「2017 プロレスLOVE in YOKOHAMA」9.2神奈川・横浜文化体育館大会

平成29年9月2日(土)

20179.2(SAT)

「2017 プロレスLOVE in YOKOHAMA」9.2神奈川・横浜文化体育館大会
開催日:2017年9月2日
時間:15時試合開始/14時開場
場所:神奈川・横浜文化体育館
住所:神奈川県横浜市中区不老町2-7
TEL:045-641-5741
アクセス:
・JR関内駅南口から徒歩4~5分 ・横浜市営地下鉄伊勢佐木長者町駅から徒歩4~5分

第一試合
佐藤嗣崇デビュー戦 シングルマッチ
    • 佐藤 嗣崇

  • 6分45秒
  • STF

これがデビュー戦の佐藤。黒いショートタイツに身を包み、一を待ち受ける。ゴングが鳴るとまずはレスリングの攻防から始まり、腕の取り合いを展開するとヘッドロックで捕らえる。そして、ショルダータックルで一を吹き飛ばしてみせた。一方の一は低空のドロップキックを佐藤のヒザに見舞って反撃開始。ロープに追い詰めエルボーの連打だ。佐藤も負けじとやり返すが、一はエルボーで黙らせ、ストンピング、串刺し式のバックエルボーで反撃を許さない。さらに一はマウントポジションからエルボーを連打すると、逆エビ固めに捕獲。やっとのところで逃れた佐藤にさらにエルボーを叩き込んでいく。しかし、佐藤も引き下がらない。エルボーを連打し、一をダウンさせる。一度はドロップキックを食らった佐藤だがボディスラムからオクラホマスタンピードで叩きつける。さらにブレーンバスターを放った佐藤。だが、一は延髄斬りから再び反撃開始。ランニングエルボーを叩き込んで佐藤をダウンさせると、再びリング中央で逆エビ固めだ。最後は一がSTFをガッチリ極めて勝利を奪った。

一のコメント
「怖いですね。力が違いすぎる。身体が僕の何倍もデカイし、それ言うと僕より運動神経いい奴とかデカイ奴とかドンドンW-1に入ってくると思うんですよ。負けてられない。俺だって考えてプロレスしてるんだ。まだ勝つぞ! これからも勝つぞ!」

佐藤嗣崇のコメント
「デビュー戦勝ちたかったですけど、一さんのほうが気持ちが強かったみたいで、僕より早くプロレス学校に入ってやって来ただけあるなって思いました。でも、セコンドに土肥孝司さん、熊ゴローさんがついてくれて、練習生の頃からお世話になってたんで、その人たちの前で勝ちたかったんですけど……勝ちたかったんですけど、まだまだ(涙)。これからはしっかりと土肥熊さんについて土肥熊さんのように強くなってタイトルマッチに絡んでいけるような選手を目指していきたいと思います」

第二試合
タッグマッチ
    • 頓所 隼

    • 皇 壮馬

    • 三富 政行

    • 大家 健

  • 7分38秒
  • ソルティスプラッシュ→片エビ固め

ACEの2人に対して貫禄を見せるように闘う大家&三富。皇がドロップキックで大家を倒すと、頓所もランニングエルボーを連発して大家をダウンに追い込んでみせるが、代わった三富がマンハッタンドロップからチンクラッシャー、ニーリフトで反撃を断ち切ってみせる。それでも頓所がエルボー攻撃で反撃を開始。スイング式DDTを炸裂させ、バックから三富を羽交い締めにすると、そこにコーナーから皇がミサイルキックを発射だ。さらにACEの2人は揃ってドロップキックを叩き込んでみせた。そんな三富のピンチに大家が救出に駆けつける。これで体勢を立て直した三富は垂直落下式ブレーンバスター。大家が皇をスピアーで倒している間に必殺のソルティスプラッシュ! ついに3カウントを奪った。試合後も怒りが収まらないACEの2人は突っかかっていった。


大家健&三富政行のコメント

大家 なんなんだあいつら! ふざけんじゃねえぞ!

三富 僕は正直羨ましい。会社員辞めてプロレスラーになっていいことが何一つなくて。はたから見たら武藤敬司が作った団体、W-1はメジャーですよ。夢のようなところですよ。そこに行くまでにめちゃくちゃ苦しいこと悲しいことがあって、ここにいるんです。ぶっちゃけて言うぞ! 入学金払って、試合できる? ハッキリ言って羨ましいんだよ。だけど、僕はプロレスで生き抜くと決めた以上はここで生き残るしかないんだよ。

大家 入場9割? ふざけんじゃねえぞ! 人生かけてんだよ! 何やるにも人生かけてんだよ! 朝起きて、仕事行ってんだよ! 全部10割だよ! プロレスだって、営業だってやってんだよ! チケット売ってんだよ! それでそれも全部10割! それをリング上で出す。俺たちは10割だ!

三富 大家さんがヒップトス受けたことねえって言ってたけど、ヒップトスは受けたことねえけど、社会からの辛辣な思いは何千倍も受けてきてんだ! リングの上はそれが全部出るんだよ! 

大家 ふざけんじゃねえよ! いくらでもやってやるよ! なあ三富!

三富 プロレスで幸福になりたい奴連れてくるからな。ACE甘ったれんじゃねえぞ!

※このあと大家と三富はお互いにビンタを打ち合い、熱さを確かめ合っていた。


頓所隼&皇壮馬のコメント

皇 実力はついているし、腹立ってる。自分はACEに入りたくてなったし、W-1にも出たいからこの道を選んだ。適当に言われてムカつくし、試合負けたけど、勝つまでなんかでもやってやるよ!

頓所 今日、勝ちたかったけど、結果的に負けたけど、でもお客さんの反応を見ればわかるでしょ? どっちがプロレスで見ているファンの皆さまを幸福にできると思ってんだよ。まあ、お客さんの反応を、この歓声を感じたから、今日は負けたかも知んない。でも次やる時はぶっ潰してやるからな! 憶えておけよ!

第三試合
WRESTLE-1リザルトチャンピオンシップ 60分1本勝負
    • 立花 誠吾/Enfants Terribles

    • 伊藤 貴則/NEW ERA

  • 14分6秒
  • ジャーマンスープレックスホールド

※第3代王者・立花誠吾が初防衛に失敗。伊藤貴則が第4代王者となる。

序盤、突っ込んできた伊藤を立花は場外に落とす。場外戦を挑むかと思いきや、余裕の態度でエプロンに立った立花を伊藤が下からラリアットで攻撃。さらにその背中にサッカーボールキックを炸裂させる。しかし、立花はすぐに反撃。リング周りで凶器を探していたかに見えたが、結局自身で持参してきた竹刀で伊藤を殴った。一方の伊藤もリングに戻るとサッカーボールキックで反撃し、さらにボディスラム、セントーンで追撃していく。しかし、立花は続く伊藤の串刺し攻撃をかわすとロープに伊藤の左腕を絡めてダメージを与える。ここから立花は得意のアームロックに持ち込むべく伊藤の左腕に集中攻撃だ。キーロックで固め、ストンピングを落とす立花。さらにコーナーに上がった立花は、追いかけてきた伊藤の腕をアームロックで傷めつけてみせる。そして、リング中央に戻るとシルバーロックを仕掛けてみせた。伊藤はこれをなんとかロープブレイクで脱出。パワースラムで反撃すると、串刺し式のラリアット、ニールキック、ブロックバスターと大技を連発していく。続けてミドルキックを立花の土手っ腹に炸裂させた伊藤。しかし、3発目のミドルキックを立花が飛びつき式の腕十字に捕獲。さらに三角絞めに移行し、伊藤を絞めあげる。苦しい展開となった伊藤だが、これを怪力で持ち上げて叩きつけて脱出。得意のジャーマンを決めてみせた。立花もショートレンジ式のエルボーで反撃し、さらにエルボー連打で伊藤を追い詰める。ならばと伊藤はブラジリアンキック、フロントキックと得意のキック攻撃だ。立花も負けじとSTOで叩きつけ、両者ダウン状態となった。ここから立ち上がった両者はエルボーの打ち合いを展開。しかし、ここは体格とパワーで優る伊藤が有利な状態に。さらに伊藤は得意の空手攻撃のコンビネーションで立花を倒すとサッカーボールキックを発射する。立花はこれをかわしてスクールボーイ、逆さ押さえ込みで反撃。そして、またもストレートアームバーからシルバーロックに捕獲した。リング中央でがっちり極まり、万事休すと思われた伊藤。立花は指まで極めて追い込んでいく。しかし、伊藤はここもやっとのことでロープブレイク。なかなか屈しない伊藤に業を煮やした立花はついに竹刀をリングに持ち込み、伊藤に向けてフルスイング! しかし、伊藤はその竹刀を蹴りで迎撃。さらにキック、正拳突きのコンビネーションで反撃して、立花の手から竹刀を奪ってみせた。そして、竹刀を首を支点にして真っ二つ! 場内がどよめく中、水面蹴りからサッカーボールキックで立花を倒し、最後はジャーマンスープレックスでトドメを刺した。

伊藤貴則のコメント
「見たか! あいつの竹刀をぶち折ってやったぞ! これでベルトが戻ってきたから防衛して、次こそ邪魔されずに俺のものにする。以上」

立花誠吾のコメント
「くそー! くそー! なんもねえ、なんもねえよ、くそー!」

第四試合
UWA世界6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
    • 征矢 学/new Wild order

    • NOSAWA論外

    • タナカ 岩石

    • 河野 真幸/TriggeR

    • MAZADA

    • 火野 裕士

  • 11分23秒
  • 超高校級ラ・マヒストラル

※第58代王者組・征矢学&NOSAWA論外&タナカ岩石組が4度目の防衛に成功。

序盤はキャリアの短い岩石が捕まる展開に。その窮地を救ったのは征矢。ここでチャンピオン組が有利に試合を運ぶかと思われたが、征矢のラリアットがNOSAWAに誤爆してしまう。このチャンスにチャレンジャー組は火野が登場。征矢と逆水平チョップの打ち合いを展開する。ここは火野がリードして、征矢を倒してさらにラリアットで場外に追いやる。続いてチャレンジャー組はNOSAWAを捕獲。3人がかりでNOSAWAを傷めつけ、火野の筋肉スプラッシュから正田落としが次々と決まり、NOSAWAがピンチに陥る。しかし、ここでNOSAWAが起死回生の超高校級ラ・マヒストラル! MAZADAから3カウントを奪い、チャンピオン組が防衛を果たした。


NOSAWA論外&征矢学のコメント

NOSAWA 気づいたよ。W-1に足んないのはデスペラードだよ。そして何が足りないかわかる? ケンドー・カシンだよ。俺が責任を持ってW-1のリングに上げる。今足りないのはデスペラードだよ。ならず者だよ! お前にもそれが足りないんだよ。全然ワイルドじゃないんだよ! あの全日本の取締役もな!

征矢 あえて名前を出さないぞ

NOSAWA 大森だよ(笑)。

征矢 大森なのかよ。そんなことより、なんで俺と握手しないんですか! 

NOSAWA 最後にしただろう(笑)。だから、デスペラードだって!

征矢 デスペラードはW-1にございません!

NOSAWA 俺がまた再構築する。その時はお前も来いよ。W-1、全日本の権力者に噛み付いてやろうよ。ガチでW-1にはデスペラードだよ。河野、火野、MAZADA、俺みたいなのがいなきゃダメだろう。

征矢 火野は最高だ。組んでもいいぞ。

第五試合
スペシャルシングルマッチ
    • 稲葉 大樹/NEW ERA

    • 児玉 裕輔/Enfants Terribles

  • 12分45秒
  • 極反り卍固め

場外乱闘でペースを掴んだ児玉。稲葉もエルボーで反撃を試みるが、児玉はすかさずスリーパーに捕らえて許さない。ならばと稲葉はバックドロップで叩きつけ、ようやく反撃の体勢を整えた。そしてランニングエルボー2発からボディスラム、さらにエプロンから攻撃を仕掛けてきた児玉をラリアットで打ち倒して黙らせた。勢いづいた稲葉はZERO1『火祭り』土産の顔面ウォッシュを炸裂させる。さらにコーナーに倒れる児玉にランニングのローリングセントーンだ。一方の児玉も稲葉の張り手をこらえるとカウンターのドロップキック、DDTで反撃。さらにダイビングフットスタンプ、蹴り上げ、そしてマッドスプラッシュを発射。しかし、稲葉はこれをかわして自爆させるとフィッシャーマンバスターで叩きつける。そしてダイビングヘッドバットで追撃だ。これでグロッキーになった児玉を卍固めに捕らえようとするが、児玉も簡単には極めさせない。トラースキック連発で反撃だ。これを稲葉は頭突きで黙らせ、再び卍固めへ。児玉はこれをスクールボーイで切り返してなんとか逃れるが、稲葉は児玉を捕獲。持ち上げた状態からコーナーに叩きつけると、タイガースープレックスで叩きつける。そして、最後は極反り卍固め! ついに児玉もギブアップし、稲葉が因縁の一戦に決着をつけた。

児玉裕輔のコメント
「(イスを蹴り倒して)稲葉ー!」

稲葉大樹のコメント
「これで終わりです。児玉裕輔とはこれで終わりです。1年前は泣きましたけど、いろんなプレッシャーがなくなったからじゃなくて俺が成長したから。1年前の文体を経験したから勝ったんだと思います。W-1のビッグマッチの横浜文体、もっと来てもらえるようにがんばります。以上です」

第六試合
スペシャル6人タッグマッチ
    • 武藤 敬司

    • 鷹木 信悟

    • グレート☆無茶

    • 藤波 辰爾

    • 丸藤 正道

    • 桜島 なおき

  • 12分1秒
  • シャイニングウィザード→体固め

いきなり武藤と丸藤の対戦。丸藤が不知火を放とうとすれば、武藤はかわして串刺し式のシャイニング! 一進一退の攻防を見せる。続いて鷹木と藤波が対戦。ショルダータックルで放った鷹木は「どうしたオッサン!」と叫ぶが、藤波は張り手からドラゴンスクリュー、ドラゴンスリーパーと得意技を連発して黙らせた。ところが、ここに無茶がカット。今度は無茶と桜島の対戦だ。無茶はフェイスバスターを放ったものの、桜島のスキンヘッドでつるっとスベる。ここで武藤がからかわれたと思われて怒るが、鷹木がなんとかなだめて事なきを得た。続いて無茶はフラッシングエルボーからラブポーズを武藤の前で決める。そのあとは武藤が本家のフラッシングエルボーからSTFだ。ここで武藤から代わった鷹木と桜島がエルボー合戦。鷹木はキッチンシンク、ショルダータックル。続いて無茶と鷹木のトレイン攻撃が桜島を襲う。そして無茶が「終わりだー!」と叫んでコーナーに上がるが、位置が遠く届きそうにない。仕方なく鷹木が近くまで持ってくるが、そこは近すぎるということで真ん中あたりにセットさせてようやくダイビングエルボードロップを発射したが、時間がかかりすぎて当然の如く自爆してしまった。ここから藤波組が無茶を捕獲して蹂躙。藤波の容赦ない張り手攻撃が無茶に炸裂し、丸藤は着ているラグトップを脱がせて胸にチョップを叩き込む。なんとかローンバトルを逃れた無茶は鷹木にタッチ。今度は丸藤と鷹木がお互い強烈な逆水平ョップ合戦を展開する。その後、丸藤の変幻自在のキック攻撃が連発されるが、鷹木も強烈なラリアットで譲らない。ノア、ドラゴンゲートを代表する両者の攻防のあと、桜島が鷹木に捕まる。そして武藤にスイッチだ。武藤は低空のドロップキック、さらに入ってきた丸藤をドラゴンスクリューで倒して、足4の字固めに捕獲した。しかし、藤波も負けじと鷹木、無茶を元祖ドラゴンスクリューで倒してカットに入る。そして、武藤をスリーパーに捕らえてから丸藤に渡し、その丸藤が武藤に不知火! さらに桜島がシャイニングウィザードを叩き込んで、武藤を追い詰めていく。そして、トドメとばかりに桜島は再びシャイニングウィザードを発射! しかしここで鷹木がカットに出てきてラリアットで桜島を迎撃。倒れた桜島に無茶が今度は一発でダイビングエルボードロップを炸裂させる。最後は武藤が本家シャイニングウィザードを決めて勝利を奪った。

藤波辰爾&丸藤正道&桜島なおきのコメント

藤波 即席タッグだけどいろいろな闘いをこなしているから。もう一回チャンスをくれればね。おもしろかったよ。武藤は試合前とリング上がるとまったく違うんだよね。あれだけの動きができて別人みたいな。そういう意味では刺激を受けますよね。まあ、丸藤くんの場合は問題ないし。
丸藤 やぱりこのリングじゃないと実現しなかったカードだと思うし、藤波さん、桜島さんと並べたのも楽しかったですね。そして武藤敬司、鷹木信悟、グレート☆無茶。俺も年齢とキャリアを積んできている中できっかけをもらえるのはありがたいです。

藤波 こうして選手を集めて一体化させるというのか、各団体にもいい選手がいるんだね。次が楽しみだね。彼どういう選手を引っ張ってくるのかね。

桜島 ローカルですけども、身体や技術は負けるけど、気持ちでは負けないように九州からがんばってこういったチャンスの時は食らいついていきます。


武藤敬司&鷹木信悟&グレート☆無茶のコメント

武藤 甲信越チームいいね。

鷹木 無茶さんに調子崩しましたけど、でも相手も崩れていましたからね。

武藤 なんだったらさ、甲信越に対抗して四国とか九州とか関西とかからチーム作って名乗り出てきてほしいよな。

無茶 武田信玄と真田でやりましょう!

武藤 武田信玄だったら、俺が途中で死ぬことになるじゃねえかよ(笑)。

無茶 真田は武田に尽くすんですよ!

鷹木 でも、vs関西、九州。四国、東北。やっていきましょうよ。

武藤 でも、ドラゴンゲートはインディーじゃないけど、インディーでもいっぱいあんだよな。

鷹木 70ぐらいありますね

武藤 まあ、メディアにも言ってんだけど、無茶よ、こいつら招いてプロエスフェスやれよ。

無茶 どインディーまとめてやりますよ!

武藤 肉フェスと一緒でよ、投票して賞金懸けて持っていくような形で。やれよ。束ねて。

無茶 武藤さんの全面協力でやりましょう!

鷹木 まあ、甲信越の大先輩である武藤さんが現役でいる限りはバックアップしていきます。時にはしてもらうこともありますけど。

第七試合
WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ 60分1本勝負
    • アンディ・ウー/NEW ERA

    • 吉岡 世起/NEW ERA

  • 16分45秒
  • S・K→片エビ固め

※第10代王者・アンディ・ウー、初防衛に失敗。吉岡世起が第11代王者となる。

まず先に仕掛けたのはアンディ。きりもみ式のドロップキックで吉岡を場外に叩き出すと、すかさず三角飛び式のプランチャだ。しかし、吉岡はこれをかわして自爆させると、今度は自身がコーナーに上がって、場外にいるアンディに向かってトペ・コンヒーロを発射した。一方のアンディは場外で吉岡を巻き投げで叩きつけることに成功。ダメージを負った吉岡をリング上でメキシカンストレッチで傷めつけていく。勢いづくアンディは串刺し式のダブルニーアタック、ミサイルキックで吉岡を追撃。吉岡も反撃を試みるが、アンディの巧みな動きで技が決まらず、逆にマットに叩きつけられてしまう。それでもアンディを追いかけ、コーナーに上がったところを蹴り倒すと、ロープに絡まった状態のアンディにキック、そして頭部にダイビングフットスタンプを炸裂させる。さらに吉岡はトラースキック、カカト落としと得意の蹴り技を連発。さらにライオンサルト、スワンダイブ式のボディプレスでアンディにダメージを与えてから、クロスフェースだ。アンディもドラゴンスープレックスで反撃し、回転式のキックを首筋に叩き込む。さらにコーナーに吉岡をセット。アンディは不知火・改を見せる。さらに回転エビ固めで追い込むアンディ。しかし、吉岡もバズソーキックを放っていく。さらに吉岡は倒れないアンディに向かって蹴りを連発。それでもアンディは突っ込んできた吉岡に飛鴻で叩きつけてみせた。ここで両者ダブルダウンからキックの打ち合いを展開。この攻防をリードした吉岡は背中にアンディを背負って、正面に戻すような形でヒザ蹴りを顔面に叩き込む。そしてリバースブレーンバスターの状態からひねって倒してから、S・Kでトドメを刺した。


アンディ・ウーのコメント
「死ぬほど悔しいけど、本気の吉岡を体験できて、そんな吉岡と闘えて気持ち良かった。ただ、あのベルトはお前に預けただけやからな。また返してもある。またその時は今日以上の本気の吉岡を楽しみにしている」

吉岡世起のコメント
「獲ったぞ! クルーザーのベルト。3年だぞ、未来を創るって言って結果を残せなかった。やっとゴールじゃなくてスタートに立ったと思います。でも、まだまだアンディ・ウー最高だ。ちゃんとした完全勝利、完膚なきまでに叩き潰せてない。まだ足りねえんだ。何が足りないのか? 刺激だ! 俺にもっと刺激をくれ。俺を強くするためにどこの団体でもいいよ。どんなルールでもいいよ。俺は防衛して、このベルトの価値をもっともっと上に持っていく、それだけだよ」

第八試合
WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ 60分1本勝負
    • 土肥 孝司/NEW ERA

    • 熊ゴロー/NEW ERA

    • カズ・ハヤシ

    • 近藤 修司/TriggeR

  • 16分39秒
  • キングコングラリアット→片エビ固め

※第10代王者組・土肥孝司&熊ゴロー組が2度目の防衛に失敗。カズ・ハヤシ&近藤修司が第11代王者組となる。

序盤、近藤の頭脳的な戦法に翻弄される熊ゴローだったが、ヘッドシザーズホイップという意外な技を披露して流れを自軍に引き寄せる。土肥熊がダブルのショルダータックルから熊ゴローのセントーン、土肥のギロチンドロップを同時に近藤に炸裂させる。しかし、続く熊ゴローのセントーンは簡単に避けられてしまう。さらに代わったカズもセントーンをかわして、逆にセントーンを投下。続いて近藤も「セントーンいきまーす!」と叫んでセントーンを炸裂させ、熊ゴローをおちょくりながら追い込んでいく。代わったカズはフェイスロックで傷めつけてから、ロープから飛ぶと見せかけて、やっぱりセントーン。246プレジデンツの前に熊ゴローは劣勢を強いられる。だが、熊ゴローは代わった近藤にカウンターのフライングソーセージを決めて逆転。代わった土肥はボディスラムを連発してカズ、近藤を叩きつけていく。さらに土肥熊は串刺し攻撃を連発してから、土肥が近藤にバックドロップだ。土肥はもう一度串刺し攻撃連発しようとするが、熊ゴローのスタミナ切れでなかなか準備できない。その隙に近藤がマンハッタンドロップから低空のDDTで土肥を傷めつける。246はトレイン攻撃からカズのライオンサルト。土肥もニーリフトで反撃していくが、ならばとカズはハンドスプリング式の延髄斬りを放っていく。これを土肥は受け止めてジャーマンスープレックス。カズも立ち上がってくるものの、土肥はすかさずハーフネルソンスープレックスで追撃だ。続いて熊ゴローがようやくセントーンを決めると、近藤にはバックフリップを炸裂させる。そして、コーナーからダイビングセントーンを投下した。だが、近藤はこれを回避。ランサルセで熊ゴローを叩きつけると、246の素早いコンビネーションで翻弄していく。ならばと熊ゴローはダイビングボディアタック。これは246に受け止められてしまうが、そこに土肥がドロップキックを炸裂させて押し倒す。場外に出た246に向かって、土肥、熊ゴローが立て続けにコーナーの最上段からアックスハンドルを投下。さらに近藤を捕獲すると、ダブルインパクト式のフェイスバスターだ。ここでカズが救出に登場するも、土肥はコーナーでファイヤマンズキャリーに抱え上げる。さらにその土肥を熊ゴローが肩車して、そのまま後ろに落下。土肥熊の荒業が炸裂する。そして、サンドイッチラリアット、土肥のハーフネルソンスープレックス、ラリアット、熊ゴローのシットダウン式パワーボムが炸裂し、土肥熊が一気に流れを掴んだかに見えた。さあ、トドメとばかりに熊ゴローが近藤にダイビングセントーン! しかし、近藤もキックアウト。カズがすかさずハンドスプリング式の延髄斬りで土肥を倒して場外に追いやると、熊ゴローを246の素早い連係攻撃が火を噴く。フラフラとなった熊ゴローに近藤はキングコングラリアット。ここは熊ゴローも意地を見せてラリアットで迎撃、逆にラリアット合戦に競り勝ち、近藤をダウンさせた。だが、近藤もすぐに立ち上がり、間髪入れずにキングコングラリアット! 強烈な一撃のあと、近藤は再びキングコングラリアットを叩き込んで、ついに熊ゴローから3カウントを奪ってみせた。


カズ・ハヤシ&近藤修司のコメント

近藤 社長、プレイヤーとして結果を残しました。あとはここを満員にしましょう。これが僕らの次のミッションですよ。

※ここで伊藤が登場。

伊藤 ちょい待てや。近藤さん、俺にグランプリで負けてますよね? 次、河野さんに了承もらっているんでいいですか?

カズ ああ、実力で上がってきたんだろ? ドンドンチャンスやるよ。何もできない奴は上にいけねえ。やってやるよ。それがW-1だ。

伊藤 次、俺と。

カズ (伊藤の言葉を遮って)もう決定でいいよ。

近藤 下の人間、1年もやってない奴が偉そうに言ってくんだ。半分切れてるよ。でも、半分嬉しい。次の後楽園だな。やってやる。


土肥孝司&熊ゴローのコメント

土肥 チキショウ! 軌道に乗ったと思ったらいつも負けちまう。

熊ゴロー あああああああ! 絶対に負ける相手じゃない。ふざけんなよ! 俺は負けないぞ! 悔しすぎるよ。この間伊藤たちから獲り返して、やっとこれからっていう時に。どうすればいいんだよ。

土肥 立ち上がればいいんだよ。七回転んでも八回起き上がるんだよ。それが土肥熊だ。この悔しさを飲み込んでよ。こいつとまたタッグを獲り戻したいけど、タッグリーグ、また熊と組むかわかんない。考えたい、いろいろ。

熊ゴロー なんでこうなんだよ……。クソ! この悔しさは絶対忘れないからな。

土肥 七回転んでも八回起きる。俺ら今日も最低で最高だったはずだ。

第九試合
ステーキハウス寿楽presents WRESTLE-1チャンピオンシップ 60分1本勝負
    • 芦野 祥太郎/Enfants Terribles

    • 黒潮“イケメン”二郎/NEW ERA

  • 36分7秒
  • アンクルロック

第11代王者・芦野祥太郎が4度目の防衛に成功。

序盤は静かなグラウンドの攻防からスタート。場外に出た芦野はロープ際でイケメンを叩きつけると、そのまま場外に連れ出していく。そして会場の壁に叩きつけようとするが、イケメンもトラースキックで反撃。さらにイケメンは2階席の手すりに掴まるとそのままよじ登ってしまう。そして2階席の手すりを歩きながら位置を確認し、下にいる芦野に向かってラ・ケプラーダ! これでペースを握ったイケメンはリングに戻ると巻き投げから腕十字。さらに「どうした、チャンピオン!」と挑発していく。芦野はエルボースマッシュで反撃して、イケメンの顔面をコーナーに叩きつける。さらにターンバックルごとイケメンの顔面を蹴り上げると、断崖式の俵返し。荒っぽい技でイケメンを追い込み始めた。リングに戻れば左足を持ちながら蹴り込み、一気に優勢に立つ。芦野はストンピングの連打からスープレックスの体勢に入る。これをイケメンが切り返すと足を獲ってアンクルロックへ。イケメンも回転エビ固めで切り返すが、芦野は反撃を許さない。イケメンの左足に攻撃を加えて、動きを止めるとスリーパーホールドでスタミナを奪いにかかる。場内からは「イケメン!」コールが発生するが、芦野は構わずフロントスープレックス。そしてエルボースマッシュ、ニーリフトで傷めつけていく。しかし、イケメンもロープに飛んだ芦野を持ち上げ、前方に叩きつけると張り手を連打。さらに蹴りを見舞うとコーナーに振られた反動を利用してドロップキックを炸裂させる。スライディングキックで芦野の顔面を撃ち抜いたイケメンは、スワントーンボムから再び腕ひしぎ逆十字固め。これを芦野が逃れるとトラースキックを連発していく。しかし、芦野もイケメンの蹴り足をキャッチ。裏投げでイケメンをコーナーに叩きつけてみせた。両者体力が消耗する中、エルボースマッシュと張り手の打ち合いとなるが、ここは芦野がリード。イケメンをエルボースマッシュの連打でダウンさせると、串刺し式のエルボースマッシュを放っていく。イケメンも2発目を回避して反撃。コーナーにぶつかった芦野の顔面をトラースキックで撃ち抜くと、今度はコーナーにセットする。だが、芦野はすぐに蹴り飛ばしてこれを阻止。逆にダイビングのエルボースマッシュを炸裂させる。ならばとイケメンもライオンサルトを狙うが、芦野はこれをキャッチ。ジャーマンに持ち込むが、イケメンはこれを立ち上がってモンキーフリップへ。だが、芦野は足をキャッチし、アンクルロック。だが、イケメンもこれを脱出して腕十字に持ち込み、両者終盤になっても一歩も譲らない。

さらに攻防は続く。腕十字から脱出した芦野はジャーマンを放つが、イケメンは立ち上がって、芦野の後頭部にドロップキックを炸裂させる。イケメンは今度は正面からジャンプしながらヒザを叩き込み、さらにスワンダイブ式のニーアタックも披露。続けてリュードバスターのような体勢で芦野を抱え上げるが、芦野はすぐさまアンクルロックに切り返す。だが、イケメンもすぐにこれを脱出。再びリュードバスターをキッチリと決めてみせた。そしてムーンサルトプレス! イケメンは続けざまに2発放つが、芦野が剣山で迎撃。芦野はすぐさまエルボースマッシュで反撃し、イケメンの動きを止める。そして、ジャーマンスープレックスを3連発。なんとかイケメンはキックアウトするものの、今度は芦野がまさかのムーンサルトを発射してみせた。だが、イケメンはこれを自爆させると、芦野のお株を奪うジャーマンスープレックスだ。これを2発放ってから、ハイブリッドブラスター! これを芦野がキックアウトするとイケメンはムーンサルトを発射する。しかし、2発目のムーンサルトを避けられ、またもアンクルロックに捕獲されてしまう。なんとかイケメンも逃れるが、芦野は攻撃の手を緩めない。イケメンを雪崩式のジャーマンスープレックスで投げきり、さらに正調のジャーマンスープレックスホールド。これをイケメンがキックアウトすると、払腰からアンクルロックへ! イケメンも最後の力を振り絞り動き回って外そうとするが、芦野は手を離さない。リング中央でガッチリ決まり、ついに万事休す。イケメンがタップアウトし、36分の死闘に終止符を打った。

試合後、マイクを持った芦野は、「イケメン、まだ帰んなよ。特に言うことないけど、俺とお前にしかわかんないことがあんだよ。ありがとうなんて言わないよ。もう一回下から這い上がってこい」と死闘を演じたイケメンを称えた。そこに稲葉大樹がリングイン。「稲葉さん、なんか用すか?」という芦野に対し、稲葉は「芦野、俺にお前が今持っているベルトに挑戦させてくれ。次の挑戦者に俺が名乗りを上げる」と挑戦表明をした。これを芦野が受諾。次の9月18日の後楽園ホール大会でのタイトルマッチが濃厚だ。最後に芦野は、「俺は誰よりW-1が好きだ。まだ文体は大成功じゃなかったかもしれない。でも、今日ここに足を運んでくれた皆様、本当にありがとうございました! これからもW-1をよろしくお願いします」と挨拶し、大会を締めくくったのだった。


黒潮“イケメン”二郎のコメント
「チャンピオンに完敗しました。自分が考えていることが凄いとかじゃなくて、肌で感じる素晴らしさ。パーフェクト! これからW-1を明るくします」


芦野祥太郎のコメント
「防衛しました。俺は誰よりもW-1を愛しています。W-1で育ってきたし、すべてです。だから、イケメンだろうが、誰であろうが、どんなにみんながイケメンの勝ちを望んだとしても、俺はどうしてもこのベルトを守る必要があったんです。これからも若手のことをディスるし、イケメンも否定します。それはW-1が上に行くため、より良い団体にするため。最後にW-1でプロレスができて最高です。今日はりがとうございました」

稲葉大樹のコメント
「今日挑戦表明をしたのは、あんだけ強い芦野にどんだけできるか。僕は勝てる。今日、僕が勝ってこの文体で挑戦表明できたのは何かの縁かなとも思います。W-1をおもしろくしたい同士で、次の後楽園でいい試合をしたいと思います」

WRESTLE-1 OFFICIAL GUIDE