2017年11月大会

平成29年11月5日(日)~平成29年11月19日(日)

201711.12(SUN)

「WRESTLE-1 TOUR 2017 AUTUMN BOUT」11.12埼玉・えすぽわーる伊佐沼大会
開催日:2017年11月12日
時間:13時試合開始/12時30分開場
場所:埼玉・えすぽわーる伊佐沼(川越市)
住所:埼玉県川越市大字伊佐沼667-2
TEL:049-224-3210
アクセス:
◆JR埼京線 「川越駅」、東武東上線 「川越駅」、西武新宿線 「本川越駅」よりタクシーで約7~8分 ◆バスの場合は川越グリーンパーク行き → 「冒険の森」下車、徒歩約10分 ◆JR埼京線「南古谷駅」よりタクシーで約7~8分 ◆関越自動車道路「川越I.C.」又は圏央道「川島I.C.」より約15分

第一試合
タッグマッチ
    • 河野 真幸/TriggeR

    • 近藤 修司/TriggeR

    • 土肥 孝司

    • 馬場 拓海

  • 7分29秒
  • ランニングニー→片エビ固め

10月9日のACE大会で卒業試合を行なった馬場拓海がW-1初登場。土肥と組んで、河野&近藤のベテランコンビに挑む。馬場は「俺にいかせてください」と先発を志願。近藤に挑んでいったが、近藤は逆に19日にタッグ王座戦を控える土肥を挑発。土肥がリングに入ってこようとすると、すかさず場外に排除していく。一方、馬場は近藤と河野にかわるがわるいたぶっれながら、串刺し式のニーアタックで反撃して意地を見せる。だが、これまで鬱憤の溜まっていた土肥が救出に入る。1人で河野&近藤に串刺し式ラリアットを炸裂させていく。しかし、近藤がすぐに土肥を排除。スリーパーで押さえている間に、馬場が河野に捕まる。急角度の逆エビは耐えきったものの、チョークスラム、ランニングニーアタックを食らって3カウントを喫してしまった。試合後、怒りが収まらない土肥は近藤に襲いかかるが時既に遅しだった。

近藤&河野のコメント
近藤 来週千葉、Blue Field楽しみになってきたな。このまま熱いんだろう、お前ら? 俺も熱いんだよ。全力でいかせてもらうぞ!

土肥&馬場のコメント
土肥 1回も出られなかったな。まああれがベテランだからな。でも、近藤修司がああやってくるなら、来週の千葉Blue Field、忘れているかもしれないけど、タッグチャンピオンシップだから、俺と熊で一発でガッチリいく。タッグリーグ優勝者としていくぞ! (馬場に向かって)悔しいか?
馬場 悔しいです。
土肥 そうかまだまだだな。がんばれ
馬場 もっと強くならなきゃいけないと思います。もっともっとがんばって、いつか近藤さん、河野さんに勝てるようになりたいと思います。

第二試合
シングルマッチ
    • 佐藤 嗣崇

    • ジェイク・オーメン

  • 6分28秒
  • トラースキック→片エビ固め

佐藤がショルダータックルで先制するも、ジェイクがパワーとテクニックで圧倒。ニードロップ、フットスタンプなどを次々と繰り出し、佐藤になかなか反撃する隙を与えない。しかし、これを凌いだ佐藤はカウンターのエルボーアタックでジェイクをぶっ倒して反撃の狼煙を上げる。ブレーンバスターでジェイクを投げきり、得意のストレッチ式のオクラホマスタンピートへ。しかし、ジェイクはこれを回避して、逆にバックブリーカーで佐藤を傷めつける。そして、フロントキックで動きを止めると、トラースキックをぶち込み、3カウントを奪った。

ジェイクのコメント
「コンドウ、カズ! ヒノとジェイクはタイトルマッチをしたがっているぞ!」

佐藤のコメント
「今日はジェイク選手とやらせてもらって、大きな外国人選手でパワーもあるし、違うなっていうのを感じました。これからもっと大きな選手と闘って、自分の力を磨いていきたいと思います」

第三試合
3wayマッチ
    • アンディ・ウー

    • ドランク・アンディ/Enfants Terribles

    • 三富 政行

  • 7分5秒
  • 飛鴻→片エビ固め

開始早々、三富とドランクが結託。2人がかりでアンディを攻める展開となったが、いつの間にか今度は標的が三富に移る。そして、抗争中のアンディとドランクが三富にダブルドロップキックを食らわす珍しい展開となった。しかし、邪魔者を排除するとアンディとドランクが闘志剥き出しで交戦を開始する。三富がちょこちょこと漁夫の利をさらいに来るが、そのたびに排除され、ドランクとアンディは2人ともお互いのマスクに狙いを定めていく。その間、復活してきた三富は、アンディにミサイルキックをするように指示しておきながら、漁夫の利狙いで倒れていたドランクをカバー。さらにドランクがひょうたんを持ち出すと、レフェリーが制止しているのをいいことに自らが奪ってアンディを攻撃だ。しかし、アンディは素早くこれをかわして、最後は飛鴻を決めて3WAYマッチを制したのだった。試合後、ドランクはアンディに襲いかかり、アンディ・ヴー。憂さ晴らしをして帰っていった。

三富のコメント
「この間の後楽園が終わって、ノーテーマかもしれない。今日こそは漁夫の利でチャンスだったんだけど、本戦でも漁夫の利で絡み付けるように自分から話題を作っていきます。今日はダメだ」

アンディのコメント
「おい、W-1、何回言わすねん! 誰が3WAYマッチ組めって言った? 早くシングル組めよ。はよ組め!」

ドランクのコメント(立花が代弁)
「そろそろよ、なんでドランク・アンディがあいつを襲っているか教えてやるよ。このドランクは日本一、いや世界一のアンディ・ウーのファンなんだよ。そこら辺のファンと一緒にすんじゃねえぞ! だから少しでも近づきたくてよ、襲ってんだよ、あいつのこと。これがドランクの目的だよ。次の後楽園、そろそろこのドランク・アンディがアンディ・ウーになる時間が来るからよ。その時まで楽しみにしとけ、この野郎!」

第四試合
タッグマッチ
    • 征矢 学

    • NOSAWA論外

    • タナカ 岩石

  • 8分48秒
  • シャイニング・論ザード

先発は後楽園大会で一騎打ちを控える征矢と岩石。岩石は気合いの入った頭突きで征矢に攻め込む。岩石と一の2人がかりの攻撃を食らった征矢だったが、続く一のボディスラムを耐えて、逆に軽々と投げ飛ばして貫禄を見せる。そして、タッチを受けた論外も逆エビで一を攻撃。ベテランの征矢と論外はかわるがわる一をいたぶっていく。征矢はブルドッキングヘッドロック、ネックブリーカーと一気に畳み掛ける。しかし、一もドロップキックを放って、ようやくローンバトルから脱出した。変わった岩石は串刺し式のヘッドバットを征矢の土手っ腹にぶち込み、バックドロップも決めてみせる。これで流れを掴んだ一と岩石は一転攻勢。一が論外に延髄斬りを食らわせて動きを止めると岩石もダイビングヘッドバットを炸裂させる。しかし、これを征矢が救出。一にデスバレーボムを食らわせて排除すると、最後は論外がシャイニング・論ザードを決めて、3カウントを奪ったのだった。


征矢&論外のコメント
論外 もっと楽しいことがあるからよ。友達のブラックタイガーⅦからメッセージがある。11月19日から始まる世界最強タッグに友達のブラックタイガーⅦが出る。9日の後楽園大会でW-1の裏切り者、TAJIRIとKAIがお前に毒霧を吹いて宮原健斗に負けたと。W-1に泥を塗っといて、マナの顔にまで泥を塗るという。W-1の代表として世界最強タッグにエントリーが決定しているわけで、ここは一つ優勝を狙うって言ってもみんな信じないから、なんかない?
征矢 まあ俺のイケメンの顔に毒霧をね。クリーニング代以上に高くつくぞ。
論外 それイケメンって自分で言う?(笑)。とりあえずW-1の代表として世界最強タッグに出るけど、1勝もできなかったらお前丸坊主な?
征矢 え、俺だけ? セブンさんは。
論外 俺、スペイン語わかんないから、伝えられない(笑)。でも、所詮世の中は金と力なんだよ。
征矢 僕は最強タッグに集中しているから。
論外 その代わりに変なガキに絡まれているじゃん。
征矢 亡霊みたいにな。お祓いに行かなきゃ。
論外 え、お笑い?(笑)。M-1に出る? まあ、とりあえずTAJIRIとKAIは許さねえから。セブンがブチ切れているから。KAIなんか辞め方きれいじゃねえからな。
征矢 ドロドロだよ。
論外 あとは大森取締役がどう出るか?
征矢 クリーニング代と顔の整形代は大森取締役に請求でいいのか?

一&岩石のコメント
岩石 征矢学、今日もヘラヘラしてたな。何考えてんだ? あなた何考えてんだ、本当によ! 次の後楽園でシングル組まれてるんだよ。俺が倒すからな。征矢学、あんたは俺が倒すからな!
一 岩石がこんなに熱くなって、試合を組み立てるっていうか、試合をうまく流すためには自分が冷静になんなきゃいけないって思ってて。でも、征矢さんはパワーが半端ねえし、NOSAWAさんはテクニック半端ねえし、刃が立たなかったです。弱点が見えなかったです。岩石、シングルマッチ勝てよ。
岩石 勝ちますよ。絶対勝ちますから。あんなのに負けないですよ!
一 ぶん投げちゃえ。
岩石 絶対征矢学を倒す!

第五試合
タッグマッチ
    • 吉岡 世起

    • 頓所 隼

    • カズ・ハヤシ

    • 土方 隆司

  • 12分7秒
  • 変形フィッシャーマンバスター→片エビ固め

12月10日の後楽園大会でタイトルマッチを控える吉岡と土方の前哨戦。ベテランのカズと土方は頓所を捕獲。カズのバックブリーカーで動きを止めると、フットスタンプ、逆片エビ固めで頓所を傷めつけていく。しかし、10月の後楽園大会でタイトルマッチを経験した頓所もただでは終わらない。カズに逆襲のドロップキックを食らわせて、ローンバトルから脱出してみせた。そして、タッチを受けた吉岡はスピード感のある攻撃を連発。素早い動きでカズを翻弄すると、土方にはサッカーボールキック、コーナーでハイキックを食らったものの、フィッシャマンズバスターをDDTで切り返してチャンスを作る。そして、代わった頓所が土方にスイング式のDDTを炸裂させる。だが、土方はカウンターのキックで反撃すると、エルボーで攻め込んでくる頓所を張り手で黙らせ、サッカーボールキック。そして、最後はトドメの変形フィッシャーマンバスターで3カウントを奪ったのだった。

カズ&土方のコメント
カズ 若いのにやられっぱなしだけど、僕と先生で、この世代の力を見せていきましょう。
土方 まさかこの年になって、こんだけ年月が経って、ハヤシさんと組むなんて考えてなかったですけど、かつて同じリングの上で闘った者同士、こうして闘えることが幸せだと思うし、若手の成長、台頭、大いに結構です。ただそのまんま見ていたら俺らなんのためにプロレスやっているのかわからない。昭和の最後のほうに生まれた俺たちが精一杯プロレスをやっていくことが必要になると思います。いいチャンピオンだと思います。いい選手だと思います。でもそれだけで勝てないのがプロレスなんで。


吉岡&頓所のコメント
吉岡 どうした? クルーザーのタイトルマッチ終わってから、負けて負けまくってんじゃねえぞ。あの時の気持ちを思い出してがんばれよ。このベルト欲しいんだろ? もう一回実績積んでこいよ。後楽園で蹴り合いすぎて痛えんだ。でも、土方隆司、強烈だな。蹴りが今日も後頭部に入って一瞬飛びかけたよ。でも、プロレスあんまりやってないでしょ? 議員やって。そんな人にベルトを渡すわけにはいかないんですよ。最前線でやってる俺が守らなきゃいけないベルトなんでね。もっと刺激的な試合、後楽園でやってやりますよ。がんばれよ、頓所。
頓所 このままじゃ……このままじゃ絶対ダメだ。キャリアだとかそんなの関係ねえよ。俺は変わってやるよ。

第六試合
シングルマッチ
    • 羆嵐/Enfants Terribles

    • 火野 裕士

  • 7分32秒
  • Fucking BOMB→体固め

序盤から場外乱闘となる荒れた展開。リングに戻るとお互いにボディスラムで叩きつけ合い、さらにお互いにセントーンを繰り出し合う。地元・埼玉での試合に気合いの入る熊ゴローは串刺し式ラリアット、バックドロップを火野の巨体に決める。一方の火野もラリアットでお返ししてから、早くもFucking Bombの体勢に入る。だが、熊ゴローはこれをこらえると逆に持ち上げてバックフリップ。そして、雄叫びを上げてセカンドロープからのダイビングセントーンだ。そしてカナディアン・バックブリーカーで持ち上げる体勢に入った熊ゴロー。しかし、火野はこれをこらえてショルダースルー。そしてラリアットをぶち込んで熊ゴローをなぎ倒すと、最後はFucking Bombでトドメを刺した。

火野のコメント
「熊ゴローってあんなに強かったっけ? いやあ、あいつとシングルしたことあんねん。びっくりしたな。えろう強うなってる。そういえばあいつ、ベルトに挑戦したんやったな。挑戦者になるぐらいや。そら強うなっててもおかしゅうないわ。びっくりしたわ。一発一発重うなってるし、倒しても倒しても、俺のペースかなと思うてもなんか気づいたら立ってるし。あいつまだまだいくな」


熊ゴロー&土肥のコメント
熊ゴロー ダメだ。あいつ化けもんだ。
土肥 むだなアピールが多かったんじゃない? 地元だから気合い入っていたのかもしれない。星が来てた?(笑)。足立区は近えからな。来週タッグのチャンピオンシップだよ。大丈夫か、お前。
熊ゴロー タッグじゃ勝てたけど、シングルじゃダメだ。
土肥 化けもんだよ。ただ今日は星が来てたんでアピールが多すぎた(笑)。もう2週間後だからよ。今日も副社長が挑発してきやがってよ。上乗ってぶん投げてやったけどよ。
熊ゴロー 大丈夫か? でも、火野裕士、本当にやべえな。何で負けてたんだ?
土肥 カッコ良さ。顔で負けてたな(笑)。
熊ゴロー 俺のほうがでけえからかなあ。
土肥 まあ、タッグは俺らがスパっと獲って、また防衛ロードいきましょう。

第七試合
UWA世界6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
    • 芦野 祥太郎/Enfants Terribles

    • 児玉 裕輔/Enfants Terribles

    • 立花 誠吾

    • 稲葉 大樹

    • 黒潮“イケメン”二郎

    • 伊藤 貴則

  • 15分40秒
  • アンクルロック

※第60代王者組・芦野祥太郎&児玉裕輔&立花誠吾が初防衛に成功。

Enfants TerriblesとNEW ERAのUWA世界6人タッグ選手権試合。開始早々、イケメンと立花が「ああん?」と睨み合い。奇声を発し、額を突き合わせての奇妙な攻防を繰り広げる。ここで代わった児玉を稲葉が捕獲。続く伊藤がボディプレスをかまして、追い込んでいく。ところが児玉はタッチを受けたイケメンを場外に出して乱闘に持ち込む。荒れた展開となるとEnfants Terriblesは強い。児玉がイケメンを傷めつけ、また12月10日の後楽園大会でタイトルマッチを控える芦野が挑戦者の伊藤に攻め込んでいった。リングに戻るとイケメンがローンバトルを強いられる。児玉、芦野と攻められ、立花にも「殺してやるよ」などと言われたイケメン。だが、カウンターでドロップキックを炸裂させて脱出。代わった伊藤は串刺し式ラリアット、ニールキックを立花に決めていく。そして、芦野に「出てこい!」と挑発だ。これに応じて芦野もタッチ。伊藤に水面蹴りなどを食らったものの、エルボーアタック、アンクルロック、さらにエルボー連打で挑戦者を傷めつけていく。しかし、伊藤も仕返しをして脱出して、NEW ERAが芦野に一勢に攻勢を仕掛ける。伊藤のサッカーボールキック、稲葉のダイビングヘッドバットが次々と炸裂。さらに試合の権利を持った稲葉がジャーマンだ。しかし、芦野もスープレックスでお返し。両者は交互にスープレックスを打ち合う展開の中、稲葉が卍固めを極めかける。しかし、立花がカット。逃れた芦野は稲葉を叩きつけると、必殺のアンクルロック! 稲葉は何度も逃れようとするが、芦野も外さない。稲葉も粘りに粘ったが、ついにギブアップ。Enfants TerriblesがUWA6人タッグ王座の初防衛に成功した。

芦野&児玉&立花のコメント
芦野 特にないですね。イケメンのあと、稲葉、熊ゴローと挑戦してきたけど、今度は伊藤に挑戦をさせて、挑戦したい人間が出てきて挑戦してきたけど、もうそういうふうにはしないから。このベルトは。価値を高めていくには唐突に出てきた人間を挑戦させてちゃいけないし、ベルトがもう一本(UWA)あるみたいだけど返上してもいいし。あのベルトはNEW ERAとやる気のないたるんでるおじさんたちでやったらいんじゃない? 俺らは俺らでやることあるから。たるんでるおじさんたちでやってください。
立花 挑戦するに値しないッスよ。いいんスか?
児玉 伊藤は芦野祥太郎の持つ無差別級に挑戦するということをもう一回考えたほうがいい。

稲葉&イケメン&伊藤のコメント
イケメン がんばれよ!
稲葉 自分の思いを。
伊藤 俺のNEW ERAとしての一発目の試合。確かにチャンピオン強かったです。でも、自分はめちゃめちゃ調子いいんで、この調子で来月俺はチャンピオンに絶対なります。絶対蹴り殺すんで。次当たる時、来週かはわかんないけど、来月絶対当たるんで、絶対勝ちます。以上。

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