- 第一試合
- シングルマッチ 30分1本勝負
- 8分34秒
- 岩石落とし→片エビ固め
まずはグラウンドで渡り合う2人。一旦両者離れると、岩石が馬場をヘッドロックに捕獲。ガッチリと締め上げていく。ならばと馬場はドロップキックで反撃。しかし、岩石はものともせずにボディスラムで叩きつけていく。
さらに逆エビ固め、三角絞めを極めた岩石。しかし、馬場はこれをロープエスケープで逃れると、岩石のエルボー攻撃をしのいでドロップキック。さらにコーナートップから飛んでミサイルキックを炸裂させる。そしてお返しの逆エビ固めだ。
岩石にエスケープされるとすぐさまみちのくドライバーで追撃した馬場。だが、岩石は続く馬場の攻撃を脇固めに切り返して、岩石ロックへ。ここで極めきれなかったが、岩石は払い腰で馬場を叩きつけ、最後はバックドロップでトドメを刺した。
岩石のコメント
「土方さん、明日新木場ありますよ? 後楽園の前に新木場ありますよ? 来ないんですか? 僕はあのまま終わりなんて嫌ですよ。なかったことにするなんて嫌ですよ。俺頑固ですから。しつこくまとわりつきますよ。あなたに食ってかかりますよ。あなたよりもキャリアもない。経験もない。あなたが経験したプロレスは見ているだけだった。でも俺はあなたに盾突きます」
馬場のコメント
「俺はW-1でいつ試合が組まれるかわからないんだよ。毎回出られるわけじゃない。だから結果残さなきゃいけない。勝たなきゃいけない。次は絶対に勝ちます」
- 第二試合
- タッグマッチ 30分1本勝負
- 8分49秒
- ペガセンス
『CRUISER FES』の1回戦でやり合ったパンテーラとMAZADAだが、MAZADAが公式戦同様巧みな急所攻撃。悶絶するパンテーラに佐藤が容赦なく襲いかかる。佐藤の逆エビ固めに捕まったパンテーラ。だが、MAZADAとのツープラトン攻撃をかわして佐藤にはハンドスプリング式エルボーアタック。MAZADAにはケブラドーラ・コンヒーロだ。
さらにタッチをしたペガソと同時にトペ・スイシーダを放ってみせる。一方の佐藤もペガソに反撃。MAZADAとトレイン攻撃を決めて追い込んでいく。そしてストレッチ式のアバランシュホールドを決めた佐藤。
トドメのラリアットを放とうとした瞬間、ペガソが正面から飛びつく。そして交差式の三角絞め!(ペガセンス)。思わぬジャベに佐藤もタップ。ペガソが勝利を飾ったのだった。
ペガソのコメント
「自分はジャベはあまり使わないタイプだけど、次の5番勝負がディック東郷さんって発表されているし、ジャベも出していきます」
佐藤のコメント
「まあペガソとは地方で連戦で、向こうは次の後楽園は5番勝負が発表されて僕はまだ何も発表されてません。明日の新木場では復帰してからの岩石さんと絡めるので、期待していてください」
- 第三試合
- プロレスリングFLASH!!提供試合 タッグマッチ 30分1本勝負
- 9分51秒
- ダイビングボディプレス→片エビ固め
ご当地・浜松のプロレスリングFlash!!提供試合として組まれたこの試合。小仲が捕まりかけるも、続くカズが柴山を攻め立てる。ライオンサルトを決めたカズ。再び登場した小仲も柴山にストンピングを炸裂させていく。
しかし、柴山も渾身のラリアットを炸裂させて影山にタッチ。勢いに乗る影山はカズ、小仲を連続でボディスラムで叩きつける。だが、カズはコーナーでコンプリートショットを決めて逆転。小仲とトレイン攻撃も決める。
小仲は影山に雪崩式ブレーンバスターを決められても、代わった柴山にアサイDDTを炸裂させる。しかし、柴山も反撃。ラリアットを炸裂させ、みちのくドライバーでマットに串刺し。最後はダイビングボディプレスを放って、小仲を圧殺。3カウントを奪ったのだった。
試合後、マイクを握った柴山。「僕たちはプロレスリングFlash!!として呼ばれました。まだプロレスリングFlash!!っていうのは旗揚げ2戦しかしてないんです。でも、プロレスで浜松を盛り上げようと一生懸命活動している団体です。浜松をもっともっとプロレスで盛り上げたいと思っています。だから、だから、第3戦が決まっています。7月6日土曜日、ここクリエート浜松で開催されますので、ちょっとでも浜松をプロレスで盛り上げる気持ちがあるならぜひ来てください!」と告知をしたのだった。
カズ&小仲のコメント
カズ 小仲くん、ありがとう。この純粋な目つき。本気で浜松を盛り上げようという純粋な目。わかる? 俺はわかるよ。一緒に浜松を盛り上げましょうよ。
小仲 (腰にベルトを巻く仕草をしながら)うぅぅぅ。
カズ 小仲くん、チャンピオンベルトを作ってみたいらしいですね。多分そういう芸術的なものを持っているから見てみたいね。
柴山&影山のコメント
柴山 おい、楽しかったな! これでFlash!!の宣伝も出きたし、いいスタートが切れたんじゃないか?
影山 W-1に初めて上げさせてもらったんですけど、本当に熱いリングですね。凄い若くて熱いリングなので、また機会があれば貪欲に上げさせていただきたいです。
柴山 うっせえ、おらっ! うっせえ、おらっ!
影山 うっせえ、おらっ!
柴山 使うな!
- 第四試合
- タッグマッチ 30分1本勝負
- 10分29秒
- ワイルドボンバー→片エビ固め
最近コンビネーションがうまくいかない征矢と稲葉。今日ものっけから仲間割れだ。その隙きに立花が征矢を捕獲。近藤と2人がかりで攻め立てる。近藤がネックブリーカーを決めれば、立花はスリーパーで絞め上げていく。
続く近藤にもいたぶられた征矢。しかも、カットに入った稲葉の一撃が誤爆してしまう。それでも征矢はへこたれずにブレーンバスター。そして稲葉にタッチ。稲葉は近藤に顔面ウォッシュを連発だ。
しかし、代わった立花が串刺し式エルボーアタック、コーナーでのパンチ連打、ブレーンバスターと一気呵成の猛攻を見せる。ならばと稲葉もリバースDDTでお返し、さらに代わった征矢がネックブリーカーだ。
だが、立花と近藤は巧みな連携で征矢を追い込む。それでも征矢はフライングショルダータックルで流れを変えると稲葉とトレイン攻撃。途中稲葉のドロップキックが誤爆するも、続くバックドロップとネックブリーカーの合体技は成功。征矢がデスバレーボム、さらにワイルドボンバーを後ろ、前と2発連続で放って、立花を葬ったのだった。
試合後、マイクを握った征矢は稲葉に感謝の言葉を述べると、稲葉とガッチリと握手、そして抱擁をして絆を確かめ合ったのだった。
征矢&稲葉のコメント
征矢 やったぞ 100回の失敗より1回の成功だ。確かに息が合わないこともある。でも、こうして100分の1かもしれないよ? その1に凄い可能性がある。これは月にアポロが行くのと同じぐらい重要な大切な1勝。その大切な1勝をつかめた。あとは次、タッグの挑戦、誰が名乗りを上げて来るか知らねえよ? いることはわかってんだ。俺たち2人は必ず獲る。
稲葉 やりましょう! 獲りましょう!
征矢 一つ、3WAYってなんですか? 3WAYを教えてください。
稲葉 2人で勉強しましょう。
征矢 俺に優しい3WAYをください。私はわからない。英語ですか? ルールがわからない。
稲葉 ルールは勉強すればいいんだ。徹夜ですよ、征矢さん!
立花のコメント
「次、明日、新木場、絶対負けられねえ。あいつのやり方は全部知ってるからよ。番狂わせだよ!」
- 第五試合
- タッグマッチ 30分1本勝負
- 14分30秒
- クロスフィックス
今大会も吉岡のパートナーに進が登場。明日の新木場大会での『CRUISER FES』準決勝を控えるトンドコロは吉岡に出てくるよう促す。しかし、進が出てきたため、トンドコロはイケメンにタッチ。
イケメンは相変わらずテンション高く進と攻防を展開。そしてトンドコロにタッチすると、進も吉岡にスイッチする。トンドコロはドロップキック、さらに低空のドロップキックを吉岡の相当部に炸裂させる。
しかし、エルボーで反撃した吉岡はカニバサミでトンドコロを倒して、そこに進がキック。代わった進はキックで追撃し、さらに吉岡がフットスタンプ。そして代わった進がクロスフェースだ。しかし、トンドコロはこれを脱出すると延髄斬りで反撃。
代わったイケメンがヒップトスで進、吉岡を放り投げ、場外に出るとラ・ケブラーダを発射だ。しかし、吉岡も得意のキック攻撃でイケメンに反撃。イケメンもドロップキックで反撃すると、続くトンドコロがスイング式DDT、ミサイルキックで追い打ちをかける。
さらにイケメンも出てきてスワントーンボムだ。続いてトンドコロのコルバタからのイケメンのジャンピングニーの連携技も炸裂。そしてトンドコロはトドメのドラゴンスープレックスの体勢に入る。
しかし、吉岡は脱出すると、得意の蹴り技で反撃。進とサンドイッチサッカーボールキックも決める。さらにスワンダイブで飛んできたイケメンをダブルの蹴りで食い止めると、サンドイッチキック。続けて進のフロントクラッシュがイケメンに、吉岡のみちのくドライバーがトンドコロに同時に決まる。
さらに吉岡はFUMIE、サッカーボールキックを連続で決めるがトンドコロも粘る。フランケンシュタイナーを仕掛けたトンドコロを吉岡は前方回転エビ固めで切り返し、最後はクロスフィックスで3カウントを奪った。
試合後もエキサイトするトンドコロは吉岡に掴みかかり、両者一触即発状態となった。
吉岡のコメント
「おい、トンドコロ! ぶっ潰すしか言えねえのか? 二言目にはぶっ潰す、ぶっ潰す、ぶっ潰すって、違うこと言ってみろ! あれか? 違うこと言ったらTwitterが荒れちゃうから怖いのか? 明日、新木場! 俺にはクルーザーしか見えてねえからな!」
トンドコロのコメント
「クソ、吉岡! 明日は準決勝、吉岡。今日は前哨戦だ。明日があるから。明日、俺があいつをぶっ潰す」
- 第六試合
- 6人タッグマッチ 30分1本勝負
- 15分51秒
- ダイビングセントーン→片エビ固め
先発は河野と芦野。そしてアンディと児玉が攻防を繰り広げたあと、アレハンドロが登場。馬嵐に果敢に立ち向かい、コルバタを受け止められながらもスワンダイブのミサイルキックを炸裂させる。
しかし、続くプランチャもキャッチされたアレハンドロは場外で叩きつけられてしまう。これでアレハンドロはEnfants Terriblesから3人がかりでいたぶられてしまう。芦野の逆エビ固めでじっくりといためつけられてしまったアレハンドロ。
だが、セカンドロープの反動を利用したミサイルキックで児玉に一矢報いて河野にタッチ。河野は児玉、羆嵐、芦野を3人連続でジャンピングニーで蹴散らし、児玉には滞空時間の長いブレーンバスターだ。
しかし、児玉の延髄斬りを食らうと続く芦野には俵返しで投げられてしまう。それでもジャーマン、T-ボーンスープレックスを踏ん張るとニーリフトで反撃。そして代わったアンディが水面蹴りだ。だが、芦野はジャーマンで反撃すると児玉、羆嵐とトレイン攻撃を仕掛ける。
さらに羆嵐の巨体をアンディに投下し、勝負を託す。だが、アンディは羆嵐をカニバサミで倒すと、ロープにもたれかかったところにアレハンドロが619。さらにアンディのバズソーキックが羆嵐に炸裂する。
そして河野がアレハンドロを投げると、アレハンドロは勢いをつけて場外にトペ・コンヒーロでダイブする。その間にアンディが飛鴻。しかし、羆嵐はこれを踏ん張ってロープに振ると渾身のラリアット。倒れたアンディを抱えて埼玉に乾杯!で叩きつけると、最後は必殺のダイビングセントーンでトドメを刺したのだった。
リング上ではアレハンドロが取り残され、タッグ王座奪取と浜松への凱旋を誓って興行を締めくくったのだった。
芦野&児玉&羆嵐のコメント
芦野 嵐さん、見た?
羆嵐 何回連続でやっつけてると思ってるんだよ。会社、でかい奴組んでねえな? でかくて強くて恐ろしい奴待ってるからよ。
芦野 クマもどうですか? 対#STRONGHEARTSに本腰入れて、3月10日はクマ筆頭に潰してやるよ。
羆嵐 #STRONGHEARTS、お前ら皇居の前を走ってる市民ランナーだ。プロレスラー名乗るな。近所の体育館で健康維持のスクワットしてんじゃねえよ。市民ランナーが! かかってこいよ!
芦野 俺は明日、立花誠吾、新木場でやるけど、SNS上では言ったけどルール変えてやるから。あいつ今ね、一番迷ってると思うよ。紫のスーツ着てヘラヘラしてリング上でイケメンと漫才してるから。若い時期のフレッシュさを大事にしなきゃいけない。対角に立ったらみっちり教えてやる。芦野祥太郎のやり方をみっちり教えてやる。
アレハンドロのコメント
「今日負けてしまいました。明日は明日は! 3WAY! アレハンドロと言ったら3WAYマッチだ。明日、征矢&稲葉ギクシャクしているな。まさゆきとアレハンドロでタッグチャンピオン目指します。ソイ・アレハンドロ!」