2019年10月大会

2019年10月7日(月)〜2019年10月26日(土)

201910.14(MON)

「WRESTLE-1 TOUR 2019 UPDRAFT」10.14埼玉・春日部ふれあいキューブ大会
開催日:2019年10月14日
時間:17時試合開始/16時30分開場
場所:埼玉・ふれあいキューブ
住所:埼玉県春日部市南1-1-7
TEL:048-734-3005
アクセス:
春日部駅西口より徒歩5分 ※来場者様用の駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。

第一試合
シングルマッチ 30分1本勝負
    • アンディ・ウー

  • 9分2秒
  • 腕極め式カバージョ

 まずはアンディがグラウンドで翻弄。一の腕を獲って固めていく。これを脱出した一はアンディをロープに押し込み、ブレイクがかかったにもかかわらずエルボーを連打。これに怒ったアンディはアームドラッグで一を投げると再び左腕を固めていく。
 さらにコーナーに一を叩きつけてから左腕をいためつけていくアンディ。この集中攻撃に一は悶絶だ。アンディは低空のドロップキックで左腕を狙い撃ちするとショートアームシザースに捕獲。なかなか脱出できない一の悲鳴が場内に響き渡る。
 だが、アンディも攻撃の手を緩めない。ミサイルキックで狙い撃ちして追撃だ。しかし、一もドロップキックでようやく反撃開始。アンディが場外に出たところをプランチャで追撃すると、リングに戻ればコンプリートショット、ブレーンバスターを連続で繰り出す。
 アンディも逆さ押さえ込みでフォールを狙うが一はエルボーアタックで遮断する。しかし、アンディは突っ込んできた一を捕まえて腕決めのカバージョ。これがガッチリと極まり、一もギブアップせざるを得なかった。

アンディのコメント
「一とはこの前の道場マッチでシングルマッチをやったけど、あの時よりも成長していてビックリした。1年後、2年後、うかうかしてられないですね。後楽園ではCIMAとやるけど、その前に小田原があるんでね。パンテーラと組んで次期挑戦者のMAZADA。俺もあのベルトを狙ってるから。パンテーラの持つクルーザーのベルト、俺が獲ります」

一のコメント
「『WRESTLE SOUL』でもシングルマッチをやって引き出しの多さに驚いて今日も腕攻めで凄い引き出しが多くて。後楽園で土方さんがまた敵にいるけど、前回岩石が暑苦しく変われって言ってたけどお前が変わったのはいいけど、俺のプロレスにはちゃんとしたテクニックが欲しい。俺はお前らじゃ変わらない。絶対にイヤです」

第二試合
タッグマッチ 30分1本勝負
    • 河野 真幸/TriggeR

    • アレハンドロ

    • ペガソ・イルミナル

    • 本田 竜輝

  • 9分4秒
  • スーパーヒャッホーイ→体固め

 開始早々、元王者組の河野とアレハンドロはペガソを捕まえて集中攻撃。河野がスリーパーで絞め上げれば、アレハンドロも低空のドロップキックを炸裂させる。しかし、これを脱出したペガソも低空のドロップキックでお返し。
 タッチを受けた本田がアレハンドロにボディスラムを連発だ。河野とアレハンドロが2人がかりで攻め立てても、本田は同士討ちを誘って反撃。河野をエルボーアタックで蹴散らしてみせる。ペガソも2人の連携攻撃をかわすと、アレハンドロをロープに激突させ、河野には打撃のコンビネーション。そしてアレハンドロの背中にダブルのニーアタックだ。
 タッチを受けた本田も串刺し式エルボーアタックからブレーンバスターで追撃。さらにノーザンライトスープレックスも炸裂っせる。そして逆エビ固めへ。ここで河野が入ってくるが、技を解いた本田はエルボーで迎撃する。
 しかし、その隙きに脱出したアレハンドロが下から蹴りを突き上げる。そしてスワンダイブ式のボディプレスを投下し、河野とバックドロップ&スタナーの合体技。さらにカットに入ってきたペガソを場外に排除すると、アレハンドロがトペ・コンヒーロだ。
 そして、最後はコーナーに座った河野の肩の上からダイビングボディプレス、スーパーヒャッオーイを投下。本田を小さな身体で圧殺し、アレハンドロが3カウントを奪ったのだった。

河野&アレハンドロのコメント
アレハンドロ ペガソ、見たか! あれがスッパーヒャッホーイだ。10月26日、初戦ですね。
河野 まあ今日はパートナーが頓所じゃなかったから。
アレハンドロ みんな、Aブロック油断するな。アレハンドロなら勝てる? 足元すくわれるんじゃねえぞ!
河野 大丈夫。狙われるのはわかってるから。一瞬の隙きを見つけたらいかせてもらうよって。誰でも、T-Hawk&入江だろうがチャンピオンだろうが。身体が小さいからってナメるなって。
アレハンドロ 僕とまさゆきが優勝してその次のステージに進んでやる! ソイ・アレハンドロ!
河野 決まったね、しかし。

ペガソ&本田のコメント
ペガソ 今日負けたのはパートナーが頓所隼じゃないから。それだけ。本庄では俺をバカにしてるアレハンドロを倒す。以上。
本田 タッグリーグに出てるペガソさんとタッグを組ませてもらったんですけど、自分が足を引っ張ってしまいました。次は自分が攻めて、一番目立っていけるようにがんばりたいと思います。

第三試合
シングルマッチ 30分1本勝負
    • 稲葉 大樹

    • タナカ 岩石

  • 12分24秒
  • 極反り卍固め

 序盤からグラウンドでやり合う2人。しかし、稲葉はエルボーでガンガン攻め立てる。それを岩石は河津落としで切り返して、串刺し式のスピアー。さらに頭突きをかましてブレーンバスターだ。
 稲葉も反撃するが食らいつく岩石は稲葉を腕ひしぎに捕獲。ギブアップを迫っていく。だが、稲葉はロープエスケープから岩石を捕まえてジャーマンスープレックス。それでも岩石はすぐに立ち上がり払い腰だ。
 両者ダウンのあと激しいエルボー合戦となるが、押し込んだのは岩石。しかし、稲葉はブルーサンダーでやり返すと、ダイビングヘッドバットを投下。それでも粘る岩石を卍固めに捕獲すると、思いっきり反り上げてギブアップを奪ったのだった。

稲葉のコメント
「今日、いい形で勝てたんでタッグも土肥さんと優勝して、年末も大阪大会も決まったんで、照準を合わせて、タッグのベルトをもう一本増やして、大阪まで行きたいと思います」

岩石のコメント
「チャンスですよね、今日の試合。誰がどう見てもチャンスの試合ですよね。これでまたチャンス逃した。何度もチャンスがやってくると思わないけど、俺には2つある。一個は次の後楽園、#STRONGHEARTSの鬼塚とだよ。W-1を背負ってじゃない。タナカ岩石個人として俺は#STRONGHEARTSと対峙する。そして『WRESTLE SOUL』、自分でやるって言ったんだ。自分が闘いたい相手がいます。どうしても闘いたい人がいます。自分がプロレス人生を全うする中でどうしても味わいたい人がいる。その人を呼んで、俺は全てをかけます」

第四試合
6人タッグマッチ 30分1本勝負
    • カズ・ハヤシ

    • 土肥 孝司

    • 馬場 拓海

    • 吉岡 世起

    • T-Hawk

    • エル・リンダマン

  • 14分26秒
  • ジャーマンスープレックスホールド

 キャリアのない馬場をからかうリンダマン。怒りの馬場はアームドラッグを連発してリンダマンを投げてばしてみせる。だが、ロープに飛んだところで吉岡に足を引っ張られて場外へ。#STRONGHEARTSにいたぶられてしまう。
 リングに戻るとT-Hawkの逆水平チョップが馬場を襲う。凄まじい音が鳴り響く一発にに馬場も悶絶だ。これにはカズも取り乱して、「馬場逃げろ!」とアドバイス。しかし、代わったリンダマンのチョップの音はイマイチな音。これには吉岡も頭を抱え、馬場もいたが素振りを見せない。カズも「馬場、逃げんな」と逆のアドバイスだ。
 馬場もミドルキックでやり返すが、リンダマンは蟹挟みで馬場を倒すと、そこに吉岡がエプロンからキック。さらにタッグリーグにもエントリーしているリンダマンと吉岡の連携攻撃が炸裂する。
 しかし、W-1サイドもリンダマンを捕まえて集中攻撃。輩モードとなったカズが顔面を踏みつけ、拳を握ってリンダマンの土手っ腹を殴りつける。さらに立ち上がったリンダマンにもボディブローを連発したカズ。土肥もスパインバスターで続く。
 しかし、リンダマンは裏投げで返すと、すぐさまT-Hawkと吉岡が入ってきてカズと馬場も場外に排除。そこにリンダマンがトペ・コンヒーロだ。リングに戻ると吉岡が土肥の顔面に低空のドロップキック。
 ならばと土肥も串刺し式ラリアットからスクラップバスターだ。そしてタッチを受けた馬場もエルボーアタック、ブレーンバスターで続く。さらにミサイルキックで追撃した馬場。だが、吉岡は巧みにリンダマンにタッチ。
 すかさずT-Hawkもリングに入ってきてショットガンドロップキック。さらに吉岡もシザースキックで続く。そして土肥がロープをまたごうとした瞬間にリンダマンはロープを蹴飛ばして急所にダメージを負わせることに成功。その隙きにリンダマンがジャーマンスープレックス。一度はキックアウトした馬場だったが、続けてリンダマンが放ったぶっこ抜き式のジャーマンで3カウントを聞いたのだった。

馬場のコメント
「いつも第1試合の俺だけど上の試合でもやろうと思ってます。#STRONGHEARTSとの対戦はいい経験になったと思うんで、次の試合で活かして、次やる時は負けないようにがんばります。みんなBBって呼んでくれてありがとう」

土肥&#STRONGHEARTSのコメント
土肥 反則だろ。チンコだよ! 俺のマグナム一個潰れちまったかもしれねえ。
吉岡 (突然入ってきて)おい、身体はヘビー級でもそっちのほうは大したことねえみてえだな。
リンダマン マグナム一個って、2本も持ってんのか? 4本でも5本でもみんなへし折って俺のちっちゃいピストルに変えてやっからよ!
土肥 バカらしいチン○コ戦争でも俺が勝つ。俺のはマグナムだ。よく覚えておけ!

第五試合
シングルマッチ 30分1本勝負
    • 頓所 隼

    • 児玉 裕輔/Enfants Terribles

  • 13分41秒
  • ラ・マヒストラル

 まずはグラウンドの攻防を展開する2人。一旦児玉は間を置いて、場外へ。子供と記念撮影をしようとするが、母親がスマホを構えるのが遅く、「遅いよ」と吐き捨ててリングに戻ってしまう。すると頓所が素早い動きで児玉に挑み、ドロップキックを炸裂させる。
 さらに頓所は逆水平チョップ、エルボーで追撃だ。しかし、児玉は風車式バックブリーカーで反撃。続けてフットスタンプを投下すると場外に逃げた頓所を捕まえてリングに強制的に戻す。そして顔面を踏みつけていたぶると、ニードロップを投下だ。
 さらに児玉はフェイスロックでいたぶってから、頓所の回転エビ固めも切り返して首筋にニードロップ。続けて串刺し式のバックエルボーを食らわせてからブレーンバスターだ。そしてコーナートップに上がった児玉。だが、頓所はその攻撃をかわして反撃。エルボーを連打して追い込むとエルボーアタックでダウンさせる。
 さらに頓所はロープ際でシーソーフリップを放って児玉を場外に転落させると、自らエプロンを走り込んでミサイルキックを炸裂させる。そしてリングに戻ると自身はコーナートップへ。ミサイルキックを命中させる。
 さらにエルボーを打ち込んでいく頓所。だが、児玉もエルボーで反撃。ハンドスプリング式エルボーアタックを炸裂させる。ならばと頓所もスイング式のDDTでお返しだ。そしてトラースキックで児玉を撃ち抜いた頓所。
 トドメのドラゴンスップレックスの体勢に入る。だが、児玉はバックキックで急所を蹴飛ばしてこれを脱出。悶絶する頓所をラ・マヒストラルで丸め込み3カウントを奪ったのだった。

児玉のコメント
「頓所もタッグリーグに向けて気合い入ってんのかな? ちょっとは対策してんかなっていうのはあったね。まあ、もっともっと若さを売りにしているなら、何をやってくるかわからないハチャメチャさがね。ベルトを持っている俺や芦野、外敵の#STRONGHEARTSとかじゃなくて、一番がんばんなきゃいけないのは誰かわかってんのかな? わかってる? そういう試合をタッグリーグで見してもらおうかなって、そういうふうに思ってます」

頓所のコメント
「最後、児玉裕輔のうまさに負けました。タッグリーグも始まるし、このシングルで結果を残して勢いをつけようと思ったけどダメでしたね。あとちょっと時間あるんで、ペガソと一緒にいろいろ考えて若い人間にしかできない技、気持ちを出してタッグリーグに挑みます」

第六試合
6人タッグマッチ 30分1本勝負
    • 近藤 修司/TriggeR

    • 征矢 学

    • エル・イホ・デル・パンテーラ

    • 芦野 祥太郎/Enfants Terribles

    • 羆嵐/Enfants Terribles

    • レネ・デュプリ

  • 17分42秒
  • カサドーラからのエビ固め

 埼玉の英雄、羆嵐が登場。芦野&レネとのEnfants Terriblesで近藤&征矢&パンテーラと闘う。先発はパンテーラと芦野。グラウンドで翻弄した芦野はパンテーラの頭を叩く。これに怒ったパンテーラはエルボーで反撃だ。 
 続いて征矢が出てきてレネを挑発。だが、「ハゲ!」とからかうレネに気を取られている隙きに羆嵐に背後から襲われ、ツープラトン攻撃を食らってしまう。だが、征矢は羆嵐を蹴散らすと、近藤にタッチしてからレネを追って場外へ。
 その間に近藤が羆嵐を捕まえ、自軍のコーナーでいたぶっていく。近藤が耳削ぎチョップを食らわせれば、タッチを受けたパンテーラは低空ドロップキックで羆嵐のヒザを狙い撃ち。羆嵐のショルダータックルでふっ飛ばされたものの、芦野が入ってきても動じずに羆嵐を踏み台にしてドロップキックだ。さらにトラースキックで羆嵐を蹴り飛ばし、ダイビングボディアタックを発射する。
 しかし、羆嵐はこれをキャッチ。場外の征矢と近藤に向けて、放り投げてしまう。これでパンテーラを捕まえたEnfants Terribles。パンテーラを自軍のコーナーでいたぶり、芦野とレネのダブルヒップトス。さらにレネがフィストドロップを投下する。
 そして続く羆嵐が踏みつけ攻撃からセントーン。さらにタッチを受けた芦野はジャイアントスイングからマフラーホールドだ。だが、パンテーラも延髄斬りで反撃すると、続けてハンドスプリング式のエルボーアタック。そして近藤にタッチすると、その近藤が芦野に串刺し式ラリアット。さらに芦野を抱えたまま、入ってきた羆嵐にはネックブリーカードロップだ。
 そして芦野にランサルセを食らわせた近藤。KUBINAGEを食らわせてラリアットの体勢に。だが、芦野はこれを回避してレネにタッチ。レネはバックエルボーからエルボー連打。近藤が打ち返してくるとすかさずコブラツイストに捕獲する。
 近藤は強引に投げ飛ばして脱出。代わった征矢がワイルドネックブリーカーをレネに炸裂させる。だが、レネもラリアットで反撃。代わった羆嵐だったが、征矢と近藤がコンビネーションで追い詰めて、征矢がデスバレーボム。そして芦野とレネを場外に排除するとパンテーラがトペ・コンヒーロだ。リングに残った征矢はワイルドボンバーを発射。
 しかし、前方からの一撃を羆嵐はフライングソーセージで迎撃。すかさず芦野とレネがリングに戻ってきてトレイン攻撃。さらに芦野がパンチの連打からジャーマンを放ち、続けて羆嵐の身体を征矢の上に投下する。そして、羆嵐がダイビングセントーンを投下。
 しかし、ここは近藤とパンテーラがカット。ならばと羆嵐とレネはG.F.Yの体勢に入る。だが、これも近藤とパンテーラがカットに入る。そして芦野とレネを場外に追い出すと、征矢がカサドーラからのエビ固めで丸め込んで羆嵐から3カウントを奪ったのだった。
 試合後、怒りのEnfants Terriblesは近藤、征矢、パンテーラをいたぶるとマイクを握った羆嵐が征矢の首を絞めながらタッグリーグでの復讐を誓ったのだった。


近藤&征矢のコメント
征矢 魂胆はわかってるよ。俺が暴走すると思ってよ。俺はまだ冷静だよ。
近藤 俺からも一ついいか? お前みたいな奴が丸め込みするって相当情けないからな。今日は負けだよ。
征矢 結果勝ったじゃないですか? 気持ちとしてですよ。
近藤 (征矢を蹴飛ばしながら)黙れ、黙れ。練習しろ。丸め込みじゃなくて勝てる技練習しろ。
征矢 何が大事って気持ちだろ。勝ったこと、次の公式戦の弾みにすればいいんだよ。違うか?

羆嵐のコメント
「征矢、てめえ! ここをどこだと思ってんだ! 春日部だぞ。春日部で丸め込みなんてしやがって。てめえデブだよな? デブのくせに丸め込みなんかしやがって! 俺はそういうのが大嫌いなんだ。後楽園、ただじゃおかええぞ。俺とレネさんでG.F.Y決めてやるから、覚悟しとけよ、クソデブが!

芦野&T-Hawkのコメント
芦野 羆嵐が負けているけど、俺と裕輔がちゃんとタッグ組んでやったらそうはいかない。T-Hawk、今日出てたよな? あの2人にもしっかり勝って……。
※ここでT-Hawkが登場。
T-Hawk おいおいチャンピオンチーム! 俺は実力は認めるよ。初戦も獲るつもりでいくからよ。
※小競り合いとなる。
芦野 チクショウ! ナメ腐りやがって! 俺と裕輔が必ずT-Hawkと入江を倒してやるから必ず見に来いよ。

WRESTLE-1 OFFICIAL GUIDE