- 第一試合
- シングルマッチ 30分1本勝負 ※変更カード
- 8分52秒
- クロスフェース
一の欠場により、急遽ZERO1の岩﨑永遠が参戦。第1試合でカズと激突だ。グラウンドでカズと渡り合った岩崎はショルダータックルで先制。さらにストンピング、ボディスラム、そしてスリーパーでスタミナを奪いにかかる。
しかしカズはこれを逃れて逆に両腕をロックして絞めにかかる。ならばと岩﨑は立ち上がってエルボーで反撃。だが、カズはすぐに遮断してエルボードロップを投下だ。さらにグラウンドでコブラクラッチを極めるカズ。
岩﨑もなんとか返してマウントポジションからエルボーを連打するが、すぐにカズのストンピングによる反撃が待っている。そしてブレーンバスターに捕らえたカズ。しかし、岩﨑はこれを切り返して逆に投げてみせる。
そしてランニングエルボーを連発だ。さらにバックドロップも決めた岩﨑はラリアットを放つ。しかし、カズはこれをブロックするとグラウンドに持ち込みクロスフェース。さらに岩﨑が逃げると強烈な蹴り上げを食らわせる。
岩﨑もラリアットで反撃し、胴タックルから前方に落とす技を仕掛けるが、カズはバックエルボーで反撃を遮断。丸め込みで流れを変えると、最後はクロスフェースで仕留めてみせた。
カズのコメント
「素晴らしい選手だと思います。あれも刺激、これも刺激。今日は参戦してくれてありがとうございました」
岩﨑のコメント
「W-1さんに参戦させてもらったのは急遽だったんですけど、対戦相手がカズ・ハヤシさん。凄いいい経験をさせてもらえたので、W-1さんは自分と同世代、ちょっと上の世代の人が多いので、ぜひまた呼んでいただければどこにでも行くので、闘わせてください」
- 第二試合
- シングルマッチ 30分1本勝負
- 10分8秒
- 急所蹴り→スモールパッケージホールド
まずはレスリングで攻防を繰り広げる吉岡と新井。しかし、新井が仕掛けた技を吉岡がことごとく切り返していく。さらに吉岡はロープを越えてのフットスタンプで新井を踏み潰していく。そして逆エビ固めに捕獲した吉岡。
新井が何度も体勢を入れ替えようとするが許さずにいためつけていく。新井もチョップで反撃するも、場外に落とされるなどなかなかいいところが出ない。場外に誘い出しても鉄柱に叩きつけられてしまう。
しかし、吉岡がもう一度振ったところで滑り込むようにリングに生還。吉岡があとから戻ってきたところを襲撃し、さらにターンバックルを使って攻撃だ。だが、続く急所蹴りを吉岡に受け止められると、逆に急所蹴りを被弾。そのままスモールパッケージホールドで丸め込まれて、3カウントを喫したのだった。
吉岡のコメント
「小賢しいことしやがって。なんだあのつるっぱげ。ただ、それが来るってわかってたらそれなりの対処法があるんだよ。目に目を、歯には歯をだ」
新井のコメント
「前のよう、青いコスチューム着てた時の吉岡世起に負けるんだったら、イキのいい若手が出てきたなって納得できるんだけど、あのブランド背負っている吉岡世起には、しかも俺が得意としているパターンで負けるなんてスッキリしねえな。まあいいや。しょうがねえ。2019年も俺は確実にW-1で生き残ってやるぞ。それを約束する。吉岡世起、俺とお前のシングル、第2試合だった。それがお前の限界じゃねえの? お前に勢いがあるんだったら、セミぐらいで組まれるだろう。もっと上げてこい」
- 第三試合
- タッグマッチ 30分1本勝負
- 11分57秒
- ファイヤーバードスプラッシュ→片エビ固め
先発は本田とアンディ。まずはレスリングの攻防を繰り広げる。続く征矢とペガソの攻防では征矢がパワーでペガソを圧倒。しかし、手四つからペガソを強引に持ち上げてコーナーに上げ、「ワイルドブレイク」と言ったところで、ペガソのミサイルキックも被弾。
ペガソは続く本田にもフットスタンプを食らわし、アンディと合体ドロップキックも決めてみせる。その後もペガソとアンディは2人がかりで本田を攻め立てる。しかし、本田も意地のエルボーによる反撃。さらにカウンターでペガソを捕まえてボディスラムだ。
これでようやく征矢にタッチ。征矢はペガソをタックルでふっ飛ばし、ブルドッキングヘッドロックからアンディも一緒にまとめて。ペガソにはアサイDDTを食らったものの、代わったアンディにはぶっこ抜きのブレーンバスターだ。
そしてタッチを受けた本田がブレーンバスター、エルボーアタックでアンディに攻め込む。だが、アンディはドロップキックで流れを断ち切り、ペガソにタッチ。ペガソは本田にフェイスクラッシャー、ショットガンドロップキック、スワンダイブ式フライングフォアアームを立て続けに炸裂させる。そして、アンディが三角飛び式プランチャで征矢を引きつけている間にファイヤーバードスプラッシュで本田にトドメを刺した。
アンディ&ペガソのコメント
アンディ 絶好調っすね。今日はペガソも来てくれたし、『CRUISER FES』に向けて絶好調です。1回戦の相手・吉岡がどんな手を使ってきても1、2、3取って俺が2回戦に行きます。
ペガソ 5番勝負の1戦目、TAJIRI選手とやって正直完敗だったけど、気持ちを切り替えて2戦目に。まだ誰とやるのかわかんないけど、気持ちを切り替えて絶対に勝ちます。
征矢&本田のコメント
征矢 2019年始まってなんのアクションも起こしてませんけど、ただ本田もまだ1勝もあげてないんだろう? 1勝目指して2019年がんばってもらいたい。それと俺は本田の心配している場合じゃない! ワイルドをもう一度見直さないといけない。ワイルドとはなんなのか? ここに来てワイルドがさっぱりわかんなくなっちまったんだよ! ワイルドってなんなんだ! 本田、教えてくれ!
本田 わかりません。
征矢 お前もわかんねえのか! お前ちょっと、山に籠もれ! 一緒に籠もるぞ!
- 第四試合
- タッグマッチ 30分1本勝負
- 16分29秒
- エビ固め
今日も開始前から河野にいきり立つアレハンドロ。しかし、稲葉に押さえられて、先発はならず。まずは稲葉と佐藤がレスリングの攻防を繰り広げる。そして、佐藤が河野にタッチすると、強引にアレハンドロもタッチしてリングイン。
河野にショルダータックルの攻防を仕掛ける。ふっ飛ばせないと蟹挟みで倒してドロップキック。稲葉との連係からエルボードロップも決めてみせる。しかし、続くボディスラムは逆に投げ返されてる。そして、タッチを受けた佐藤にキャメルクラッチで絞められ、さらに河野には場外でいたぶられる。
リングに戻っても河野のジャンピングニーアタック、佐藤のエルボードロップを被弾。佐藤にはコーナーでいためつけられ、さらに河野とのダブルビッグブーツを食らう。そして、河野はバックドロップから逆エビ固めでアレハンドロを仕留めにかかる。
しかし、これを逃れたアレハンドロは河野にコーナーに振られたところでミサイルキックを発射する。これは避けられはしたものの、続けてセカンドロープの反動を利用した反転式のミサイルキックでついに河野をふっ飛ばして稲葉にタッチ。
稲葉は河野、佐藤に顔面ウォッシュを連発する。しかし、河野にブレーンバスターを食らうと、続く佐藤からもバックドロップを被弾だ。だが、フライングショルダータックルで反撃すると、アレハンドロにタッチ。
アレハンドロは佐藤を通り越してコーナーの河野にドロップキックを2連発。さらに佐藤も場外に落とすとトペ・コンヒーロだ。リングに戻るとコーナーからミサイルキックを佐藤に発射。しかし、佐藤はエルボーで反撃するとコブラツイスト。ここは稲葉がカットに入るが、稲葉も河野に捕まってしまう。
それでも稲葉はアレハンドロを救出。しかし、佐藤もすぐにエルボーでアレハンドロを追撃だ。佐藤はストレッチボム、ブレーンバスター、ラリアットの大技攻勢。だが、アレハンドロは沈まない。佐藤がストレッチ式のアバランシュホールドに来たところを体勢を入れかえて、後方に着地。佐藤が突っ込んできたところをスクールボーイの要領で丸め込み、全身で体重をかけて押さえ込んで3カウントを奪取した。
河野&佐藤のコメント
河野 返したよな?
佐藤 返しましたよ。レフェリーの今井にやられましたね。
河野 本当だったら佐藤とコンビで、土肥の怪我も怪我だしおそらく空位になるであろうタッグを狙いにいけるかなと思ったけど、もうちょっとだな。ああいうちっちゃいのの対策だな。でかい奴が小さい奴に丸め込まれる。その対策をやっとかないと。もしかしたら、狙えたらね。
佐藤 お願いします。今井、覚えておけよ!
アレハンドロのコメント
「見たか? 見たか? 佐藤はW-1で2番目にでかいんだろう? 倒したぞ! 河野! 河野、2番目にでかい奴の次は一番でかいお前だ! 絶対お前を倒す! ソイ・アレハンドロ!」
- 第五試合
- 6人タッグマッチ 30分1本勝負
- 21分17秒
- T-ボーンスープレックス→片エビ固め
先発はイケメンと芦野。レスリングを主体とした緊張感あふれる攻防を繰り広げる。続いてトンドコロと児玉の攻防ではスピーディーなロープワークの中、トンドコロがコルバタを決める。そして、ご当地・静岡出身の近藤が登場。足を負傷している近藤は羆嵐にパワーで押し込まれ、アイアンクローに捕まってしまう。
ここからEnfants Terriblesが近藤の負傷箇所である左足に集中攻撃だ。羆嵐のマッケンロー、児玉のボディプレスが次々と近藤に炸裂。そして芦野も足首を固めていたぶっていく。しかし、児玉にスリーパーに捕まったところをKUBINAGEを放って脱出。イケメンとタッチだ。
勢いに乗るイケメンは児玉、芦野、羆嵐にフライングソーセージを連発。さらに場外に出ると、コーナーからもダイビングボディアタックを発射だ。だが、リングに戻ると児玉がダイビングフォアアームで反撃。続く羆嵐も串刺し式ラリアット2連発からバックフリップ、セントーンを連続で繰り出していく。
しかし、イケメンは羆嵐のダイビングセントーンを自爆させて、トンドコロにタッチ。トンドコロはドロップキックで攻め込むが、羆嵐のラリアットでダウン。代わった芦野には俵返しで投げられてしまう。
トンドコロもエルボーで反撃するが、芦野はエルボースマッシュ一発で黙らせる。そしてジャーマンを仕掛ける芦野。これを逃れたトンドコロはエプロンでハイキックを食らわし、スイング式のDDT、さらにコーナーに上ってミサイルキックの体勢だ。
しかし、芦野は立ち上がってこれをカット。雪崩式の俵返しを仕掛ける。これを阻止したトンドコロはミサイルキック。倒れた芦野に近藤がランサルセ、イケメンがスワントーンボム、そしてトンドコロもトラースキックだ。
だが、芦野はドラゴンスープレックスを狙ったトンドコロの足をキャッチしてアンクルロック。一度は延髄斬りで逃れたトンドコロだが、コーナーの芦野に突っ込んだところを、羆嵐の体当たりを被弾。
さらに羆嵐が児玉を抱えて、ボディプレスのように投下する。さらに芦野も羆嵐を抱えて、セントーンのように投下。グロッキーになったトンドコロを芦野はT-ボーンスープレックスで叩きつけ、3カウントを奪った。
試合後、マイクを握った芦野。「これじゃ無理だぞ、イケメン。それじゃ絶対無理だよ。まあ、やりたいようにやればいいよ。2月の後楽園も#STRONGHEARTSに負けてW-1は惨めに終わるだけだよ。俺はもう期待してねえからよ」と吐き捨てるとトンドコロに引き続き暴行だ。
これを立花が入ってきて救出。そして、イケメンに対して、「お前、あれだけ言われて悔しくねえのかよ!」と怒鳴りつける。しかし、反応しないイケメンを置いて、近藤、トンドコロと共に引き上げた。
一人残されたイケメンはマイクを握ると、「正直、迷ってますね。W-1にとって俺はなんなのかっていうのを突きつけられているっていうか。とにかくこれだけは思ってやっています。俺が勝つ! 俺が一番見せなきゃいけない相手は、近藤さんでもないしトンドコロでもないし立花でもないし、芦野、もう少しだけ俺の対戦相手として付き合ってください」と現在の心境を吐露し、最後は無理やり明るく振る舞って興行を締めくくった。
芦野のコメント
「殺気が足りないって言ったけどわかってない。お客さんに支持は得られないよ。#STRONGHEARTSが来ていて俺がベルト取られたんだから、俺が行きたい。譲ってやってんだよ。一歩引いてんだから、しっかりしてくれよ。足りないんだよ。殺気とかじゃねえんだよ。足りないんだよ、イケメン。まあ期待しても無理だからさ。威勢のいいトンドコロ、立花に期待するしかないね。俺はやりたいことがあるからもうちょっと自由にやらせてもらうよ」
近藤のコメント
「まあまずいよね。対抗戦だから絶対ん負けられないからね。今日は俺も動けないから。まあまだ時間あるんでイケメンの意識も変える」
トンドコロ&立花のコメント
トンドコロ 対抗戦が控えているのに負けちゃいました。ただ、負けたけど、俺は諦めてない! 次は絶対勝つ!
立花 お前、ずっと次じゃねえか! てめえ、大したことやってねえじゃねえか! 本当に負けたくなかったらやってみろ!
トンドコロ 欠場してる奴が何言ってんだよ! 怪我してんじゃねえぞ!
立花 てめえらがそれだったら俺が一人でぶっ潰してやる!
トンドコロ なんだあいつ! ふざけんな! ふざけんじゃねえ!
イケメンのコメント
「ちょっとリングで言ったことが基本的には……。考えます。考えます。1週間ください。いや、次、名古屋……5日ください。考えます」