2019年11月大会

2019年11月2日(土)〜2019年11月27日(水)

201911.16(SAT)

「WRESTLE-1 TOUR 2019 AUTUMN BOUT」11.16神奈川・横浜ラジアントホール大会
開催日:2019年11月16日
時間:17時30分試合開始/17時開場
場所:神奈川・横浜ラジアントホール
住所:神奈川県横浜市中区長者町5丁目85番地
TEL:045-261-6666
アクセス:
「関内駅」北口より徒歩5分、横浜市営地下鉄「伊勢佐木長者町」3番出口より徒歩1分

第一試合
シングルマッチ 30分1本勝負
    • 仁木 琢郎

    • 吉岡 世起

  • 6分33秒
  • 逆片エビ固め

 まずはグラウンドの攻防を展開したあと、吉岡はキック攻め。エルボーで反撃してくる仁木の胸板、背中を強烈に蹴飛ばしていく。さらに蹴りを見舞っていく吉岡。だが、仁木は吉岡のファルコンアローを着地すると張り手で一撃。ドロップキックで形勢を変えて逆エビ固めに捕獲する。
 しかし、これを逃れた吉岡は再びミドルキックを放って仁木の動きを止めると、シザースキック。さらにファルコンアローで追撃すると逆エビ固めだ。仁木がこれを耐えると、逆片エビ固めに移行して高角度で極めてギブアップを奪ったのだった。

吉岡のコメント
「なんつったっけ、あの丸坊主。前に見たな。違う奴か? 名前覚えてねえけど、この団体の丸坊主の奴は覇気があるかもしれねえな。でも、俺がやりてえのはこんなんじゃねえから。今年のことは今年の内にやっとかねえとな」

仁木のコメント
「今日、団体内の選手ですけど、初めて#STRONGHEARTSの吉岡さんとやらせてもらいました。次の名古屋でも同じカードが組まれてるんで、今日以上の気迫と声でもっともっと食らいついて、次は絶対勝つ! それだけです。ありがとうございました」

第二試合
シングルマッチ 30分1本勝負
    • 本田 竜輝

    • 平田 智也

  • 7分23秒
  • ジャーマンスープレックスホールド

 1週間前の『WRESTLE SOUL』でやった2人が再戦。リベンジに燃える本田は序盤から気迫のこもったエルボーを連発する。それに対して平田もショルダータックルを放ってくるが、本田は逆にふっ飛ばす。
 しかし、平田はハンマーパンチで反撃するとボディスラム。逆片エビ固めに捕獲して本田にギブアップを迫る。だが、これを逃れた本田はエルボーアタックで反撃。ノーザンライトスープレックスで叩きつけて、ブレーンバスターを狙う。
 しかし、平田はこれを逆に投げ返して、水車落としにつなげる。そしてボディスラムを狙った。しかし、これを着地した本田は張り手。平田もやり返してくると一歩も引かずに張り手合戦だ。平田が投げっぱなしジャーマンを放てば、本田もジャーマンでやり返して一歩も引かない。
 そして、両者ショルダータックルで激突するとハンマーパンチを振るい合う。しかし、平田は突っ込んできた本田をスパインバスターで叩きつけて動きを止めるとぶっこ抜きのジャーマンスープレックスホールド。1週間前と同じ技で本田を下したのだった。

平田のコメント
「ちょうど1週間前に道場マッチで初めて対戦させていただいたんですけど、そのあとすぐの再戦だったんですけど、今度もガッチリ勝てて良かったです。お互いキャリアも近いんでこれからもバチバチとやっていきたいです」

本田のコメント
「今日はまた1週間前に闘った平田選手と再戦だったんですけど、まだ自分で自力で勝利をつかめてないことが悔しいです。デビューして1年経つのにシングル全敗。本当に悔しいです。何か変わらなきゃいけないと思っています。そこを見つけて次は初勝利に結びつけたいと思います」

第三試合
タッグマッチ 30分1本勝負
    • 頓所 隼

    • ペガソ・イルミナル

    • 馬場 拓海

  • 11分25秒
  • ドラゴンスープレックスホールド

 先発の頓所と馬場がやり合ったあと、頓所はペガソにタッチ。馬場も一にタッチしようとするが、「BBがんばれ」と声をかけるだけで一は出る様子もない。そこで引き続き馬場がペガソと対峙。
 素早い動きでペガソにドロップキックを決める。これを見て一がようやく登場。意気込んで入ってきたものの、いきなり蹴り倒されて馬場も「嘘!」と思わず驚いてしまう。一は頓所にも捕まりいたぶられ、ペガソにはロープに吊るされてショットガンドロップキックを食らう。
 さらに頓所とペガソの連携攻撃を食らった一。頓所にボディスラムを仕掛けて反撃を試みるが持ち上がらず。逆に背中にドロップキックを食らい、ブレーンバスターで投げられる。ペガソからもクロスフェースで絞められるなどやられ放題だ。
 しかし、なんとかオーバーヘッドキックを炸裂させて馬場にタッチ。馬場はドロップキックを決めると、ミサイルキックも炸裂させる。しかし、ペガソはエルボーで馬場の動きを止め、前転してからのドロップキックを決める。
 ならばと頓所にキックで攻め込む馬場。頓所もDDTで流れを変えるが、馬場はミドルキック、ハイキックを決めて一にタッチだ。一は馬場を使って攻め立て、自身はコンプリートショットからニードロップ、レッグドロップを投下。さらに頓所に丸め込みを仕掛けて3カウントを狙う。
 しかし、頓所はクチナシを逃れるとペガソとの連携で流れを変える。ペガソが場外の馬場にトペ・スイシーダを放っている間に一をドラゴンスープレックスで3カウント。勝利を奪ったのだった。

 試合後、マイクを握った頓所。「僕個人としての宣伝になっちゃうんですけど、来年2020年1月25日に自分のプロデュースした大会をやります。場所は大久保にあるW-1道場です。よろしくお願いします」と『WRESTLE SOUL Vol.03』を宣伝したのだった。


一&馬場のコメント
馬場 一さん、もうちょっと真面目にというかちゃんとやってほしかったな。でも、入場の時見た? BBTシャツ。これからTwitterのDMとかで受けつけて売るからみんな買ってね。サンキューBB!
一 W-1のタッグリーグが終わって、頓所とペガソは全敗? 全敗なんだけど当然僕より強いね。凄い強い。でも、頓所がクルーザーでペガソが無差別で、どっちがどっちだかわからない。ほぼ一緒。そこが全敗したあれじゃないですかね? すいません。でも、僕は勝てません。全敗のチームにも勝てません。ありがとうございました。

頓所&ペガソのコメント
ペガソ タッグリーグは3戦3敗で終わったけど、大晦日も頓所さんと組んで試合をするし、今日も勝てて当たり前ですけど、俺は後楽園でヒート選手と組まれていて、今日もヒート選手を意識した技をやってます。俺の中で5番勝負は始まっていると思っているんで結果を残します。
頓所 久々の馬場と一と闘ってみて、一はちょっと僕が思っている一じゃないというかピンとこなかったですね。あと大晦日もあるし、俺個人として来年の1月25日にプロデュースした大会があるんで、それに向かって突っ走っていきます。

第四試合
Actwresgirl'Z提供試合シングルマッチ 30分1本勝負
    • 有田 ひめか

    • 未依

  • 8分32秒
  • ジャンピングニーアタック→体固め

 アニメ声の未依を圧倒的なパワーで攻め立てる有田。ボディスラムで叩きつけ、飛んできても捕まえて叩きつける。そして逆エビ固めに捕獲した有田。しかし、これを逃れた未依は蟹挟みで有田を倒してロープに激突させると、背後からドロップキックで反撃だ。
 一度は捕まってボディスラムで叩きつけられたが、すぐさまフライングソーセージを炸裂させる。そしてコーナーに追い詰め踏みつけると、ぬいぐるみで殴りつける。しかし、有田もすぐさまぬいぐるみを奪って反撃。
 ランニングニーを炸裂させて未依を追い詰めていく。未依もコーナーで髪の毛を掴んでのフェースクラッシャー、ダイビングフットスタンプで反撃するが有田の牙城は崩せず。最後は有田の強烈なジャンピングニーアタックで涙を飲んだ。

第五試合
タッグマッチ 30分1本勝負
    • アンディ・ウー

    • タナカ 岩石

    • 伊藤 崇文

    • 佐山 駿介

  • 14分36秒
  • アームロック

 横浜大会を中心に何度もやり合っているアンディ&岩石と伊藤&佐山が今回もタッグマッチで激突。新木場大会で一騎打ちを行った岩石と伊藤が先発だ。まずはグラウンドでやり合う岩石と伊藤。
 伊藤がヒールホールドを仕掛ければ、岩石も腕十字で切り返す。ならばと伊藤がアンクルホールドへ。それを岩石がヒザ十字に切り返すなど、両者一歩も譲らない。一転してタッチを受けたアンディと佐山は打撃の攻防。ここでアンディが佐山をロープに振ってバックエルボーを炸裂させる。
 そして後頭部にドロップキックを入れると岩石にタッチ。岩石も佐山にストンピングから左腕にエルボーを落とす。そして岩石はアキレス腱固めへ。しかし、佐山はエルボーで反撃を開始し、岩石とエルボーを打ち合うと、ドロップキックを炸裂させる。
 さらにカットに入ってきたアンディにもレッグラリアットを放ってやり返し、伊藤にタッチだ。伊藤は岩石を捕まえてアームロックへ。さらにストレートアームバーで極めていく。続けてエルボーで追撃すると自軍のコーナーへ連行。代わった佐山が伊藤がいためつけた岩石の左腕を踏みつける。
 さらに佐山のサッカーボールキックが炸裂し、代わった伊藤も岩石をスリーパー、アームロックでいたぶっていく。そして代わった佐山が脇固めだ。しかし、これを脱出した岩石はヘッドバットから河津落としを食らわせてアンディにタッチ。
 アンディは水面蹴り、ミサイルキックで佐山を攻め立てる。一方の佐山もレッグラリアットで反撃。そしてタッチを受けた伊藤がキック攻撃から、ロープに走ったアンディの足を掴んでアキレス腱固めだ。
 しかし、これを脱出したアンディは伊藤の蹴り足を掴んでドラゴンスクリュー。そしてタッチを受けた岩石が水車落とし、バックドロップで伊藤を攻め立てる。さらにアンディとの連携攻撃で伊藤を追い詰めると、佐山を場外に追いやったアンディがプランチャを発射する。
 その間に岩石はダブルアームスープレックスからカウンターの払い腰だ。そして伊藤がこれをキックアウトすると腕十字へ。しかし、伊藤はこれを腕十字に切り返し、さらに三角絞めに捕獲する。岩石もこれを脱出するとスリーパーへ。
 これを逃れた伊藤は前方に岩石をプッシュ。エプロンで待ち構えていた佐山がキックを岩石に食らわせる。その岩石を伊藤がハーフハッチで投げ飛ばし、すぐさま腕をキャッチ。アームロックに捕獲して、ついにギブアップを奪ったのだった。

伊藤&佐山のコメント
伊藤 負けなしのW-1。さあ、次誰が来るんでしょうか、w-1。今日の奴もアンディとまたまたタナカ。もう一回やれって顔しててもういいと思うけど、何度でも何度でもやろう。あとアンディ・ウー、もう一回な。なんかマスク被って顔見えへんけど憎たらしいな。なあ、佐山?
佐山 また1月にも横浜でW-1の大会があるって聞いているんで、また呼んでください。岩石選手、やり足りないんで、もっともっとやりましょう。あとアンディ選手ももっともっと対戦したいです。もう一回W-1の横浜のリングでやりましょう!

アンディ&岩石のコメント
岩石 向こうの2人が呼ばれてた時点で俺と組まれるっていうのはわかったから、定番化したのはわかった。何かを期待しているのか? 勝手に期待だと思っているよ。負け犬の遠吠えだよ。認めるよ。でも、諦めないからな! 佐山駿介、伊藤崇文! 俺はまだまだだ! 俺はまだまだやり足りない! 俺は明日もまた生きるぞ!
アンディ 次はタナカ岩石の勝ち犬の遠吠えを聞かせてもらいましょう。

第六試合
タッグマッチ 30分1本勝負
    • カズ・ハヤシ

    • 近藤 修司/TriggeR

    • 河野 真幸/TriggeR

    • アレハンドロ

  • 12分25秒
  • ESO ES TODO→片エビ固め

 一旦解散したあと、再結成した河野とアレハンドロが久々に組んだカズ&近藤のチーム246の初代タッグチャンピオンチームと激突。先発は近藤とアレハンドロ。自身への声援に気を良くしたアレハンドロは近藤とスピーディーな攻防を展開。ロープの反動を利用したアームホイップで先制だ。
 続いて河野とカズが対峙。河野はショルダータックルでカズをふっ飛ばすと力任せにカズをコーナーに叩きつけていく。そしてボディスラムで一撃。代わったアレハンドロもボディスラムを仕掛けるが、アレハンドロのパワーでは持ち上がらない。
「無理」と河野にタッチするアレハンドロ。河野に一度ボディスラムのお手本を示してもらい、再びカズに挑むがやっぱり持ち上がらない。何度か挑んでも無理だったが、河野の足にカズの頭をぶつけてダメージを与えるとようやくボディスラムを成功させる。
 そしてブレーンバスターを仕掛けるアレハンドロ。だが、カズはボディスラムで仕返し。アレハンドロを場外に叩き落とすと客席に投げ込んでいたぶる。さらに代わった近藤も強引にアレハンドロを投げ飛ばすと、コーナーに追い詰めて逆水平チョップでお仕置きだ。
 続いてタッチを受けたカズは得意のボディブローを連打。アレハンドロの顔面を踏みつけ、つばを吐きかけるという輩モードに一変だ。続く近藤は串刺し式のラリアットを炸裂させる。しかし、アレハンドロは近藤がロープに飛ばされたのを利用して、セカンドロープからドロップキック。そして河野にタッチだ。
 河野は近藤、カズをニーアタックで蹴散らし、さらに近藤、カズを順番にドラゴンスクリューでひねり倒す。そして近藤には足4の字固めだ。続くアレハンドロも近藤にドラゴンスクリューからの足4の字固め。
 しかし、裏返されてしまい悶絶だ。それでもチャンスを作るとヒャッホーイを投下したアレハンドロ。必殺のESO ES TODOを狙う。しかし、カズはこれをファイナルカットで切り返すと、近藤もランサルセで続く。
 そしてカズがハンドスプリング式レッグラリアットだ。一転してピンチに追い込まれたアレハンドロ。しかし、カズと近藤のダブルラリアットをかわして同士討ちにすると、場外に出た近藤にトペ・コンヒーロを発射。
 これに気を取られたカズの背後から河野が急所攻撃! 悶絶するカズにリングに戻ってきたアレハンドロが今度こそESO ES TODO! これがズバリと決まり、アレハンドロが3カウントを奪ったのだった。

 試合後、マイクを握ったアレハンドロ。「W-1初代チャンピオンに勝ったぞ! 新しいチーム名どうする?」と河野に問いかけた。すると、児玉が登場。「お二人さん、解散してチームの名前を変えてもおもしろくないですよね。これはアンファンから提案なんですけど、戦力を拡大しようと思っているんです。河野さん、僕たちと一緒に新しい闘いを始めてみませんか? どうですか?」と河野を勧誘し始めた。
 これを聞いたアレハンドロは、「OK! OK! やっと元凸凹に魅力を感じたか。全然いいよね。アンファンが僕とまさゆきを欲しいって」とはしゃぎだす。しかし、児玉は「ちょっと待って。お前は呼んでないよ。河野さん、考えておいてください」と河野だけ勧誘したことを強調して去っていったのだった。

カズ&近藤のコメント
カズ いってえ……。もうイヤだよ。河野があんな攻撃を使う必要なんてないでしょう。これで最後よ。こういうものはもう会社で認めないから。もう終わり。俺たちもこれから真の強さの闘いに行くから。これ最終通告ね。これが最後だから。
近藤 あまりにもひどい場合は会社からそれなりの処罰を考えたらいいじゃないですか。

河野&アレハンドロのコメント
アレハンドロ アンファン……。誘われたの? どっか行っちゃうの? いやいや、僕たちは今日再結成したばかり。これから再出発の元凸凹コンビ。忘れよう。僕たち元凸凹コンビは新チーム名を募集して、またあのタッグベルトを巻こうよ、まさゆき。これが僕とまさゆきだ! バイバイ!
河野 まあまあ再結成というかリーグ戦で1勝しかできなかったけど、今日の感じで初代タッグチャンピオンに勝ったのは実績の一つだし、またいけんのかなと思うし、最後児玉がちょっと来たけどね。まあまあ選手としては求められているのはイヤな気はしないよね。それはアレハンドロもそうだし、必要とされているという流れになっているし、ここに来て児玉からラブコールを受けて、選手個人としてはイヤな気持ちはしない。それをイエスかノーかは言えないって感じですね。
──カズ選手と近藤選手が反則に関して、今後は処罰も考えると言っていたが?
河野 処罰? 解雇してもらっていいです。プロレスって5秒以内はいいんでしょ? じゃあ、そもそも反則負けにしてくれよ。そこがぬるっとしているんでしょね。そこを踏まえてW-1やっていったほうがいいんじゃないですかね。僕からの問題提起。W-1は疑問しかないから。処罰って何? スクワット1000回? 罰金ですか? クビ? 解雇? どうします? 金的攻撃一発でクビになったら伝説に残るレスラーになるよ。

第七試合
6人タッグマッチ 30分1本勝負
    • 征矢 学

    • 土肥 孝司

    • エル・イホ・デル・パンテーラ

    • 芦野 祥太郎/Enfants Terribles

    • 児玉 裕輔/Enfants Terribles

    • 羆嵐/Enfants Terribles

  • 18分22秒
  • ダイビングセントーン→体固め

 先発は土肥と芦野。がっぷり四つで組み合った攻防を展開すると、続く児玉とパンテーラは一転してスピーディーな展開に。児玉を投げ飛ばしたパンテーラは場外に逃げたところでトペ・スイシーダだ。
 続く征矢が児玉をいたぶり、土肥も児玉の足を捕まえていたぶっていく。しかし、児玉は続くパンテーラの回転エビ固めをこらえるとパンチで一撃。これを合図に芦野と羆嵐が土肥と征矢に襲いかかり、一気に場外乱闘だ。
 これで流れを取り戻したEnfants Terribles。リング上ではパンテーラを捕まえて順番にいたぶっていく。芦野がスリーパーで絞め、児玉がセントーン・アトミコだ。しかし、パンテーラは風車式バックブリーカーを児玉に食らわせ、征矢にタッチ。
 征矢は児玉にブルドッキングヘッドロックを炸裂させると、カットに入ってきた芦野も捕まえてまとめて。さらに児玉にはブレーンバスターで追撃だ。しかし、児玉はダイヤモンドカッターで反撃して芦野にタッチ。
 芦野は俵返しを決めるとエルボースマッシュで撃ち抜く。征矢もチョップで返すと、デスバレーボムだ。そして土肥と羆嵐にそれぞれタッチ。土肥は羆嵐を強引にバックドロップで叩きつける。しかし、羆嵐もブレーンバスターで反撃。
 芦野と児玉が入ってきて、連携攻撃から羆嵐の身体を土肥の上に投下する。そして羆嵐は埼玉に乾杯!の体勢に。しかし、これを逃れた土肥は続く羆嵐のラリアットをカットすると、ショルダータックルを放つ。
 羆嵐が返してきても、もう一発放ってふっ飛ばした土肥。しかし、羆嵐もフライングソーセージですぐさまお返し。そしてコーナーに上がってダイビングセントーンを狙う。しかし、これを征矢がカット。羆嵐の足を掴んで離さない。
 その隙きに息を吹き返した土肥がコーナートップから雪崩式ブレーンバスターだ。そこにパンテーラがダイビングフットスタンプ。さらに征矢がデスバレーボムで追撃だ。そして土肥が羆嵐の後頭部にラリアット。さらに正面からヒザ立ちの羆嵐にラリアットを放って、続けてハーフネルソンスープレックス
も炸裂させる。そしてトドメのスーパーひまわりボムの体勢に入る。
 しかし、これを逃れた羆嵐。リングに戻ってきた児玉がすぐさまドロップキックを炸裂させ、芦野も投げっぱなしのジャーマンだ。さらに羆嵐もラリアットでなぎ倒すと、埼玉に乾杯!で叩きつけ、最後はダイビングセントーンで3カウントを奪ったのだった。

 試合後、マイクを握った羆嵐は「芦野、T-Hawk&入江とやりたいって言ったらしいけど、優勝した暁にはこのベルトをかけてEnfants Terribles対決やってやるよ! 11月27日、後楽園ホール、見に来いよ!」と『W-1 TAG LEAGUE 2019』の決勝戦の告知をしたのだった。

芦野&児玉&羆嵐のコメント
芦野 上がってくるならやろうよ。クマとも全然試合してないし、レネさんともやりたいし。結局W-1の中心はアンファンなんだよ。稲葉、お前が怪我してベルトがどうなるかわからねけど、休むなら休んでくれ。無差別も俺とクマでやってもいいんだよ。まあ、後楽園はタッグリーグで負けたからイケメンと初タッグだよ。最初で最後の初タッグ。イケメン、俺は言っておくぞ。あんなバカみたいなクソのジャケットは絶対着ない! 振りじゃねえからな!
羆嵐 今日はしゃべらせてもらうぞ。11月27日、T-Hawk、入江楽しみだな。W-1で挫折を味わったことないだろう。この俺とレネ・デュプリが地獄に落としてやるよ。しっかり準備しておけよ。俺とレネに当たったら死んじまうぞ。そこら辺走ってばっかじゃかねえぞ。しっかり鍛錬しろ。
児玉 僕はね、メインの前にセミのあとに出ましたけど、あの二人、アレハンドロ、河野。解散したんだよね? 再結成したって呼び方が変わるだけでしょ? 何も変わらない。だったらアンファンとやってみないかな? おもしろいものを見せていけると思うんでね。どう? 初めてだから戸惑っていると思うけど、よく考えてしっかりと答えを出してもらいたいなとそう思いますね。

征矢&土肥のコメント
征矢 11月27日、後楽園ホール。リンダマンと組むことになって、近藤修司とCIMAと対戦するって言って、あいつが逃げんたんだ。リーグ戦も全敗。確かに俺がいけないのかもしれない。俺が全部負けてるんだから。それは認める。でも、一回ダメだったから解散しましょう? そうじゃねえだろうプロレスって。ダメだったら這い上がっててっぺんを目指すのがプロレスじゃないんですか? あんた副社長だろう! いい加減にしろ!
土肥 今回のタッグリーグは俺ら情けない結果になった。俺も情けない。稲葉も情けない。本当に情けないよ。ただ稲葉は不屈のハートを持っている男だからよ。必ず戻ってくるぜ。

WRESTLE-1 OFFICIAL GUIDE