- 第一試合
- シングルマッチ 30分1本勝負 ※変更カード
- 7分44秒
- PK→片エビ固め
まずは佐山がキックで先制。ボディスラムで叩きつけて背中にダメージを与えていく。さらに佐山は馬場をロープに振るとバックエルボーで追撃。そしてグラウンドに持ち込み腕ひしぎを仕掛けていく。
これを逃れても佐山は蹴りの連打から脇固め。しかし、馬場もドロップキックから反撃開始。得意のミサイルキックも決めると、佐山のレッグラリアット、バックドロップをしのいで変形の袈裟固めだ。
しかし、佐山はこれを脱出するとブレーンバスター。最後はPKでトドメを刺したのだった。
佐山のコメント
「今日は馬場選手との2回目の対戦でしっかり勝つことができました。もっとW-1のリングでいろんな人と対戦して経験を積ませていただきたいです。もっと呼んでください。よろしくお願いします」
馬場のコメント
「俺はW-1じゃなくてACEの選手なんで、なかなか呼ばれない中で数少ないチャンスを掴んでいきたいと思っていたんで、次もう一回やる時は僕が勝つんでよろしくお願いします」
- 第二試合
- シングルマッチ 30分1本勝負
- 9分22秒
- FUMIE→片エビ固め
最初の素早いロープワークからの攻防でエルボーで吉岡を倒した一だったが、すぐに吉岡が得意のキック攻撃で反撃してくる。さらにキャメルクラッチでいたぶり、一の反撃を断ち切るとロープを越えてのフットスタンプ、クロスフェースだ。
一方的にやられていた一だったが、吉岡のブレーンバスターを阻止するとエルボーで殴り倒し、延髄斬り、さらにブレーンバスター、串刺し式ドロップキックを決める。そして蹴りをかわして、コンプリートショットを決めた一。
だが、吉岡は得意の蹴りで反撃。シザーズキックを炸裂させると、みちのくドライバーでマットに串刺し。clock strikesから一をサーフボードストレッチに極めると、背中から踏みつけて(FUMIE)3カウントを奪ったのだった。
一のコメント
「スパイとか#STRONGHEARTSとか関係ないね。どうでもいい。ただ、この一個一個の負けを自分でどうにかするか。スパイとかどうでもいい」
吉岡のコメント
「俺から言えるのはNot enough。全然足りねえんだよ。2月、俺は3つのタイトルを取らなきゃいけないからよ。DDTのタッグ、クルーザー、世界ジュニア、3つ取って、俺が刺激的にこの業界でのしあがっていってやるから」
- 第三試合
- 6人タッグマッチ 30分1本勝負
- 13分58秒
- シャイニングウィザード→片エビ固め
今宵も河野に対していきり立つアレハンドロだが、稲葉vsアンディ、征矢vsペガソと展開されてなかなか出番が回ってこない。しかし、河野が出てきて征矢をコーナーに押し込むと、待ってましたとばかりに登場。無謀にもロックアップを挑んでいく。
しかし、三角飛び式のプランチャを決めると、続けてトペ・コンヒーロ。さらに征矢に「飛べ!」と促す。戸惑う征矢だったが思いっきり助走をつけてスレッジハンマーをゆっくりと投下。そして、河野を連れて会場の脇を流れる川へと向かう。
暗がりの中、両軍入り乱れて川の付近で乱闘となったが、なぜか川に落ちたのは神林レフェリー。ずぶ濡れになりながら、「おまえら反則負けにするぞ!」と激怒だ。
なんとかリングに戻ると征矢がアンディにブレーンバスターで投げられる。しかし、代わった稲葉がやはり代わったペガソに顔面ウォッシュだ。ペガソもローリングソバット、フェイスクラッシャーで反撃。ならばと稲葉もブルーサンダーだ。
そして、再びアレハンドロと河野の攻防へ。アレハンドロはチンクラッシャーからセカンドロープからのドロップキックを炸裂させる。さらに征矢と稲葉がラリアットと延髄斬りの合体攻撃を決めると、アレハンドロがスワンダイブ式ボディプレスを投下だ。
だが、アレハンドロがコーナーに上がったところをアンディが逆立ち式のヘッドシザーズホイップでカット。続けて河野がランニングニーを炸裂させる。さらに河野はネックハンギングボムを決めると、アンディ、ペガソが場外に飛んで征矢と稲葉を釘付けにする。
そしてリング上で孤立したアレハンドロめがけて、リングに戻ってきたアンディ、ペガソが続けざまにシャイニングウィザードを発射。最後は河野がやはりシャイニングウィザードを炸裂させてアレハンドロから3カウントを奪ったのだった。
征矢のコメント
征矢 おい、電気がないぞ! レフェリー、暗いのを見えるようにしとけ!
※神林レフェリー登場
神林 おい、ふざけんな! 何年プロレスやってんだ!
征矢 11年だ! お前、いつもレフェリング、見て見ぬふりしてるだろう! ただ、神林、結婚おめでとう。
アレハンドロのコメント
「この間の後楽園、羆嵐をしっかり取ったぞ! 河野、次はお前の挑戦を受ける。アレハンドロがお前の相手をしてやる。いつでもかかってこい! ソイ・アレハンドロ!」
- 第四試合
- タッグマッチ 30分1本勝負
- 14分28秒
- P.P.P→片エビ固め
地元・ちがさきプロレスの戸田秀雄が登場。三富とのタッグでカズ&本田とのタッグマッチに挑む。先発の三富とカズがやり合ったあと、戸田と本田の攻防。本田は戸田とグラウンドで渡り合ったものの、ショルダータックルでふっ飛ばされる。
さらに三富に両足で首を捻られた本田。しかし、挽回するとカズがトペ・アトミコを投下。さらにカズは弓矢固めで三富をいたぶっていく。続く本田もブレーンバスターから逆エビ固めだ。これを逃げられてもボディスラムで追い打ちする本田。
続いて代わったカズが逆水平チョップでお仕置きだ。しかし、三富も強引にカズを持ち上げてボディスラムで反撃。そして本田との合体攻撃を阻止して、ラリアットを炸裂させる。代わった戸田はカズにニーリフトからPKを決める。
だが、カズはカウンターの延髄斬り、さらにコーナーでのコンプリートショットを決めると、続く本田も逆エビ固めだ。戸田もチョップで反撃。チョップを打ち返してくる本田をエルボーで殴り倒すと、三富が入ってきてバックエルボーからのフットスタンプ。そして、戸田と連係攻撃を決める。
しかし、カズが入ってきて三富にハンドスプリング式レッグラリアット。本田もジャーマンを炸裂させる。だが、三富はトラースキックで反撃を遮断。三富のPK、戸田のパイルドライバーが炸裂し、最後は三富がP.P.P(リストクラッチ式ノーザンライトボム)で本田から3カウントを奪ったのだった。
三富&戸田のコメント
三富 今日はありがとうございました。ピンチに戸田さんが駆けつけてくれて。この間、ちがさきプロレスに参戦したんですけど、毎回超満員。熱量が凄いんですよ。その茅ヶ崎の風、湘南の風を持ってきてくれた。あリがとうございます。
戸田 小田原も近いからプロレスで盛り上げようよ。
三富 ちがさきプロレスヘビー級のベルト、Enfants Terriblesの新井健一郎が持っているから取り返しに来てくれてもいいんで。
戸田 いいの?
三富 これからもちがさきプロレスと二人三脚で盛り上げいきましょう。
カズ&本田のコメント
カズ W-1という名前だけど、Wがついた名前だけど、日本全国でいろいろな人に、いろいろな選手にチャンスを与えて、いろんなプロレスを知って、メイドインジャパンのプロレスをウチらが推していきます。
本田 今日は相手が2人とも他団体の選手だったんですけど、何もできなかった自分が悔しいです。しっかり今できることを一つずつ丁寧にやって、次は勝ちにいきたいと思います。
- 第五試合
- 6人タッグマッチ 30分1本勝負
- 21分52秒
- アンクルロック
2.13後楽園大会で#STRONGHEARTSとの対抗戦に挑む近藤、イケメン、トンドコロが集結。セコンドにはやはりその試合で復帰戦を行う立花の姿もある。リングアナがコールしていると同時にEnfants Terriblesが突っかけて試合開始。まずは場外乱闘だ。
リングに戻るとトンドコロが児玉に攻められているが、コーナーで体勢を入れかえて反撃。ドロップキックを決めてみせる。しかし、続く近藤に対して羆嵐がアイアンクローで圧倒する。そして、芦野とイケメンが対峙。
グラウンドの攻防を芦野と展開したイケメンだったが、サーフボードストレッチに捕まり苦戦。しかし、続くトンドコロが芦野にドロップキックを連発だ。ならばと芦野はショルダースルーでトンドコロを高々と投げて反撃。
これでトンドコロを捕獲すると続く羆嵐がショルダータックル。ここはイケメンと近藤がカットに入るものの、レフェリーの隙きを突いて芦野が急所にヒザを一撃だ。悶絶するトンドコロだったが、イケメンたちからの声援に応えてエルボーで反撃。しかし、児玉がセントーン・アトミコで黙らせると、続く芦野は踏みつけ攻撃だ。
さらに羆嵐がセントーン、児玉も逆エビ固めを仕掛けてトンドコロを逃さない。しかし、トンドコロは気力で立ち上がるとエルボーで反撃。ようやく近藤にタッチだ。代わった近藤は羆嵐と児玉をまとめてふっ飛ばすと、児玉にはランサルセ。
しかし、児玉の反撃から羆嵐のセントーンを被弾。さらに串刺し式ラリアットを見舞っていく。しかし、続くセントーンを自爆させるとイケメンにタッチ。イケメンはラ・ケブラーダ、スワンダイブ式のフットスタンプを繰り出す。
だが、ダイビングボディアタックを羆嵐にキャッチされてバックフリップを被弾。芦野からも俵投げで投げられ、放り投げ式のエルボースマッシュ、エルボースマッシュアタックも食らわされる。さらに羆嵐の身体も落とされたイケメン。
しかし、この窮地をトンドコロが救出。芦野をイケメンがロープに振ったところで延髄斬りで迎撃だ。そしてイケメンはイケメン落としから、必殺のイケメンスラッシュを発射する。だが、芦野はこれを避けるとアンクルロック。さらに芦野はT−ボーンスープレックス。ここは近藤とトンドコロがカットに入るが、最後はやはりアンクルロックに捕獲。イケメンもたまらずタップアウトし、芦野が勝利を飾ったのだった。
試合後、マイクを握った芦野。「おい、イケメン、#STRONGHEARTSに負けた俺が、T-Hawkにベルトを取られた俺が言うのもなんだけど、今のお前じゃ#STRONGHEARTSには勝てない。CIMAには勝てない。何が足りねえかわかるか? お前には殺気が足りねえんだよ。こんな試合してたらW-1終わるぞ。しっかり気合い入れてやれよ」とイケメンにダメ出しだ。
すると近藤とトンドコロ、そして立花もイケメンを残して先に帰っていってしまう。取り残されたイケメンも一度は引き上げかかるが、もう一度リングに戻るとマイクを握り、「とにかくこれだけは言えるんですけど、あいつの先程の言葉を考えます。初めて言われたから。今ここで殺気が足んねえって。正直参ってます。すいません、時間をください。ただし、次に小田原に帰ってきたときは殺気もあるかもしれないですけど、今以上に楽しいプロレスをお見せしますので、よろしくお願いします」と挨拶し、最後は3、2、1、フィニッシュで興行を締めくくったのだった。
芦野のコメント
「リング上で言った通り、あいつには殺気が足りねえ。みんなわかっているし、あいつが我が道を行くでジャケットを着てやっているのはレスラーとして認める。でも、今W-1に何が必要なのか? イケメンというレスラーに何が足りないのか? あいつ自身がわからないとこのまま一緒だよ。文体の時と、1月の後楽園と一緒になっちゃう。それを変えるにはあいつがわからないとダメだと思うよ。先輩だけど、2018、2017年、チャンピオンとして引っ張ってきた俺が言う言葉として受け止めてほしい。じゃないと全く話になりません、以上」
トンドコロ&立花のコメント
トンドコロ リーダーなのにイケメンさん、なんで負けてんだよ。一緒にやってけねえよ。個人的には『CRUISER FES』があります。俺が闘いたい相手、それは#STRONGHEARTSのエル・リンダマン。今までの借りを全部返す。そして俺が必ず優勝します。リンダマン、必ず上がって来いよ。
立花 小田原でイケメンが負けたけど、あいつはあんなもんじゃねえと思っているからよ。絶対できるはずなんだよ。俺はアンファンからやって来ているからわかってるんだよ。まあ、2月の後楽園で復帰するから。イリミネーションで。まあ、俺がスーツを着てああだこうだ言う奴もいるかもしれないけど、真面目にやっているしよ。W-1の至宝が取られて誰も動かないで何だお前ら。W-1の奴ら、危機感持てよ。だったら欠場している俺が復帰してすぐにいってやるよ。勝てる勝てねえじゃねえんだよ。次のイリミネーション、どんな手を使っても俺たちが勝つ。よく見とけ!
イケメンのコメント
「殺気が足りない? 今までお前はそれでいいって言われてやってきたから殺気つったってな。なんで近藤さんとか帰ったんだろう? わかんない。でも、#STRONGHEARTS戦は絶対大丈夫。絶対勝てるよ。だって俺、すげえ時は本当にすげえから。ただ、近藤さんとかなんで帰ったの? でも、大丈夫です。俺を信じてください。フィニッシュ!」