- 第一試合
- シングルマッチ 30分1本勝負
- 6分32秒
- 武藤直伝シャイニングウィザード→片エビ固め
序盤のグラウンドの攻防の中で積極的に腕ひしぎを仕掛けていく河野。本田にヘッドロックを獲られても髪の毛を掴んで逃れる。ならばと本田はショルダータックルで果敢にぶつかっていく。しかし、河野は倒れない。本田はエルボーを連発するが、河野はびくともせず。
逆にニーリフトで悶絶させて逆片エビ固めで締め上げる。しかし、これを脱出した本田はエルボーアタックを連発。何発も打ち込んでようやく河野をダウンさせると、ブレーンバスターで追撃だ。
しかし、河野はネックハンギングボムですぐに形勢を変える。さらにニーアタックを食らわせると、最後はシャイニングウィザード。本田から貫禄の3カウントを奪ったのだった。
河野のコメント
「なんもないですよ、昨日メインで負けたら第1試合だよ。これが現実だよ。チックショー。でも、2勝すれば目がある。昨日星取表を見たけど、まだ今日の結果次第でもあるけど、仮にT-Hawk&入江が勝ったとしても、俺らが勝てば2勝1敗で並ぶし、2勝1敗で並んだ場合は直接対決で勝ったほうでしょう? ということは直接対決で勝つ俺らがトップ通過できるはずだから。俺は手段を選ばずに勝つよ。それがアレハンドロにも浸透しているから。#STRONGHEARTSファンもW-1ファンも俺らが勝つと思ってないんだろ? いいよ。ギャフンと言わせてやる。今に見てろって」
本田のコメント
「デビューして1年経って何連敗しているかわからないです。1年経っても何も結果を出せない自分が悔しいす。ここで変わらないと一生このままだと思います。次、その何かを見つけて初勝利に向けてがんばりたいと思います」
- 第二試合
- シングルマッチ 30分1本勝負
- 7分8秒
- ESO ES TODO→片エビ固め
開始早々、一にリストを奪われていたアレハンドロだったが、これを脱出すると素早い動きで一を翻弄する。たまらず場外に出た一。場外で休むと見せかけて、アレハンドロが場外に追いかけてくるとすかさずリングに戻る。そしてアレハンドロが戻ってきたところを不意打ちだ。
そしてエルボードロップを投下し、キャメルクラッチ。しかし、これを脱出したアレハンドロは一が走ったところで「ちょっと待って!」と動きを止めてドロップキック。さらにコーナーでスクールボーイからのドロップキックを炸裂させる。
勢いに乗ったアレハンドロはセントーン・アトミコ、ヒャッホーイを連続で発射。トドメのESO ES TODOを狙う。しかし、これをスカした一はオーバーヘッドキックだ。さらに一はコンプリートショットで叩きつけてエルボーアタックを炸裂させる。
しかし、アレハンドロはセカンドロープの反動を利用したドロップキック。さらに攻め込もうとロープに走る。ここで一は「ちょっと待って!」とアレハンドロをマネてストップを狙う。しかし、アレハンドロは待たずに延髄斬り。最後はESO ES TODOで一をマットに串刺しにし3カウントを奪ったのだった。
アレハンドロのコメント
「昨日はまさゆきと勝ち点2を失ったんで、次、新木場で#STRONGHEARTS、入江&T-Hawk! 勝ち点を奪うのは僕とまさゆきだ。ソイ・アレハンドロ!」
一のコメント
「ちょっと待ってって言ったのに……。僕は止まったのに……」
- 第三試合
- タッグマッチ 30分1本勝負
- 13分30秒
- アンクルロック
客席で泣く子どもを見つけて近寄る児玉。芦野も気を取られたかのように見えたが、気を取り直して岩石との攻防に移る。岩石の力強いエルボーを受けた芦野だったが、カウンターのフロントスープレックス。さらにストンピングを叩き込む。
代わった児玉はセントーン・アトミコ。さらに代わった芦野は足攻めだ。児玉と一緒にツープラトンの股裂き攻撃。悶絶する岩石だったが、芦野に対して頭突きを叩き込む。しかし、ロープに走ったところで場外から児玉が足を引っ張って、これを合図に場外乱闘へ。
場外で散々暴れまわった芦野と児玉。リングに戻っても岩石をいたぶっていく。しかし、岩石は河津落としで反撃してカズにタッチ。カズは児玉に正拳突きを連発する。ならばと児玉もドロップキックで反撃。タッチを受けた芦野が俵返しを炸裂させるが、カズもコーナーでのコンプリートショットだ。
そして再び出てきた岩石がヘッドバットを食らわせてから、芦野が立ち上がったところでスピアー。そしてダブルアームスープレックの体勢に。しかし、芦野はこれを脱出してジャーマンスープレックスの体勢に入る。
それを岩石が踏ん張るとカズがカット。岩石のエルボーアタック、カズのハンドスプリング式レッグラリアットが炸裂する。そして岩石がブレーンバスター。芦野がエルボースマッシュで反撃してきてもすぐさま払い腰で叩きつけてみせた。
そして腕を獲りにいった岩石。しかし、芦野はこれをアンクルロックに切り返す。岩石が逃れるとすぐさま児玉が入ってきて、両腕を掴んだ状態から足で岩石を突き放す。これをキャッチした芦野がジャーマン。続けてジャーマンスープレックスで投げ飛ばすと、最後はアンクルロックでタップアウトを奪ったのだった。
芦野&児玉のコメント
芦野 今日次第っていうのはあるよ。T-Hawk&入江の勝ち点。他力本願になるか自力で行けるかが今日の境界線になるから。頓所、ペガソ、外敵なんだからしっかり勝てよ。あと仙台、昨日の郡山に続き台風の被害もあったし、俺らはその日に仙台にいたから。水浸しでどこに行けない状態があってそれでも来てくれているから。プロレスで恩返ししたいと思います。
児玉 センキュー、仙台!
芦野 キュー!
児玉 これ。
岩石のコメント
「自分が生まれ育った東北で何かを与えなきゃいけない。自分たちにできるのはプロレスしかないから。プロレスで何かを与えないといけない。そういう人になるには強くならなきゃいけない。でも、まだ自分は弱い。もっと強くなって、もっともっと強くなってまたこの東北の大地に帰ってきます。自分がかつて夢を勇気を与えてくれた存在になれるように」
- 第四試合
- 6人タッグマッチ 30分1本勝負
- 16 分23秒
- スーパーひまわりボム→エビ固め
稲葉と征矢が真っ向から激突。チョップを打ち合いタックルでぶつかり合う。征矢がショルダータックルで倒せば、稲葉もフライングショルダータックルでお返しだ。新人の仁木も征矢と一緒にダブルのタックルでお返し。そして稲葉に果敢にチョップを放って向かっていく。
しかし、稲葉はこれを仁王立ちで受け止めるとボディスラム。代わった土肥もボディスラムでお仕置きだ。アンディもコーナーで踏みつけるなど、新人へのプロレスの洗礼だ。さらにアンディは背中にドロップキック。
続けてアンディはロメロスペシャルに捕獲する。土肥も仁木をいたぶり、稲葉は顔面ウォッシュ。さらにアンディのミサイルキックも炸裂する。しかし、仁木はアンディに対してエルボーで反撃。ヒップトスで投げられても立ち上がりエルボーアタックで殴り倒してようやく近藤にタッチだ。
近藤は串刺し式のラリアットから、カットに入ってきた土肥もまとめて蹴散らす。さらにランサルセを決めた近藤。しかし、アンディも水面蹴りで反撃。代わった稲葉はコーナーで延髄斬りを決めるとブレーンバスターで追撃だ。
そして卍固めに捕獲した稲葉。ここは征矢がカット。その征矢は近藤から代わると串刺し式のエルボーアタック。ブルドッキングヘッドロック、ショルダーネックブリーカーを連続で決める。
しかし、稲葉もカウンターの延髄斬りで反撃。稲葉たちのトレイン攻撃を食らう征矢だったが、土肥のスピアーを受け止めると近藤とのクロスボンバー。さらにハイジャックパイルドライバーを決めると、デスバレーボムで追撃だ。
そしてトドメのワイルドボンバーを発射。しかし、土肥はこれを避けるとすかさず稲葉が入ってきてダブルのショルダータックル。近藤を2人がかりのエルボーで殴り倒して場外に排除する。土肥と征矢はラリアットを打ち合い、続く仁木がドロップキックを土肥に決める。
仁木は土肥に対してボディスラムを仕掛ける。土肥が倒れないとエルボーを連打してからボディスラムを決めた仁木。続けてブレーンバスターの体勢へ。しかし、土肥はこれを逆にブレーンバスターで投げにかかる。
仁木はこれ後方に着地して防ぐとエルボーアタックだ。しかし、これを受け止めた土肥は旋回式のスクラップバスター。最後はスーパーひまわりボムでトドメを刺したのだった。
稲葉&土肥&アンディのコメント
土肥 次だ、次。新木場だろ? 必ず勝って後楽園のメインで勝つよ。あとは昨日の郡山、今日は仙台。ボランティアさせてもらったり、仙台で施設に行かせてもらったけど、今日も来てくれたお客さんが少しでも元気になってくれたんじゃないかなと思いました。
稲葉 僕らはプロレスを通して皆さんに元気になってもらえるようにがんばっていきます。あと仁木、良かったね。がむしゃらに。
土肥 下の奴らすぐ抜かれるぞ。仁木琢郎、あいついいな。
アンディ 次の後楽園、パンテーラ親子が来日。ぜひ俺を入れてもらいたい。闘ってもいいし、組んでもいいし、成長した姿を師匠のエル・パンテーラに見せたいと思います。
近藤&征矢&仁木のコメント
近藤 仁木ががんばってんじゃないか。お前より仁木のほうががんばってんじゃないか。
征矢 俺もがんばってますよ。
近藤 もう一回言っておくぞ。俺らタッグリーグ2連敗してんだから上がれないからな。
征矢 何度も言ってますけど、新木場があるじゃないですか? このあとのリーグ戦の結果でもしかしたらもしかするでしょう?
近藤 2敗しているチームが上がれるわけねえだろう。
征矢 0.5%でも残ってれば勝機があるんじゃないですか?
近藤 もう一回言うぞ。新木場でもし負けるようなことがあったら覚悟しとけ。何かしらがあるからな。
征矢 なんで負けたことを考えるんですか? 勝ちましょうよ。
近藤 勝ってくれよ。お前が負けてるんだぞ。
征矢 俺の負けは近藤さんの負けでもあるんじゃないですか?
近藤 だから怒ってるんだよ。お前がピンフォール獲れよ。
征矢 必ず獲ってやりますよ。もうないから。気持ちで見せる。決勝に行けるとかじゃない。人生の勝利ですよ、次の勝利は。絶対負けない。
仁木 今日初めて先輩たちと組ませてもらって凄く勉強になりました。もっともっと勉強して次、『WRESTLE SOUL』、勝てるようにがんばります。ありがとうございました。
- 第五試合
- 「WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2019」公式戦Bブロック 30分1本勝負
- 11分47秒
- G.F.Y→体固め
『W-1 TAG LEAGUE 2019』Aブロックの公式戦。吉岡がコールを受けたところで襲いかかる羆嵐とレネ。しかし、吉岡とリンダマンはこれを察知してすぐさま場外へ飛び出して逃れる。そして先にリングに戻るとリンダマンがドロップキックで先制攻撃。これで試合スタート。怒ったレネと羆嵐は吉岡たちを場外で追いかけ回す。
吉岡たちは先にリングに戻ると2人がかりで羆嵐に踏みつけ攻撃。しかし、羆嵐はリンダマンを場外に放り投げて形勢逆転。セントーンを投下すると代わったレネがエルボーを食らわせ、キャメルクラッチ状態でいたぶる。
さらに羆嵐とのツープラトン攻撃を食らわせる。代わった羆嵐は先程のお返しとばかりにロープ際で踏みつけ攻撃だ。しかし、リンダマンは羆嵐とレネの同士討ちを誘って吉岡にタッチ。2人同時に羆嵐にミサイルキックを発射すると、吉岡がラ・ケブラーダ、リンダマンがトペ・コンヒーロを発射する。
リングに戻ると吉岡は串刺し式の低空のドロップキックを羆嵐の顔面にヒット。羆嵐も吉岡にフライングボディアタックで反撃するが、タッチを受けたリンダマンがカウンターで持ち上げて水車落とし。
そしてお返しとばかりにセントーンを投下。吉岡も続くと、カットに入ってきたレネも捕まえてダブルバックドロップで羆嵐の身体に投下する。しかし、ジャーマンを狙ったところを潰されると、代わったレネからフィストドロップを被弾。レネは腕ひしぎに捕獲してギブアップを迫る。
さらに羆嵐は串刺し式のラリアット。続けて埼玉に乾杯!を狙う。しかし、リンダマンもこれを脱出して急所攻撃。これは防がれたものの、吉岡がラ・ミスティカで動きを止めてリンダマンがジャーマンを決める。
だが、リンダマンの攻勢もここまで。レネが救出に入るとあっという間に形勢逆転。羆嵐のダイビングセントーンを被弾すると、最後はG.F.Yを食らって万事休す。3カウントを喫し、リーグ戦2連敗となった。
吉岡&リンダマンのコメント
リンダマン よし今日も勝ったぞ……。お花畑が見えるな? やっぱり俺たちの勝利を花が祝福しているな……。川も見えるから、そっちのほうに行こうかなぁ……(ガクッと気を失う)。
吉岡 そっち行っちゃダメだよ! リンちゃん! リンちゃん! リンちゃーん!
羆嵐&レネのコメント
羆嵐 リンダマン、いいねえ。パワーあんじゃん。2回投げられちゃったよ。もっともっとやろうぜ。前はそんなに目につくようなあれじゃなかったけどパワーを隠し持ってんじゃねえか。とりあず今はタッグリーグ中だけど、残りは誰だ? 誰だか知らねえけど、2人でG.F.Y決まったら終わりだよ。
レネ G.F.Y!
- 第六試合
- 「WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2019」公式戦Aブロック 30分1本勝負
- 16分23秒
- ケルベロス→片エビ固め
『W-1 TAG LEAGUE 2019』Bブロックの公式戦。ペガソはT-Hawkにドロップキックで先制攻撃。頓所とダブルのアームドラッグからツープラトン攻撃でT-Hawkを攻め立てる。T-Hawkはトレイン攻撃を避けると、ペガソに低空のドロップキック。続けて頓所にブレーンバスターだ。
しかし、すぐに頓所とペガソも反撃に移る。T-Hawkを場外に追いやり、救出に入ってきた入江にはペガソが前転式のドロップキック。さらにトペ・スイシーダを発射だ。しかし、T-Hawkと入江はこれを避けて頓所に誤爆させることに成功。
場外で頓所をいたぶると、入江が頓所の腰にタックルを連発。T-Hawkも起き上がり小法師式の逆水平チョップでいたぶり、続く入江は頓所の腰にロープの反動を利用したボディプレス。その上にT-Hawkが乗っかって押し潰していく。
頓所もT-Hawkの挑発に乗ってエルボーで反撃するが。T-Hawkは逆水平チョップ一発で黙らせる。それでも代わった入江にエルボーで反撃していく頓所。入江はこれを頭突きで遮断。ならばとドロップキックで反撃した頓所。しかし、T-Hawkが出てきてネックハンギングボム。入江もヒップドロップで追撃だ。
だが、頓所はコーナーで延髄斬りを食らわせてようやくペガソにタッチ。ペガソは代わったT-Hawkに前転式のフォアアームを食らわせる。そしてネックハンギングボムを阻止してブレーンバスター。カットに入ってきた入江の攻撃を誤爆させると頓所とダブルのエルボーアタックだ。
しかし、続いて頓所を踏み台にしてのペガソのエルボーアタックを入江はキャッチ。T-Hawkがニーアタックを頓所に食らわせると、入江がパイルドライバーで捕獲してペガソの身体の上に投下。続けてT-Hawkの雪崩式ブレーンバスター、入江のダイビングボディプレスが頓所に炸裂する。
しかし、頓所はコーナーでショルダースルーを食らいながらもスイング式DDTでT-Hawkに反撃。続いてジャーマンで投げると、そこにペガソがファイヤーバードスプラッシュを発射する。T-Hawkはこれを自爆させるとリバースパワースラム。そしてケルベロスの構えへ。
しかし、頓所が立ち上がれないと強引にナイトライドの体勢に捕獲する。頓所はこれを後方に着地してローリングバッククラッチを狙うが、T-Hawkは防御。すかさず入江が入ってきてラリアット。T-Hawkはカットに入ってきたペガソをパワーボムで叩きつけると、入江が2人まとめてキャノンボールで圧殺だ。
そしてT-Hawkがリバースパワースラムで再び頓所を叩きつけ、最後はケルベロスでトドメの一撃。頓所から3カウントを奪い、タッグリーグ2連勝を飾ったのだった。
頓所&ペガソのコメント
ペガソ 今日で俺らは2敗して決勝には行けないし。でも、まだ1戦残ってます。これを消化試合にするもしないも俺らだと思うんで、俺らは消化試合にするつもりはないし、しっかり勝ってこのタッグリーグに出てたっていうことを証明します。
頓所 今日の負けで優勝なくなったか……。でも、新木場大会まだあるしね。新木場大会、あと1戦。全部をぶつけてこのリーグ戦に何かを残す。
T-Hawk&入江のコメント
T-Hawk 勝ちましたね。あと1戦ですか? アレハンドロと河野か。問題ないでしょう。今回のタッグリーグで本格的に組み始めましたけど、連携も問題ないし、死角もないでしょう。
入江 もう負ける気がしないですね。
T-Hawk どんな相手でも僕らは油断することなく、相手を潰しに行くだけなんで、必ず全勝で#STRONGHEARTS対決……は無理か?
入江 無理かもしれないけど、#STRONGHEARTSは世界を獲りに行く。
T-Hawk 入江スマイルで振り切って優勝して、ディズニーランドに行きましょうね。僕らは全て獲りに行きます。