- 第一試合
- シングルマッチ 30分1本勝負
- 4分46秒
- 逆エビ固め
試合開始早々、本田がエルボーで攻め込み、ボディスラムも食らわせる。しかし、一はドロップキックで反撃。ヒップトスで投げてから逆エビ固めでじっくりといたぶっていく。
だが、本田もカウンターのボディスラムで反撃開始。串刺し式エルボーアタック、さらにランニングエルボーアタックで一に攻め込んでいく。そして逆エビ固めに捕獲。先程のお返しとばかりに締め上げていく。
しかし、一はロープエスケープ。そしてジャーマンの体勢に捕まったところで、オーバーヘッドキックを食らわせる。最後は逆エビ固めで本田をガッチリと固めて、ギブアップを奪った。
本田のコメント
「デビューして3カ月、何も変わってない自分が悔しいです。何か爪痕を残さないと行けないと思っています。次は爪痕を残せるようにがんばります」
- 第二試合
- シングルマッチ 30分1本勝負
- 7分24秒
- ドラゴンスープレックスホールド
序盤は両者素早い攻防を展開するが、先手を奪ったのはアレハンドロ。場外に逃げたトンドコロが戻ってくるところを低空のドロップキックで迎撃。さらに後頭部にドロップキックを食らわせてから、キャメルクラッチで固めていく。
一方のトンドコロもミサイルキックで反撃。串刺し式ドロップキックを顔面に食らわせてからミサイルキックで追撃だ。しかし、アレハンドロも譲らない。コルバタで展開を変えると、場外に逃げたトンドコロにトペ・コンヒーロを発射。さらにミサイルキック、リバースDDTで追撃だ。
そしてESO ES TODOの体勢に入ったアレハンドロ。トンドコロはこれを逃れると、ドロップキック。最後はドラゴンスープレックスで3カウントを奪い、勝利をあげたのだった。
トンドコロのコメント
「トンドコロって名前が変わって初勝利。今月の後楽園ホールはCIMA選手と組むってことになっているけど、別に組むからと言って俺は#STRONGHEARTSではない。W-1代表として組む。それとW-1にスパイがいるいない言っているけど、W-1にスパイはいない」
アレハンドロのコメント
「トンドコロ隼、アレハンドロより年齢は下ですか? キャリアは僕のほうが上だけど、今日は負けてただただ悔しいです。これでは終わらないです。クルーザーの頂点を掴むためにいろいろ考えていきます」
- 第三試合
- タッグマッチ 30分1本勝負
- 11分47秒
- 極反り卍固め
序盤から一進一退の攻防を繰り広げる両チーム。佐藤が稲葉にタックル合戦で競り勝てば、稲葉は河野を捕獲。変わった岩石がフロントネックロックで絞め上げる。ならばと河野もアームロックに切り返して譲らない。
しかし、岩石は得意のグラウンドの技術で佐藤を捕獲。続く稲葉も腕を取って佐藤をいたぶっていく。佐藤はこれを強引にエルボーで脱出。河野とダブルビッグブーツ、ダブルブレーンバスターを稲葉に決めていく。
だが、稲葉はショルダータックルで反撃。変わった岩石は河野にバックドロップ。さらに佐藤を捕まえて岩石ロックだ。稲葉も河野に卍固めを極める。しかし、これをロープエスケープした佐藤はエルボーで反撃して、岩石にブレーンバスターだ。
だが、変わった稲葉が佐藤を逃さない。岩石とのトレイン攻撃からブルーサンダーだ。佐藤も反撃してくるが、稲葉は頭突きと延髄斬りで遮断。ノーザンライトボムを炸裂させ、最後は極反り卍固めでトドメを刺したのだった。
佐藤のコメント
「今日も最後、卍で稲葉さんに負けてしまって、岩石がああいうことをしてきたけど、俺はベルトの前にやることもあるし、先月の後楽園、丸藤選手とやって、今月はイケメン選手の復帰戦でシングルマッチ。どう考えても勝てないって思われているかもしれないけど、それを覆す。明日の千葉でのリザルト、どっちが勝つかわからないけど、与えられた環境をこなして次のステップに進んでいきます」
岩石のコメント
「次、防衛する、羆嵐相手に。そして、その次の防衛戦、逆指名する。佐藤嗣崇、お前だよ! 欲しいんだろ? このベルトが! 今の状況に俺はぶら下がんねえからな。周りがどう思おうが、会社がどう思うが、俺は自分の道を行くからな。その気持ちは変わってない。羆嵐から絶対ギブアップを奪う。あいつの口から参ったって言わせてやるよ」
- 第四試合
- タッグマッチ 30分1本勝負
- 12分2秒
- ワイルドボンバー→片エビ固め
先発の征矢と土肥は力のこもった攻防を展開。続くペガソとパンテーラはスピーディーな攻防だ。これが復帰戦のペガソはコルバタ、ドロップキックを炸裂させるなど動きは絶好調。しかし、土肥が逆水平チョップを食らわせて動きを止める。
土肥とパンテーラはペガソを捕獲して、順番にいたぶっていく。土肥の逆水平チョップ、パンテーラの延髄斬り、さらに土肥のスパインバスターも炸裂し、ペガソのピンチが続く。しかし、セカンドロープの反動を利用した得意のフライングフォアアームで状況を打開。征矢にタッチだ。
変わった征矢は土肥に串刺し式エルボーからブルドッキングヘッドロック。そしてサソリ固めに土肥を捕獲する。だが、続くブレーンバスター合戦に競り負け、一転ピンチに陥る。土肥とパンテーラのコンビネーションに苦しめられた征矢。
だが、ペガソがカット。ペガソはトペ・スイシーダで飛んで土肥を場外に釘付けにする。その間に征矢はワイルドボンバーを発射。2発目はかわされたが、続いて突っ込んできたパンテーラを捕獲。デスバレーボムで叩きつける。最後はワイルドボンバーを正面から炸裂させ、パンテーラから3カウントを奪ったのだった。
征矢&ペガソのコメント
征矢 ペガソ、欠場してましたけど、復帰して気持ちも新たにがんばってくれると思います。
ペガソ 首の怪我をしてしまい、皆さんにご心配をおかけしました。でも、帰ってきたからにはまたゼロから無差別のベルトを狙ってやっていきます。そして次の後楽園、トンドコロ選手とCIMA選手と闘いますが、自分は初めて#STRONGHEARTSの選手と闘うんですけど、メキシコにいた時にCIMA選手とお会いしたことがあるんですが、試合はしたことがないので楽しみです。
土肥のコメント
「絶好調だな。それ以外ない。タッグ、挑戦したい奴がいれば来ればいいし、俺らがやりたい奴がいたら逆指名するから。絶好調だ」
- 第五試合
- 8人タッグマッチ 30分1本勝負
- 17分12秒
- フィッシャーマンズバスター→片エビ固め
土方がコールを受けると同時にEnfants Terriblesが急襲! 場外乱闘から試合はスタートだ。両チーム場外で大暴れしている間、アンディと児玉がリング上で攻防。エルボー合戦からアンディがドロップキックを食らわせてみせる。
カズも新井にボーアンドアローでいたぶる。そして、狭山市議会議員と紹介された土方がリングイン。キックを連発していく。しかし、すぐにEnfants Terriblesが総掛かりでカット。児玉にキックで反撃しても、代わった羆嵐からはセントーンを被弾。さらに場外に落とされて芦野にいたぶられてしまう。
さらにリングに戻っても芦野の逆片エビ固めでいためつけられ、反撃の糸口が見えない。しかし、羆嵐にキックを連発。そして羆嵐のブレーンバスターを切り返し、逆に巨体を投げ飛ばしてカズにタッチだ。
カズは羆嵐にラリアットでなぎ倒されたものの、ハンドスプリング式レッグラリアットを児玉に炸裂させる。そして代わったアンディが芦野と児玉をダブルドロップキックでふっ飛ばす。さらにアンディは新井も逆立ち式のヘッドシザーズで投げて、土方にタッチ。
土方はPKで新井を蹴り飛ばしたものの、すぐにEnfants Terriblesが介入してくる。またも総出でいためつけられてしまった土方。しかし、カウンターのジャンピングハイキックを新井に食らわせると、すぐさまアンディがミサイルキックでアシスト。カズがチンクラッシャーを食らわせ、そこに近藤がキングコングラリアットだ。
チャンスを掴んだ土方はランニングジャンピングハイキック。最後は必殺のフィッシャーマンズバスターで新井から3カウントを奪った。
試合後、狭山の子供たちをリングに上げた土方。そして、子供たちに「ズルをするな。言い訳をするな。人のせいにするな。そして最後に諦めるな」とメッセージを送り、狭山大会を締めくくったのだった。
芦野&児玉&羆嵐&新井のコメント
芦野 これは前哨戦ですから。
児玉 アンディ……。
芦野 やっと名前覚えましたね。
児玉 サモ・ハンじゃなくてアンディさんだから。明日、千葉、もうちょっと見せるかな。前哨戦としてもうちょっと見せておかないといけないと思うので。
芦野 #STRONGHEARTSはCIMA。それだけ。帰りましょう。
新井 46歳、がんばってるだろう? 狭山の市議会議員に負けてられねえよ。
羆嵐 どうしよう、明日……。試合したくないんですけど、どうしよう……。格が俺より10個ぐらい下。本当にやりたくない。
土方&カズ&アンディのコメント
土方 また狭山でやる日を楽しみにしているので、よろしくお願いします。
カズ 先生の熱い魂を持った試合と興行を目指してがんばっていきますのでよろしくお願いします。アンディ 児玉、よそ見しすぎとちゃうか? 明日もこれやったらまた直接取ったるからな。
イケメンのコメント
「11月23日、イケメン、カムバック! 新必殺技、イケメンスラッシュで! 新必殺技、イケメンスラッシュで! 華麗にカムバックします。みんな見に来てね」