- 第一試合
- タッグマッチ 30分1本勝負 ※変更カード
- 9分54秒
- ソルティクラッチⅠ
地元・ダブプロレスのレイパロマと三富が合体。セコンドにデビルマジシャンを就けて土方&本田組と対戦する。
先発の本田と三富が攻防を繰り広げたあと、パロマが登場。パロマは観客からの声援を受けて土方と対峙。恍惚の表情を見せるが、土方はチョップ一撃で倒してみせる。代わった本田もエルボーで攻撃。本田に対してチョップで反撃していく。
本田は代わった三富のフットスタンプで悶絶。パロマの恍惚しながらの監獄固めにも苦しめられ、マジシャンのスティックでの攻撃も受けてしまう。しかし、カウンターのボディスラムで叩きつけて土方にタッチ。
土方はパロマをフロントキックで蹴散らすが、ここでマジシャンが登場。ビッグファイヤーを発射する。しかし、これが自爆に終わってしまう。その後は三富がモンゴリアンチョップとブレーンバスターで土方に攻め込むがすぐに形勢逆転。
土方と本田のトレイン攻撃が炸裂し、本田はブレーンバスターも決めてみせる。しかし、三富もチョップで反撃。さらにローリングラリアットを本田に炸裂させる。そしてトラースキックで蹴り倒すと、最後は粘る本田をソルティクラッチⅠでギブアップさせたのだった。
三富&パロマwithマジシャンのコメント
三富 さすが広島の英雄。土方さんにあんなに腰を振るとは。このパロマさんのように広島で大ブレイクする人もいるし、怪人・デビルマジシャンさんもいます。もっともっと広島でもW-1を盛り上げられるように。ちょっとこの(パロマの)匂いに負けないぐらいの刺激を拾いましね。
土方&本田のコメント
本田 次はしっかり結果を残せるようにがんばっていきます。
土方 タッグリーグの試合だけど残念ながら伊藤が欠場になってしまったんだけど、不戦敗になってしまったけど、これは伊藤一人の問題じゃないんで、私からも心からお詫びを申し上げたいと思います。伊藤は華々しい人生を歩んできたけど、会社にかけた迷惑、ファンにかけた迷惑、俺にかけた迷惑、なおかつレスラーとして自分自身にかけた迷惑。それを払拭して強くなって帰ってきてくれることを願っています。へこんでばかりはいられないので、また伊藤と組む機会がまたあると思うし、2人で結果を残さないといけないと思いました。これをチャンスと捉えて、伊藤が全うしようとする責任以上にがんばる。そして本田、チャンスだ。今がチャンスだ。人の不幸を喜ぶことはいいことじゃないけど、こういう時こそがんばってほしいと思います。
本田 自分が伊藤さんの分までしっかりがんばります。
- 第二試合
- タッグマッチ 30分1本勝負 ※変更カード
- 11分19秒
- 南京錠固め
先発は児玉と土肥。まずは児玉が土肥に顔面踏みつけ攻撃からヘッドロック。だが、土肥もショルダータックルでお返しだ。続いては近藤と新井が対峙。新井は近藤の髪の毛を引っ張ったり場外に出て撹乱するが、近藤はパワーで押さえつけにいく。
しかし、巧みに場外に落としてそこを児玉が攻撃。近藤の思うようにさせない。さらに代わった児玉はセントーン・アトミコ。そして新井、児玉で順番に近藤の左腕を捻り上げてダメージを与えていく。
なかなかこの腕攻めから逃げられない近藤。なんとか反撃しようとラリアットを放ったがバックを奪われる。それでもKUBINAGEで児玉を引っこ抜いて窮地から脱出。代わった土肥はボディスラムで児玉、新井を叩きつけていく。
児玉もドロップキックで反撃。そして新井と一緒に2人がかりで土肥を攻め立て、自身は近藤を場外で押さえにかかる。近藤が児玉を蹴散らしリングに戻ってきても、土肥とのサンドイッチラリアットも同士討ちにさせるなど、主導権を譲らない。だが、土肥はラリアットで強引に流れを変えると、南京錠固め。新井からギブアップを奪ったのだった。
- 第三試合
- 6人タッグマッチ 30分1本勝負
- 14分21秒
- 正田落とし→片エビ固め
先発はアレハンドロとMAZADA。余裕を見せていたMAZADAだが、アレハンドロも素早い動きで対抗。ロープを使ったアームドラッグを繰り出す。続いて一と頓所は素早い攻防。一がヘッドシザーズで頓所を投げ飛ばして剣心にタッチだ。
剣心は頓所にサッカーボールキック。さらにアレハンドロもエルボーで頓所に攻め込む。だが、アレハンドロがロープに飛んだところで論外が蹴り飛ばして動きを止めるとこれを合図に愚連隊がリングに雪崩込み、連携プレーでアレハンドロを蹂躙する。
場外での攻防を挟み、論外がアレハンドロを攻撃。頓所のブレーンバスター、論外のメキシカンストレッチが極まり、反撃の糸口を見いだせない。論外はアレハンドロにつばを吐きかけ、頭を蹴り飛ばす。さらにMAZADAがクロスフェースから「立て! 元気がな〜い!」と叫んで背中を張り飛ばす。
この激に応えてMAZADAにエルボーで反撃したアレハンドロ。すぐに蹴り飛ばされて動きを止められてしまう。しかし、続く頓所にコーナーでのスクールボーイからのドロップキックでようやく脱出して剣心にタッチだ。
剣心は頓所にサッカーボールキック、MAZADAにはレインメーカー式のハイキック、論外にもスピンキックを食らわす。そして一にタッチ。だが、一はすぐに愚連隊に動きを止められ、頓所がミサイルキック。MAZADAのファルコンアローが炸裂する。
だが、一もMAZADAをロープに飛ばし、剣心に蹴りで迎撃させ、そこにアレハンドロがミサイルキックで追撃する。そして自分はブレーンバスターだ。しかし、MAZADAはすぐにラリアットで一の反撃を断ち切り、最後は正田落としでトドメを刺したのだった。
- 第四試合
- 「WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2018」公式戦 Bブロック 30分1本勝負
- 10分40秒
- ランニングニーアタック→片エビ固め
タッグリーグのBブロック公式戦。まずは河野と佐藤が様子を見合い、納谷がその巨体で岩石をふっ飛ばす。そして河野が場外に岩石を連れ出して客席に投げ込んでいく。リングに戻れば納谷のスリーパーが岩石を襲う。
なんとか凌いだ岩石は得意の柔道殺法で投げを試みるが、納谷を投げることはできない。ならばと河津落としに切りかえて、佐藤にタッチだ。佐藤はエルボーで納谷に攻め込み殴り倒してみせる。そして納谷をコーナーで自爆させてボディスラムだ。
だが、納谷の巨体は持ち上がらない。逆に喉輪で押し込まれ、払い腰を受けてしまう。それでも佐藤は河野のチョークスラムを阻止してボディスラムで叩きつけ、岩石とトレイン攻撃。さらに岩石とのダブルブレーンバスターから、コブラツイストに捕獲する。しかし、ここは納谷がカット。
納谷は岩石と佐藤をまとめてタックルでふっ飛ばし、今度は納谷のボディスプラッシュ、河野のネックハンギングボムが炸裂する。そしてダブルのブレーンバスターで佐藤を投げ飛ばし、河野、納谷の順番でニーアタックを佐藤に炸裂させる。佐藤もエルボーで反撃を試みるが、河野がフロントキックで遮断。さらにニーアタックで追撃し、もう一撃ランニングニーアタックを放って3カウントを奪ったのだった。
河野&納谷のコメント
納谷 2連勝ですね。最後は北海道。
河野 俺たちは全勝で行けるから。せっかくリアルジャパンから来ているから。佐山さんに約束したからね。彼は佐山さんの留守番を任されたから。俺も武藤敬司の留守番してるからね。留守番中だから、師匠が帰って来るのを待ってるんだよ。その間に俺たちは成長して、弟子の成長を見せなきゃいけないから。巡業だって連戦だって初めてだし、全てが初めてだから。リアルジャパンのままだったら経験できないし。
納谷 あと10月、祖父の地元でもある北海道で試合ができる。初めての北海道なんで、それも2勝しての北海道なんで、勝てば決勝なんで死ぬ気で勝ちに行きます。
岩石&佐藤のコメント
岩石 やっぱり身体の大きさが違うか? 違うよ。でも、気持ち折れてねえからな俺たち。あと一回あるんだよ。鳥取あるんだよな。相手は今のタッグチャンピオンだろう。何がなんでも爪痕残すからな。
佐藤 明日、タッグチャンピオンに絶対負けません。絶対に爪痕残します。そして伊藤さんが怪我して、リザルトも僕たち2人と一さん、あと一人はどうなるかわからないけど、僕ら2人でしっかり盛り上げます。そのためにも僕ら若手がしっかりと爪痕残します。
岩石 明日爪痕残すぞ。そしてリザルト決勝、俺たち2人で行くからな。まだ心は折れてないからな。
- 第五試合
- 「WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2018」公式戦 Aブロック 30分1本勝負
- 14分19秒
- #178
先発は芦野と征矢。さらに羆嵐と稲葉が続けて攻防を繰り広げる。ここは羆嵐がショルダータックルでふっ飛ばすが、すぐさま稲葉がアームドラッグで反撃。エルボーでなぎ倒す。しかし、ロープに飛んだところをセコンドの児玉が足を引っ張って、これを合図に場外戦へ。
羆嵐と征矢がお互いに客席に投げ込んでやり合う中、稲葉は芦野にいたぶられる。さらにEnfants Terriblesはレフェリーの目を盗んで、新井たちがコーナーで稲葉をいたぶる。芦野にエルボースマッシュを食らい、羆嵐にはキャメルクラッチでいためつけられた稲葉。
だが、ショルダータックルで羆嵐をふっ飛ばして征矢にタッチ。征矢は羆嵐をタックルでふっ飛ばし、バックエルボーからブルドッキングヘッドロック。そして芦野も捕まえてまとめてだ。だが、羆嵐もバックフリップでやり返す。
さらに代わった芦野が俵返し、フロントスープレックスだ。征矢もアンクルロックから脱出するとブレーンバスターで反撃。続けてデスバレーボムで追撃だ。そしてワイルドボンバーの体勢に入った征矢。芦野に二度阻止されるが、意地でなぎ倒してみせる。しかし、芦野もすぐさまジャーマンで反撃して、両者痛み分けとなった。
両軍稲葉と羆嵐にタッチ。羆嵐にドロップキックを食らわせた稲葉は卍固めへ。だが、羆嵐も外してアルゼンチンバックブリーカー。ならばと稲葉もこれを逃れてブレーンバスターだ。しかし、コーナーに上ったところを新井にイスをぶつけられてしまう。そこを羆嵐に捕まってアルゼンチンバックブリーカー。これを逃れても、芦野のエルボースマッシュ、羆嵐のセントーンを被弾。続けて、芦野に羆嵐を投下されてしまう。
そして、トドメのダイビングセントーンを被弾した稲葉。だが、これをカウント2で返すと、羆嵐に組みつき、連続で十字架固め(#178)を繰り出す。これでカウント3が入り、稲葉が逆転勝利を収めたのだった。
試合後、納得のいかないEnfants Terriblesは大暴れ。芦野がイスを振るって稲葉と征矢を襲撃すれば、羆嵐はセコンドに就いていた若手の本田を引きずり回してバックステージへと消えていったのだった。
芦野&羆嵐のコメント
芦野 試合に負けても勝負に勝ってんだよ。ペガソも征矢もやってやるよ! タッグリーグなんかクソくらえだよ。やってやるならとことんやってやるよ。やりてえなら俺らにいつでも食ってかかってこい。それがW-1で上がる方法だ。
羆嵐 (本田をイスでいたぶりながら)本田、どっちが勝ったんだよ! 立て、おら!
征矢&稲葉のコメント
征矢 試合が終わってから騒いだって意味ねえんだ。今日は稲葉が勝ったぞ。
稲葉 これで2連勝。征矢さんという心強いパートナーについてもらったんで目指すは優勝。そして征矢さんには大阪で無差別を取ってもらって僕もひとっ飛びにいきたいと思います。
征矢 このタッグリーグは1回負けたら這い上がれない。タッグリーグはタッグリーグ、次の9月29日、大阪、お前がベルトを巻いている期間も短かったな。それと俺が芦野祥太郎からギブアップ取ってやるよ。ラリアットじゃねえ、ギブアップだ。それと! 稲葉! 俺たちタッグリーグも無差別もあるけど、スパイだ、スパイ! W-1に敏感になっているだろう? ということはスパイは必ずいるんだ。心理作戦だ。徹底的に探すぞ! CIMAに関係性のある奴いんだろう? 元は同じ釜の飯食っていた奴いるな? 全部徹底的にやるぞ!
稲葉 未然に防ぎましょう!
- 第六試合
- 「WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2018」公式戦 Aブロック 30分1本勝負
- 15分41秒
- スワンダイブ式フライングフォアアーム→片エビ固め
先発のカズとアンディ、そしてペガソとパンテーラはルチャの素早い動きを披露。しかし、パンテーラがカズとペガソの連携プレーを凌ぐと逆にペガソを捕獲する。そしてアンディとのダブルのドロップキックを発射だ。
さらにアンディはペガソにケブラドーラ・コンヒーロ。続けてロメロスペシャルでいためつけ、パンテーラも低空のドロップキックで追撃だ。エルボーで反撃していくペガソをパンテーラはチョップで黙らせ、低空のドロップキックをヒザに炸裂させる。
代わったアンディもヒザへストンピングを連打だ。この窮地をペガソはセカンドロープの反動を利用したフライングフォアアームで打開。続くカズはメキシカンストレッチでアンディを固めていく。カズのクランチループ、ペガソのレッグロック、さらに再びカズのクランチループ、STFが次々と極まり、アンディの足にダメージが加えられていく。
これを逃れてもペガソのチョップを食らったアンディ。しかし、ペガソがコーナーに上ったタイミングで逆立ち式のヘッドシザーズで投げ飛ばして脱出。代わったパンテーラは素早く動いて、コーナーで背後からペガソに蹴りを食らわせる。
さらに延髄斬りを食らわせたパンテーラ。カズを場外に追いやると、アンディが三角飛び式のプランチャ。そこにペガソがトルニージョ。ならばとパンテーラもトペ・コンヒーロだ。リングに戻ってもアンディとパンテーラの流れ。しかし、カズがカットに入ってアンディと痛み分けで排除する。そして、パンテーラにカズがハンド素プリグ式レッグアリアっと。
このチャンスにペガソはスワンダイブ式のフライングフォアアームを発射。これがパンテーラにズバリと決まり、3カウント! カズ&ペガソ組が2連勝で勝ち点を4にした。
試合後、マイクを持ったカズ。「僕とペガソで突っ走って行きます!」と宣言すると、ペガソも「次、北海道! 征矢&稲葉組に絶対勝って、予選突破して、タッグリーグの頂点に立ちます」と広島のファンに約束したのだった。
アンディ&パンテーラのコメント
パンテーラ (日本語で)アンディ、ゴメン、オレノセイ。
アンディ まあ優勝は遠のいたけど、明日あるし。明日勝ったら実績になるやろう。明日勝って、クルーザーや。
パンテーラ (日本語で)ゴメンナサイ、ゴメンナサイ。ガンバリマス。
カズ&ペガソのコメント
カズ 素晴らしい。頼もしいですね。日々進化しているところが素晴らしいですね。また今日も2人で反省会ですね。いや、発展会か? どこをどうするというか。ドンドン発展していくために、どうしたら進化するのか、2人で。ペガソが最後に言ってましたけど、2人で頂点取ろうと思います。
ペガソ これで勝ち点4。次、北海道で公式戦組まれている。征矢&稲葉組に勝って、勝ち点6で全勝で俺とハヤシさんで頂点に立ちます。