「WRESTLE-1 TOUR 2018 SHINING WINTER」

平成30年12月1日(土)〜平成30年12月26日(水)

201812.1(SAT)

「WRESTLE-1 TOUR 2018 SHINING WINTER」12.1神奈川・横浜ラジアントホール大会
開催日:2018年12月1日
時間:17時30分試合開始/17時開場
場所:神奈川・横浜ラジアントホール
住所:神奈川県横浜市中区長者町5丁目85番地
TEL:045-261-6666
アクセス:
「関内駅」北口より徒歩5分、横浜市営地下鉄「伊勢佐木長者町」3番出口より徒歩1分

第一試合
タッグマッチ 30分1本勝負
    • 三富 政行

    • 馬場 拓海

    • エル・イホ・デル・パンテーラ

  • 9分22秒
  • スペシャルDDT→片エビ固め

 先発は三富とパンテーラ。まずはパンテーラがコルバタで三富を放り投げる。のっけからパンテーラの動きは軽快だ。続く一と馬場はグラウンドの攻防を繰り広げたが、一はラリアットで馬場をなぎ倒す。

 そして三富が顔面踏みつけとモンゴリアンチョップで追撃するとボディブローを連発。続けて小刻みにタッチして馬場をいたぶっていく。さらに一と三富はぎこちないながらもツープラントン攻撃。三富は一をボディスラムで抱え上げて、馬場の身体に投下する。

 しかし、馬場はドロップキックで反撃。続くパンテーラは三富にトペ・スイシーダ、一にはケブラドーラ・コンヒーロだ。馬場とパンテーラはトレイン攻撃で三富を追い詰める。それに対してリングに戻った三富は馬場にマンハッタンドロップ、チンクラッシャー、DDTを連発していく。

 それでも馬場とパンテーラはコンビネーションで流れを変える。一もオーバーヘッドキックを放って粘るが、パンテーラのカウンターのトラースキックが炸裂。最後はスペシャルDDTで3カウントを聞いたのだった。

馬場&パンテーラのコメント
馬場 あいつ、腹パンは反則だろう。でも、あんな反則されても負けずに勝ったよ。これからだよ。ACE、残ったの少ねえよ。俺がこっから頑張って勝っていく。
パンテーラ アリガトウ。

一&三富のコメント
三富 一選手、昔はいろいろあったけど、昨日の敵は今日の友。これからもタッグ組んでくれるかな? 乗り気じゃない? 組んでくれるかな? お昼の番組のあれちょうだいよ。
一 (力ない声で)いいとも。
三富 いいともと言えば新宿アルタ前で収録していた番組がありましたけど、新宿歌舞伎町にまつわるものの会見が来週あるんで、そっちにも出てくれれば。ちょっとスランプだと思うけど、俺の口から期待を……あれ? まあまあまあ……。

第二試合
シングルマッチ 30分1本勝負
    • 羆嵐/Enfants Terribles

    • 本田 竜輝

  • 6分57秒
  • 埼玉に乾杯!→片エビ固め

 まずは羆嵐が本田をヘッドロックでいたぶりショルダーアタック。さらにヒップトスから早くもセントーンを投下だ。さらにショルダースルー、ボディスラムと続けて、本日2発目のセントーンを炸裂させる。

 容赦ない羆嵐はそのまま串刺し式ラリアットからセカンドロープからのダイビングセントーン。だが、本田も意地でキックアウトする。ならばとブレーンバスターを仕掛けた羆嵐。だが、本田は後方に着地すると、バックドロップを放ってみせる。

 さらに本田はエルボーアタックを連発。逆エビ固めに捕らえてギブアップを迫る。しかし、これを脱出した羆嵐はラリアット一発で流れを変えると、最後は埼玉に乾杯!でトドメを刺したのだった。

 試合後、本田の健闘を称えるかと思われた羆嵐だったが、場外に放り投げる。さらに練習生の藤村にリザルトのベルトを持ってこさせると、リングに上げてアイアンクローでいたぶり始めた。そこに佐藤が登場。羆嵐に突っかかっていったが、蹴散らされてしまったのだった。

羆嵐のコメント
「(本田を連れたまま出てきて)本田がんばったよ。デビューして3カ月か? これからもがんばろうな。俺のおもちゃとしてな。あと佐藤、なんだお前? 顔じゃねえんだよ。俺の試合ぶち壊しやがって。ほ〜んだ!(と、言いながら本田を連れて姿を消す)」

第三試合
6人タッグマッチ 30分1本勝負
    • 近藤 修司/TriggeR

    • 土肥 孝司

    • アレハンドロ

    • 河野 真幸/TriggeR

    • 征矢 学

    • 稲葉 大樹

  • 12分6秒
  • ランニングニーアタック→体固め

 今日も試合前から河野に対して異常な闘志を燃やすアレハンドロ。先発を買って出ると、河野に果敢にエルボーで挑んでいく。さらに手四つの攻防を挑むが、身長差がありすぎて届かない。ならばとアレハンドロはコーナーに上がって挑む。ここで河野の手を掴んだアレハンドロは自らジャンプして河野を投げることに成功したのだった。

 続いては近藤と征矢の激突。肉体派同士、真っ向から張り手合戦だ。さらに征矢は稲葉を呼び込み、2人がかりで攻撃。稲葉とのタッグでタッグ王座を狙っているため、ツープラトンで攻撃していく。続く土肥と稲葉の攻防のあとも出てきてツープラトンを仕掛けた征矢だが、いずれも失敗だ。

 土肥は稲葉を捕らえてチョップ。さらに串刺し式ラリアットだ。続いて近藤もアバランシュホールドにランサルセ。だが、稲葉もフライングショルダーアタックでお返しだ。続いて土肥と征矢の攻防。征矢はネックブリーカーからワイルドボンバーへ。しかし、土肥もスパインバスターでお返しをすると、近藤との合体ラリアットを炸裂させる。

 さらに土肥は征矢にパワーボム。だが、征矢もまとめてでお返しをしてみせる。土肥もラリアットで反撃し、ここはアレハンドロにタッチ。征矢も河野にタッチする。アレハンドロは河野にドロップキックを連発してから低空のドロップキック。さらにミサイルキックだ。

 しかし、征矢と稲葉の連係に捕まり反撃もストップ。河野にネックハンギングボムで叩きつけられ、最後はニーアタックを食らって3カウントを奪われたのだった。

近藤&土肥&アレハンドロのコメント
アレハンドロ 諦めてないぞ。小さくても河野、そしてW-1の大きい奴、ヘビー級! 小さくても証明する。絶対に諦めねえ!
近藤 小さな巨人が目を覚ましたか。
土肥 おい、しつこく来んじゃねえ。また実績作って挑戦してこい。
近藤 あと、次は決まってるから。
土肥 決まってんだよ。あと個人的には地元神奈川県だから。年1回のビッグマッチを横浜でやっているっていうことでまだまだ横浜のプロレス熱を上げていきます。

征矢&稲葉&河野のコメント
征矢 俺たちは前回のタッグリーグで負けたかもしれない。でも、負けたからこそ、もう一度、近藤&土肥が持っているタッグのベルトに挑戦させろ! 次の挑戦者いるんだろう? カズ・ハヤシ&ペガソ組? どっちが勝ってもいいよ。稲葉と挑戦させてくれ!
稲葉 何回でも挑戦する!
征矢 しつこいぞ! 今年が終わる前に129回言い続けてやる! お前ら数えろよ! あともう一つ、#STRONGHEARTSのスパイは吉岡という噂があるけど、でたらめだ!
稲葉 違います。事実です。この前、入りました。
征矢 違う! 違う! スパイじゃねえ! トンドコロだ!
稲葉 わかりました。吉岡世起はいつだって協調性がねえんだ。#STRONGHEARTSに入って刺激入れる? 違うだろ。W-1に刺激を入れるんだろ! 協調性がないからNEW ERAの時だって問題起こしただろう!
征矢 だから、違うんだよ! トンドコロなんだよ!
稲葉 スパイは吉岡世起です。
征矢 あれはスパイもどきだ。スパイはトンドコロなんだ!
河野 俺に関してはアレハンドロに狙われてますから。彼の行動はW-1を盛り上げようとしてやっているから、それは評価はします。ただ、なぜ僕なんだと。あいつ自分より背の大きな奴倒すっって言ってたけど、全員だよ。あいつ背の順、一番前なんだから。身長・体重不明って言ってるけど、計測しろって。アレハンドロも研究してきているよね。俺もそう簡単に負けないようにしますよ。征矢もタッグタッグって言ってるから、俺も誰かパートナー見つけて挑戦しようかなって。俺なりにW-1を盛り上げていこうと思います。アレハンドロは俺じゃなくていいんじゃなかって言っといて。

第四試合
シングルマッチ 30分1本勝負
    • 頓所 隼

    • 吉岡 世起

  • 9分23秒
  • 腕持ちバズソーキック→片エビ固め

 #STRONGHEARTSのスパイ疑惑を持たれていたトンドコロとスパイだった吉岡の一騎打ち。トンドコロは果敢にエルボーで攻め込むが、吉岡は容赦なく蹴り込んでいく。ならばとトンドコロは延髄斬り。

 吉岡をダウンさせると、エルボーを連打だ。さらに低空のドロップキックで顔面を打ち抜き、スワンダイブ式のミサイルキックも炸裂させる。だが、吉岡は得意のキックで反撃。ロープ越えのフットスタンプ、ローリングソバット、さらにミドルキック連打で追い込んでいく。

 しかし、トンドコロもスイング式DDTで反撃。カウンターのドロップキックを炸裂させると、ドラゴンスープレックスの体勢に入る。これを逃れた吉岡はトンドコロのスクールボーイにも慌てずファルコンアロー。clock strikesの体勢からヒザ蹴り。さらにトンドコロの腕を掴んだまま肩口を踏みつけると、最後は腕を掴んだままのバズソーキックでトドメを刺したのだった。

トンドコロのコメント
「吉岡……クソッ! W-1裏切って、#STRONGHEARTS入って、俺は許さねえからな! 次の後楽園、マジ、ぶっ潰してやるよ!」

吉岡のコメント
「トンドコロ、あんなに怒っているのは#STRONGHEARTS入りたかったんじゃないの? CIMAさんとのタッグを邪魔したから怒っているんじゃないの? で、今度はアンファンか? 尻軽トンドコロか? トンドコロなんて奴に用はねえよ、俺は。次のアンファンvs#STRONGHEARTS、徹底的に潰してやるよ」

第五試合
タッグマッチ 30分1本勝負
    • カズ・ハヤシ

    • アンディ・ウー

    • 伊藤 崇文

    • 佐山 駿介

  • 14分14秒
  • ファイナルカット→片エビ固め

 先発はカズとパンクラスismの伊藤のベテラン対決。序盤は伊藤が得意のグラウンドでカズを攻め立てる。カズが立ち上がってロープに振ろうとしてもしっかりとロープを掴んで踏ん張る。そして、自ら寝転がって、「来いよ!」とカズをグラウンドに誘い込む。

 そしてヒザ十字固め、スリーパーでいたぶり、ドロップキックも決めてみせた。続いてアンディと佐山の対戦。アンディは軽快な動きで佐山を翻弄し、水面蹴りで倒してみせる。さらにカズも逆片エビ固め。

 アンディも続けて佐山に逆片エビ固めを食らわせ、さらにローリングクレイドルだ。しかし、佐山はレッグラリアットで反撃。代わった伊藤はヒザ蹴り、ミドルキックでアンディをいためつけてからアームロック。さらにカットに入ってきたカズにも足関節を極めてみせる。

 だが、アンディもドラゴンスクリューで反撃。代わったカズは低空のドロップキックで伊藤のヒザを打ち抜き、ドラゴンスクリューだ。しかし、伊藤はこれをかわして逆十字に捕獲する。ここはアンディがカット。続く佐山はPKをカズに炸裂させる。

 カズの反撃もしのいで延髄斬りを決めた佐山はブレーンバスターから腕十字へ。カットに入ったアンディも伊藤がアンクルホールドに捕まえる。そして佐山と伊藤でカズにサンドイッチキックだ。

 しかし、この窮地をしのいだカズはアンディと連続で蹴り上げを佐山に食らわせ、トラースキックで一撃。アンディがプランチャで伊藤を場外に釘付けにしている間にハンドスプリング式エルボーアタックを食らわせると、最後はファイナルカットで3カウントを奪ったのだった。

 試合後、手を差し出したカズに対して、佐山はエルボー。アンディも伊藤と視察戦を繰り広げていたのだった。

カズ&アンディのコメント
カズ せっかくチャンスやったのに佐山。あいつはレスラーとしての分岐点に来てんだ。奴がどうやって切り抜けるか? 佐山、覚えたぞ。
アンディ 今日は怖かったのはパンクラスの伊藤の関節技や。まあストレッチ多めにやって身体柔らかくしたから問題ないやろう。

伊藤&佐山のコメント
佐山 クソ! W-1に最初に参戦した時にカズ選手とタッグを組ませてもらって、いつか違うところで対戦したいと思っていたんですけど、また地元横浜でカズ選手と対戦させてください。
伊藤 関節狙いすぎて。最初に関節技にこだわりすぎて、アンディが飛んでくると警戒していたら意外に来なかった。最初に関節にこだわったのが敗因。カズ選手もキャリアの長い選手なんで、ちゃんとプロレスリングの勝負をしたかったから。相手より劣ってたとは言いたくないけど、横浜でもどこでもいいからやり返したいな。アンディ、おもしろいからやってみたい。

第六試合
6人タッグマッチ 30分1本勝負
    • 芦野 祥太郎/Enfants Terribles

    • 児玉 裕輔/Enfants Terribles

    • 新井 健一郎/Enfants Terribles

    • 黒潮“イケメン”二郎

    • 佐藤 嗣崇

    • ペガソ・イルミナル

  • 14分5秒
  • ファイヤーバードスプラッシュ→片エビ固め

 先発はイケメンと児玉でスタート。イケメンは児玉に髪の毛を捕まれ、さらに両足を抱えて持ち上げられながらポーズを連発。結局顔面を叩きつけられてしまう。続いては佐藤が登場して新井と対峙。だが、セコンドの羆嵐に気を取られ、場外で鉄柱に叩きつけられてしまう。

 それでもリングに戻るとボディスラム。そしてペガソにタッチだ。このペガソが捕まってしまう。Enfants Terriblesは代わる代わるペガソをいたぶっていく。ローンバトルからなかなか逃げられないペガソは芦野に俵返しで投げられ、マフラーホールドでいためつけられる。

 しかし、ジャーマンを着地してドロップキックを顔面に食らわせてイケメンにタッチ。イケメンはジャケットパンチを芦野に連発すると、ショルダースルーで芦野、児玉、新井を次々と投げ捨てる。だが、芦野もアンクルロックで反撃。エルボースマッシュアタックを食らわせて児玉にタッチだ。

 その児玉をカウンターのキックで倒したイケメンは佐藤と合体フラップジャック。だが、芦野が入ってきて佐藤にジャーマンだ。ならばとイケメンが芦野にトラースキック。児玉も入ってきて、イケメンにドロップキックを炸裂させる。ここで両軍、ペガソと新井にタッチ。ペガソはエルボーを連発して新井を追い込んでいく。

 しかし、ロープに走ったところを児玉に足を引っ張られる。ここで芦野、新井も入ってくるが、イケメンと佐藤が排除。ペガソもトルニージョで追撃すると、リングに一人残った新井にスワンダイブ式のフライングフォアアーム。さらに佐藤がストレッチ式のアバランシュホールドを食らわせたところにファイヤーバードスプラッシュを投下して、勝利を飾ったのだった。

 試合後、佐藤と羆嵐が乱闘を展開。さすがのイケメンも「裏でやれ」と言うほどしつこく乱闘していた。その後、イケメンとペガソはリングに戻り、興行を締めくくったのだった。

羆嵐のコメント
「おいなんで絡んできた? 岩石の敵討ちか? 弱いんだよ。顔じゃねえよ。リザルト拾ってきて土下座して挑戦させてくれって言ってみろ!」
※ここで佐藤が登場。羆嵐に殴りかかるが返り討ちに遭い、イスでいたぶられてしまう。

佐藤&ペガソのコメント
佐藤 ああやって千葉で岩石さんが羆嵐にベルト取られて、リザルトの決定トーナメントを若手4人が決起してやって来て、タナカさんが取って、大事なベルトをゴミ箱に捨てたり、投げたり、あんなベルトにしたくない。タナカさんもリマッチしたいってアピールしてたけど、今怪我で欠場してしまいました。ここで挑戦するのは俺しかいないでしょう。場所は早く、次の大分でやりたいです。会社に話して、僕の地元で初めてのタイトル挑戦で必ず取ります。取った暁には大日本、ZERO1など出た団体があります。そこの若手と価値をドンドン上げていきます。
ペガソ 次のタッグタイトル、後楽園はファイヤーバードスプラッシュで勝ちます。

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