「WRESTLE-1 TOUR 2018 SYMBOL」

平成30年7月1日(日)〜平成30年7月22日(日)

20187.1(SUN)

「WRESTLE-1 TOUR 2018 SYMBOL」7.1神奈川・小田原アリーナ大会
開催日:2018年7月1日
時間:17時試合開始/16時30分開場
場所:神奈川・小田原アリーナ サブアリーナ
住所:神奈川県小田原市中曽根263
TEL:0465-38-1144
アクセス:
・東京方面から:小田急線富水駅下車→徒歩約15分 ・小田原方面から:小田急線蛍田駅下車→徒歩約15分 ・バス利用の場合:小田原駅東口「1番」乗場から箱根登山バス栢山駅行き乗車→飯田岡入口・菖蒲田下車、徒歩約8分

第一試合
タッグマッチ 30分1本勝負
    • アンディ・ウー

    • アレハンドロ

    • 三富 政行

    • 戸田 秀雄

  • 7分53秒
  • 飛鴻→片エビ固め

地元・ちがさきプロレスより戸田秀雄が参戦。三富とのタッグでアンディ&アレハンドロのマスクマンタッグとの闘いに挑む

先発の戸田とアレハンドロが出たあと、三富とアンディが対峙。三富は場外に出ては場外で闘えと訴え、リングに戻ればリングで闘えとアンディをおちょくる。そして戸田に捕まえさせて空中殺法を繰り出そうとしたものの、アレハンドロがスワンダイブ式のドロップキック。さらにアンディとのツープラトン攻撃を食らわされてしまった。

アレハンドロからも低空のドロップキック、さらに顔面へのドロップキックも食らった三富。しかし、チョップとショルダータックルで挽回して戸田にタッチ。戸田のブレーンバスター、さらにトレイン攻撃も食らったアレハンドロ。

しかし、2人まとめてヘッドシザーズとヘッドロックで投げ飛ばし、続けて2人まとめてドロップキックを炸裂させる。ここで代わったアンディがニードロップ、スイング式DDTで三富に攻め込む。さらにアレハンドロも619で三富に追撃。そして、そのまま戸田を捕まえている間に、アンディが三富に攻め込み、丸め込み合戦で粘る三富に飛鴻を決めて3カウントを奪ったのだった。


アンディ&アレハンドロのコメント
アンディ 今日はこんなもんやろう。俺が目指しているもんはもっと上にあるからもっと上の奴と当ててくれ。
アレハンドロ 最近、やられてばっかで、今日はアンディさんの力で勝ちましたけど、次は自分でいきたいと思います。

三富&戸田のコメント
三富 戸田さん、負けちゃった。
戸田 返したよ
三富 ずっとタッグ組みたかったんですよ。戸田さんはちがさきプロレスですよね? ちがさきプロレスは何年目ですか? 
戸田 2年目。
三富 じゃあ、W-1の小田原大会が始まったぐらいですね。是非茅ヶ崎の、湘南の力を持ってきていただいて、次はあいつらをやっつけてください。
戸田 もうあいつらいつでもやってやりますから。茅ヶ崎でもここでもいいんで。
三富 湘南スタジオでやりましょう。2年前、W-1の小田原大会に初めて出た時50人くらいしか入ってなかったでしょ、この会場。それが今日は200人超え。確実に根付いて来てますよね、地域に。今、W-1の本戦ではあんなことやこんなこともあって、お客さん入って来てます。でも自分は本当に苦しい時に支えてくれた地方の選手や協力してくれるお客様をこれからも大切にしていきたい。今がいいからって蔑ろにするんじゃなくて、皆さんの力があったから今があると。本戦は引き続きどんどん盛り上がってほしいですし、こうして地方大会は地域の方々を大切に、これからもさらに熱く熱く、盛り上げていければと。それが自分に出来る使命なのかなと、そう思ってます! 地元で頑張ってる選手は全国にたくさんいるし、そういう選手にもっと敬意を持って、誠意を持って、使い捨てなんか絶対御免で。皆様と築くW-1地方大会に、これからも尽力していきたいと思います!

第二試合
6人タッグマッチ 30分1本勝負
    • 征矢 学

    • NOSAWA論外

    • MAZADA

    • 佐藤 嗣崇

    • 頓所 隼

    • タナカ 岩石

  • 11分51秒
  • ワイルドボンバー→片エビ固め

征矢&愚連隊と若手3人の6人タッグマッチ。まずは頓所が捕まる。MAZADAに場外に放り出されると、すかさず論外が場外で攻撃。さらに征矢にも場外に連れ出され、さんざんばらいためつけられた。

リングに戻ると必死に食らいつく頓所だが、征矢にボディスラムで叩きつけられてしまう。だが、カウンターのフロントキック、さらにドロップキックを炸裂させてようやく岩石にタッチ。岩石は愚連隊相手に頭突きを連発するも、合体フェイスバスターで叩きつけられてしまう。

続く佐藤もサンドイッチドロップキックの餌食となるが、続くトレイン攻撃をかわしてドロップキックで逆転。岩石とのツープラトンのバックドロップ、そして頓所も加えた3人でドロップキックを決めてみせる。

ここで岩石がトドメのダイビングヘッドバットを投下するが、征矢はこれを回避。ワイルドボンバーで一撃加えてから、デスバレーボム。最後は正面からワイルドボンバーを炸裂させて、貫禄の勝利をあげたのだった。

征矢のコメント
「『W-1 GP』始まったぞ。チャンピオンとしては誰が上がってきてもおかしくないように準備をしているから。今日、後半戦からトーナメント始まるよ。1試合1試合全部チェックしておくぞ。それと毎年恒例今日はあそこの川に落ちなかった。もしかしたらトーナメント中に誰か落ちてしまう可能性がある。それはわからない。それも勝負の一つだ」

第三試合
3wayマッチ 30分1本勝負 ※変更カード
    • 児玉 裕輔/Enfants Terribles

    • 吉岡 世起

    • エル・イホ・デル・パンテーラ

  • 7分17秒
  • クロスフィクス

現クルーザー王者の児玉、次期クルーザー王座挑戦者のパンテーラ、そして前王者の吉岡による3WAYマッチ。まずはチャンピオンの児玉が標的となるが、続いてはパンテーラと吉岡の攻防。しかし、攻め込もうとすると児玉に足を引っ張られてストンピングを食らってしまう。

児玉はバックエルボー、掌底でパンテーラに攻め込む。ここで吉岡がリングに戻りラ・ミスティカをパンテーラに炸裂させる。そして、コーナーに上がっていた児玉を襲おうとするが、児玉は逆にフライングフォアアームだ。

しかし、吉岡もシザーズキックでやり返す。ここで戻ってきたパンテーラが児玉、吉岡に連続で風車式バックブリーカー。さらに場外に逃げた2人にトペ・コンヒーロで追撃だ。リングに戻ると3者一進一退の攻防。児玉がウラカン・ラナをパンテーラに決めれば吉岡がバズソーキックで阻止。その吉岡はパンテーラにスワントーンボムを放とうとする。

だが、これは児玉が突き落として阻止。代わりに児玉がトップロープからマッドスプラッシュだ。これがパンテーラにズバリと炸裂し、勝負ありかと思われた。だが、パンテーラは身体を入れ替えてそのままフォール。3カウント入り、タイトルマッチ前にパンテーラが児玉から大きな白星をゲットした。

パンテーラのコメント
「私がチャンピオンだ。私にはベルトが必要だ。コダマ・ユースケ、次のコーラクエンで俺がチャンピオンになる」

児玉のコメント
「3WAYでちょろっとくるっと丸め込んだくらいでいい気になんなよ。タイトルマッチ、あんなのさせねえ。ボコボコにしてやるから。ぐちゃぐちゃだ」

第四試合
『WRESTLE-1 GRAND PRIX 2018』トーナメント公式戦1回戦④ 時間無制限1本勝負
    • 伊藤 貴則

    • 羆嵐/Enfants Terribles

  • 11分7秒
  • ダイビングセントーン→片エビ固め

『W-1 GP』1回戦最初の試合は元NEW ERAの伊藤と羆嵐。共にUWA世界6人タッグ王座を巻いていた間柄だ。

両者の因縁が絡んでいるように、開始早々から伊藤がヒートアップ。羆嵐を蹴り倒し、場外に出ればマウントポジションからのパンチを連打だ。しかし、場外で放った蹴りが鉄柱に誤爆。ここから羆嵐が本部席の机に伊藤を叩きつけ、客席に放り投げるなどペースを掴む。

リングに戻ればベアハッグの羆嵐。さらにアイアンクローでいたぶっていく。しかし、伊藤はパワースラムで逆転。さらにブロックバスターで投げ飛ばし、ニーリフト、水面蹴り、PKと得意の蹴り技を次々と決めていく。

しかし、必殺のジャーマンを決められない。逆に羆嵐のアイアンクローに捕獲され、そのままチョークスラムのような形で叩きつけられた。その後、エルボー合戦でも押された伊藤だが、フライングニールキック、ハイキックと得意の蹴り技で状況を打破する。

ここでダメージが大きいのか、羆嵐が立ち上がってこない。近づいた伊藤。だが、これは死んだふりだった。伊藤を捕まえた羆嵐はパワーボム。さらにラリアットでなぎ倒し、東京ピンプス。最後はダイビングセントーンで羆嵐が3カウントを奪ったのだった。

羆嵐のコメント
「伊藤、お前は俺とじゃなきゃ燃えられないんだな。迷いがあるって言っていたけど、ここで隙きができたな。最高じゃねえか。伊藤、1回とは言わないよ。何度もでもやろうぜ、グランプリ関係なく。次は2回戦か? 誰でもいいよ。征矢のところに俺が必ずたどり着くよ」


伊藤のコメント
「羆嵐、全部出し切った。何も言うことはない。これで俺の文体のメインはなくなった。次の目標をまた探すよ」

第五試合
『WRESTLE-1 GRAND PRIX 2018』トーナメント公式戦1回戦③ 時間無制限1本勝負
    • 近藤 修司/TriggeR

    • 土肥 孝司

  • 14分10秒
  • 南京錠固め

NEW ERA時代から批判されていた張本人の近藤と土肥が1回戦で激突。新コスチュームの土肥はまずはショルダータックルで近藤をふっ飛ばす。思わず近藤は場外へ。戻ってきたところに土肥はストンピングを連打だ。

さらに逆水平チョップで攻め込んだ土肥。しかし、近藤は土肥をコーナーに投げ飛ばし、半身をロープにもたれかけさせると、強烈な踏みつけ攻撃。さらにロープの上にノドから落とし、ネックブリーカーで追撃だ。

近藤は攻撃の手を緩めない。場外に出た土肥を追いかけて、DDT。リングに戻せば低空のドロップキックで首を狙い撃ちし、ランサルセも決めてみせる。一方の土肥も近藤のKUBINAGEをこらえてボディスラムで反撃。串刺し式ラリアットを2連発ぶち込んでみせる。

そしてエプロンに立った近藤にロープを使ってのスタナー。さらにラリアットを正面と横と連発してなぎ倒してみせた。そして、近藤を追いかけエプロンへ。しかし、近藤は続く土肥のブレーンバスターを許さずに、逆に断崖式のDDTで土肥の頭をエプロンの硬い部分に叩きつけることに成功。
リングに戻すと、後頭部にラリアット、マンハッタンドロップ、低空のDDTを連発。そしてランサルセを放つ。だが、土肥はこれを踏ん張り阻止するとスパインバスターだ。さらに雪崩式ブレーンバスターからラリアットで近藤をなぎ倒した土肥。しかし、近藤もラリアットで反撃。ならばと土肥はハーフネルソンスープレックスからラリアットだ。だが、近藤も譲らない。ブレーンバスターでやり返して、両者ダウン状態に持ち込んだ。

ここからなんとか立ち上がった両者はラリアット合戦。しかし、土肥は近藤をフルネルソンに捕まえると、そこからのヒザ蹴り。さらにラリアットで追撃してから、新技・南京錠固め! さすがの近藤もここから逃れることができず。土肥が3カウントを奪い、準決勝進出を決めた。試合後、両者はガッチリと握手を交わしたのだった。

近藤のコメント
「まあ土肥は吹っ切れたのか知らないけど、粘りが出てきたよね。粘りって言うことであれば俺が粘り弱くなっている。今年のグランプリどうなるかわからないけどさ、年寄り組はもしかしたらもうしんどいかもしれないね。まあ、プロレスってそれだけじゃないからさ。積み上げられた歴史っていうのもあるし、俺は今年2018年、プロレス人生の転機というか、最終段階に入ってんのかな? 向かってんのかな? 正直、リング上は20代、30代前半の奴らに抜かれてるのかなって思いますね。まあ、まだ終わりじゃないし。やめるわけじゃないから。精一杯がんばるよ」

土肥のコメント
「近藤修司に勝ったぞ! 勝った! これが俺の覚悟だ。おい、これが俺の覚悟だよ。準決勝、羆嵐だな? きったねえ首洗って待っとけ。おい、トーナメントの中の準決勝、それだけじゃねえ試合になるからな。決勝は上がってくる奴が実力者なら羆嵐制裁したあとにしっかり獲るぞ。あと、近藤修司と握手して、試合を通じて、言葉も交わしてねえけど、これから何か起きる」

第六試合
『WRESTLE-1 GRAND PRIX 2018』トーナメント公式戦1回戦② 時間無制限1本勝負
    • 芦野 祥太郎/Enfants Terribles

    • カズ・ハヤシ

  • 11分57秒
  • T-ボーン・スープレックス→片エビ固め

シングル初対決の芦野とカズ。まずはグラウンドで両者渡り合う。しかし、カズが最初に仕掛ける。巻投げ固めでニアフォールから、芦野をコーナーに自爆させてからのスクールボーイ。さらに芦野が場外に逃げるとプランチャで追撃してみせた。

しかし、芦野もリングに戻るカズの足を捕獲して形勢逆転。カズの左足にドラゴンスクリューでひねり、ストンピングを連打だ。カズが反撃に出てきてもフロントスープレックスで黙らせ、続けてレッグブリーカー。さらにマフラーホールドでギブアップを迫る。

これを必死にロープエスケープしたカズはコンプリートショットで芦野をターンバックルに叩きつけ、ライオンサルトを炸裂させる。そしてファイナルカットを狙ったカズ。芦野はこれを反転して足を捕獲。アンクルロックに切り返す。

カズはこれを蹴り飛ばして逃げると、丸め込みを連発。しかし、芦野は俵返しで投げ飛ばし、これで3カウントが入らないとジャーマンを狙う。カズはこれを後方で着地し、ハンドスプリング式のレッグラリアット、そしてファイナルカットだ。だが、芦野もフォールを許さず、再びアンクルロックへ。もはや万事休すかと思われたカズだが、芦野をコーナーに激突させて脱出に成功。そして、丸め込みからの逆転を狙う。

だが反撃もここまで。これを凌いだ芦野はジャーマンを連発。最後はT-ボーン・スープレックスで3カウントを奪ったのだった。


芦野のコメント
「1回戦突破しました。何をしてくるかわからない引き出しの多さ、さすがのキャリアを感じましたが、ここ負けるわけにはいかないでしょう。俺はこのトーナメント勝って当たり前。W杯で言ったらブラジルだよ。負けたらダメなんだよ。W-1にいる以上、それが俺の使命。次、このあとのメインでイケメンか河野、決勝は土肥か羆嵐だな。俺は投げて、極めて、勝ちます。7月18日、必ず見に来い。以上」


カズのコメント
「ああ、痛え……。受け身、取ってんだよ。受け身取ってんだけど、ひねり加えて強烈。昔、スコット・ノートンにパワーボムやられたんですけどね、匹敵するわ。うわあ、きっつい。化けもんだあいつ。だからこそがんばれる。リベンジします。ああ、痛え……。完敗……ああ……」

第七試合
『WRESTLE-1 GRAND PRIX 2018』トーナメント公式戦1回戦① 時間無制限1本勝負
    • 黒潮“イケメン”二郎

    • 河野 真幸/TriggeR

  • 13分24秒
  • ムーンサルトプレス→片エビ固め

昨年のグランプリ決勝戦と同じ顔合わせ。イケメンはグランプリであろうとも、ゴングがなってからコーナーで逆立ちして声援を浴びるなど、いつもペースを崩さない。そして河野に倒されてもジャケットを開いてポーズを決めてみせた。

しかし、余裕があったのはここまでだった。河野のボディスラムで悶絶すると、場外に出されてからは四方の客席に放り投げこまれてしまう。リングに戻ってチョップで反撃してもニーリフトで黙らされる。

河野の攻撃に手も足も出ないと思われたイケメンだったが、スワンダイブ式のミサイルキックで逆転。さらにロープの反動を利用したムーンサルトを炸裂させる。そして、「フィニッシュ!」と叫んでコーナーへ。しかし、河野がすぐに追いかけてきて、雪崩式のバックフリップだ。

河野はネックハンギングボム、シャイニング・ウィザードと怒涛の猛攻を見せる。イケメンも逆さ押さえ込みを狙ったり、十字架固めで逆転を狙うが、顔面にニーアタックを食らってダウン。その間に河野はジャイアントニー・ドロップを狙って、トップロープへと駆け上がる。

しかし、イケメンも気力を振り絞って河野を追いかけ、コーナーへ。何度も落とされても食い下がり、下からヒザを突き上げて河野の動きを止めると、渾身の力で雪崩式のブレーンバスターだ。ここをチャンスと見たイケメンはシャイニング・ウィザードからハイブリッドブラスター。これで3カウントが獲れないと、すぐさまムーンサルト! 間髪入れずに2発連続で炸裂させて、難敵・河野から3カウントを奪取。芦野が待ち受ける準決勝へと駒を進めたのだった。


イケメンのコメント
「去年の決勝の相手の河野さん……ワンデーじゃなくてよかった。俺が勝って、文体のメインに立って、シングルのベルトを獲らないとそろそろダメなんですよ。だから、今年はマジに期待して見ていてください。フィニッシュ! 7月18日後楽園、楽しみにしていてください」

WRESTLE-1 OFFICIAL GUIDE