1年前にEnfants Terriblesに入って何してたんだよ。『CRUISER FES』の1回戦でアレハンドロに負けてんだろ」と怒る吉岡を背後からドランクが襲撃。児玉もイスで吉岡の背中に一撃だ。「そんなことは知ったこっちゃねえんだよ。俺がお前が欲しがってる刺激をやるから」と言うと、イスの上に足を固めての変形のDDTで叩きつけ、「じゃあ、そういうことでやりたくなったらいつでも言え」と吐き捨て、引き上げていったのだった。
児玉のコメント
「まあまあ刺激欲しがっているから、児玉裕輔という大きな刺激を味わってくれよと。刺激がいっぱい欲しそうなんで、あいつがやるって言うまでいろんな刺激を。どんな刺激がいいかな? 考えてみます」
吉岡&頓所のコメント
吉岡 児玉裕輔、あいつやりやがったな。望み通りやってやるよ。お前、負けたらお前の立場も居場所ももうねえぞ。それを覚悟してこい。
頓所 ああクソ! 今日は負けたかもしれないけど、俺はもっと練習して強くなって、必ずクルーザーのベルトを巻く。
※各選手用意したアイテムに加え、観客が持ち込んだアイテムも使用することができる。選手が場外に来た時などに、アイテムを持ってアピールしてもらい
選手がそれを取りに行き、試合に使用。場外カウント反則裁定はなし。ただしエニウェアフォールではなく通常のプロレスルールでの決着となる。
立花がリザルト王座への再挑戦を懸けてイケメンとの観客持ち込みアイテム使用可ゴールデンウィークスペシャルハードコアマッチに挑む。イケメンは工事現場にある金網を持ち、そこに傘をぶら下げて登場。一方の立花は竹刀2本に金属製のブリーフケース、さらにリング下からイスを持ち出してリングインだ。イケメンは金網を蹴飛ばしながら立花を威嚇。それに対して立花はイスと竹刀を両手に持って戦闘態勢に入る。そして、ゴング! 試合が始まると、イケメンは傘に持ち替え、竹刀を持つ立花とチャンバラ。傘を開いて、竹刀攻撃を防御だ。だが、交差したところで竹刀を胴に食らってダウン。たまらず場外に出たイケメンは観客からお土産用の木製の小太刀、パイナップル、チップスターの入れ物と、布団叩きなどを観客からゲットし、立花を殴打。小太刀で頭に一撃加えてから、パイナップル攻撃だ。さらに南側の席に連れて行ったイケメンはトイレのスッポンで立花をぶっ叩く。ドッジボールをぶつけてから、台車を持ち出したイケメン。しかし、立花もハエ叩きで逆襲。台車にイケメンを載せると、イケメンが用意した工事現場用の金網にぶつけてみせる。だが、イケメンも果物をぶつけ、さらに口から水を噴射だ。ならばと立花は棒で一撃加え、水噴射で反撃。リングに戻ると立花はフランスパン、イケメンはハリセンでお互いを攻撃し合う。両者一歩も譲らない。しかし、スワンダイブで飛んだイケメンに立花はパイナップルで迎撃。さらにパソコンのキーボードで一撃加えてから、イスを絡めてのシルバーロックだ。しかし、イケメンは強引に立花をイケメン落としの体勢で持ち上げ、リング外に投げ捨てる。そして場外にテーブルを用意し、そこに立花をセット。そして、鉄柱を超えてスワントーンボム! しかし、立花はこれをかわしてイケメンを自爆させる。そしてリングに戻るとイスを三方向にセットしてイケメンが持ち込んだ金網を設置。しかし、イケメンはヘルメットを被ってリングに帰還。竹刀で頭を殴られても平気だったが、腹に一撃食らってしまう。そしてコーナーに上がらされると、立花の雪崩式の大外刈で金網の上に叩きつけられてしまった。さらにイスを首にかけられ、前方に叩きつけられて悶絶するイケメン。その隙きに立花はイスを立てて、橋を渡すように竹刀をセット。パワーボムの体勢に入る。だが、イケメンはこれを逆にイケメン落としに切り返し、竹刀の上に逆に立花を落とすと、低空のニーアタックからジャケットパンチ。そして立花をイスに座らせ、イスを使ってのドロップキックを炸裂させる。これでも立花がキックアウトするとテーブルと脚立をリングに入れる。そして脚立を立てると、テーブルの上に立花をセット。自身は脚立の最上段からムーンサルト! テーブルの上に寝ている立花を圧殺し、イケメンクラッチで固めてから、3カウントを奪ったのだった。
イケメンのコメント
「こういうハードコアもできるようにならなきゃいけないと思います。なんでもできる全知全能のイケメンになります。立花ね、逆境こそチャンスだよ。俺もいるから」
立花のコメント
「ああクソ、Enfants Terribles、これからだよ。言ってるだろう、第2章だって。見とけこのやろう」
※第62代王者組・NOSAWA論外&MAZADA&FUJITAが初防衛に成功。
アンディが連れてきたパートナーはエル・イホ・デル・パンテーラ。アレハンドロとのマスクマントリオで東京愚連隊のUWA世界6人タッグ王座に挑む。先発はMAZADAとパンテーラ。場外に出たMAZADAに向かって、いきなりエプロンからリングの金具の間をすり抜けてのトペ・コンヒーロを放ってみせた。続いてはアンディとFUJITA。軽快なアンディはミサイルキックでFUJITAを吹っ飛ばし、カットに入ってきた論外とまとめてドロップキックで蹴散らす。しかし、続くアレハンドロの足をMAZADAと論外が場外から足を引っ張って急所に一撃。さらに鉄柱にアレハンドロの股間をぶつけて、悶絶させてみせた。そんなアレハンドロにFUJITAはバックブリーカー。続く論外はコーナーでストンピングを連打していく。さらに顔面を蹴飛ばして、アレハンドロを追い込んでいく。タッチを受けたMAZADAも巧みにアレハンドロを攻め、カットに入ってきたパンテーラには倒れ込み式の急所キックだ。さらにSTFを極め、いためつけてみせた。ここで再び登場した論外は、アレハンドロにコブラツイストだ。だが、これをロープブレイクで逃れたアレハンドロはMAZADAを飛び越えてのドロップキックでお返しだ。ここでタッチを受けたアンディがMAZADAに逆襲。さらにパンテーラもFUJITAに攻め込んでいく。ウラカン・ラナで投げてから、アレハンドロにタッチすると、そのアレハンドロがトペ・コンヒーロを発射だ。マスクマントリオはMAZADAに照準を絞っていくが、逆にアレハンドロが捕まり、愚連隊得意の合体フェースバスターで叩きつけられ、スーパーパワーボム。グロッキー状態となったアレハンドロに論外のシャイニング論ザード、FUJITAのダイビングボディプレスが連続で炸裂。最後はMAZADAが正田落としでトドメを刺したのだった。
論外&MAZADA&FUJITAのコメント
論外 つまんなくないすか? W-1つまんなくないすか?
MAZADA 受け身取れれば挑戦できるんですか?
論外 あんな奴らが挑戦とか、W-1よぉ。
MAZADA エセメキシコ人みたいに。ベルトに失礼だ。
論外 タケダ呼びましょう。タケダ、ケンドー、パンテーラでいいじゃないですか? W-1、今言ったメキシコ人を呼べ。
MAZADA 三下、連れてくんな。
論外 そもそもあいつらプロレス界で需要ないんだよ。向いてないんだよ。メキシコから帰ってきてマスク被ってスター気取りするな。
FUJITA その通りじゃないですかね? 正直、東京愚連隊に勝とうと感じた人間が一人もいなかった。今日の試合を通じて。キャリアとか関係ないから。俺は誰でもいいよ。
※第13代王者組・征矢学&AKIRA組、初防衛に失敗。芦野祥太郎&羆嵐(くまあらし:熊ゴロー改め)が第14代王者組となる。
前回の後楽園大会でEnfants Terriblesに入った熊ゴロー。犬猿の仲だった芦野とのタッグで、土肥熊で奪われたW-1タッグ王座の奪還に挑む。試合前のコールで熊ゴローは羆嵐(くまあらし)にリングネームを変えたことが発覚。早速、ワイルドの因縁がある征矢と激突だ。ここはパワー派同士、力比べで渡り合った。続いてAKIRAと芦野がグラウンドの攻防を展開。芦野は早くもアンクルロックを仕掛けるが、AKIRAは素早くこれを外して、フライングラリアット。そして、征矢とダブルのショルダータックルで吹っ飛ばしてワイルドポーズだ。征矢とAKIRAは負傷欠場の原因となった芦野の腰に集中攻撃。さらに芦野の左足にも集中攻撃を加えていく。ニークラッシャーで芦野にダメージを与えたAKIRA。しかし、ロープに飛んだところを羆嵐が髪の毛を掴んで捕獲。場外に出すと、イス攻撃だ。さらに芦野も征矢を客席に投げ込む。羆嵐は場外でAKIRAに対してセントーンだ。リング上で征矢が怒って突っかかっていても、芦野と羆嵐は2人がかりで征矢を迎撃。さらにストンピングで滅多打ちにしてみせた。リングに戻ってきたAKIRAに対しても芦野は脇腹に容赦なくヒザを落としてから、フットスタンプを連発。さらにタッチを受けた羆嵐はベアハッグからストマッククロー、そしてセントーンでAKIRAの腹部にダメージを与えていく。続いてタッチを受けた芦野は再び脇腹にヒザを連打。さらにストマックブロックでいためつけ、スープレックスからアンクルロックに捕獲した。しかし、これを自力で脱出したAKIRAは芦野にヒザでお返し。そしてタッチを受けた征矢が猛然と芦野に襲いかかる。ブルドッキングヘッドロック、さらに入ってきた羆嵐も捕まえてまとめてだ。そしてぶっこ抜きのブレーンバスターを決めた征矢。ワイルドボンバーを放ってトドメを狙う。しかし、芦野はこれをかわしてジャーマンでお返し。そしてタッチを受けた羆嵐がブロックバスターからセントーンを投下だ。だが、征矢も羆嵐にショルダースルーでお返しをするとエルボーを打ち込んでいく。羆嵐もエルボーで応戦。ならばと、今度は両者、逆水平チョップ合戦を展開する。ここで押された羆嵐はアイアンクローで征矢の顔面を掴んでみせる。しかし、征矢も頭突きで反撃。すると、今度は両者は至近距離からのラリアット合戦だ。お互い引かずにリング中央でラリアットを打ち合い、結局両者ダウン状態となった。ここで両チームとも、AKIRAと芦野にタッチ。芦野にカウンターで延髄斬りを炸裂させ、腕極め式のDDTを炸裂させたAKIRAだったが、芦野のアンクルロックに捕まる。しかし、オールドボーイで切り返し。これが逃げられるとジャーマン。芦野にお返しのジャーマンを食らったものの、すぐさま立ち上がってドラゴンスープレックスで追撃だ。そして征矢のワイルドボンバーと、自身の延髄斬りのサンドイッチ攻撃を食らわせる。しかし、コーナーに上がったところを芦野に反応され、逆に雪崩式のフロントスープレックスで投げられてしまう。このチャンスにEnfants Terriblesはトレイン攻撃。タッチを受けた羆嵐のセントーンも2発被弾してしまう。なんとか征矢がカットに入ったが、芦野がすぐにアンクルロックに捕獲。羆嵐はアルゼンチンバックブリーカーでAKIRAを締め上げる。だが、征矢がパワーでアンクルロックを外してAKIRAを救出。征矢が羆嵐をカナディアンバックブリーカーに捕らえ、AKIRAがトップロープからニードロップを投下する合体技を敢行だ。そしてトドメのムササビプレスへ。3発連続で羆嵐に投下してみせた。これで勝負あったかに思われたが、Enfants Terriblesが神林レフェリーの足を引っ張ってカウントを阻止。無法地帯となったリング上に立花、児玉、ドランクが入って来てAKIRAを襲撃。さらに芦野が征矢の首にイスを引っ掛けると、羆嵐がフルスイングして黙らせる。そして残ったAKIRAには羆嵐がイスで殴打してから、必殺のダイビングセントーン! これで万事休す。ピクリとも動けなくなったAKIRAを羆嵐は足で踏みつけ、3カウントを奪ったのだった。
試合後マイクを持った羆嵐は、「おい征矢! 次は俺にやらせろ!」と、征矢の持つシングル王座への挑戦を表明。征矢も「これで勝ったと思うんじゃねえぞ。そんな勝ち方でここにいるお客さんが納得すると思ってんのか? 一つだけ言っていいか? 強さとな、悪いことして勝つのは同じじゃねえんだよ。熊ゴロー。次はシングルだ。正義も悪も関係ねえよ。てめえぶっ殺してやるよ」と挑戦を受諾する意思を見せた。
征矢たちが退場すると、芦野はドランクに向かい、「お前もいつまでもちんたらやってんじゃねえぞ。行動で示してくれよ」と何かを促し始めた。すると、ドランクは立花に襲いかかり、ドリラーホールパイルドライバー! そしてマスクを脱ぐと、出てきたのは新井健一郎だった。マイクを持ったアラケンは立花に向かって、「おい、去年のACEで俺から完璧にギブアップ奪っておいて、W-1所属になってドンドンいいレスラーになるかと思ったら、今じゃすっかりお笑いキャラじゃねえか。どこの会場でも笑われて、俺のキャリアに傷をつけるんじゃねえよ」と罵倒。さらに「元NEW ERA、俺は7月で46だぞ? その俺が行動を起こしてるのに、あいつらは控え室でスマートフォンいじってますわ。芦野さん、あなたのプロレスはいつ見てもパーフェクトだ。できるかぎりそばにいさせてもらっていいですか?」と引き続き、Enfants Terriblesとして行動を共にしていくことを懇願。芦野もアラケンとガッチリ握手をかわしたのだった。
征矢のコメント
「せっかくAKIRAさんと獲ったベルトだよ。何回もチャンスがあっても獲れなかったベルト。ついこの間獲れたばかりで一発で落としてしまった。俺の不甲斐なさがあったんだよ。AKIRAさんに迷惑をかけてしまった。熊ゴロー。このシングルのベルト、挑戦は受けてやる。俺はチャンピオンだ。誰の挑戦でも受ける。お前らがどんなことをしてこようが受けてやる。でもよ、このシングル、勝ったらよ、俺にも一言言わせてくれよ。お前らが好き勝手に挑戦できるんだろ? 勝ったらもう一度、俺とAKIRAさんで挑戦させろ」
芦野&児玉&アラケンのコメント
芦野 パーフェクトですね。来月羆嵐は無差別、児玉さんはクルーザー。
アラケン 俺はどインディー界のスーパースター(笑)。
芦野 これからもっと自由にやってくから。いろいろルールにとらわれないで、好き勝手やるから。Enfants Terriblesの第2章ね。より活性化させるために立花メンバーは無期限謹慎です。不純物だな。どんなに客を沸かせようが根底に闘いがない。俺らはどんなことをしても闘ってるから。笑いには逃げない。この追放で彼がわかってくれるならばうれしいけど。
アラケン わかるかな?
芦野 お涙ちょうだいやっていてよ。客にアピールしていても、いつまで経ってもクソみたいなレスラーだよ。変わったろ、羆嵐。
羆嵐 熊ゴロー改、羆嵐です。よろしくお願いします。
イケメン&立花のコメント
立花 なんだよ……。俺は……俺は芦野さんのために……芦野さんが作ったEnfants Terriblesのためにここまでやってきたんだぞ。なんでだよ……。なんで……ああ……。何がダメだったんだよ。芦野さんのために、あの人のためにいろんなことやってきたのによ。
※ここでイケメンが登場。
イケメン いい試合したろ? 俺たちの試合がなかったらゴールデンウィーク終わらなかったよ。なんで泣いてんの?
立花 泣いてねえよ!
イケメン 泣いてんだろう。そういう才能もあるんだな。俺はお前のことを拾ってやってもいいんだよ。
立花 そういうんじゃねんだよ。
イケメン 何泣いてんだよ。
立花 泣いてねえよ! うっせえよ!
イケメン 捨てられたんだ。なんで泣いてんだよ。だっせえな。
立花 笑いに来たのか、てめえ!
イケメン 俺と組むか? 俺がお前をプロデュースしたらEnfants Terriblesにいた時の比じゃない。俺はお前の心のイケメン知ってる。何泣いてんだよ! まあ考えておけ。
立花 クソが!