- 第一試合
- シングルマッチ 30分1本勝負
- 9分4秒
- トラースキック→片エビ固め
まずはトンドコロが本田の腕を取っていくが、本田もヘッドロックでお返し。そしてショルダータックルで一撃かます。しかし、トンドコロはヒップトスで投げ捨て、背中にドロップキックだ。だが、本田もトンドコロのチョップに対して、エルボーで反撃すると、ショルダータックルでもう一度ふっ飛ばしてから逆エビ固めだ。
ここを逃げられるとバックエルボーをかました本田。しかし、トンドコロはコーナーに振られたところをカウンターでミサイルキック。さらに顔面に低空ドロップキックを食らわすと、DDTで追撃だ。
さらにトンドコロはヘッドロック、フロントネックロックで攻め立てるが、本田はブレーンバスターで反撃。もう一度逆エビ固めを仕掛ける。しかし、これを脱出したトンドコロは延髄斬り、ドロップキックで反撃。最後はトラースキック一発でトドメを刺した。
トンドコロのコメント
「26日、#STRONGHEARTS、そしてCIMA。必ず俺がぶっ潰す」
- 第二試合
- シングルマッチ 30分1本勝負
- 6分9秒
- Extinguidor(エクスティンギドール)
一はパンテーラのルチャの動きにも対応。コルバタで先制だ。しかし、パンテーラはすぐに逆襲。ロープを飛んでドロップキックを食らわすと変形のサーフボードストレッチでいためつけていく。
だが、これを逃れるとジャンピングラリアットで反撃。エルバーアタックで殴り倒し、ドロップキックにブレーンバスターで反撃してみせた。だが、パンテーラはトラースキックで動きを止めるとジャーマンスープレックス。さらにスワントーンボムを投下する。
しかし、一は両腕を広げて気力で立ち上がってくる。そしてもう一度逆エビ固めを狙う。だが、パンテーラはあざ笑うように身体をひねって前方回転エビ固めでくるり。あっさりと3カウントを奪ったのだった。
一のコメント
「パンテーラさんが一度メキシコに帰るということでシングルマッチができてよかったです。次に来るのは『CRUISER FES』らしいので、僕がエントリーされるかわからないですけど、またシングルマッチできたら光栄です。ありがとうございました」
パンテーラのコメント
「(日本語で)後楽園で4年ぶりアンディとシングルマッチで超嬉しいですね。やっぱりアンディ、いい選手。ルチャ・リブレできる。メキシコスタイルだから。日本だけど、元々ルチャっぽい。次の後楽園の大会、シングルマッチ。ベストフレンドだけど、リングでは友達じゃない。ライバル。だから、多分ファンはその試合を見たい。ラストマッチということで、メキシコ帰っても皆さん、本当にありがとうございます。俺はメキシコ人だけど、心は日本人です」
- 第三試合
- タッグマッチ 30分1本勝負
- 8分36秒
- ランニングニーアタック→片エビ固め
今日も河野に突っかかるアレハンドロ。コーナーを利用して河野を投げるとすかさずロープに飛ぶが、待っていたのは馬之助の竹刀。たちまち両陣営、場外乱闘を開始だ。河野にいたぶられ、カウント19ギリギリで戻ってきたアレハンドロ。
リングに戻ってきても馬之助のモンゴリアンチョップや河野のボディスラムでいためつけられる。しかし、コーナーでミサイルキックを放ってようやく脱出。A-jiにタッチだ。A-jiは得意のキックで馬之助、河野を蹴散らす。
だが、馬之助の河津落としを食らいたまらずアレハンドロにタッチ。アレハンドロはドロップキックを連発し、低空ドロップキックでヒザを打ち抜く。河野のチョークスラムに捕まりかけても、切り返してバックスライドへ。
だが、河野はこれを外して、エプロンにいた馬之助に投げる。待っていたのは馬之助の竹刀。頭に一撃食らったアレハンドロに河野はランニングニーを炸裂させて、今日も3カウントを奪ったのだった。
河野&馬之助のコメント
河野 いいっすね。
馬之助 いい感じですね。アレハンドロ? ふざけやがって。最低だなあいつは。こんぐらいしかない。
河野 竹刀にビビってるんですよ。マスクと金髪なら金髪のほうが強いんだよ。
アレハンドロ
「おい、今日は納得いってねえぞ。反則だろ? 馬之助。河野も棒を持ってこないとアレハンドロに勝てないのか? 正々堂々とやれば絶対に河野を倒せる。絶対に河野を倒す」
- 第四試合
- 6人タッグマッチ 30分1本勝負
- 13分37秒
- ファイナルカット→片エビ固め
先発の佐藤とMAZADAに続いて、タイトルマッチを控える近藤とペガソが対峙。両者腕の取り合いをしたのち、ペガソはドロップキックで反撃。ならばと近藤はパワーでペガソをねじ伏せる。続く土肥はコーナーでストンピングを連打。
これに佐藤も続いてエルボードロップを打ち込むと、代わった近藤は前蹴りで顔面を蹴飛ばし、ランサルセを炸裂させる。そして再び土肥の登場。ペガソもチョップで反撃するが、土肥は逆水平チョップでねじ伏せる。
しかし、コーナーで体勢を入れかえてスワンダイブで飛ぼうとしたところを近藤に叩き落とされる。そして、土肥のパワースラムの餌食になったペガソ。その後、ようやくカズにタッチ。怒りのカズはチョップを土肥に連打し、ライオンサルトを発射する。
だが、コーナーでのコンプリートショットを防御されると、飛んだところを土肥にキャッチされてアバランシュホールドを被弾。土肥と近藤は合体ラリアットでMAZADAを排除し、カズには土肥がスパインバスターだ。
しかし、佐藤がカズを仕留めきれない。MAZADAがタイミングよく入ってきて、佐藤にラリアット。さらにペガソがトルニージョで場外に土肥と近藤を引きつけている間に、ハンドスプリング式レッグラリアットを発射。最後はファイナルカットで3カウントを奪ったのだった。
試合後、カズは土肥に一撃食らわせて両者乱闘。近藤とペガソが止めたが、タイトルマッチに向けて両陣営に火がついているようだ。
カズ&ペガソのコメント
カズ ふざけんな! まあ今日はペガソのアシストもあって勝ててよかったです。順調だね。なんかペガソが悩んでるって言ってるけど、それは関係ない。(眉間を指差し)ここだ! ここ! ここに気を溜めて、集中して。そうすれば、怖いもんなんて何もない。それだけのことやってるんだから。
ペガソ 今日は勝ったけど、俺が取ったわけでもないし、パートナーのハヤシさんが取ってくれたのは心強いと思うけど、やっぱりスワンダイブが全然成功しない。自分でもわからないし、九州3連戦、明日最終日……。後楽園でもわかんねえなぁ……。
近藤&土肥のコメント
近藤 やられたね。でも、ペガソの心は折れたまま。今日もスワンダイブ失敗。本番まで大丈夫? 昨日も言ったけど、タイトルマッチやめるんなら今のうちだ。
土肥 違うパートナー連れてこい。でも、試合終わってから手を出してんじゃねえぞ。終わってから出しやがって、許さねえぞ。前哨戦、あと一個だろ? タイトルマッチ前に2人ともポキっとやってやるよ。
近藤 心ごと折ってやる。
- 第五試合
- シングルマッチ 30分1本勝負
- 12分7秒
- S・K→エビ固め
地元・熊本市出身の吉岡が#STRONGHEARTSとして熊本初見参。アンディとのシングルマッチに挑む。まずは両者スピーディーな攻防、さらにグラウンドと互角に繰り広げる。だが、吉岡が得意のキックを繰り出して優勢に。アンディの背中にサッカーボールキックを炸裂させていく。
しかし、アンディもエルボーで反撃。それを吉岡はミドルキックで蹴り返していく。だが、アンディもコルバタで吉岡を投げ飛ばすと、場外に逃げたところに三角飛び式のプランチャを発射を炸裂させる。
リングに戻ってもアンディは前方回転エビ固めからローリングクレイドル。そんなアンディに再びキックを食らわせて、吉岡が反撃。シザースキックを食らわせ、ライオンサルトを発射。さらにキック攻撃でいためつけていく。
そして、足をクロスしてのキャメルクラッチに捕まえた吉岡。さらに腕を取って背中を踏みつけていく。アンディも吉岡の蹴り技をかわしていくがトラースキックを被弾。吉岡はファルコンアローでマットに串刺しにし、コーナーへ。
しかし、アンディはこれを逆立ち式のヘッドシザースで阻止。珍しいドラゴンスープレックスを放ち、バズソーキック。そして、トドメの飛鴻の体勢に入った。だが、吉岡はこれを逃れると、バックを奪われたところを急所蹴り! 最後はS・Kで3カウントを奪ったのだった。
吉岡のコメント
「アンディ・ウー、スピードえげつねえな。でも、負けねえよ。なぜかわかるか? 俺は強い心を持っているから。#STRONGHEARTSだから。そして、ここ熊本は俺の地元だからよ。お前に花を譲るわけにはいかないんだよ」
アンディのコメント
「あいつの地元・熊本で恥かかせてやろうと思ったんだけど、逆に口も流血させられたし、恥かかされましたね。まあ、100倍返しで。必ず100倍返し」
- 第六試合
- 6人タッグマッチ 30分1本勝負
- 18分32秒
- イケメンスラッシュ→片エビ固め
先発は芦野とイケメン。芦野がサーフボードストレッチに捕獲するが、これを逃れたイケメンはいきなりイケメンスラッシュ。芦野もこれをかわして、ここは痛み分けだ。続いては羆嵐と征矢の攻防。両者、タックル、チョップ、エルボーでぶつかり合っていく。
そして、いよいよ地元熊本県山鹿市出身の稲葉が登場。稲葉は児玉にジャンピングショルダータックル。力強い技を地元のファンに見せつけた。さらに児玉に顔面ウォッシュを連発。しかし、ブレーンバスターを狙ったところを児玉に指を噛みつかれて形勢逆転。
Enfants Terriblesは場外戦に持ち込む。芦野は試合前に稲葉に贈られた花束でイケメンを攻撃。さらに場外マットでイケメンを丸め、身動き取れない状態から踏みつけていく。リングに戻れば、稲葉が集中攻撃を食らってしまう。
羆嵐に串刺し式ラリアットを食らい、セカンドロープからのセントーンも被弾した稲葉。だが、羆嵐のブレーンバスターを後方に着地して阻止。逆にブレーンバスターで投げ返して征矢にタッチだ。征矢はスピアーで羆嵐をふっ飛ばし、バックエルボー、ブルドキングヘッドロックを連続して放つ。児玉が出てくればまとめてだ。
だが、羆嵐はデスバレーボムを阻止してバックフリップ。さらにセントーンで追撃だ。代わった芦野も俵返し、エルボースマッシュアタックを食らわせる。しかし、征矢はジャンピングラリアットでお返ししてイケメンにタッチ。そのイケメンが捕まってしまう。
ロープに飛んだところを羆嵐に足を引っ張られ、芦野と羆嵐に捕まったところを児玉にトラースキックで蹴り飛ばされる。乱戦となる中、児玉にリバースDDTを食らったイケメン。そして、児玉はコーナーへと上がる。しかし、これを稲葉がカット。
稲葉は襲いかかってきた芦野と羆嵐を同士討ちにし、芦野を場外へと放り投げる。そこに征矢が入ってきて、羆嵐にデスバレーボム。孤立した児玉にイケメンがランニングニーからイケメン落とし。最後はイケメンスラッシュでトドメを刺し、地元凱旋の稲葉に勝利をもたらした。
試合後、マイクを握ったイケメンは「イケメンスラッシュが初めて決まったぞ!」と絶叫。そして稲葉にマイクを渡す。稲葉は「九州来ること少ないんですけど、また来れるようにがんばります!」と熊本で興行を行うことを誓って締めくくった。
芦野&羆嵐&児玉のコメント
芦野 イケメンスラッシュ、まともに当たったらやばいですね。まあまあ俺の目の前に足を出すということはどういうことか? 俺には通用しねえ。あとEnfants Terriblesは地元の選手に対応するユニットじゃねえんだよ。昨日は佐藤と一で今日は稲葉か? ヒーロショー要員じゃねえんだ。#STRONGHEARTS潰すのが仕事なんだよ。後楽園はこうはいかねえ。明日の鹿児島も3人できっちり組むから、そこできっちり勝って潰すよ。
羆嵐 圧倒的勝利。明日は佐藤か。もう一度殺してやる。
芦野 パーマにして何がしてえんだ? 一も。こだわるのは髪型じゃねえだろう。もっと自分を見ろ。
羆嵐 チャラチャラしてんじゃねえぞ!
芦野 馬刺し食いに行くぞ!
征矢&稲葉&イケメンのコメント
イケメン イケメンスラッシュ当たったよ! 今日の一撃でかなり自信戻ってきましたね。俺が引っ張って、個人的に引っかかっている#STRONGHEARTS、やってやります。フィニッシュ!
征矢 稲葉の地元・熊本でイケメンが勝ちましたけど、勝利することができた。今日はいい大会だったと思いますがしかし! #STRONGHEARTSのスパイがまだ見つからない!
稲葉 征矢さん、スパイは見つかっていますよ。吉岡世起です。地元・熊本になかなか帰ってこられなかったんですけど、年に2回3帰ってきて、地元で勝てるようにがんばっていきたいと思います。
征矢 違う違う! スパイはトンドコロだって。あいつ勘違いしてるよ。吉岡世起なわけないだろう。スパイはトンドコロですよ、絶対!