「WRESTLE-1 TOUR 2018 TRIUMPH」

平成30年5月2日(水)〜平成30年5月27日(日)

20185.2(WED)

「WRESTLE-1 TOUR 2018 TRIUMPH」5.2大阪・東成区民センター大会
開催日:2018年5月2日
時間:18時30分試合開始/18時開場
場所:大阪・東成区民センター(大阪市)
住所:大阪府大阪市東成区大今里西3-2-17
TEL:06-6972-0717
アクセス:
地下鉄千日前線・今里筋線「今里」下車 2番出口から西へ徒歩約3分

第一試合
シングルマッチ 30分1本勝負
    • アレハンドロ

    • 頓所 隼

  • 5分51秒
  • ESO ES TODO(エソ・エストド)→片エビ固め

『CRUISER FES』覇者のアレハンドロがACEの成長株・頓所に胸を貸す。まずは頓所がアームドラッグでアレハンドロを投げ、さらに後頭部にドロップキックを炸裂させて先制。しかし、アレハンドロはすぐにドロップキックで挽回。ロープの反動を利用してのアームドラッグ、さらにジャベで頓所の腕と足を同時に固めていく。これを逃れた頓所は蹴り足を獲らせての延髄斬りで反撃。さらにドロップキック、バックドロップでアレハンドロに追撃だ。しかし、コーナーに上がったところをアレハンドロは追いかけて雪崩式のアームドラッグ。さらにスワンダイブ式のミサイルキックで追撃すると、頓所の丸め込みもしのいで619。最後はリバースDDTからのESO ES TODOでトドメを刺した。

アレハンドロのコメント
「頓所隼……。今日は第1試合ですけど、僕はこういうところで闘っている暇はないので、次、後楽園でUWA挑戦が決まったので。もう一人のエル・イホ・デル・パンテーラ。知らない人いますか? 以前上がっていたエル・イホ・デル・パンテーラ。メキシコでは一緒にやっていたんで、その凄さを日本の皆さんに伝えていきます。ソイ・アレハンドロ!」

頓所隼のコメント
「ああ、クソ! 今回はアレハンドロ。この前、チャンピオンシップ挑戦してたな。勝てば次期挑戦者が俺になったかもしれないけど、今日は完敗ですね。俺も何か変えないとやばいですね。もう一回チャンスください。次は3カウント獲ります」

第二試合
タッグマッチ 30分1本勝負
    • 立花 誠吾

    • ドランク・アンディ/Enfants Terribles

    • 三富 政行

    • ダイナ御堂

  • 9分25秒
  • 逆さ押さえ込み

Enfants Terriblesの対戦。序盤から御堂を捕まえてやりたい放題のアンファン。ドランクがテーピングを使ってのチョーク攻撃をすれば、立花は竹刀攻撃だ。だが、そんな反則のオンパレードにもめげずに御堂はドランクをボディスラムで叩きつけてみせる。それでも三富へのタッチを阻まれ再びピンチが続く。立花の逆片エビ固めに捕まった御堂。これを気力で脱出すると、立花に一撃かましてようやく三富にタッチだ。タッチを受けた三富は立花にはモンゴリアンチョップ。さらnブレーンバスターを食らわせていく。ドランクにはマンハッタンドロップから、御堂がアトミックドロップ。さらに御堂が股間にダイビングヘッドバットを発射だ。ここで立花が竹刀を持って乱入。ドランクの救出に入る。しかし、三富はこれをかわして竹刀を奪取。立花に食らわせようとする。だが、レフェリーがこれを阻止。その間に急所攻撃を食らって悶絶した三富は、ドランクに逆さ押さえ込みで3カウントを奪われてしまったのだった。

立花のコメント
「こんな結果、どうでもいいんだよ。イケメン、てめえだ。次負けたらあとがねえよ。Enfants TerriblesがW-1を仕切るために俺がやってやるからよ。よく見とけ。ああ〜ん?」

三富&御堂のコメント
三富 (股間を押さえながら)俺の御堂はどこ行った……。そんなことよりエナジャイズ・レボリューションβ。W-1も大阪だってこんだけ入るようになって、大阪にW-1を根付かせたいですね。御堂さんも守屋さんも協力してくれているんで、エナジャイズ・レボリューションβでいきますよ。
御堂 よっしゃ大阪盛り上げるぞ! W-1をよろしくお願いします。

第三試合
シングルマッチ 30分1本勝負
    • 木村 花

    • 朱崇花

  • 8分29秒
  • ムーンサルトプレス→片エビ固め

朱崇花とタッグを組みたい花が、朱崇花が求める強さを見せるために組まれたシングルマッチ。花はブレーンバスターで先制。たまらず朱崇花は場外に逃亡。これを追いかけてきた花を朱崇花は客席に投げ込み、イス攻撃だ。場外でたっぷりいたぶった朱崇花はリングに戻っても花の顔面を蹴り飛ばすなどやりたい放題。食い下がるとする花はカウンターでドロップキックを食らわして、ようやく反撃開始だ。そして関節技に捕らえてみせた。これが逃げられると得意のビッグブーツを連発。しかし、朱崇花もビッグブーツで反撃してきて、両者意地剥き出しでビッグブーツを打ち合う展開となった。一度は押し込まれた花だが、すぐに挽回。ロープ際でストンピングをかましてからブレーンバスターで体格で勝る朱崇花を投げ飛ばしてみせる。朱崇花の反撃を遮断して卍固めに捕らえた花。これを逃げられるとコーナーに上るが、ここで朱崇花が立ち上がる。そしてコーナー上の花を捕まえてチョークスラム。さらに朱崇花はもう一撃チョークスラムで叩きつけると、最後はムーンサルトプレスで3カウントを奪ったのだった。

朱崇花のコメント
「前回はタッグマッチだったので強さを感じられなかったですけど、シングルマッチをやってみて、前回よりは求めているものが出たのかなと。ただ、私の横につくにはまだまだだと思うし、次当たるまでに成長するかわからないけど、やっぱり美しさ、華麗さ、強さが欲しい条件なので、その3つの条件がそろうのはまだ先なのかなと。でも、凄い楽しかったです」

木村花のコメント
「前回の後楽園ホールで初めて当たってタッグマッチだったんですけど、私が知ってる朱崇花さん、私が身体で感じた朱崇花さんは前回の後楽園ホールしか知らなくて、今日はまた新たな朱崇花さんを違う一面が見られたのは一つ収穫だったんですけど、私が収穫したかったものはそれじゃなくて、私が朱崇花さんからタップアウトなりスリー獲るなりして勝って、仲間に入れるものを収穫したかったんですけど、今回それができなくて。しかもW-1に所属して初めての地方遠征だったのに全然いいところを大阪の皆さんに見せられなかったのが凄い悔しいです。口だけで勝つとか言うことはいくらでもできるけど、行動にすることは何百倍も大変なことなんだなというのは凄いわかりました。なるべく前向きに行きたいけど、今日はちょっとよく考えます」

第四試合
タッグマッチ 30分1本勝負
    • カズ・ハヤシ

    • タナカ 岩石

    • 守屋 博昭

    • 上野 友暉

  • 10分3秒
  • パワーボム→エビ固め

大阪で抗争が続くジャパンプロレス2000の守屋とカズの抗争。序盤から両者気合いの入った逆水平チョップ合戦を展開。気合いで勝る守屋はカズをショルダータックルで吹っ飛ばし、さらに上野とダブルのショルダータックルでカズに一撃食らわす。しかし、カズもすぐに挽回。上野を捕まえると、代わった岩石も逆エビ固めでいためつける。だが、上野もカウンターのスピアーで反撃。代わった守屋がコーナーに追い詰めてコーナーチョップを連打だ。さらに天龍源一郎ばりのステップキックで追撃した守屋。だが、カズはコンプリートショットで反撃して岩石にタッチ。岩石もコーナーでのスピアー、さらにジャンピングヘッドバット。そしてカウンターの払い腰、続けてダブルアームスープレックスで守屋を追い込んでいく。カットに入ってきた上野にはカズがハンドスプリング式の延髄斬りだ。そして岩石が守屋にダイビングヘッドバットを投下。しかし、守屋がこれをかわして自爆させると、上野が出てきてすかさず立ち上がった岩石にカウンターのスタナー。最後は守屋が垂直落下式ブレーンバスター、パワーボムの大技を連発して勝利を上げたのだった。
試合後、マイクを持ったカズは、「あんたのエナジャイズ、俺も欲しいと思うよ。俺にエナジャイズしてくれ」と守屋に手を差し出す。守屋も「カズさんもやっとわかっていただけましたね。僕はカズさんと闘うことをワクワクしながら、寝ても覚めてもあなたのことをずっと考えていました。闘ってみていろいろ感じることがあります。そして、僕ら世代、40を超えてもまだまだガンガンいけるということをドンドン見せたいと思っているんで、これからもよろしくお願いします。そして、カズ・ハヤシがエナジャイズしたということで、トゥービー・コンティニュー!」と叫んで、2人はがっちりと握手をかわしたのだった。

カズ&岩石のコメント
カズ プロレス界にはいろいろエナジャイズがあって、今日はこういうエナジャイズを感じたけど、次のエナジャイズどうくるかわからないから。それがエナジャイズなんだよ。
岩石 ハヤシさんとタッグ組むとか、ジャパンプロレス2000とかエナジャイズとか正直どんな心境であれ、自分がこのままじゃダメなんだよ。結果的にダメだった。どうしようもないですよ。これからどうするか。征矢さんみたいになれるのか、なれないのか。ダメだ、こんなんじゃダメですよ。

守屋&上野のコメント
守屋 今日はホンマにうれしいのはカズ・ハヤシがエナジャイズしてくれたこと。昔からファンで好きなんですよ。でも、今日試合を通じて友情が芽生えたかもしれない。僕は三富さんというパートナーがあります。エナジャイズ・レボリューションβ。大阪でそれを盛り上げていきたいですし、カズさんとも試合を通じて、闘いを通じてわかり合えたんで、これからもっともっともっともっとカズ・ハヤシに注目したいと思います。大阪だけではなく東京、全国どこでもいいです。いろんなところで試合したいです。上野、一言言えよ。
上野 今日は守屋さんのおかげで勝てました。自分の力を出せるようにがんばります。
守屋 ほならがんばらなあかんで。身体はできてんから。これからもジャパンプロレス2000は熱いですよ。それよりも熱いのはカズ・ハヤシかもしれません。

第五試合
6人タッグマッチ 30分1本勝負
    • 吉岡 世起

    • 黒潮“イケメン”二郎

    • 土肥 孝司

    • 芦野 祥太郎/Enfants Terribles

    • 児玉 裕輔/Enfants Terribles

    • 羆嵐/Enfants Terribles

  • 13分22秒
  • ダイビングセントーン→片エビ固め

ご当地・大阪に合わせて、ジャケットの代わりに特注の野球のユニフォームを着てきたイケメン。しかし、先発は因縁の土肥と熊ゴローの先発でスタートだ。いきなりド迫力のショルダータックル合戦を展開した両者。続いて吉岡と児玉の対戦ではクルーザー王者の吉岡が素早いロープワークからのキック攻撃を見せつける。しかし、続く芦野とイケメンの対戦ではEnfants Terriblesが場外乱闘を仕掛けていく。ここで芦野はイケメンを何度もリングのエプロンの角にぶつける。脇腹あたりにダメージを負ったイケメンに、リングに戻っても何度もニードロップを投下。さらに代わった熊ゴローがストマッククローでいためつけ、セントーンを炸裂させる。続く児玉も串刺し式のエルボーアタックなどをイケメンに食らわし、試合をリードしていく。だが、イケメンはフランケンシュタイナーで流れを変えて、ヒザを食らわせてようやく土肥にタッチ。代わった土肥はEnfants Terriblesの面々をラリアットやタックルで蹴散らしていく。芦野に俵返しを食らい、アンクルを仕掛けられても脱出してスパインバスターだ。そして代わった熊ゴローに集中攻撃。イケメン、吉岡が連続でスワントーンボムを投下する。しかし、熊ゴローは土肥に急所攻撃! これで悶絶した土肥に熊ゴローはカナディアンバックブリーカーからのフェースバスター。さらラリアットでなぎ倒し、最後はダイビングセントーンでトドメを刺した。

芦野&熊ゴロー&児玉のコメント
芦野 このまま後楽園もベルトだな。
児玉 イージーだ。
熊ゴロー 八つ裂きにするって言ってたけど、こっちが八つ裂きにしちまったな。元気ないね。
芦野 変わんねえな、NEW ERA。まあ、そんな変わらないか。頭下げるなら、Enfants Terriblesに入れてやるか。頭を垂れろ。跪いたら入れてやるよ。AKIRAも征矢も。連携もクソもねよ。
熊ゴロー 今日でわかったよ。
芦野 5.6もがんばりましょう。
児玉 OK!

土肥&吉岡のコメント
土肥 まずは熊と、ドテチンとシングルだ。それからなんか副社長、近藤修司が言ってんだろ? また遊ぶ相手がいなくなって暇になったのかもしないけど、俺に興味津々ということだからよ。俺も何しかしらアクション起こしていくよ。あとはドテチンとだ。
吉岡 リング上で行動起こせばいいのか? 

第六試合
10人タッグマッチ
    •  

    •  

  • 17分51秒
  • ワイルドボンバー→片エビ固め

○ 征矢学&近藤修司&河野真幸&NOSAWA論外&MAZADA vs アンディ・ウー&伊藤貴則& ☓ 佐藤嗣崇&K-ness.&ビリーケン・キッド

コールと同時にベテラン連合軍が奇襲。場外乱闘から試合開始だ。リングに戻ると伊藤に集中攻撃を食らわせる。ベテラン軍。しかし、伊藤は河野、近藤、征矢を一人でキックで蹴散らす。元ドラゲーの近藤はK-ness.にウラカン・ラナを食らってしまう。そして征矢とビリーケンの対戦。征矢はビリーケンに弄ばれたものの、続く佐藤をチョップ、ボディスラムでいためつける。河野も佐藤にボディスラムを連発。さらにストンピングを連打して、反撃する隙きを与えない。続いて愚連隊の論外とMAZADAが連携プレー。さらに論外が場外でアンディに乱闘を仕掛けている間にリング上では近藤が足4の字固めで佐藤をいたぶる。5人からのストンピングも食らってしまった佐藤。しかし、MAZADAに必死で食らいつき、ビッグブーツからのバックドロップを決めて、ようやくローンバトルから脱出してみせた。代わったアンディはMAZADAにミサイルキック。カットに入ってきた論外もまとめてドロップキックで蹴散らす。代わった河野のチョークスラウも飛鴻で切り替えしてみせた。さらにタッチを受けた伊藤が河野に襲いかかる。ブロックバスターで投げ飛ばした伊藤は、やはり代わった征矢にブルドッキングヘッドロック、ネックブリーカーを食らい、さらに後頭部にワイルドボンバーを受けてしまう。だが、前方から放ったトドメの一撃はブロック。ジャーマン、パワースラムでお返しだ。しかし、佐藤が捕まる。河野にチョークスラムを食らい、ベテラン軍からストンピングを食らうと、トレイン攻撃も被弾。この佐藤を征矢がデスバレーボム。最後は前後からのワイルドボンバー2発を連続で放って、佐藤から3カウントを奪ったのだった。

アンディ&伊藤&佐藤&K-ness.&ビリーケンのコメント
ビリーケン でかすぎんだろ!
アンディ NOSAWA論外、後楽園で潰してやるよ!
伊藤 俺は副社長と河野さんだな。俺はやり合ってやるから。絶対あの2人、近々ぶっ飛ばす! それから後楽園で土方。俺が蹴り潰してやるわ。蹴り合って、蹴り合ったあとに潰す。
佐藤 今日征矢さんに負けて、前回の焼津大会で最後マイクで熊ゴローさんに……。
※ここで論外とMAZADAが登場
論外 帰れ! 負けた奴がしゃべんな! 俺は獲ってないからしゃべることない。
MAZADA 6日、お見逃しなく。

征矢&近藤のコメント
征矢 今日は前哨戦のつもりでやりましたけど、対戦することはなかったから。5月6日、本番が最初で最後だよ。どっちにしろAKIRAさんも揃わないし、本番で一発勝負だよ。組んで1日2日の芦野、熊ゴローのチーム。あんな急造タッグに負けるわけにはいかねえよ。それと佐藤、土肥熊をもう一度復活させたいと言ってたよな。気持ちはいいよ。でも、そんなんじゃ2人の気持ち変えられないだろう。もっと意地見せてこいよ。佐藤。もっとだ! 熊ゴローに気持ちを伝えろよ! 気持ちの伝わる試合をしろ!
近藤  今後のNEW ERAの動きと熊を取り巻く状況が気になっていて、結局自分で動かないと動いていかないから。それすらも理解していないんじゃないかな? 熊がああいう行動を取って、土肥がスカしている。それがプロレスじゃないんだよ。政治家のほうがプロレスしてるんだよ。その意味がわかるかどうかだよね、本人に。俺は何のチームでもないからどうにでもきる。敵にもなるし味方にもなる。お前がまず動けよ。それからだよ。俺はここで止まる。俺は動かない。お前がどう動くかだよ。俺はどっちでもいい。

WRESTLE-1 OFFICIAL GUIDE