- 第一試合
- タッグマッチ 30分1本勝負
- 9分37秒
- こうもり吊り落とし→片エビ固め
第1試合に大阪エスペランサことビリーケン・キッドが登場。岩石とのタッグで河野&馬場組と対戦する。友好的に馬場と握手するビリーケンに対して、岩石は河野の手を払いのけるなど最初からピリピリムード。
ゴングが鳴ると河野と岩石はお互い得意のグラウンドの攻防を展開。続いてビリーケンと馬場が対峙。まずはロックアップで組み合うとビリーケンがショルダータックルで先制。しかし、馬場もアームドラッグでやり返し、続けてドロップキックを炸裂させる。
さらにビリーケンの背中にサッカーボールキックを炸裂させた馬場。代わった河野もニーリフトを食らわせ悶絶させると、高々と抱え上げてボディスラム。しかし、ビリーケンは代わった馬場にソバットで反撃。
タッチを受けた岩石も腕十字で馬場を攻め立てる。さらにエルボーで攻め込む岩石。馬場もやり返し、両者意地を剥き出しにしたエルボー合戦だ。押し込まれた馬場だったが、ソバットを食らわせると串刺し式のバックエルボーを2連発。さらに岩石のコーナースローを跳ね返ってバックエルボーを食らわせるとブレーンバスターで追撃だ。
一方の岩石もカウンターの払い腰。そしてタッチを受けたビリーケンも馬場とエルボー合戦。さらに馬場の首に馬場自身の腕を巻きつけてのバックブリーカーで追撃すると、コーナーで低空のドロップキックを顔面に炸裂させる。そして岩石が河野を止めている間にハーフボストンクラブ。
ここはリングに戻った河野がカットに入る。河野はビリーケンと岩石の2人をラリアットで蹴散らすが、ロープを緩められてエプロンへ。そこへビリーケンがドロップキックで追撃して場外に転落させると、岩石と一緒にダブルのドロップキックを馬場に発射。そしてビリーケンは逆エビ固めで馬場を締め上げる。
馬場が逃れるとフェイント式のショートレンジラリアットを食らわせ、最後はこうもり吊り落としで3カウントを奪ったのだった。
馬場のコメント
「次の横浜文体初めての出場になりますけど、Twitterで岩石さんが僕以外他の5人は格闘技をやっていたって言っているけど、それが強みでプロレスをやっているのは知っている。でも、何もやってこなかったからってナメてもらっちゃ困るよ。プロレスしかやってこなかった俺が見せます。そして静岡でシングル組まれてるけど、ボコボコにして文体で何もできないようにしてやります」
岩石のコメント
「俺がTwitterで言ったように馬場だけあの6人の中で格闘技のバックボーンないよな? それをあいつが悔しいとかわかってんならそれでいいんだよね。前の俺みたいじゃん、なんか。だからその悔しいって気持ち、思いっきり俺に文体にぶつけてこい。俺はそれでも無視して伊藤崇文と佐山にぶつかっていくから。横浜文体の第1試合はプロレスラーになる前からの俺の一つの物語がある。それが繋がったんだ。俺の物語だ。ただの第1試合じゃない」
- 第二試合
- 3WAYマッチ 30分1本勝負
- 9分7秒
- ラ・マヒストラル
#STRONGHEARTSの吉岡を2vs1で倒そうと頓所と組もうとするアレハンドロ。だが、頓所はこれに応じたかのように見せて丸め込み。ならばと続いて頓所が手を差し出すと今度はアレハンドロが隙きを突いて丸め込み。
そこに吉岡が飛び込んできてキック攻撃を食らわせると、3人同時にドロップキックだ。続いて頓所とアレハンドロがチョップ合戦。これに割って入った吉岡だが、アレハンドロと頓所の攻撃はすべて自分に向けられてしまい、「おかしいだろう!」と絶叫だ。
たまらず場外に逃げた吉岡はロープに飛んだアレハンドロの足を引っ張り場外へ。客席に投げ込むと、リングの照明塔にアレハンドロをコードで縛りつけてしまう。さらに吉岡はステージ上で頓所をいたぶってからリングへ。
吉岡は頓所を押さえ込んでカウントを要求するが、アレハンドロも救出を求めたため、レフェリーはリングと場外を行ったり来たり。結局放っておかれたアレハンドロを助けたのはパートナーの河野。これでリングに戻ったアレハンドロはチンロックで頓所を攻める吉岡を蹴散らすと、場外に落ちた頓所にトペ・コンヒーロだ。
しかし、スワンダイブ式のボディプレスを発射しようとしたところを吉岡に足を引っ張られて場外に転落。その間に吉岡はシザーズキックを頓所に食らわせる。だが、頓所もみちのくドライバーで反撃するとそこにアレハンドロがスワンダイブ式のボディプレスで追撃。
そのアレハンドロにドラゴンスープレックスを仕掛けた頓所。アレハンドロはこれを逃れるが、続くESO ES TODOは不発。そこに吉岡が飛び込んできてアレハンドロを蹴散らすと、頓所にラ・ミスティカを決め、最後はラ・マヒストラルで丸め込み勝利を奪ったのだった。
吉岡のコメント
「俺が3WAYで負けるわけねえだろう。経験値が違うからだ。3WAYばっかやってからよ。でも、次の新木場は4WAY? まあ4WAYでも俺が勝つのは変わりねえ」
アレハンドロのコメント
「9.1横浜文体でもタッグの3WAYだ。今日一つだけわかった。頓所隼は裏切り者だ! ソイ・アレハンドロ!」
頓所のコメント
「待て待て! 俺は裏切り者じゃねえ! ちゃんとW-1背負って闘ってるから。それはおいといて9.1横浜文体、#STRONGHEARTSでしょ? 鬼塚&吉岡vs頓所&本田。見てるお客さんはどう思っているかわからないけど、俺たちW-1は100%、120%、勝ちを想像できている。このまま勢いをつけて横浜文体に行きます」
- 第三試合
- シングルマッチ 30分1本勝負
- 8分15秒
- シャイニングウィザード→片エビ固め
まずはリストの獲り合いからタックル合戦を展開する才木と茉莉。ここは茉莉に軍配が上がり、才木を倒すとコーナーに叩きつけ、さらに髪の毛を掴んで放り投げる。茉莉はカンパーナに捕獲して才木を締め上げ、背中にサッカーボールキックを炸裂させる。
才木が反撃しようとしても足を刈ってグラウンドに持ち込みレッグロック。さらにショートレッグシザーズだ。だが、これを逃れた才木はショルダータックルで反撃するとバックエルボー、ニードロップで追撃。
そしてミドルキックを放つ。茉莉に蹴り足をキャッチされても、続く茉莉の攻撃をリープフロッグで避けてドロップキック。得意のアルゼンチンバックブリーカーを仕掛ける。だが、茉莉はこれを阻止してトラースキック。さらにクロスフェースに捕獲する。
これを逃れた才木はニーリフト。ならばと茉莉はミドルキックからバックフリップを炸裂させる。さらに熨斗紙で叩きつけ、バズソーキックを放った茉莉。才木はこれを避けるとアルゼンチンバックブリーカー。
そのまま後方にバックフリップのような形で倒れ込む。そしてショートレンジのラリアットを食らわせると、茉莉が起き上がってきたところを狙いを定めてシャイニングウィザード。これで3カウントを奪い、勝利を上げたのだった。
才木のコメント
「3月に所属になって初めて大阪で試合をさせていだきました。久しぶりだったのでその中で勝つ姿を見せられ良かったと思います。ただ自分的には反省の残る試合だったかなと思います。明後日にはアクトレスガールズさんのアウェイに乗り込んでタイトルマッチに挑戦ということであと2日間しかないですけど、ベルトを獲るのがW-1のためにもなると思うので、W-1を背負って闘っていきたいと思っています」
茉莉のコメント
「才木選手とはシングルでもタッグでも本当の初めてで、小さい身体で繰り出されるタックルとかパワフルさが半端なくて、小さいからこそ大きいという印象を受けました。自分はアクトレスガールズでは比較的大きいほうになるんですけど、自分より小さい人に負けたくないという気持ちが改めて芽生えました。鍛え直します。また次はシングルで3獲れるように出直してきます」
- 第四試合
- ノーターンバックル大阪式ランバージャックタッグマッチ 30分1本勝負
- 14分40秒
- ワイルドボンバー→片エビ固め
大阪を代表するレスラーたちが場外を取り囲み、落ちてきた選手をバラ鞭で引っ叩くという大阪式ランバージャックデスマッチ。因縁のカズ&守屋に対し、征矢が御堂をパートナーに激突。今回はコーナーのターンバックルを外して、より過激な形式での激突だ。
先発は征矢は守屋に手を差し出して握手を求める。だが、当然罠。守屋も察知し、その放ってきた蹴り足をキャッチする。そして改めてロックアップで組んだ2人。続いて守屋は逆水平チョップを放っていくが、征矢は効いた素振りを見せない。
ならばと征矢を挑発してチョップを打たせた守屋。一発で悶絶すると、お互いにコーナーに触り合う。両者とも寸前で回避し、今度は場外への落とし合い。ここは両者ともなんとか回避し、お互いに御堂とカズにタッチ。
カズと御堂はタックルでぶつかり合うが、ここは御堂がエルボーアタックでカズをダウンさせる。そしてコーナーに振る御堂。だが、カズは寸前でストップすると、突進してきた御堂を自爆させる。続けて守屋との連携攻撃を食らわせ、続けてトレイン攻撃だ。
だが、御堂が避けてためにカズは自爆。カズはあわや場外に転落しそうになったがここはこらえる。ところが、救出に入った守屋が征矢の手によって場外に転落。バラ鞭の餌食となってしまった。
続いてカズと征矢が逆水平チョップ合戦。ここはパワーで勝る征矢が押し込み続けてスリーパーに捕獲する。守屋がカットに入るが、征矢はうるさいとばかりに場外に放り投げてためにまたもバラ鞭の餌食に。
その間にカズは御堂のボディスラム、エルボードロップでいためつけられる。カズは代わった征矢に最近得意の正拳突き攻撃で反撃するが、征矢のボディスラムを食らってしまう。そこに守屋が救出に登場。征矢を羽交い締めに捕獲する。
だが、カズの放ったドロップキックは守屋に誤爆。またも場外に転落した守屋はバラ鞭を食らうハメに陥ってしまう。カズは征矢のスリーパーで振り回され、ショルダーネックブリーカーも被弾。
征矢は続けてワイルドボンバーを後頭部に食らわせ、前方に回ってトドメの一撃へ。ところが、いつもの調子でコーナーに背中をつけると金具が剥き出しのために悶絶。その隙きにカズがトラースキックを食らわせて守屋にタッチ。
守屋はコーナーの金具に征矢を叩きつけ、マシンガンチョップを連打。さらにステップキックで顔面を蹴り上げていく。だが、征矢は「ノーダメージ!」とアピール。ならばと守屋はラリアットを連発して倒すと、代わったカズがコーナーの御堂を蹴飛ばしてバラ鞭の餌食にする。
続いてカズはハンドスプリング式レッグラリアットを征矢に発射。だが、征矢も守屋とカズの合体攻撃をラリアットで蹴散らすと、なんとかリングに戻ってきた御堂がミサイルキックで続く。そして征矢はぶっこ抜きのワイルドブレーンバスターでカズを叩きつける。
ここは守屋が救出に入るが、コーナーで自爆させられ、さらにカズもぶつけられる。御堂がカズをノーザンライトスープレックスで投げると、征矢は今度こそワイルドボンバーをカズの後頭部に炸裂させる。
そしてコーナーで悶絶している守屋にも一撃食らわせ、守屋をターンバックル代わりのクッションにすると、前方からカズにもう一発ワイルドボンバー。この一撃で3カウントを奪い、勝利を奪った。
試合後、マイクを握り、「エナジャイズ、お前との抗争をそろそろ終わりにしていいか?」と征矢。「人をターンバックル代わりにしやがって。アホかもしれんけどパワーだけは認める。しゃあない今日はモリカズの負けや」と守屋も敗戦を認めた。
続いてカズが、「守屋さんが今日でW-1の闘いをやめるって言うんだったら今日で最後にしましょう」とモリカズの終了を提案するが、「いやいやまだまだ元気やったわ」と守屋はモリカズ続行を宣言。その後、守屋は前回1月の平野大会で征矢から奪った「ゴールデンボール」を返却。だが、「新しい金玉はあんだ」という征矢はそのゴールデンボールにサインして、ボール投げを行なった。最後は守屋と征矢は握手をかわし、抗争集結を宣言したのだった。
カズ&守屋のコメント
カズ 守屋さんが来て稲葉大樹が次の挑戦者になり、征矢学が本当の自分を取り戻して強くなった。守屋さんのおかげです。
守屋 征矢のワイルドさは身に染みました。あれで頭が良ければいいんですが。
カズ あいつはあれでいいんです。みんなは目覚めているんです。次ですよ。
守屋 次はモリカズで違うムーブメントを起こしましょうか?
カズ 何を考えているかわからないけどのっかります。
守屋 僕はいろいろと人脈がありますので、W-1を広めていきたいとも思っていますし、モリカズがいまいち浸透してないのがわかりましたんで、もっと浸透させて年末の週刊プロレスの名タッグチームに選ばれるように頑張りましょう。
征矢&御堂のコメント
征矢 これで守屋との因縁も遺恨も終わりでしょう。ゴールデンボールも獲り返したし、今回は心強い御堂さんがついてくれたから。新たな大阪ストーリーを俺なりに仕掛けていきたいんで。いいか、守屋とはもう絶対に組むなよ、W-1! 振りじゃないぞ? 絶対に守屋と組むなよ!
御堂 絶対組むなよ! それからダイナ御堂はW-1の大阪大会、よろしくお願いします!
- 第五試合
- 6人タッグマッチ 30分1本勝負
- 19分58秒
- ダイビングセントーン→体固め
先発は横浜文体での一騎打ちが決定している土肥と羆嵐。まずは真っ向からショルダータックル合戦。お互い一歩も引かずにぶつかり合う。何発も何発もぶつかり合い歓声が起こる。ここは土肥が押されてしまうが、すぐさま羆嵐の続く攻撃をかい潜りお返し。
すぐさま芦野と児玉も入ってくるが、土肥はペガソと本田と3人でドロップキックを同時に発射し、羆嵐に食らわせた。続いてペガソが羆嵐にエルボーを連打。だが、効かない羆嵐は無造作にネックハンギングでペガソを放り投げて児玉にタッチ。代わった児玉はペガソを腕をクロスして締め上げていくが、これを逃れたペガソはティヘラで逆転。
続いて出てきた本田と土肥がツープラトンを決める。しかし、児玉は巧みに本田を場外に放り出して得意の場外乱闘へ。ここでも土肥と羆嵐は激しくやり合う。場外乱闘で優位に立ったEnfants Terriblesは本田を捕まえ集中砲火だ。
羆嵐はロープ際で本田を踏みつけ攻撃。芦野も乗っかってさらに体重をかけて押しつぶす。そして「ホー!」とごきげんな雄叫び。本田も代わった児玉にチョップで反撃するが、児玉はあざ笑うかのようにサミングでその動きを止める。
続いて芦野も出てきて児玉と一緒に本田の腕を捕まえ、サンドイッチエルボー。続けて俵返しで叩きつけ、ボディーブローを連打。エルボードロップを投下して本田を追い込んでいく。そしてタッチを受けて羆嵐が登場。逆エビ固めに捕獲していたぶっていく。
さらに再び出てきた芦野がエルボースマッシュ。しかし、その芦野に対して本田はブレーンバスターで投げ飛ばしてようやくペガソにタッチ。ペガソはコーナートップからミサイルキックを決めると、救出に入ってきた児玉と羆嵐の攻撃をかい潜り、羆嵐の背中にドロップキック。羆嵐の巨体を児玉にぶつけて場外に追いやると続けてトペ・スイシーダで追撃だ。
さらにリングに戻った芦野にショットガンドロップキック。芦野もポップアップ式のエルボースマッシュで対抗するが、ペガソは正面からドロップキックを2発連続で炸裂させる。そしてスワンダイブ式のフォアアームを放ったペガソ。
だが、芦野はこれを避けるとジャーマンスープレックスホイップ。そしてタッチを受けた羆嵐がセントーンで追撃だ。ペガソも羆嵐の埼玉に乾杯!をかわして延髄斬りを食らわせて土肥にタッチ。土肥はその羆嵐をバックドロップ、スパインバスターを連続で放って追い込んでいく。
そしてトドメのパワーボムの体勢に。しかし、羆嵐も踏ん張ってリバース。土肥と羆嵐はリング中央でラリアットをぶつけ合う。お互いに一回ずつ倒し合ってダブルダウン。そして土肥からタッチを受けた本田が羆嵐に攻め込む。
4発打ち込んで羆嵐を倒した本田は続いてブレーンバスターの体勢に。一人で持ち上がらないとペガソがアシスト。ダブルブレーンバスターで羆嵐の巨体を投げ捨てると、本田はノーザンライトスープレックスホールドだ。
そしてジャーマンの体勢に入った本田。しかし、これを踏ん張った羆嵐はバックフリップからセントーン。ここはペガソがカットに入るが、児玉が足でペガソを突き飛ばし、その勢いのままキャッチした芦野がジャーマンで投げ捨てて排除。その芦野と児玉を土肥が場外に追いやると、羆嵐にはハーフネルソンスープレックス。そして本田もジャーマンで続く。
しかし、続いてロープに飛んだところを羆嵐はフライングボディアタックで反撃。埼玉に乾杯!で叩きつけると、必殺のダイビングセントーンをコーナートップから投下し、貫禄の3,カウントを奪ったのだった。
試合後、なおも本田をイスでいたぶろうとする羆嵐。ここに土肥が戻ってきてイスを奪って、羆嵐をリングから排除する。憤懣やるかたない土肥はイスを投げ捨てて怒りに身を震わせていた。
芦野&児玉&羆嵐のコメント
羆嵐 何もねえよ。9.1、プロレスになんねえぞ。殺し合いだよ、決闘だよ、巌流島だよ。ブルロープでもチェーンでも怖いものはなんもねえからよ。まあぜいせいファンに応援されるベビーフェイスのプロレスラーになってくれよ。それだけ。
芦野 俺らは裕輔とタッグでW-1のタッグ戦線をガンガン盛り上げていくから。
児玉 おもしろい。今日もちらってアイデアが溢れて止まらない。
芦野 一試合じゃ表現できない。プロレス脳が違うんだよ。レベルが違うんだよ。今日も見た? ダイビングセントーン。何かわかる? 最高!
土肥&ペガソ&本田のコメント
土肥 やっぱり大阪の熱は凄いね。俺が復帰する時に言った熱を地方に持っていかないといけない。大阪は都市だけど俺ら来る機会が少ないからもっと盛り上げていきたい。あと羆嵐、散々言っていたなこの野郎? 勇気ある? てめえはよ、くまちゃんくまちゃんって観客に言われてるその時点で可愛いと思われてるよ。その声援を受けてヘラヘラしてるならアンファンやめたほうがいい。そういうところがヒール風つってんだよ。今日も反則でイスを使おうとしたな? 今日は通常ルールだ。そういうところも頭が足りねえんだ。首洗って待っとけよ。
ペガソ 9月1日横浜文体、武藤さんの35周年記念試合になんでペガソがっていう声もあるかもしれないけど、組まれたからには武藤さんに飲まれないように精一杯試合します。
本田 W-1のトップ戦線で活躍している人たちは自分とはレベルが違うと思いました。1日も早くシングル初勝利して、そのW-1のトップ戦線で活躍している人たちに食らいついていきたいと思いました。ありがとうございました。
- 第六試合
- WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ前哨戦!タッグマッチ 30分1本勝負
- 17分9秒
- スパニッシュフライ→片エビ固め
先発は横浜文体でクルーザー王座をかけて闘うアンディとパンテーラ。いきなりエルボー合戦から始まるとスピーディーな攻防を展開。お互い一歩も譲らない。続いて稲葉と近藤が対峙。チョップ合戦で打ち勝った近藤は稲葉を場外に放り投げるが、稲葉はすぐさま戻ってきてチョップのお返し。近藤を場外に放り投げる。
戻ってきた近藤はエルボーで攻め込んでお返しだ。そして再びアンディとパンテーラ。今度はパンテーラがアンディをグラウンドに引きずり込むとマスクを掴む。怒りのアンディはエルボーを連打してやり返すが、ロープに飛んだところで近藤の蹴りを受けてしまう。
しかし、アンディは近藤にやり返すと場外へ。両軍場外乱闘でやり合う。リングに戻ってきてもパンテーラはヒートアップ。アンディのマスクに手をかけて脱がしにかかる。近藤とパンテーラは代わる代わるアンディをいたぶって追い込んでいく。
劣勢が続いていたアンディは近藤に水面蹴りを食らわせてようやく状況を打開。稲葉にタッチする。稲葉は近藤とパンテーラ相手にチョップを打ち込み近藤には頭突き。パンテーラにはフライングショルダータックルを食らわせると、近藤にはローリングセントーンアタックからブレーンバスターだ。
そして近藤を卍固めに捕らえた稲葉。パンテーラが入ってくるとすかさずアンディがミサイルキックで迎撃するが、パンテーラもすぐさまケブラドーラ・コンヒーロでお返しして近藤を救出。
そして近藤は稲葉の突進をかわしてロープに引っかけると踏みつけ攻撃。続けてランサルセを放つと、パンテーラがトラースキックで追撃だ。しかし、これで沈まない稲葉はブルーサンダーで痛撃しタイガースープレックスの体勢に。近藤が串刺し式ラリアット、ジャーマンの連続技を放ってくれば、稲葉もバックドロップ。ならばと近藤もバックドロップを放って、両者アンディとパンテーラにタッチだ。
パンテーラはアンディの動きを読んで三角飛び式プランチャを阻止すると延髄斬り。アンディを場外に追いやってトペ・スイシーダを発射だ。そしてブレーンバスターで追撃すると、近藤と一緒にアンディを持ち上げてマットに叩きつける。
そしてダブルアーム式のバックブリーカーを放ってトップロープに上がったパンテーラ。しかし、稲葉が足を掴んで阻止するとアンディが逆立ち式のヘッドシザーズホイップ。続いて稲葉がダイビングヘッドバットで追撃する。
そしてアンディは飛鴻の体勢に。だが、パンテーラはこれを潰して阻止すると、近藤がラリアット。ここは稲葉がカットに入ったものの、ヌカドーラの体勢に。これをアンディも逃れると前方回転エビ固め。
そしてコーナー最上段にパンテーラを乗せたアンディ。不知火・改で叩きつけ、前哨戦を制したのだった。
試合後、マイクを握ったアンディ。「また俺はこの大阪に帰ってくる時はこのチャンピオンベルトを持って帰ってくるので楽しみにしていてください」と挨拶をして興行を締めくくったのだった。
稲葉のコメント
「9.1まであと少し。日本全国暑い日が続いてますけど、9.1は日本で、いや世界で一番熱い場所に僕とT-Hawkがします。そしてT-Hawkから僕がベルトを獲ってW-1で一番になります。そしてW-1を引っ張っていきます」
アンディのコメント
「パンテーラとの初めての前哨戦。まさかマスクに手をかけてくるとは思わなかった。だからこそおもしろいですね。あと前哨戦何回あるか知らないけど、楽しんだ上で俺が勝って文体でも俺が防衛してステップアップします」
- 第〇試合
- 河内プロレス提供試合!タッグマッチ 30分1本勝負
- 9分39秒
- ラスタライド→エビ固め
河内プロレスの提供試合。先発は西山と道端。鋭い蹴りを放つ西山を道端はヘッドロックでキャッチ。しかし、これを逃れた西山は再び打撃で攻め込み、道端も応戦し、お互いにハイキックを打ち合った。
続いて佐々木とライジングが対峙。ライジングを捕まえ、佐々木がボディスラム。続いて西山もブレーンバスターで叩きつける。そしてライジングの背中にサッカーボールキック。さらにロープに飛んだライジングの胸板をミドルキックで蹴り抜いてみせる。
しかし、ライジングもカウンターのドロップキックで反撃。代わった道端が素早い動きでコーナーに上がりミサイルキックを発射だ。そして西山にバズソーキックを放った道端。西山はスクールボーイで切り返すが、道端もすぐさま腕十字。これは逃げられたもののエルボーで追撃だ。
だが、西山はカウンターのハイキックで道端を迎撃すると、トラースキック。代わった佐々木がジャブを連打し、スピニングトーホールドでギブアップを迫る。道端はスモールパッケージに切り返して逃れるが、佐々木は逃さずドリル・ア・ホール・パイルドライバーだ。
しかし、道端はハイキックを打ち込んで反撃すると足元をふらつかせる佐々木に代わったライジングが側転エルボーだ。佐々木はライジングにバックドロップで反撃するが、呼び込んだ西山との連携攻撃を寸断され、西山を踏み台にしたアサイDDTを食らってしまう。
ライジングは延髄斬りを佐々木に炸裂させ、道端も続くと、自身はコーナートップへ。フロッグスプラッシュで佐々木を追い込むと、最後は変形のラスタライドでトドメを刺したのだった。