「WRESTLE-1 TOUR 2018 TRANS MAGIC」

平成30年3月8日(木)〜平成30年3月28日(水)

20183.17(SAT)

「WRESTLE-1 TOUR 2018 TRANS MAGIC」3.17神奈川・横浜ラジアントホール大会
開催日:2018年3月17日
時間:17時30分試合開始/17時開場
場所:神奈川・横浜ラジアントホール
住所:神奈川県横浜市中区長者町5丁目85番地
TEL:045-261-6666
アクセス:
「関内駅」北口より徒歩5分、横浜市営地下鉄「伊勢佐木長者町」3番出口より徒歩1分

第一試合
シングルマッチ 30分1本勝負
    • タナカ 岩石

    • 三富 政行

  • 6分50秒
  • 岩石落とし→片エビ固め

開始から三富は腕攻め。キーロックに岩石の左腕を固めて、いためつけていく。岩石が逃れると、コーナーに追い詰め逆水平チョップ、モンゴリアンチョップで追撃。レフェリーに言われてもどこ吹く風でぶち込んでいく。しかし、岩石も頭突きで反撃。河津落とし、ジャンピングヘッドバットでお返しだ。さらにブレーンバスターを放った岩石。だが、三富は回転エビ固めで流れを合え、ソルティクラッチに固める。ここは逃げられたものの、岩石の左腕を掴んでダメージを与えていく。これに対して岩石は柔道仕込みの払い腰でやり返す。さらにバックドロップを放とうとした岩石。三富に一度はかわされたものの、しつこく抱きつき、マットにグサリ。岩石がACEの仇敵・三富から勝利を飾ったのだった。

岩石のコメント
「周りから、(今日のカードは)壮馬と一の仇討ちって言われたけど、そういう感覚はなかったです。三富さん、以前のあなたはプロレスで幸せになりたいって言ってましたけど、今のあなたは幸せですか? 前のあなたのほうがずっと幸せそうに見えましたよ。4月1日もあるんで、僕ら団結するんで、見に来てください」

三富のコメント
「もうダメですね。僕なりのW-1、PDCAサイクルがあったんですけど、ダメだ……。気持ちが終わってしまっているかもしれないです」

第二試合
シングルマッチ 30分1本勝負
    • 頓所 隼

    • 佐藤 嗣崇

  • 5分53秒
  • 逆エビ固めを切り返して→前方回転エビ固め

長身の佐藤を崩すべく、低空のドロップキックで跪かせ、顔面にドロップキックを打ち込んだ頓所。さらにミサイルキックなどの飛び技で佐藤を攻める。一方の佐藤もエルボーアタックで反撃。アバランシュホールドで叩きつけ、さらに逆エビ固めだ。リング中央でガッチリ極まったかと思われたが、頓所は力を振りしぼってロープブレイク。さらに佐藤の一瞬の隙きを突いて、前方回転エビ固めで丸め込んで勝利を奪ったのだった。

頓所のコメント
「おい、佐藤。あいつただただ身体がでけえだけじゃねえかよ。何もできてねえよ。身体が大きいからってプロレスに勝てるわけじゃねえんだよ。俺は今日、頭を使ってやったから」


佐藤のコメント
「ACEの頓所さんと初めてシングルマッチしました。身体のサイズは僕のほうが全然上なんですけど、最後きれいに丸め込まれて、早く1勝、早く1勝を勝ち取ります」

第三試合
3wayマッチ 30分1本勝負
    • カズ・ハヤシ

    • 黒潮“イケメン”二郎

    • 立花 誠吾

  • 11分2秒
  • スモールパッケージ

イケメン、立花と異様にテンションの高い2人がリングに上がる。イケメンは立花の真似をして「ああ〜ん?」とウンコ座りでポーズ。さらに立花は「俺と手を組もうぜ。社長ぶっ潰して、会社乗っ取ってやろうぜ」とイケメンに共闘を申し出る。だが、どっちが社長をやるかで揉めて、結局、2人でぶつかり合う。ここで立花のショルダータックルがイケメンを吹っ飛ばす。しかし、ここでカズがリングに戻ってきて怒りの形相で拳を振るいながら立花を攻める。カズの攻撃に立花はビビりがち。と思わせておいて、蟹挟みで倒してみせ、さらにシルバーロックだ。カズはこれを強引に脱出し、コンプリートショットでコーナーに叩きつける。ここでイケメンがリングに戻ってくる。イケメンはカズをコーナーに上がらせておいて、いいところをあげると見せかけ、立花にイケメンクラッチを仕掛けて、漁夫の利を狙う。これで揉め始めた2人だが、立花が攻め込んでくるとダブルのトラースキック。さらにカズはイケメンを吹っ飛ばし、立花には雪崩式ブレーンバスターを仕掛ける。ところがここでイケメンが下から現れ、カズごとパワーボムで叩きつける。しかし、これでもフォールは奪えず。その後、立花をコーナーに振り自ら突っ込んでいったが、ショルダースルーで場外に落とされてしまう。立花は神林レフェリーとカズを激突させ、ノーレフェリー状態にすると、カズのハンドスプリング式ジャンピングハイキックを竹刀で迎撃。足を竹刀で撃たれたカズは場外に逃亡だ。そして、戻ってきたイケメンには竹刀攻撃。最初は余裕で竹刀攻撃を避けまくっていたイケメン。ここでチャンスを作り、「お前、弱いなあ」と吐き捨て、ムーンサルトを発射だ。しかし、これを立花は剣山で迎撃。腹を打って悶絶するイケメンに竹刀で一撃加えてから、スモールパッケージで丸め込んで勝利を奪ったのだった。
試合後、マイクを握った立花。「俺のおじきの芦野さんが征矢学にベルト獲られたんだよ。今、アンファンには実績がねえんだよ。だからよ、俺がてめえが持ってるちゃっちいベルトに挑戦してやるからよ。受けてみろよ。ああ〜ん?」とリザルト王者のイケメンに挑戦表明したのだった。

イケメンのコメント
「久しぶりに負けたわ。あいつの言いたいことはわかる。芦野が負けて、お世話になってるばかりじゃダメだって。だから、団体一イケメンの俺からベルトを獲ろうと。あいつの気持ちは凄いわかる。でも、ダメ。不細工だから。あいつのあの顔、不細工だから。俺はわかる。俺はあいつのすべてを受け止める。でも、挑戦はダメ。不細工だから。あいつのお母さんの気持ちは凄くわかる。なんでこんな子、生んじゃったんだろうって後悔しているかもしれない。俺は受け止める。でも、挑戦はダメ。不細工だから。あと立花、成人だろう? 武器持ち歩くな。子どもじゃないんだから」

第四試合
タッグマッチ 30分1本勝負
    • 児玉 裕輔/Enfants Terribles

    • ドランク・アンディ/Enfants Terribles

    • MAZADA

    • FUJITA

  • 13分46秒
  • ダイビングボディプレス→片エビ固め

愚連隊vsEnfants Terriblesのタッグマッチ。MAZADAは児玉に握手を求める。セコンドの立花は「嘘ですよ!」と言うが、児玉は握手。罠かと思いきや、お互いにガッチリと固い握手をかわした。ところが、両者とも手を離さない。そのうち、お互いに蹴りを繰り出すが、お互いにそれをキャッチするという展開となってしまった。その後、ロープに飛んだMAZADAを場外から立花が引っ張り、リングから引きずり降ろしてしまう。ここから場外乱闘の開始だ。これをリードしたアンファンだったが、児玉がMAZADAの倒れ込み式の巧妙な急所攻撃に悶絶。代わったFUJITAからも同様の手で急所に一撃食らうと、今度は愚連隊お得意の2人がかりで足を引っ張っての鉄柱への急所攻撃まで被弾。股間を押さえて、悶絶する状況となってしまった。なんとかドロップキックをMAZADAに打ち込み一矢報いた児玉だったが、今度はFUJITAに場外から足を引っ張られて、MAZADAには「バ〜カ!」と言われてしまう。ところが、今度はMAZADAがロープに飛んだところをドランクが足を引っ張る。お互いにパートナーが巧妙にサポートする中、両者エルボー合戦。MAZADAがラリアットを繰り出せば、児玉もドロップキックで対抗していく。だが代わったドランクにFUJITAがラリアット。さらに低空のDDTでマットに串刺しにする。ここで立花が竹刀を持ち込んで来るが、愚連隊はこれを取り上げ、児玉のイス攻撃をMAZADAが食らうも、FUJITAがすぐさま排除。さらにFUJITAはレフェリーの隙きを突いて、イスで一撃食らわせると、最後はダイビングボディプレスで勝利を奪ったのだった。

MAZADA&FUJITAのコメント
MAZADA なんですかね? キャリアですかね? 3vs2でしたね。それでもダメなのかな? ものを持って、墓穴掘った感じがありましたねえ。物質に強いんじゃないですかね?
FUJITA はい。
MAZADA 白いコスチュームのほうが強いですよ。黒は悪者の色ですからね。役者不足ですからね。今日はベルト忘れたんじゃなくて、持ってくほどの価値がないということです。
FUJITA 上げましょう、我々が。


児玉&ドランクのコメント
児玉 リザルト挑戦表明したんでしょ?
立花 でも、断られたんですよね。
児玉 関係ないよ。この前の後楽園で芦野がやられて欠場になったけど、今こそ俺らが動き出して、アンファンをもう一回……。
立花 ええ、W-1を仕切りましょう。
児玉 『CRUISER FES』もクソ食らえだよ。楽しみにしとけ。追っかけろ、お前ら。

第五試合
タッグマッチ 30分1本勝負
    • 吉岡 世起

    • 大和 ヒロシ

    • アンディ・ウー

    • アレハンドロ

  • 12分25秒
  • S・K→エビ固め

吉岡が先発するかと思いきや、すぐに引っ込み、復帰したての大和が登場。アレハンドロとの対決に挑む。大和はルチャ仕込みの動きで来るアレハンドロの動きについていき、絶好調をアピールする。続いてアンディと吉岡の対戦。吉岡とアンディは軽快な動きの攻防を展開するが、アンディが一撃食らわせる。そしてアレハンドロの登場だ。吉岡はアレハンドロにアームドラッグを食いながらもトペ・コンヒーロは事前に回避。アレハンドロがスワンダイブ式で飛んできたところに蹴りを食らわせた。アレハンドロは大和、吉岡に苦戦。ローンバトルを強いられたが、大和にスクールボーイからのドロップキックを顔面に食らわせてようやくアンディにタッチした。アンディは大和に水面蹴りを食らわせるも、大和もスピアーでお返しと一進一退の攻防を繰り広げる。そして、またも吉岡とアレハンドロのマッチアップに移行。吉岡は強烈なエルボーからミドルキック、さらにシザーズキック、ファルコンアローと矢継ぎ早に技を繰り出し、アレハンドロに攻め込む。そしてスワントーンボムを狙った吉岡。だが、アレハンドロは雪崩式のアームドラッグでこれを阻止。代わったアンディも吉岡にローリングクレイドル。さらにもう一度出てきたアレハンドロがノータッチのトペ・コンヒーロだ。アンディもミサイルキック、フライングソーセージで攻め込んでいく。しかし、ここで大和がカットに出てきてアレハンドロにDDT。ならばとアンディが大和をブレーンバスターで投げ飛ばしてみせた。ならばと、大和はスピアーで仕返して、吉岡につなぐ。バトンを受けた吉岡がミドルキックを食らわせると、続いて大和がジャーマン。そして、吉岡のバズソーがアンディに炸裂。最後は吉岡がclock strikeからS・Kを決めて勝利を奪ったのだった。

吉岡&大和のコメント
吉岡 闘志がなければタダのなまくらだよ。リング上は闘いなんだよ。やる気がないなら他の奴らに代わってやれ。俺は世界ジュニアを獲ったら近藤修司、今日組んだ大和さんでもいいいよ。大和さんはベルトを落としてないしね。
大和 ありがたいことに次期挑戦者に指名していただいた大和ヒロシでございます。久しぶりのクルーザーの闘いに入って、まあまだ勘を取り戻してない部分があったんですけど、今日でだいぶ戻ったところがあるので、次は狭山ですか? 本調子に戻してやっていきます。身体だけは絶好調ですので。以上です。

アンディ&アレハンドロのコメント
アンディ チャンピオンの吉岡から獲ったら、次の挑戦者、俺のほうがいいんちゃうかと思ったけど……。またチャンスを自分で掴む。
アレハンドロ チャンピオン、スカかしやがって。今日はまぐれ。次はお前からピンフォールを獲ってやる。刺激が足りないんだろ? アレハンドロがお前に刺激を与えてやるよ。

第六試合
8人タッグマッチ 30分1本勝負
    • 稲葉 大樹

    • 土肥 孝司

    • 羆嵐/Enfants Terribles

    • 伊藤 貴則

    • 近藤 修司/TriggeR

    • 河野 真幸/TriggeR

    • 征矢 学

    • NOSAWA論外

  • 21分16秒
  • ワイルドボンバー→片エビ固め

開始と同時に場外乱闘へ。リングに戻るとチャンピオンの征矢と伊藤が対峙。ショルダータックルで何度も何度もぶつかり合うが、ここは伊藤が制してみせる。しかし、征矢はすぐにボディスラムで反撃。続いて河野は熊ゴローからフライングソーセージ、さらに土肥熊のダブルショルダータックルを食らってしまう。続いては近藤と稲葉の対戦。エルボー合戦を展開する両者だが、稲葉がドロップキックから顔面ウォッシュ。さらに大暴走を炸裂させると、卍固めだ。これをベテラン軍は総出で阻止。乱戦状態になると稲葉の捕獲に成功する。稲葉は論外に顔面を踏んづけられ、征矢、河野と連続でいたぶられる。さらには4人がかりのストンピングまで食らってしまう。稲葉もエルボーや張り手で必死に反撃するが、代わった近藤が逆エビ固め。続いてトレイン攻撃から河野のバックドロップ、論外のグラウンド卍固め、征矢のブルドッキングヘッドロック、バックドロップと次々に大技が炸裂する。さらに近藤のランサルセを食らった稲葉。だが、稲葉はジャンピングショルダータックルで近藤を吹っ飛ばして、ようやくこのローンバトルから脱出する。代わった土肥は雄叫びを上げて、近藤やベテラン軍を蹴散らしていく。さらに熊ゴローが入ってきて、土肥熊のコーナー間を交差しながらの串刺し式ラリアットの連続攻撃だ(熊ゴローが必ず遅れる)。しかし、土肥は近藤のマンハッタンドロップからの低空DDTを食らって悶絶。ここは代わった征矢にスパインバスターでお返しをして、伊藤にタッチだ。征矢に猛烈なキックで攻め込んでみせた伊藤。しかし、征矢のスピアーを受け止めたものの、後方にぶん投げられてしまうう。さらに論外のシャイニング論ザードが炸裂。ここで征矢はワイルドボンバーで仕留めにかかる。だが、稲葉たちが出てきて、3人でドロップキックを発射! 征矢を吹っ飛ばすことに成功した。この征矢のピンチに論外と近藤がすぐにカットに入ってくる。しかし、伊藤は2人をキックで蹴散らして、土肥にタッチだ。土肥は征矢を捕まえるとアルゼンチンバックブリーカーに捕獲。熊ゴローもカットに入ってきた河野を捕まえて、アルゼンチンだ。ここは論外と近藤にカットされてしまうものの、稲葉のブルーサンダー、伊藤のPK、熊ゴローのダイビングセントーン、土肥のラリアットが征矢に次々と炸裂する。ここを総出でカットしたベテラン軍。息を吹き返した征矢はワイルドボンバーで土肥を投げ倒すと、デスバレーボム。最後は前後からワイルドボンバーを食らわして、3阿吽とを奪ったのだった。
試合後、マイクを握った征矢は、改めて土肥熊のタッグ王座への挑戦を表明。熊ゴローが「実績がねえじゃねえか」と吠え立てるが、征矢は聞く耳を持たず。「ワイルドに行こうぜー!」と締めくくったのだった。


河野&近藤&論外のコメント
論外 物足んないよ。
近藤 俺は今、全日本に出てるけど、全日本の若手よりダメだな。
論外 潰すよ。俺がキレたら逮捕されちゃうよ。
河野 実績ありますからね(笑)。
論外 非常に物足りない。
河野 結果的にあっさり勝っちゃうっていう。
論外 全日本に移籍したほうがいいんじゃない、副社長。5vs5でやりましょう。こういうケンカ大好きだから。グッチャグチャにしちゃいますから。

征矢のコメント
「有言実行はしているつもりなんでね。タッグチャンピオンから3カウントを獲った。シングルのベルトも獲った。確実に実績はあると思う。あとはAKIRAさんに任せる。野上さんも気持ち的にノッてないかもしれないけど、必ず野上さんの気持ちをこっちに向かせるから、必ず。そして俺とAKIRAさん、次こそはタッグのベルトを必ず獲る!」


稲葉&土肥&熊ゴロー&伊藤のコメント
※論外が顔を出して
論外 ぬるいんだよ! 中途半端なんだ、お前ら! 近藤に噛みつくならしっかり噛みつけ! やり方が汚いんだ。3vs3でいつでもやってやる!
稲葉 いつでもやってやるって言っているのでやってやりましょうよ。時代を動かさないと。もう30なんで、若いなんて言ってられない。
熊ゴロー ふざけんな。実績あんのかよ?
土肥 実績はあるからタッグ受けるよ。今日は4vs4でゴチャゴチャしてたけど、タッグで積み上げきた実績ナメんじゃねえよ。毎回タイトルマッチをやって、獲ったり獲られたりしてきたけど、W-1のタッグチャンピオンは土肥熊なんだよ。タッグマッチは負けねえんだよ。
熊ゴロー 何が痛風治せだよ。
土肥 いや、痛風は治せ。
熊ゴロー もう治ってるよ! ドンドン狙ってこい! 俺はこの身体一つでいくからよ!

WRESTLE-1 OFFICIAL GUIDE